このページではキャンプツーリングに役立つ”焚き火台”を紹介していきます。
「焚き火台」こだわった方が良いですよ?
こだわるべき理由はいくつかあります…
- 1つで何役かこなせる
- 利便性の高いものを持っていると持っていく用品が減る
- 薪などに火がつきやすい構造になっている
- キャンプが盛り上がる
- 雰囲気がかなり出る
などのメリットが見込めるからですね!
知っているかと思いますが、キャンプツーリングの肝は第一に「積載量の確保」を優先的に考える必要があります。
積載量がほぼ無いバイクにとっては収納時にかさばる、おさまりが悪い用品は困る要素以外のなにものでもありません。
キャンツー前の準備で「うわ…積めねぇじゃん。」なんてならないようにこだわるべき所はこだわった方が吉です。
- キャンツーは初めて
- 焚き火台ってよくわかんない
- 焚き火台っているの?必要?
- どれがおすすめか教えて!
- コンパクトになる焚き火台を探している
こんな人におすすめです。
焚き火台ってあればキャンプの雰囲気が出て良いとは思うんだけど…いるの?
明かりならランタンとかあるし、料理ならバーナーとかあるし…いるの?
と思うじゃないですか?
いやいや絶対に持っていった方が良いんですよ!という理由を説明していきます。
キャンプツーリングの焚き火台11選、コンパクト&調理可がポイントか!?
「持っていくべき理由」や「持っていくメリット」を説明して順序良くおすすめの焚き火台を紹介していきたいのですが、やめておきますw
前置き長い~…おすすめ早う紹介してくれ!
そんなつまらんことは知りたい奴だけでいいじゃん!
なんて思われたら悲しい!となっちゃうからですw
とりあえず先におすすめの焚き火台を紹介して、その後に理由やメリットを説明していく事にしましょう!
コンパクトに出来る&調理も出来るがおすすめ!
焚き火台を紹介していくのですが、「コンパクト&調理可能」を大前提として厳選紹介します。
上記が大前提な理由は後述しますが、読み進めていく内に納得できるはずですよ!
では紹介にいきましょう!
デイトナ:ツーリングフラットグリル189
デイトナの「デイトナ ツーリングフラットグリル189
お察しの通り”グリル”ですw
焚き火台の紹介ですが、こちらの製品はグリルがメインとなっています。
焚き火台にもなる優秀なキャンプ用調理器具なんですね!しっかりと焚き火台にもなるので「焚き火台」として紹介しています。
焚き火台としての役割もしっかりとこなしてるでしょ!
このグリルは組み立て式であり、組み立て前はフラットな板ばかりの状態になっているのでとてもコンパクトに持ち運びが可能。
ね?全部フラットでしょ!
こんなフラットなものの集合体である「ツーリングフラットグリル189」なので、専用バッグに入れるだけの簡単収納も可能にしています。
天板には調理が出来る様に網が付き、その横にはそこそこ太目の薪も入る構造の間口があるので小さな枝をせっせと投入する面倒も無い!
焚き火台として使用する場合は「ある程度の薪を入れておけば長く火が持つ」というのが理想なので、大きめの薪が入る製品が良いんですよね!
【参考項目】
材質 | ステンレス |
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展開時サイズ | H175×W189×D150mm |
収納時サイズ | H25×W235×D180mm |
重量 | 約1.95kg |
付属品 | 収納袋、網、ステンレストレイ |
笑's:B-6君
笑'sの「B-6君」はとても人気があり、とても優秀な焚き火台です。
それもそのはずで、デザイナーの”笑一”氏が自身の経験を基にこだわって作った製品だからです。
きっと自身の経験が多くのキャンパー達の経験と重なる事で、たくさんの人の欲しいが詰まった製品であり愛されているという事でしょう!
焚き火台ながらのステンレスに覆われるだけの武骨なデザインでは無く、細部にまでこだわられている見た目は所有欲も満たしてくれる。
掌サイズにまで小さくなるので持ち運びから、積載までがとても楽でありどんな所にでも持っていきたくなる程。
おさまりがかなり良いので、キャンツーにもってこい!耐荷重10kgもあるのはかなり重宝しますよ。
【参考項目】
材質 | ステンレス |
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展開時サイズ | 215×122×165mm |
収納時サイズ | 181×122×180mm |
重量 | 約500g |
モノラル:ワイヤフレーム
モノラルの「ワイヤフレーム」はコンセプトが”連れて歩く焚き火台”という素敵な製品です。
よくあるステンレスのみの焚き火台では無く、一風変わったオシャレな焚き火台ですよ!
なんと「耐熱クロス」という熱に強い布?様なものを採用する事により、展開時の大きさの割に軽量化がされています。
耐熱クロスは消耗品なのでダメになってしまったらクロスのみを購入する必要があり、多く人気のある焚き火台に比べてやや高価です。
が、その分の魅力や所有感をキャンパーに与えてくれるでしょう!
耐熱クロスという事で展開時は大きいながらも重量が軽い事が大きなメリット。
更に、クロスを使用しているのでかなり小さくなるのも大きなメリットなんですね!
ただフルステンレスの物よりも耐荷重が劣るので使用には注意が必要です。
耐荷重は約3kgだよ!
上の画像の様に5徳アタッチメントを使用すれば、上で料理も出来てしまうのもおすすめするポイント!
【参考項目】
材質 | 特殊耐熱クロス、ステンレス |
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展開時サイズ | 360×360×280mm |
収納時サイズ | φ90×370mm |
重量 | 980g |
パーゴワークス:ニンジャ ファイヤースタンド
パーゴワークスの「ニンジャ ファイヤースタンド」はとても補足になる超軽量焚き火台です。
この焚き火台の売りは280gの超軽量具合!更に”専用の巻物”によってとても細くなるので、キャンツー時の積載力はかなりのもの。
ただ1つ欠点として挙げるのであれば、耐荷重が約2kg程しかないということ…
画像の様にクロスしているフレーム上で簡単な調理もする事が出来ますが、あまり重たい調理器具はおけませんね。
画像がニンジャファイヤースタンドの専用ケースです。
とてもおさまりが良く、くるくると巻物の様に収納できる点は忍者っぽくてちょっとテンションがあがりますw
【参考項目】
材質 | ステンレス |
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展開時サイズ | 360×360×300mm |
収納時サイズ | 下に参考画像記載 |
重量 | 280g |
【収納時の大きさ】
STC:ピコグリル398
「ピコグリル398」はとてもシンプルで分かりやすい構造をしている割に結構しっかりしている焚き火台です。
芸人の”ヒロシ”さんが使用している事でも知られている焚き火台ですね!
少々高価な部類に入る焚き火台ですが、かなりフラットに収納できるのでバックパックの隙間にサッと入れる事が出来る積載量の高さは高評価に値します。
専用のスピット(棒状の付属品)の付け方次第で調理方法も変える事が出来ます。
画像の様にスピットをクロス状に付ける事で、大きな鍋などを1つ置いて調理する事が可能だったり
平行に並べる事によって、複数の鍋などを使用して同時に調理する事も可能だったりと使い勝手が良いのも特徴です。
網などを置いてカスタムする事で更に調理の幅を拡げやすい構造もグッド!
【参考項目】
材質 | ステンレス |
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展開時サイズ | 385×260×245mm |
収納時サイズ | 335×235×10mm |
重量 | 448g |
DOD:秘密のグリルちゃん
可愛らしいワラビーのロゴでお馴染みのDOD製品「秘密のグリルちゃん」です。
名前は”グリル”ですが、焚き火台としても優秀!
折り畳み式のスタンドに”特殊耐熱メッシュ”を薪台として採用した事によって、収納時のコンパクトさが際立っています。
小さく見えるグリルちゃんですが、耐熱メッシュ部分と上の焼き網の隙間が結構広くとられているのでそこそこ大きな薪もいける。
焼き網は1本1本取り外しが可能で細かい部分までしっかりと洗う事が出来て清潔に保てるのもグッド!
収納時にはポケットに入る程コンパクトになるので、持ち運びも積載も楽々!
【参考項目】
材質 | ステンレス |
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展開時サイズ | 340×300×180mm |
収納時サイズ | 300×70mm |
重量 | 590g |
スノーピーク:焚き火台S
スノーピークの「焚き火台S」はコンパクトになる焚き火台の中でも収納時はちょっと大き目の製品になります。
ただ、焚き火を乗せる部分が大口であり使い勝手が良く初心者でも簡単に使用する事が出来るのでおすすめからは外せませんね!
展開時は逆さの三角柱の様な形になっているので、たくさんの薪や枝を入れる事が出来るので焚き火台としては申し分なく
更に、投入する薪・枝の量や高さを調節する事で上に網などを置く事が出来て調理台への切り替えもサッと出来ます。
収納時のサイズが他と比べて少々大きいですが、フラットになるのでバックパックや大きめのサイドバッグの装備があれば全然積載可能です。
初心者でもサッと準備出来るお手軽さや、利便性はツーリング後の疲れ切った身体にはとても助かりますよ!
専用ケースがあるのでバッグ内の汚れも心配なし。
【参考項目】
材質 | ステンレス |
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展開時サイズ | 270×270×210mm |
収納時サイズ | 410×350mm |
重量 | 1800g |
ユニフレーム:ネイチャーストーブ
ユニフレームの「ネイチャーストーブ」は”超軽量&超コンパクト”でキャンツーの為に作られたような焚き火台です。
落ち葉や松ぼっくり、小枝などのキャンプ地まわりに落ちているものですぐに焚き火をする事が出来て利便性が高くおすすめ!
逆に展開時のサイズ自体もそこまで大きくは無いので大きめの薪などを入れるのは適していません。
横の壁に空気穴が設けられているので「火を付ける時」にはすぐに火力を上げて安定させる事に役立ちます!
上に器具を乗せて「調理をする時」なんかでも、しっかりと空気を取り込んで高い火力を維持してくれます。
収納時にはCDケース程の大きさでフラットになるので、隙間にサッと入れてキャンツーにお出かけ出来ます。
高利便性・軽量・コンパクトはまさにキャンツーライダーの為の焚き火台ですね!
【参考項目】
材質 | ステンレス |
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展開時サイズ | 140×140×160mm |
収納時サイズ | 130×130×15mm |
重量 | 320g |
ロゴス:ピラミッドグリルコンパクト
ロゴスの「ピラミッドグリルコンパクト」はかなりしっかりとした佇まいですが、かなりコンパクトに出来るグリル兼焚き火台です。
名前は”グリル”となっていますが、参考画像を見てもらえば分かる通りしっかりと焚き火台として働いています。
しっかりとした土台と薪台をしていて安定感も抜群で、デザイン性にも優れているのがオシャレキャンパーにはポイントが高い事でしょう。
これだけしっかりとした風格を見せているのだから、そんなに小さくならないんじゃない?と思うかもしれませんがしっかりとコンパクトに収納出来ちゃいます。
専用ポーチが大体両掌くらいの大きさで、このポーチに収納できるサイズにまでコンパクトになります。
収納ポーチに入れる時にはフラット形状になるので、積載物の隙間などに入れる事が可能。
展開サイズも見た目程大きく無いのでここまで小さくなるんですよ?あんまり大きいとキャンツーには向きませんからねw
【参考項目】
材質 | ステンレス、スチール |
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展開時サイズ | 190×190×150mm |
収納時サイズ | 240×185×35mm |
重量 | 1000g |
バーゴ:チタニウムファイヤーボックスグリル
バーゴの「チタニウムファイヤーボックスグリル」は他のステンレス製品とは違って”チタニウム”が使われているグリル兼焚き火台です。
チタニウムを採用しているファイヤーボックスグリルは「丈夫で軽量、腐食性に強く、錆びない」という特徴を持っているので長く愛用したい人にもってこい!
これから本格的にキャンプないしキャンツーを始めるぜ!たくさんキャンプするぜ!という人には丁度良いかもしれません。
簡単な形状をしており焚き火台として使い場合は「網を使わない」、調理台として使いたい場合は「網を使う」なんて簡単な使い分けは慣れない初心者に嬉しい。
収納時も簡単に折りたたむ事が出来て、コンパクトでフラット。
専用ポーチに入れて積載物に紛れ込ませるだけなので、キャンツーの積載力も高いです!
【参考項目】
材質 | チタニウム |
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展開時サイズ | 205×205×80mm |
収納時サイズ | 205×110×20mm |
重量 | 116g |
DOD:アウトドアライダーズファイアクレードル
DODの「アウトドアライダーズファイアクレードル」はトライポットとしても使える焚き火台です!
トライポットとして使えるので結構重量のある大きな鍋を吊るして調理する事が可能でもありますよ!
ただ逆に吊るして調理するのには適していますが、何かを載せて調理をするのには適していません。
適していないだけであって不可能では無いので工夫次第で焼き物も作る事は出来ます!
ハンガー部8kg、薪台3kgと耐荷重が優秀なので割と幅広い調理を可能とします。
結構大きいですが、コンパクトに収納できるので”ライダーズ”の名前はだてじゃない!
【参考項目】
材質 | チタニウム |
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展開時サイズ | 680×550×1080mm |
収納時サイズ | φ60×290mm |
重量 | 717g |
以上がおすすめ”焚き火台”11選の紹介でした!
様々なメーカーから出ている焚き火台はどれも個性があってよいですよね!
それぞれで「展開時・収納時のサイズ」や「重量」が違ってくるので、どんなものが良いかを色々悩んでみると良いかもしれません!
見た目も結構大切で、見た目の気に入り度によって自分の扱いの丁寧さへと繋がったり愛着が湧けばその分キャンプに行きたくなる気持ちも強くなったりしますからね!
では次は”焚き火台を持っていくべき理由”を説明していきます。
持っていかずに後悔する事はあっても、持っていって後悔は無い
おすすめ紹介の後は焚き火台を持っていった方が良いよ!という事を説明していきます。
ざっくりと理由を説明するとこんな感じ…
- 焚き火台必須のキャンプ場も多々ある
- 1つで何役かこなせる
- 癒し効果がある
- 雰囲気が出る
- どうせ欲しくなる
上記が主な理由です。詳しく説明していきましょう!
焚き火台必須のキャンプ場
まず第一に最近のキャンプブームの影響で火によるキャンプ地のトラブルが増えている事にあります。
キャンプは昔から夏のアウトドアアクティビティとして慣れ親しまれてきましたが、最近のキャンプブームによってキャンプを行う人が増えています。
夏などの暖かい季節だけでは無く、冬の寒い時期も好んでキャンプをする人が増えているくらい人気が出ているんですね。
人が増えればトラブルもその分だけ起こる可能性が上がります…
火はとても危険なもので、不始末やしっかりと管理されていないと火災になるというのはご存じですよね?
この火のもとトラブルなどによって「焚き火台が無いと焚き火禁止」というキャンプ場が増えているんです…つまり、いざ焚き火したくなったね!となっても無ければ出来ません。
事前に細かくチェックしての出発なら良いですが、ライダー達って勢いがあるので弾丸決行も多いですよねw
「備えあれば憂いなし」ですよ!
上記の様に”トラブル”や”マナー”が要因で直火禁止にしている場合がありますが、他にも芝生や地面へのダメージを与えない為にというキャンプ場もあります。
ただやはり、最近のキャンプ客のマナーやモラルの低下が目立つので多くのキャンプ場はお客さんが原因で禁止にしている場合が多いようですね…
1つで何役かこなせる
今回紹介した焚き火台は全て”調理も出来る”ものばかり…
これだけで察しの良い人なら分かると思いますが「焚き火+調理」で2つの役をこなしています。
更にもっというのであれば、薄暗くなってきた時の”灯り”の変わりにもなるのでこれも合わせると3役となります。
1つの用品で複数の役割をこなす事が出来れば、その分色々な用品を持っていく必要が無くなって積載がしやすくなりますね!
更に言えば積載に余裕が出来る様になるのでキャンプを幅広く楽しむためにと用意したかった他の積載物を積む事が出来るようになったりします。
癒し効果がある
キャンツー記事でよく言っているのが「ツーリングは疲れるから、キャンプ地でしっかりと疲労回復出来るようにしよう!」ということ。
そうです、ツーリングは疲れます。
なので出来る限りキャンプ地で帰りのツーリングの為の体力を回復しておきたいんですよね!
でも疲労回復の為にただじっとしているキャンプなんてつ・ま・ら・な・い”!!
ならキャンプ用品を利用して楽しみながらでも出来るだけ疲れがとれる環境にしましょうよと。
火を眺めているだけでも”癒し効果があります”心が満たされれば自然と身体の癒し効果も得られるんですよ?
雰囲気が出る&どうせ欲しくなる
特に初心者キャンパーの人達に向けて…
まだまだキャンプ初心者という時って結構雰囲気にこだわりたくなります。
自分たちのキャンプがまだまだおぼつかなかったとしても”雰囲気”が出ていればそれだけで結構満足出来るものですよ?
最初の頃なんか「キャンプしてるなー…俺」と思えたら勝ちみたいなもんで、雰囲気さえ出せればかなり満足できます!
こだわりを出すのは設営などなど慣れてからで十分です。
そして、どうせ欲しくなるという事!
仮に焚き火台を持たずにキャンツーに行き楽しんでいたとしても他のキャンパーがゆらゆらとなびく焚き火を囲んで談笑していたら?
絶対に欲しくなるんですよw
だって雰囲気超出てんだもん!!次の給料日なんかには購入ボタンポチってますってw
だったら最初から「焚き火+調理」が出来るやつを揃えてシングルバーナーなどは慣れて余裕が出来た時に買い揃えるなんて事をしませんか?
テンションアゲアゲで一気に揃えるのも良いですが、懐が寂しくなるとしっかりとキャンツー楽しめませんからねw
よく考えながら用品は揃えましょう!
という事で焚き火台おすすめ11選と持っていくべき理由でした。
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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