EV乗り物…いわゆる電気自動車や電動バイクの事ですね!
電動化のメリットは「燃料費が安い」「エコ」というだけでは無く”出力機器が小さい”事もあります。
エンジンを積む必要があるガソリン自動車などはガソリンを爆発させる場所が必要になってくる為、パワーを求めると大きくするのが一般的であり”積む場所も形も”ほとんど決まってきます。
しかし、バッテリーの電気をモーターへ伝えて動く「電気自動車や電動バイク」はバッテリーとモーターの空間が確保できれば良い為、出力機器が小さく出来て乗り物の形も結構自由度があります。
そんな電動バイク事情だからこそ、色々なバイクが登場してくるんですよね!
これってバイク?って呼んでいいのかな…って言うのもあるよね!
EV化(電動)の動きは色々な所で注目されてるから、どんどん新しい製品が出てきてるよね!
▼こんなのもその1つなんですよね!
という感じで、電動系の様々な乗り物が出ている状況で電動原付で有名な「ブレイズ」から新しい乗り物が登場したので紹介していきます!
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ブレイズから「電動トライク」が登場する、性能次第で人気が出そう!
「BLAZE(ブレイズ)」から3輪車型のバイク…いわゆる”トライク”が登場します!
バイクファンならブレイズのロゴ見たことありませんか?
有名な”原付電動バイク”を出している会社ですよー!
▲そうこれ!”ブレイズスマート”ですね。
電動原付バイクの中でも頭出しと言われるくらいバイクEV化の初期頃から登場しており、これに似た電動原付バイクがたくさん出てきました。
ブレイズスマートって有名だよねー!
何て言ったって「コストコ」で売ってるくらいだしねw
このブレイズスマートは、原付区分なので普通自動車免許で乗る事が出来るのと折り畳みが可能でとてもスマートな所が大きなポイントの電動バイクです。
そんな「折り畳み電動原付バイク」のパイオニア的なブレイズからトライクが登場!という事は結構楽しみですよね。
私としては”性能次第では人気出るんじゃない?”という感じですが、とりあえず見ていきましょう!
ブレイズの”原付”電動トライク「BLAZE EV TRIKE」
上記参考画像がブレイズの新製品「ブレイズEVトライク」です。
トライクは3輪車と言う事で足をついていなくても倒れる事がありません!
その為以下のような方々に人気が出る可能性があります。
- ちょい乗り担当乗り物や遊べる乗り物が欲しい
- バイクに乗りたいけれど、転ぶ可能性があるから怖い
- 通勤通学に自動車があればいいけど、車やバイクは高額
などの人に注目されるかもしれません。
トライクと呼ばれる乗り物は基本的に「車幅46cm以上の3輪車」という事であり、この場合は車と同じ扱いを受けます。
その為、ヘルメットも不要であり普通自動車免許で乗る事が可能となっています。
普通自動車免許は取得可能な人”全員”が持っている免許とまでは言いませんが、たくさんの人が持っている免許なので乗る事自体のハードルは低いでしょう。
ハードルは低いって言うけどそんなにたくさんは見ないよね?
それはね、トライク(3輪)バイクという形で売っている製品が限られてくるからなんだよ。
トライクバイクをあんまり見ないのは何故?
トライクバイクをあまり見ない理由は”製品として売っているものが少ない”という理由にあります。
そんな中でトライクに乗っている人の多くは以下の2パターンの方法でその車両をゲットしています。
- 2輪バイクを3輪化して乗っている
- 2輪バイクを3輪化した製品を購入している
上記2パターンが多いでしょう。
理由はその方が「安い場合」があったり、「好きなバイクをトライク化出来る」というものがあります。
ノーマル状態がトライクで市販されている代表としては「ハーレー」「カンナム・スパイダー」などがありますが、高額な製品となっています。
トライク(3輪)バイクのメリット
- ヘルメットが不要
- 車と比較して維持費が安い
- 停車時に足をつく必要が無い
- ある程度荷物を運べる
と、そこそこにメリットがあります。
トライク(3輪)バイクのデメリット
- 旋回性能が低い(バイク・車と比較して)
- カスタムトライクだと強度が不安(2輪を3輪化したもの)
デメリットもあるようで、車両特性としてのものと不安要素と言った所ですね。
トライク(3輪)バイク乗りブロガーさんを参考にしたメリット・デメリットなので確かだよー!
「はじめの10歩」というブログだよ!
トライクとは上記の様な感じの乗り物です。
走っているのが少ないのは製品として「車ほど、バイクほど」たくさん出ているわけでも無く、認知度も低いからなのでしょう。
ちなみにヤマハの「トリシティやNIKEN」はトライクじゃないよー!
車体を傾けて曲がる3輪車は2輪バイクと同じ扱いだからね!
そんな中で電動トライクバイクが出るとなると注目度も抜群に高いと言えるでしょう!
「ブレイズEVトライク」はこんなバイク
ブレイズEVトライクはバイクで言うと原付クラスのパワーの3輪バイクです。
ミニカーとしてナンバー登録が必要になるこのバイクは「車検や車庫証明」が不要であり、ヘルメットも不要です。
比較的手軽に乗る事が出来る電動バイクとなっています。
ブレイズEVトライクのスペック
航続距離 | 30km(30km/h定地走行テスト値) |
最大速度 | 30km |
充電時間 | 約4時間 |
登坂角度 | 40度 |
車両重量 | 67.5kg |
バッテリー重量 | 2.5kg |
全長×全幅×全高 | 1,980×1,000×1,270(mm) |
最小回転半径 | 1.9m |
変速3モード | 1速)16km、2速)22km、3速)30km |
定格出力/最大出力 | 0.59kw / 1.6kw |
最大トルク | 2.56N・m |
電気代 | 19円 |
※定地走行テストは乗員55kg、バッテリー新品、気温25℃、感想路面、無風状態
※最大速度は乗員55kgの場合であり、負荷が増える事で最大速度は変化します。
ブレイズEVトライクのメリット
- トライクとしてのメリット
- コンパクトなので小回りが利く
- 十分な登坂力
トライクとしての「普通自動車免許で乗れる」「荷物をある程度積める」などのメリットはもちろんの事。
トライクとして挙がっていた「小回りが利かない」というデメリットもコンパクトサイズの為、小回りが利きます。
そして小さいながらも40度の坂を登る事が出来るという十分なパワーも有しています。
更にブレイズEVトライクには”バック進行”も出来るので、狭い路地などでの切り返しも可能としています。
ブレイズEVトライクのデメリット
ブレイズEVトライクのデメリットは主に性能的な部分になると思います。
- パワーが不安(非力な印象)
- 航続距離が短い
原付にプラスアルファしたような車格と重さと言えばそうなのですが、スペックが結構心元無い気がします。
メリットとして「足を付かなくても倒れない」事をかなりプラスと取る人もいるかもしれませんが、最高速が30km/hであり負荷により変化するのは体重55kg以上の人にはかなりの抵抗になるでしょう。
それに加え、バッテリー状態が最良の状態の新品で30kmの航続距離ははっきり言って短いです。
ガソリン使用の原付を乗っている人でも30km以上を走行するケースはたくさんあるわけで、心元無いどころか全然足りないと言えます。
ブレイズEVトライクのまとめ
ブレイズEVトライクは辛口に言うのであれば「人気は出づらい」トライクバイクだと思います。
コンセプトである
街乗りに、ちょっとした買い物に、気分転換に。
何処へでも、気軽に乗れるバイクそれがブレイズEVトライクです。
というのがマッチしていない印象が大きいです。
結果的に伝えたいのが”何処へでも気軽に乗れるバイク”という事だと思います…
が、何処へでも行ける距離が短いのと気軽に乗るには重いという所。
ガソリンの原付に比べ距離が全然伸びないうえに、ガソリントライクよりは軽く気軽に乗れるかもしれないが、性能の割に重たい印象がとても強いです。
小さなEVトライクというスタイルはとても面白い着眼点ですが、スペックとしては全然足りない製品だと感じます。
上記のまとめは私個人の意見の為、販売という形で世に出た時のライダー達の反応次第では化けるかもしれないし、改良が加えられるかもしれませんね!
値段は18万8,000円で、東京オートサロン2020年に出展するよ!
発想は面白いから、あとはニーズがあるかどうかだけだね!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
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