バイクのカスタムの中でも”最高級・最上位”の1つに位置するのは「ビルダーカスタム」ですよね!
「よりかっこいい、美しい、洗練された」バイクを作る”カスタムビルダー(カスタムのプロ)”が創るバイク…とてもかっこよくて出来る事ならマネしたいですよね!
ただ、そんなカスタムビルダー達の作るバイクって共通している部分もあるんですよ?
簡単に言うと以下のバイクスタイルに仕上げるビルダーが多いです。
- クラシックスタイル
- カフェレーサースタイル
この2つが圧倒的に多いです。
その中でもカフェレーサースタイルはとても多く、たくさんのビルダー達の作品の多くを占めています。
という事で今回は…
カフェレーサースタイルが多いってそんなに多い?(作品を見ていこう!)
ビルダー作品の共通点は?(自分でも出来そうかな?)
上記の2点に絞ってビルダー作品を考察していきます。
- バイクカスタムの参考が欲しい
- カスタムでバイクがどれだけかっこよくなるのかが知りたい
- カスタム欲をもっと上げたい
という人におすすめの内容になりますので、気になったら是非読み進めてみて下さい!
まとめではどんな風にビルダーみたいなカスタムを頑張れば良いか?というのも説明します。
最高のバイクカスタム「ビルダーカスタム」はカフェレーサーが多い!?
筆者はブログを書いていく中で「自分の知識を出す」場合もあれば、「書きたい事・気になった事」を調べる場合もあります。
そんな中でビルダーの作品をちょくちょく目にするのですが、ふと思ったのが…
「ビルダー作品ってカフェレーサー多くね!?」
という事。確かにカフェレーサースタイルはかっこよくてライディングスタイルもバイクに乗ってる感がバリバリに出るのでそうなっちゃうのかな?とも思います。
でも、たくさんのビルダーが揃いも揃ってそんなに!?っていう感じで言いたかったがために記事にしています!w
ただ、カスタムに関してイメージなど学べる事や得れるものは多いと思うのでビルダーの作品を見てみるだけでも損はないかと思いますよ?
おっと、その前に「カフェレーサースタイル」とはどんなものか?と言うのを軽く説明しておきます!
そもそもカフェレーサーってどんなん?
カフェレーサースタイルと言うのは、発祥は”ロンドンの公道レース”からと言われています。
当時24時間営業のカフェに集まったライダー達「ロッカーズ」がジュークボックスにコインを入れ、曲が終わるまでに戻ってくるという公道レースを行っており、そのロッカーズの事をカフェレーサーと呼んでいたが、そのうち彼らの行っているカスタムのスタイルの事を「カフェレーサー」と言う様になった。
との事です。
このロッカーズの行っていたカスタムの特徴としては…
快適性・利便性を度外視し、スピードや旋回性を高めるカスタムを追求したものであり、ネイキッドをベースに作られていました。
【分かりやすい特徴】
- ハンドルは”セパハン”や”コンチネンタルハンドル”
- シートは後ろ目に配置し、後方が丸く盛り上がっている
- 燃料タンクは細く小さな物
の上記3点が分かりやすい特徴です。
スピードを求める為には「姿勢は前傾」「車体を軽く」「余計なものはいらない」、旋回性を求める為には「車体は短い方が良い」という感じですね!
その為、フレームの中はいわゆる「割とスカスカ」な感じにもなっている事が多いです。
ただ、最近のバイク事情的に上記の3点に当てはまらないものでも近い物であればカフェレーサーと呼ばれる傾向にあります。
- ハンドルは”セパハン”か”コンチネンタルハンドル”
- シートはフラットなシートでも可?(タンデムも出来る)
- タンクは丸い物
と、上記の様な完全に全てが揃っていなくても呼ばれている傾向があります。
その為、今ページで言う”カフェレーサー”とは現代の事情に合わせたものを指します!
ビルダー作品を見てみよう
ビルダー作品を載せながら「かっこいいなぁ…」と思いながら、確かにカフェレーサースタイルが創られているのって多いかも?と、とりあえず感じてみて下さい!
スタイルは同じでもビルダーの個性がしっかりと出ているので、眺めるだけでも楽しいですよ!
カスタムに興味や意欲がある人は「こんなイメージにする為にはこんなパーツを使うのか…」などの勉強にもなりますよ!
あまり多すぎてもあれなので、とりあえず5選紹介します。
オーストラリアのビルダー「Purpose Built Moto」
コチラのビルダーカスタムバイクのベースは「ホンダ:CB350F」となっています。
イギリスのビルダー「November Customs」
コチラのビルダーカスタムバイクのベースは「カワサキ:ゼファー750」となっています。
台湾のビルダー「Cowboy's chopper」
コチラのビルダーカスタムバイクのベースは「カワサキ:Z1000」となっています。
スウェーデンのビルダー「PAAL」
コチラのビルダーカスタムバイクのベースは「カワサキ:Z650」となっています。
日本のビルダー「46WORKS」
コチラのビルダーカスタムバイクのベースは「BMW:R nineT」となっています。
もちろんの事”カフェレーサースタイル”にカスタムされたものばかりを集めました!
ただ、ビルダー作品でカフェレーサースタイルのバイクを見つけるのってめちゃくちゃ簡単なんですよね!w
だっていっぱいあるんだもん!みんなカフェレーサースタイルよく創ってるんだもん!
ビルダーカスタムに興味がある人はとりあえずググってみましょう、すぐに出てきますよw
では次に多くのビルダーカスタムにある共通点を見ていきましょう。
ビルダーカスタム「カフェレーサースタイル」の中の共通点
この共通点というのは、筆者が見てきて感じた「共通点」をまとめたものです。
一概に絶対にそう!という事や、まず間違い無いなんて事では無いので一個人の意見として受け止める様にして下さい。
色々な事を調べている内に気になった事だしね。
間近で細かい所まで眺めたわけじゃないんだよねw
そこのところ許してあげてねw
一個人の意見だから参考程度に!
私が感じた共通点は以下…
- ハンドルは基本セパハン
- シートはフラット系もある(後方を丸めているタイプはオリジナルシートカウルが多数存在)
- シートカウルとリアタイヤの間は気持ち良い空間があいている(もちろんフェンダーレス)
- エンジン周りはあまりいじらない?(中は不明&キャブ車はそこそこいじっている)
- ライトは丸眼
- オリジナルのタンクやカウルはあるが基本はスッキリしている
というのが共通点かと思います。
ハンドルは基本セパハン
かなり多い比率で”セパハン”を使用しており、フロント周りの一体感がとても強いです。
コンチハンを使用している作品もありますが、圧倒的にセパハン使用率が高くなっておりフロント周りがとてもスタイリッシュになっています。
セパハンのカスタムパーツは基本的には”専用品”ですが、最近では”汎用品”が出てきているのでセパハンカスタムは比較的ハードルは低いでしょう。
自分で行うとなると難易度は「車種」や「作業の工夫度」次第で変わってくるので、不安な場合はお店に任せるのが良いですね。
シートはフラット系もある
フラット系シートを使用しているビルダーも存在します。
ただ1つ言っておくとすれば、フラット系シートを使用しているビルダーは「カフェレーサースタイル」を創ったと思っていない場合があります。
最近の日本のバイク事情的にカフェレーサースタイルと言えるという事で今回の枠に入れていますが、ビルダーは意識していないかもしれないのでビルダーカスタムに対して第三者が絶対にカフェ!とは言えません。
ただ、フラット系シートは車種によっては合わせやすくカスタムパーツショップで手に入れる事が出来る点で見ると「マネしたい!」と思ったライダーには助かるでしょう。
日本のバイク事情的には後方が丸くなっておらず、フラットなタイプのシートでもカフェレーサーと呼ばれます。
なので、カフェレーサースタイルを作る。としてチョイスしても問題は無いと思いますよ!
シートカウルとリアタイヤの間の空間
カスタムによってはシートカウルが存在しない場合があります。
この意味は「ノーマル状態でリアシートが来るであろう部分」の事を指して言っているので、その部分とリアタイヤの空間の事だと思って下さい。
その部分の空間が比較的どの作品も”気持ち良く空いている”バイクが多いです。
この理由の一端は”リア部分が短い事”があります。
カフェレーサースタイルというのは基本的に「1人乗り仕様」のバイクなので、ライダーが座る部分さえあれば問題無いという事。
なので、ノーマルではタンデムの為のリアシートがある部分を残しておく必要がありません。
なので仮にオリジナル(ワンオフ)のシートカウルを作った所で、そんなに長くしないんですよね。
長くてもリアタイヤの半分に届くかくらいにしてあり、タイヤの上に被る事はまずありません。
そのせいもあり「ノーマル状態にフェンダーレスを入れた場合」よりも圧倒的に空間が空いて見えるという訳ですね!
フェンダーレスはキットを使えば簡単に行う事が出来ます。
しかし、シートカウルをショート化するとなると車種によっては難しい場合があります。
カスタムパーツで存在する車種もありますが、そうで無い場合は”カット”するか何か手を考える必要があります。
エンジン周りはあまりいじらない?
サイト内などの画像とかで見ただけなので何とも言えませんが、特にインジェクション車ベースのバイクの場合は外観上特にいじった様子は見られません。
しっかりと詰まった状態で残っています(内部は知りませんが)
ただ、キャブ車の場合はキャブレターを変えていたりなどの変化は見られます。
ライトは丸眼
ライトは丸眼ばかりです。
ベース車が丸眼じゃない場合でも丸眼化しているカスタムがほとんどですね!
ビルダーの手にかかればもちろん2つ眼のキリっとしたフロントフェイスを残すのなんて簡単でしょう。
でも”カフェレーサースタイル”ですもんね…当然丸眼ですよね!という感じです。
カフェレーサースタイルのカスタムを行いたい場合は、ベース車選択の時点で丸眼のバイクを選びたいところですねw
ただ、もしベースがそうでなくても丸眼化はそこまで難しい事ではありません。
ネット上にもたくさんのハウツーが転がっていますので、少し勉強すれば自分でも行えるレベルですよ。
オリジナル(ワンオフ)パーツを使用していても基本はスッキリ
オリジナルパーツを制作し使用していても基本的にスッキリとした見た目となっています。
これはカフェレーサースタイルにならって行っている事なのか、ビルダーとしての定番なのかは分かりませんが、どの作品も同じ事が言えます。
必要最低限又は余分な物は付けないといった方法「引き算」での制作をしており、取る事はあっても付け足す事はありません。
その為、全体的にスッキリとしておりスタイリッシュであり一体感のあるバイクばかりですね!
素人判断(特にカスタム初心者)の場合は、どれをどのように外したら問題無いのか?というのが判断付かない時があります。
なので不用意な取っ払いはせずに「付け足さない」を徹底しながら、シルエットを似せていく方向性で少しずつ行っていくのが良いと思います。
「ビルダーカスタムはカフェスタイルが多い」のまとめ
ビルダーカスタムはとてもかっこいい作品ばかりですよね!
ただ、ビルダーと言われる専門の職人がいるという事は誰でも簡単にマネする事は出来ないという事でもあります。
でも参考にして似たようなものにカスタムする事は可能です!
ビルダーの作品から「雰囲気」や「発想」を得る事によって、自分の持っているバイク(ベースとなる車両)をどう変えていけば良いか?などが見えてきます。
近い雰囲気まで持っていけそうな部位は近づけて、かなり頑張らなければ無理そうな場合であれば少し路線を外してみるなどの自分のバイクに落とし込む様に考える事が出来れば、かっこいいバイクに仕上げる事は難しくありません。
「車種」「カスタムパーツの有無」など色々な事情がありますが、たくさん考えながら少しずつカスタムをしていけば大きな失敗は起こさないでしょう。
大切なのは”完成形のイメージ”と”似たカスタムパーツはあるか?”と”パーツが無い場合の対応”と言うのを常に考えながら行う事ですね!
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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