スズキのロングセラーメガスポーツツアラー「隼」を13年ぶりとなるモデルチェンジをし、新型ハヤブサとして登場させるようですね!
隼と言えば過去には公道最速と謳われた”速いバイク”の代名詞となった時代もあったくらい有名なバイクで長く続く歴史の中でファンが途絶えたことはありません。
”隼(はやぶさ)”という文字がカウルに大きく書かれているのもそうですが、ライダーの間でも有名なバイクと言う事もあり「スズキ=隼」なんて事をイメージする人もいるでしょうし、バイクにあまり興味が無い人でも知っていたりしますね!
そんな隼がモデルチェンジをするともなれば、スズ菌感染者もといスズキファンの方は特に注目しているんじゃないでしょうか!?
- 新型の隼が出るってマジ!?気になる…
- 新旧の隼が比較されていると助かるかも!
- 新しい隼はどんな感じなのかな?
こんな感じの人はおすすめです
定番ではありますが、スペックなどの紹介から新旧比較も紹介していきたいと思っていますよ!
ではいってみましょう。
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新型「隼(GSX1300R)」は、より先進的なデザインと機能に!スペックや新旧比較
新型の隼は「隼らしさ」を備えつつもデザインが一新され、今時代に登場するバイクにふさわしくたくさんの機能を備えています。
「隼=速い大型」というメガスポーツなイメージが強いかもしれませんが、スポーツツアラーとしてしっかりとツーリングにも目を向けられているのが厚い製品性かと思います
とは言ってもやはり新型と聞くとまずはデザインからですよね?
新型隼デザイン紹介(動画もあるよ)
新型の隼の見た目の印象としては「より今っぽい」が一番強く感じるところ。
これまでの隼は高速道路などで安心感のある大きな車体&低いポジションと共に丸みを帯びた全体像という感じでしたが、この新型で割と変わった感じがします。
大きくスタイリングを変えたわけでも無く、隼っぽさを残したまま丸みとエッジの使い分けがより分かりやすくなっていますよね!
最近のフルカウルバイクは角ばった眼、エッジの効いたカウル、リアにかけてシュッとエッジの効いたスタイリッシュな全体像と言うのが定番です。
しかし新型の隼は、流行りに流される事無く隼らしさを残すという点で一線を画しているような感じですね!全体的に丸い印象は残しつつもメリハリを付けたデザインを求めた結果なのかもしれませんね
新旧の隼デザイン比較
重ねて交互に比べてみると分かるのですが、結構デザインが変わっているんですよね!じっと見ていると鋭くなっている箇所がたくさんあるのに気づくかと思いますがそれだけ変わっています。
フロント周りの印象
旧隼よりもミラー位置が低く?なった感じがし、これの影響で「ハンドル、ミラー、シールド」あたりのコックピット周りに一体感がより強くなっています。
旧より低くまとまった感じがしているね!
カウルのエアダクト部分もキリっとエッジが効いた状態、更には大きくなっていたりと見た目への大きな影響を与えています。
フロント周りだけ見比べてもかなり大きく変わっているのがよく分かります。
リア周りの印象
リア周りは全体的にスッキリとした印象です。
フロントとのつなぎ目(シート中心部)からリアにかけてのカウルが全体的に薄くなったので、リアタイヤとの隙間が多く見れますし以前よりもシュッとして今っぽさが出ていますね!
マフラーの長さもやや短くなっているから、これもリアのスッキリ感に繋がってるね!
旧の隼で「GSX1300R」と書いてあったテールカウルサイドも、旧ではボコっと出ていたのが新では外に尖り全体的には一体となっており、スタイリッシュなリア周りとなっています。
新旧隼デザイン比較の印象まとめ
新隼のみをパッと見てみても、結構な隼ファンや所有者でない限り一気に違いを見つけるのは難しいかと思います。
その理由は全体的に隼っぽさが残っているからかと…
しかし、並べたり重ねたりして比較してみるとその違いはかなり大きなもの!隼特有の丸い印象は残しつつもしっかりと今っぽいエッジも効いた箇所も多いフルカウルに仕上がっています
結果的には大きく変わったデザインとなっているので、好みはほどほどに分かれそうな感じもしますね!
新型隼のスペック
デザインを見たなら次は「スペック」じゃありませんか?
過去に公道最速と言われたバイクだからこそ、外観だけではなく中身(スペック)も知りたい所!
サイズ(全長×全幅×全高) | 2180×735×1165(mm) |
---|---|
ホイールベース | 1480mm |
車両重量 | 248kg |
シート高 | ? |
原動機型式 | 水冷並列(直列)4ストロークDOHC4バルブ |
最大出力 | 190PS(140kW) / 9,700rpm |
最大トルク | 150N・m / 7,000rpm |
灯火類 | LED(ヘッド、テール、ウィンカー) |
メーター (スピード、タコなど以外) |
ギアポジション 燃費計 ツイントリップ |
車両装備 | ハザードランプ ABS(アンチロックブレーキ) 前後連動ブレーキ 走行モード切替 トラクションコントロール クイックシフター(上下) 緊急制動表示灯 |
▲スペックや装備は上記な感じ。
ホイールベース含め、全体的な大きさは直近の2019年モデルと変わりありません!シート高は不明ですが、横の画像比較をじっくり見た感じはあまり変わらないので同じ805mmあたりから810mmくらいかと思いますね!
気になるエンジン出力ですが、スペック数値的には2019年モデルの方がやや高いです。しかし、車両重量が18kg軽くなっているのでこの違いがどのように走りに作用するのかが乗り手としては楽しみに感じるんじゃないでしょうか?
革新的に大きな違いはスペック面ではあまり感じる事はありませんが、搭載装備の説明をよくよく見ていくと結構優秀なツアラーなのでは無いか?と思えてきますよ
搭載装備 | 概要 | モード数 | 解除可/不可 |
SDMS-α (スズキドライブモードセレクターα) |
※外枠へ記載 | プリセット3 ユーザーセット3 |
不可 |
モーショントラック トラクションコントロール システム |
トラクション制御を選択可能 | 10 | 可 |
パワーモードセレクター | 出力特性を選択可能 | 3 | 不可 |
双方向クイックシフトシステム (上下クイックシフター) |
クラッチやスロットル操作をせずにシフトアップダウンが可能 | 2 | 可 |
アンチリフトコントロールシステム | 加速時にフロントが上がるのを防ぐ | 10 | 可 |
エンジンブレーキコントロールシステム | エンジンブレーキの効きの選択が可能 | 3 | 可 |
ローンチコントロールシステム | 発進時にフロントが上がるのを防ぐ | 3 | 可 |
アクティブスピードリミッター | 設定した速度以上が出ないように出来る | - | 可 |
クルーズコントロールシステム | スロットルを回さずに、設定した一定速度で走行出来る | - | 可 |
コンビネーションブレーキシステム | 前後のブレーキが連動する | - | 不可 |
モーショントラックブレーキシステム | コーナリング時のバンク角に応じてABSを制御する | - | 不可 |
スロープディペンデント | 下り勾配に応じてABS制御を最適化する | - | 不可 |
ヒルホールドコントロールシステム | 上り坂で停止後の発信時に車両交代を抑制する | - | 可 |
スズキイージースタートシステム | ワンプッシュでエンジン始動 | - | 不可 |
ローRPMアシスト | スムーズな発進を補助する | - | 不可 |
エマージェンシーストップシグナル | 約55km/h以上で走行中に急ブレーキを検知すると、 前後ウィンカーが自動で高速点灯し、後続車へ知らせる |
- | 不可 |
※SDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)の説明
モーショントラックトラコン、パワーモード、クイックシフター、アンチリフト、エンブレコントロールシステムをあらかじめセットされた設定パターン(プリセット)又は、ユーザーが任意で設定できるパターン(ユーザーセット)から選択可能な機能の事です。
人によっては「むしろこれいらねぇなぁ…」と思うシステムもあるかと思いますが、基本的にはライダーの好みの走行をする為に、より安全に、より快適にという事を手助けしてくれるシステムばかりなので優秀なツアラーである事は間違いないかと思います!
新型隼まとめ「デザイン一新は好みが分かれるが、もりもりシステムの優秀ツアラー」
今までの隼の方が愛嬌があって良かった…などなど色々な理由で、旧隼の方が好みな場合や新型の方がかっこよくて好き!などと意見が分かれそうな変わり方をしています。
ただいずれにしても隼っぽさはしっかりと残っているので、最初に見る違和感は長くなくすぐに馴染むんじゃないでしょうか?
そして、新型隼は見た目以上に優秀なツアラーとしての機能面の方が注目されそうです。
たくさんのシステムが搭載され、さらにその多くがユーザーの好みでモードセレクトが出来る余白が十分にある。
これは主に遠くへのツーリング時に重宝しそうな事かと!
ロングツーリングももちろんですが、クイックシフターやエンブレの効きなどのシステムは峠などでのワインディングでは最大限にライダーへ楽しさを提供してくれる機能にもなり得るでしょう。
新型隼の真骨頂はモードセレクタやユーザーセットの幅広さによる、最大限のライダーへの歩みよりと言うか、より自分好みの隼へと設定できる事にありそうですね!
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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