キャンプブームでキャンパーが増え、それと同時にキャンプツーリングをするライダー達も増えたでしょう!しかし車で行くキャンプとバイクで行くキャンプは積載という制約がかなり違う…
車は軽自動車だろうが結構たくさんの荷物を持っていく事が出来るが、バイクの場合はバッグ類を厳選して頑張っても限りがくるのは早い…なのでバイク用品を扱っているメーカーやブランドはいかに小さく開発できるか?いかに積載しやすくするか?という工夫でライダーの為に奮起しています
意外かもしれませんがバイクパーツをたくさん出している「デイトナ」も同じであり、バイク乗りの為のキャンプ用品を出しているのだ!
小さく積載しやすく開発されたバイク乗りの為のキャンプ用品が続々と登場しています。その中には意外にもデイトナも含まれています。
バイクパーツで有名なデイトナなのでキャンプ用品はあまり知られていないかもしれませんが、デイトナアウトドアサプライというブランドがあり、デイトナ製品だけで最低限のキャンプが出来るくらい揃えられてあるんですよね!
「テント/シュラフ/マット/チェア/テーブル/グリル」とあり、デイトナ製品だけでキャンプ用品が揃ってしまうのです!テントとシュラフは割高ですけどね…
こんなページとなっています。
あまり印象に無いかもしれませんが、デイトナもキャンプ用品を出しているのでキャンプツーリングデビューを考えているライダーは是非チェックしておこう
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キャンプツーリング用品はデイトナで大体揃うぞ!テントとシュラフは高めだが…
よく見るデイトナのロゴとは一風変わったロゴとなっており、山が描かれているアウトドア感抜群のロゴなのが「デイトナアウトドアサプライ」です。
製品数は他のキャンプ用品メーカーやブランドに比べると多くはありませんが、このブランドだけで最低限のキャンプを行える分を揃える事が出来ます。
紹介していくのは全部で6つ…
- テント
- シュラフ
- マット
- チェア
- テーブル
- グリル
を紹介していきますよ!
ツーリングテント ST-Ⅱ
このツーリングテンドは室内空間が2~3人用とそこそこの大きさがあるテントとなっています。(大人なら2人までが限界かと思いますが…)いずれにしてもライダーが積んでキャンプに行けば1人で広々空間を使用できるのは間違いありません。
割と大きい室内空間がありますが、収納時にはかなりコンパクトになります。
収納時:横幅440mm/高さ(径)210mm
のコンパクトサイズになるのはキャンプツーリングの積載にはありがたい!
▲専用のバッグが付属されており、上記のようなボストンバッグ風に収納する事が可能というわけなんですね。
▲テントの内容物はもちろんペグを含め、しーろ類などなど色々ありますがコンパクトに収納できるのはでかい!
テントを広げると画像のような感じであり、前室も2人で座るくらいには空間が確保されています。カラーは「カーキグリーン/サンドベージュ」とあり、アウトドア感もばっちり!
▲前室から見た室内空間は画像のような雰囲気であり、意外と高さもあり結構広く感じる事が出来る空間かと…2人分のマットが普通に敷けるので大人2人でも窮屈する事が無く、1人であれば広々と寝る事が出来る幅150cmを有しています。
ちなみにシングルサイズのマットレス幅は約97cm、ダブルサイズのマットレス幅は140cmとなっています。
マットレスサイズと比べて見ても十分に広さが分かるでしょう。
唯一の難点というかネガティブ面は金額が高いという事です…定価で4万6,200円なので結構高いと感じても仕方ないでしょう。しかし買って満足出来る価値は十分にありますね!
NANGA オーロラライト400DX ツーリングエディション
NANGAとコラボしたシュラフとなっており、シュラフとしての性能品質はもちろんの事、ツーリングに持っていく事も考えられているのでライダーに嬉しい!
- 表地:15デニール オーロラテックス
- 裏地:15デニール リップストップナイロン
- 内部構造:上面ボックスキルト構造・下面シングルキット構造
- 羽毛:スパニッシュダックダウン
- ダウン量:400g
- ドラフトチューブ付き
- 快適使用温度:3度/-2度
- 収納袋:40デニール オーロラテックス
こんな仕様のシュラフとなっています。
内面構造などは聞いてもよく分からないと思いますが、表地と裏地の生地厚さ単位がデニールで表記されているかと思います。まぁ…その辺は分からなくても大丈夫!ただダウンはかなりこだわりのある高級ダウンとなっていますよ?
こだわりのスパニッシュダウンは簡単に言うとスペイン産のホワイトダック(水鳥)の羽の事です。ちなみにホワイトダックのダウンという自体で高級なのです。
ダウンの品質は水鳥の品質はもちろんだが、それだけでは無く飼育環境と飼育期間がその品質を大きく左右するという点に目を付け、こだわりにこだわって選んだのがスペインのホワイトダックというわけです。
高級であるホワイトダックダウンなのだが、それでは足らずにそれ以上に厳選したダウンを使用しているという事なのです!
収納時はここまで小さくなり、積載の助けにももちろんなりますし家での収納にも困りにくいですね!「今日はシュラフ要らないかもなー…」なんて思ったら枕にもなりそうです。
ちなみに収納サイズは横幅は300mm×直径はφ175mmとなっています。
YKKファスナーを採用して、特殊パーツをスライダーに組み付ける事で、生地の嚙み込みと嚙み込みが起きた時の生地へのダメージを軽減する工夫がされています。他にもいくつかのグッドポイントがまだあります!
家で干す時なんかは「ハンガーループ」が付いているのでクローゼットなどで掛けて保管するなんかが出来ますし…
防水性は20,000mm・透湿性は6,000g/㎡/hrsと防水透湿性も申し分のない仕様となっています。外からの水はシャットアウトさせ、中の汗はしっかりと外へ出すというシュラフになっているので快適性もバッチリだ!
ただやっぱりテントと同じく高いというのがネガティブポイントとなりますね…良いシュラフでも他にも安いものがあるので…ね?
ちなみにテントもNANGAとのコラボ製品なのでそれなりのお値段となっているのは納得ですね…
インフレータブルマット
寝具のマットもあるので、このインフレータブルマットとシュラフがあれば寝床の確保は出来たも同然!
暑さ3.5cmのウレタンフォームを使用したクッション材となっており、収納から出した途端自分で膨張し、優れた弾力性を発揮するのでふかふか快適な寝心地の寝床がすぐに準備出来ちゃいます
- マットサイズ:約H185cm(縦)×W55cm(幅)×D3.5cm(厚さ)
- 収納サイズ:約300mm(横)×φ170mm(直径)
- 重量:約1150g
という仕様になっており、くるくる巻いて小さく収納する事が可能!
▲こんな感じに小さくなります。
展開サイズは縦は十分だが横幅はそんなに広くは無い…しかしマットなので落ちてもダメージは無いので心配はありません。
▲テント内に展開した雰囲気はこんな感じ!
その他機能としては収納袋にバックル、パルステープ、カラビナホールが装備されているのでマットそのものの収納時はもちろん、バイクへの積載にもかなり役立つでしょう
ミドルバックアウトドアチェア
ミドルバックアウトドアチェアの形は最近のキャンプチェアでは定番の形となっており、キャンプ場での過ごしやすさを提供してくれます。
座面はポリエステルと頑丈であり、フレームはアルミ合金と軽さと頑丈さを持っています。背もたれ付きなのでキャンプやBBQでリラックスして使用することが出来ますよ!
- 使用時(展開時):約H850×W600×D580(mm)
- 収納時:約H165×W450×D130(mm)
- 座面の高さ:465mm
- 重量:約1340g
という仕様になっています。
ミドルバック(背もたれ)のアウトドアチェアなので展開時にそこそこ大きくなるのは当たり前ですが、収納時はとてもスリムに小さくなるのでありがたい
▲こんな感じに小さくなります。
▲使用時はこんな感じになっており、十分な背もたれサイズと包み込むような座席はキャンプ場での最高のリラックスを提供してくれるでしょう!
カラーはグリーンとオフホワイトが用意されておりどっちもオシャレだ!
5,000円ちょいで購入が出来るのでそこまで金額ハードルが高くないというのもグッドだ!
コンパクトアウトドアチェア
コンパクトアウトドアチェアはミドルバックアウトドアチェアのちょっと小さいバージョンの椅子になります。ちょっと小さくなった分、背もたれが低くなりましたが逆にやや軽くなるというメリットがあります。
もちろん収納時もミドルバックアウトドアチェアよりも小さくなりますよ!
- 使用時(展開時):約H680×W530×D490(mm)
- 収納時:約H125×W370×D120(mm)
- 座面の高さ:360mm
- 重量:約980g
- 座面:ポリエステル
- フレーム:アルミ合金
という仕様になっています。
展開時が小さいのであれば、もちろん収納時も小さくなるのは当たり前ですよね?
▲こんな感じにコンパクトアウトドアチェアの方が小さくなりますよ!
▲使用時の座った感じはこんなのであり、背もたれの高さと地面からの高さがミドルバックアウトドアチェアよりもやや低くなっていますね。このサイズでも十分にリラックスできるので十分な椅子と言えるでしょう。
カラーリングは「グリーン、オフホワイト、ブラック」の3色となっています。
▲ミドルバックアウトドアチェアよりも小さい分、値段も約1,000円ほど安くなっていますよ!
ポータブルチェア
ポータブルチェアは3脚の折り畳み椅子となっています。先に紹介した2つのチェアよりも収納/展開がとても楽な分、背もたれが無く座面も小さくなっています。
この手のキャンピングチェアは補助的(サブ)な扱いとして持っていかれることが多いですね!この椅子は背もたれや余裕のある座面はありませんが、機能性などは十分にメインと張り合えるかと思います。
- 使用時(展開時):約H340×W440×D330(mm)
- 収納時:約340mm(幅)×φ80mm(直径)
- 座面の高さ:440mm
- 重量:約400g
という仕様となっています。
展開時はよくある3脚タイプのチェアですが、このチェアは360°回転可能な3脚チェアとなっているので座った状態での利便性は高い!「背もたれ/ひじ掛け」が付いているチェアはリラックス性の観点からかなり良い製品だが、それでも360°回転する事は出来ない。
椅子で何か作業(料理/整頓/片付けなどなど…)くるくる座面が回転するのは結構ありがたいでしょう。なにせツーリングでキャンプ地に向かった時点で結構疲れていたりしますからね!
収納時は他のチェアより小さくスリムになるから積載の負担もかなり少ない!4脚の定番型のリラックスチェアに比べると快適さこそ足りないが、それ以外の「積載力/重量/機能性」は優秀と言えるでしょう。
カラーリングは「ブラック/カーキグリーン/ホワイト」と色々あるし、安いので手が出しやすいですね!
コンパクトアウトドアテーブル
コンパクトアウトドアテーブルの”コンパクト”はテーブル自体がコンパクト(小さい)わけでは無いので実用性は十分なのです!と、言われると収納時にコンパクトと言う事は簡単に分かるでしょう!
天板の耐荷重は40kgと軽い人であれば人間でも乗れる事が出来てしまう頑丈さは、どうしても手荒に扱ってしまいがちなアウトドアシーンでも嬉しい耐久度だ。
- 組立時(使用時):約H360×W400×D340(mm)
- 収納時:約H120×W430×D100(mm)
- 重量:約1,000g
- 天板材質:アルミ
- フレーム:アルミ
アルミという軽量かつ頑丈な素材が使われてはいますが、耐荷重40kgを誇る耐久性なのでそこそこ重さが出てしまうのは仕方ないでしょう。
しかし、収納時はかなりスリムになるので積載負荷はかなり低く、1kg程度の重さなら気にならないでしょう
使用時よりも収納時の方が横幅(W)が大きいのは、テーブルの脚の長さのせいですね!
脚はスリムにたたむ事ができ、天板もたたむ事ができるのでかなりスリムにおさめる事が可能となっています。展開時は結構広い天板になるので割とたくさんの物を乗せれますね!1人分なら十分でしょう。
「頑丈/収納時コンパクト/使用時広い」というアウトドアもとい、キャンプツーリングにはかなりありがたい仕様だ!
ツーリングフラットグリル189
調理時にはグリルに、それ以外は焚き火台になる「ツーリングフラットグリル189」です!
キャンプもとい、キャンプツーリングには火の元(コンロ的な)と焚き火台が必要不可欠ですよね?
- 火の元が無いと焼く/煮るなどの料理が出来ない
- 焚き火が無いと夜の灯りが少ない
- 寒い時期は焚き火が無いと熱源が無く寒い
などなど…デイキャンプでない限りほぼ持っていくでしょう。
キャンプ地での火の元は色々ありますが、1つの製品で色々な事が出来るものがキャンプツーリングには向いていますよね?だって色々持っていくと積載がキツくなるから…1つで3つの事が出来れば2つ持っていく必要が無くなりますし
ツーリングフラットグリル189は「調理と焚き火」の2つの事が出来ますね!
収納時にはすべてのパーツが別々になり、それぞれがとてもフラットになっているので薄く小さい専用バッグに入るようになっています。
- 組立時(使用時):H175×W189×D150(mm)
- 収納時:H25×W235×D180(mm)
- 重量:約1.95kg
- 素材:ステンレス
- 耐荷重:4kg
ステンレス製の頑丈なグリルは耐荷重4kgとなっており、大きめの鍋なんかをしない限りよほど大丈夫と言えるでしょう!
大きなグリルというわけではありませんが、1人分のご飯を作るだけなら十分に使えるでしょうし、収納時の事も考えられて作られているのでなかなかジャストサイズではないかと思えますね
1.95mmの極厚ステンレス板となっているので、薪や炭をガンガンと燃やして使用する事が出来ますよ!
以上の8選がデイトナで揃うキャンプ用品ですね!
- テント
- シュラフ
- マット
- チェア
- テーブル
- グリル
▲デイトナだけでもキャンプ用品のこれだけを揃える事が出来るってわけね
デイトナで揃うキャンプ用品はテント&シュラフ以外は手が出やすい!
簡単に言えばデイトナだけでキャンプでの「食・住」を揃えることが出来ます でも…テントとシュラフはあんまりおすすめではありません。
それはなぜ?簡単に言うと高価だからですね…正直言って今やキャンプブームが来て、キャンプ用品がそこかしこから出ており、キャンプツーリング時にも助かるようなテントやシュラフって他にもたくさんある!
つまり「デイトナ×NANGA」の高価なコラボモデルを買う必要は別に無いというわけ…品質や機能性、快適性は十二分に良いというは理解出来ますが高いですよね?なかなか手が出ませんよね…って事。
筆者的にはテント&シュラフ以外の「マット/チェア/テーブル/グリル」はそれぞれ5,000円前後やそれ以下で購入する事が出来るので、気に入ったものがあれば手が出しやすい。コスパを考えるとこの辺ならデイトナアウトドアサプライでもアリだと言えるでしょう
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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