ネオクラシックバイクというバイクジャンルは既に根付いており大手のバイク関連紹介サイトでも度々「ネオクラシックバイク」「ネオレトロバイク」というワードで出てくるほどになっていますね!
そんなネオクラシックバイクですが、オシャレというイメージがついていたりもします。カスタムをしなくても元々オシャレなのでカスタムにお金をかけたくなる部分も少なく、走行時の費用や装備品・用品にお金をかけられる利点があったりしますね。
特に日本国内モデルで人気の高いネオクラシックバイクは…
- カワサキ:Z900RSシリーズ
- ヤマハ:XSR900/700
- スズキ:SV650/SV650X
などですが、これらの仲間入りをする可能性を大きく秘めている新モデルがカワサキからの登場を控えているのです「Z650RS」ですね!
その名も
[toc]
カワサキの新作ネオクラシックバイク「Z650RS」ノーマルで既にオシャレ
カワサキは「Z650RS」という新ネオクラシックバイクの販売を控えています。その販売予定時期は2022年モデルを2021年秋から順次導入国へ開始していくとの事。
その名前の通り、大人気ネオクラシックバイクである「Z900RS」の弟分的な存在でありミドルクラスのエンジンを搭載した街乗りでもツーリング時のスポーツ走行も楽しめる使い勝手の良さを持っています。
見た目はかつてのカワサキ人気バイクである「ゼファー」を彷彿とさせる楕円形タンクに程ほどに厚みのあるフラットなシートを装備しているクラシックな見た目をしているのでカワサキファンには結構な熱みを含んでいるんじゃないでしょうか
ミドルクラスエンジンの扱いやすさは排気量の良いとこ取り
ミドルクラスエンジンというのは、小排気量でも無く大排気量でも無い中間的な排気量というものです。
- 250ccなどの小排気量=街乗りなどに便利だがパワーは比較的不足ぎみ
- リッタークラスなど=車体が大きく重たいため、街乗りでは大変だがパワーがあるので高速道路などのパワーが必要な時に無理が無い
という感じに排気量によって良し悪しが言われる場合があります。
そのような排気量帯でのメリットデメリットを踏まえてミドルクラスを説明すると…
- リッタークラスなどよりは小さ目の車体と軽めの重量
- 低中速域でも扱いやすく、高速域でも十分なパワー
という感じのエンジンなので、街乗りなどでもスイスイ走りやすくパワーが必要な場合は無理なくスピードを上げる事が出来るというわけなんですね!
クラシックさと先進さのバランスの取れた見た目
ネオクラシックバイク、特に過去に存在したモデルをインスパイアしたような見た目のバイクは過去そのままの見た目を流用するのではなく、現代風なデザインも盛り込みつつクラシックさを踏襲しているという印象があります。
今ページで紹介の「Z650RS」も同様で、クラシックさと先進さ(現代っぽさ)を上手に融合してデザインされている印象となっていますね!
画像のフロント周りであれば…ヘッドライトリム(周り)をメッキパーツにし、クラシック感を出していますが、ウィンカーはLED特有の細長い今風の形状をしていますね!
▲コックピット部はこんな感じであり、メーターはクラシックな丸型が2つ並んだ見た目となっており、ミラーも同様に丸型を採用しているという兄貴分Z900RS同様クラシックな見た目を貫いています。
ハンドルはネイキッドタイプに定番な形状のバーハンドルが採用されています。
▲タンクは楕円形でゼファーシリーズを彷彿とさせる形状となっており、差し色のラインデザインも良い感じに立体感を出しています。シートも同じくゼファーのような形状で安っぽさが無い生地の質感の高いものが採用されていて、所有している満足感もあれば長く愛用する為の耐久性もなかなかありそうだ
▲純正ホイールはクラシックな雰囲気な複数のスポークスタイルが採用されており、ゴールドテイストなカラーリングは高級感があるとともに、ボディカラーととても合っていて良い感じ!
まぁでもやっぱりこの手のキャストホイールはクラシック感というよりも、スポーツ感が出ちゃうよね。
そうだね、よりクラシックを演出するならメッキのスポークホイールがベストだったよね!
全体的なスタイリングは画像を見た感じですが、マフラーエンドがリアタイヤ手前で止まっているスタイルはクラシックというよりはスポーティ!という部分を見ると見た目だけでは無く、スポーティさも忘れていないようなイメージですね。
- 古いスタイリングのタンク、メーター、ヘッドライト、シート、ミラー
- スポーツを視野に入れているが、フロントフォークはあえて正立を採用
- スポークテイストのキャストホイール
フルノーマルでも十分なクラシック&スポーティルックスを持っているZ650RSなので、乗り出したままでも良いですが、カスタムしたくなるポイントもいくつかありますね!
- マフラーをメッキカラーのカスタム品
- フェンダーレス化
- メッキのスポークホイール
▲これくらいのカスタムをするとよりクラシック感が上がって良い具合になるんじゃないかと予想出来ますね!
Z650RSのカラーリングとスペック
Z650RSのカラーリングは現状分かっているもので3カラーとなっています。
▲キャンディエメラルドグリーンは、濃いめのグリーンに差し色として黄緑と黄色っぽいラインがデザインされています。
▲メタリックスパーブラックは黒色ベースのカラーに同じようにカラーラインがデザインされています。
▲メタリックムーンダストグレー/エボニーカラーは一番デザインが凝っているカラーとなっており、グレーというかガンメタっぽいベースカラーでその上にブラックなどのカラーを使用してデザインされています。
【Z650RSの簡単な主要諸元】
全長×全幅×全高 | 2065×800×1115mm |
---|---|
ホイールベース | 1405mm |
シート高 | 820mm |
エンジン形式 | 水冷4スト2気筒DOHC4バルブ |
車両重量 | 187kg |
燃料タンク容量 | 12L |
タイヤサイズ | Fr:120/70ZR17 Rr:160/60ZR17 |
という車両スペックとなっています。
リアタイヤサイズが160/60ZR17というサイズはスポーツ向きのサイズでは無く、どちらかと言えばストリートユースな感じになっています。見た目がストリートよりもスポーツ寄りなバイクなだけにスポーツ走行もガンガンに行えるサイズで無いところはどこか残念ですね…
欲を言えば180/55ZR17などのスポーツ向きなタイヤサイズの設定が良かった気がしますね…カワサキファンもこの手のデザインをストリート向けとしてイメージしているライダーさんも少ないんじゃないでしょうか。
まとめ:Z650RSはクラシックさもスポーティさもほどほどで丁度良いが残念点も…
Z650RSはしっかりとクラシックもしているし、スポーティさもある。という感じでZ900RS同様に次世代のネオクラシックバイクとして十分なビジュアルスペックを持っていてオシャレかと思います!そしてミドルクラスエンジンの並列2気筒というエンジンスペックも扱いやすく幅広いライダーに対しての良さがあるでしょう。
しかしながら筆者としてはZ650RSには「今世代のネオクラシックスポーツ」として期待していた分リアタイヤサイズに関しては残念点と感じてしまいますね…現在パワーやトルクは定かではありませんが、ミドルクラススポーツのエンジンはガンガンに攻められるのがメリットとしてありますよね?
ですが、設定サイズがストリート向けなので攻めるに攻めづらい場合も出てきてしまう可能性がありますね。という感じでタイヤサイズは残念に思えます…まぁ期待のモデル新型なのは間違いないので要チェックです
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
【▼質問などはツイッターでも受け付け中ですよ!】
++++このブログはシェアフリーです++++
↓いつも面倒なポチっとにお付き合いありがとうございます。励みにしております!
【お問い合わせ】←ではこんな記事を書いて欲しい!などの意見も受け付けています。