安くて品質の良い日本国内のヘルメットメーカーであるOGKカブトから完全新モデルが登場!その名も「OGKカブト F-17」。
F-17はMFJ公認のレーシングフルフェイスヘルメットとなっており、その見た目(シルエット)はSHOEIのX-Fourteenのような後頭部にスラっとスポイラーが付いているスタイリッシュな形になっているのでスポーツバイクにかなり合う印象。
MFJ公認とは…簡単に言うとレースシーンでも使用が可能と認められたものの事。
つまり、レースシーンでもライダーの頭部を守ってくれる性能を有しているという事なのでかなり安全性が高いものと言えますね!
そんなOGKカブトの新しいハイスペックモデルであるF-17を紹介していきますね
OGKカブトの完全新モデルであるF-17はレースシーンでも使用が可能な安全性を誇っておりそれだけではない!
全方向型エアロダイナミクスというコンセプトを基に空力性能を追求している為、走行時の安定性が高い…これは普段の公道走行時にもありがたい機能性であり、その他にもこのヘルメットをよりよくするための工夫がされています。
OGKカブトのレーシングハイスペックのRT-33シリーズを改良し、更なるスペック向上を目指し出来た新モデルというOGKカブトのレーシングスペックの新しいスタンダードとなるF-17は、そんなスペックながらにOGKカブト価格(リーズナブル)と言うのもグッドだ!
こんな感じのページとなっています。
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OGKカブト新モデル「F-17」はかっこいいシルエットで空力性能を味方に!
▲こちらが新モデルのF-17というヘルメットですが、いかがでしょう?シルエットがめちゃくちゃかっこよくないですか!機能性云々の前に見た目でぐっときますね。
そんなかっこいい見た目はもちろん魅力的な部分ですが、F-17のメインはそこでは無いんですよね!このヘルメットの売りはMFJ公認を得るくらいのレベルで開発された気合の入ったヘルメットであるという事なのです
全方向型エアロダイナミクスというコンセプト
この「全方向型エアロダイナミクス」の意味はよく分かりませんが、どうやら空力特性を追求する為のコンセプトのようで、具体的にどんな工夫がされているのかと言うと…
- 新型ウェイクスタビライザー(PAT.)
- クレストスポイラー(PAT.P.)
- 帽体は従来のA.C.Tの進化系の「A.C.T-2」
- ヘッドサイドベンチレーション
という感じとなっています。
これらの武器を基に「OGKカブト F17
新型ウェイクスタビライザー(RAT.)
画像の青点線部分が新型ウェイクスタビライザーとなっており、これが走行時に発生する帽体付近の気流をコントロールして負荷を軽減するOGKカブトの特許システムです。
このスタビライザーは横から見ていると、横に突き出ているように見えますが横に出ているわけでは無く、AraiのX-FourteenやAGVのヘルメットの後頭部が後ろに突き出ているスポイラーと同義だとイメージしたら早いですね!
このウェイクスタビライザーの役割としては、上手に風を流すことによってブレを軽減し、頭部の安定感を出すことだ。
▲実験の状態を見てみると、ヘルメット横を通った気流が最終的にまとまってヘルメット後頭部を通過する様子が見えますね!
クレストスポイラー(PAT.P)
クレストスポイラーは頭頂部についているスポイラーとなっています。頭頂部のスポイラーはあまり見たことが無いでしょうが、これはF-17特有のオリジナル感が見た目的にもありますし、このヘルメット自慢の空力特性にも大きく寄与していると言います。
クレストスポイラーの機能としては、ヘルメット上部の気流をあえて乱すことによって走行風(空力抵抗)などによって浮き上がろうとする力を抑えてヘルメットを安定させるというものだ!これがF-17本来の優れた空力性能に大きく貢献しているのです。
▲実験中の状態を見てみても、まとまった気流が流れて頭部を通過した後はクレストスポイラーに乱された気流の様子が見てとれます。一番効果が出たサイズを選定し採用されているのでその効果は大きいでしょう。
- 頭頂部のクレストスポイラーが頭部が浮く力を制御
- 新型ウェイクスタビライザーが横を通過する気流をコントロールし、ブレを軽減
という感じで空力性能を発揮しているという事になりますね。
帽体はA.C.Tの進化版の「A.C.T-2」
新帽体構造の「A.C.T-2」は5つの繊維素材が重なって出来ています。
- 高性能ガラス繊維
- 高強度有機合成繊維
- 高強度/高弾性有機合成繊維
- 高弾性有機合成繊維
- 高性能ガラス繊維
という感じの5重構造となっています。
これにより厳しい耐貫通性能が求められるMFJの安全基準を高次元にクリア
帽体以外にもチンガード部分にも高強度有機繊維を配置しており、帽体強度を更に向上しているという。
▲優れた耐貫通性と衝撃吸収性を兼ね備えたA.C.T-2を採用するとともにFEM(有限要素法)構造解析を導入して各部の強度も最適化しています。
「ウェイクスタビライザー/スポイラー/新型帽体」などなど各種気合を入れた開発が行われたのですが、気になる点はその重量ですよね!
どうやらLサイズで1720gほどと言う事でこれは、軽量スポーツフルフェイスなどに比べると結構重たい…ですが、F-17に興味を持ったライダーさんは、まだ絶望してはいけません!空力性能が優れているという事は、装着走行時での重量はあまり感じなくなる可能性が あるんですよね。
なので、気になっているライダーさんはたくさん情報を集めるか、実店舗で試着してみるのがおすすめかと思います
ヘッドサイドベンチレーション
F-17のエアベンチレーションは4か所となっており…
- おでこに1つ
- まゆげの上らへんに2つ
- あご部に1つ
となっています。
ヘッドサイドベンチレーションはまゆげの上らへんの2つです。これは走行中に前方から来る風に対して顔を横に向けている状態でもヘルメット内に効率的に風を取り込む事が出来るという事です。
▲イメージとしては画像のような感じですね!
その他にも注目すべきベンチレーションがあご部のものであり、これは「フレッシュエアコントロール」と言われる機能面であり、シールド内面矢メガネのくもりを抑えると共に息苦しさも低減するという。
▲画像のような感じで、風を取り込む事でシールドの曇りも息苦しさも解消してくれるようですね!
おでこにあるベンチレーションも中の熱気を逃がすのと同時に空気を取り込むような機能性を持っていて期待が出来ます。
ちなみにR-33に代わる新しいレーシングスペックのスタンダードとなり得る「F-17」とRT-33を比べて説明しているものが以下の画像です。
その他にもある機能性/快適性
その他にもある機能性や快適性は定番のものからあるとありがたいものなどがありますね!(ベンチレーションなどの紹介したものは割愛)
- 内装制菌加工&COOLMAX&フル脱着可能
- エマージェンシーシステム
- ピンロックシールド付き
- メガネ対応チークパッド
- インカム取付専用スペース
- 口元にマルチジョイントスペース
- ウィンドシャッター付き
- ヘルメット用ガラスコーティングキット付き
という感じです。
▲内装は、制菌加工がしてありCOOLMAX素材で全て脱着可能となっています。それに加えてエマージェンシーシステムもあるので、緊急時に第3者が素早くライダーの頭部からヘルメットを取り外す事が可能となっていますね!
▲ピンロックシールドも同梱されているので、ベンチレーション以外にも曇り止めの機能性は高いでしょうね!
▲インカム取付の為の隙間があったり、口元(チンガード部)にはクリアランスが確保されており、インカムマイクなどの設置も楽にする事が出来るでしょう!
その他にもガラスコーティングキットが同梱されていたりなど、結構気合いの入った感じでF-17をライダーに装着して欲しいというのが伝わってきますこのレベルのヘルメットが5万円台で購入できることもかなり嬉しい点ですね!流石OGKカブトと言った具合でしょうか。
しかも
まとめ:F-17は装着してこそ感じる空力性能か!?だが期待値は高い
F-17の売りはまさに空力性能ですが、これに関しては自身が装着して走行してみないと感じようが無く、同様に数値上では重そうに感じるがそれに対して空力性能がどう働くのか…というのは気になってくるところ。
ですが、開発に気合が入っているところや同梱品の多さからもOGKカブト自身の「F-17」に対しての熱意からしてかなり期待出来る新型モデルなのではないか!?と感じてしまいますね!気になるライダーさんは是非装着してみると良いでしょう
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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