愛知県国際展示場にて4月17日まで開かれていた「ビークルスタイル」の会場で発表されていたのが、プロトのモトテントだ!
モトテントは簡単に言えば、文字通りバイクと一緒に寝る事が出来るテントというわけです!普通のバイク用テントの場合は、バイクが乗り入れ出来るキャンプ場で、テントを設営した傍に置いておくというまでが限界でしたが、このテントはバイクと一緒にテントに入る事が出来るのだ!
モトテントはライダーと一緒にバイクもテント内に入れる事が出来るライダーにとってはロマン溢れるテントというわけだ!
このテント自体は小さく畳んで収納&積載出来ますが他のバイクテントと比べると大きく収納力に欠ける…その他特筆した機能面は無くバイクと一緒にテントに入れるというのが唯一の魅力であり売りなのです。
つまり…ロマンのテントというわけです。
こんな感じのテントですね!
プロト「モトテント」はバイクと一緒に寝れるテント!ロマンが売りだ
まだ発表&お披露目のみで販売はされていないようですが、このモトテントと言うのはこのロマンだけで十分な魅力があると言えるでしょう!バイクまでテントに入れてその真横で寝る事が出来るのですからね!
そんなモトテントの色々な部分を見ていきましょう!
バイクもすっぽり!大きなテントだ「モトテント」
モトテントはハーレーのグライドシリーズ並みの大きさのバイクなどでは難しいですが、おおよそのサイズのバイクはすっぽりと入ってしまうテントサイズになっています。上の画像にはレブル250が収納されていますが、ホイールベースの長いアメリカンでも入っていますね!
レブル250が入っている部分はバイク専用のスペースとなっており、かなり広いスペースが確保されており、開いている前方部分は開閉自由なのでもちろん閉じる事も出来るので天候が悪くなったらライダーだけでは無く、バイクも雨風からしっかりと守る事が出来るというわけです。
人用の空間は2人で余裕!3人いける広さ
人が入る部分にも十分な空間が確保されており、成人男性が余裕で足を伸ばして寝る事はもちろん…同じく成人男性が2人寝転がっても十分な余裕があります。もう少し詰めれば3人だっていけちゃうサイズ!
大人が寝ても十分なスペースが確保出来ているという事は、もちろん座って過ごすのなんて余裕なので、自分のバイクにうっとりしながらお酒とおつまみを楽しんだり、友人などとバイク談義に花を咲かせるなんて事も余裕ですね。
キャンプツーリングに持っていくテーブルなんかは組み立ててもとてもコンパクトなので、テーブルを持ち込んで中でゆったりと過ごすというのは全然余裕だ!
基本的には簡単に扱える
モトテントの設営後の扱いは基本的に簡単です!理由は機能面を最小限に抑えてあるからであり、設営後にライダーが触る部分と言えば基本的に扉部分だけ。
出入口を兼ねている扉、居室に入る扉、換気を確保する扉などは丸めて留めるだけの簡単な方法で困る事はまずありません。なので、このテントでちょっと苦労するのは設営時点が一番かもしれませんね!
設営は大体20~30分と普通
このテントの設営は20~30分と言われており、動画内では20分くらいで設営出来たという感想が言われています。テント設営でこのくらいの時間なら早くもなく遅くもなくという普通程度なので特筆すべき点ではありませんね!まぁ普通なら良しな人も多いでしょうけどね。
よくあるバイク用テントの場合だと「ワンタッチ形式」だとか「ワンポール形式」だとかコンパクトさを重視しながら設営の簡単さも重視されている場合が多いので、それらと比べると遅いと感じる場合もあるかもしれません。
ですが、このモトテントはバイクを入れないとすると成人男性が4~5人程度なら余裕で寝転ぶ事が出来るドームテントとなっており、それらのサイズを設営すると考えるのであればこの時間は十分に優秀だといえるのかもしれませんね!
収納サイズは思ったよりもデカい
収納サイズはシートバックの上に乗っているダッフルバッグのような物です。なので大きさの割にはコンパクトにはなりますが、そこまで小さくなるというわけでもありません…
まぁ逆にバッグの底がなかなかに広い面積になるので、大型のシートバッグの上に積載するのには結構適しているという見方も出来ます。バイクの積載に関して言えば小さくなるに越したことはありませんが、そんな見方も出来るので受け取り方はライダー次第とも言えるかも?
こんなモトテントをどう見るか?
モトテントを特筆する点は多く無く「バイクと一緒にテントに入れる」という事だけとも言えます。まとめると以下の仕様感…
- バイクと一緒にテントに入る事が出来る
- バイクを入れた状態では人間は2~3人寝転ぶ事が出来る居室サイズ
- バイクを入れなければ多くの人間が寝れる、座るとなるともっとだ
- 大きさの割にコンパクトになるが、バイク用テントの中では小さくはない
- 組立は20~30分ほどかかるので普通程度
という仕様です。加えて説明していなかったですが、重量は7kg程度となっています。
バイク用テントには「収納時のコンパクトさ・軽さ・組立やすさ」ってな感じがマスト仕様と定番ですが、それをロマンが為に覆しているのがこのテントと言えるでしょう。ロマンと仕様とを天秤にかけて魅力的だと言い切れるライダーにはかなりおすすめと言えるでしょう!
まとめ:モトテントはロマン!それ以外はあんま期待するな
こんな言い方はプロトさんに怒られてしまうかもしれませんが、筆者の感覚的には正直言って「バイクと一緒にテントに入れて、それでいて居室も十分なサイズ」という点だけでしょう!
それ以外の仕様は定番のバイク用テントから結構外れており、特にキャンプツーリング初心者などには辛くおすすめ出来ないというのが正直なところ…ですが、ツーリングに慣れて(バイクに慣れて)おりキャンプにも慣れているライダーさんがロマンを求めるならドンピシャな感じもします。
つまり…バイクに関してもキャンプに関しても楽しむ所まである程度楽しんだ後に付加価値としてロマンを求めるにはピッタリな仕様のテントと言える!そんなモトテントは現在2022年4月では発売日・価格共に未発表だが、注目度は十分です。
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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