車が主流である日本住民にとって、バイクは贅沢品。
その為、コスト面を色々と気にしている人も多いかと思います。
そんな人達はバイクの車体そのものが高いのはしょうがないにしても『燃費、車検、消耗品交換など』のランニングコストは出来るだけ抑えたい所ですよね。
バイクに乗っていく上で必要不可欠であるランニングコストを出来るだけ抑えようと思うと、バイクの乗り替えなども視野に入れる場合があると思います。
そんな今では『電動バイク』が結構話題になっており、気になっている人もたくさんいるのではないでしょうか。
電動バイクはその性能はもちろんの事『電気で走り、エコでお財布に優しい』という面もあり、ライダーにとっても嬉しい乗り物です。
ライダーにとっても優しい面がある電動バイクは、ランニングコストを気にするライダーにも注目度は高いですよね。
例えば…
- お小遣いでやりくりしているライダー
- 高性能なバイクには乗りたいが、ランニングコストは出来るだけ抑えたいわがままライダー
上記のライダーにとってはとても助かるバイクである事は間違い無いでしょう。 そんなライダー達がもっと電動バイクに注目したくなるような情報があります。
それは電動バイクには
車検がいらないという事です。
電動バイクと言えばガソリンバイクでの1,000ccクラスに匹敵するパワーを持っているバイクも発表されており、およそ大型二輪免許が必要なスペックに到達しています。
電動バイクは大きなパワーをもっていても果たして本当に『車検不要』なのか?信じられないが本当なら注目度爆上げの話と、電動バイクの免許区分制度に新たな動きがあったので一緒に見ていきましょう。
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電動バイクの免許区分に見直しが入った
今までの電動バイクの免許区分は『緩さ』さえ感じるくらい、大雑把なものでした。それに見直しが入り、細分化されて1つ項目が追加されています。
【電動バイク免許区分:新旧比較】
旧免許区分 | 新免許区分 |
0.6kW以下:50cc(原付扱い) | 0.6kW以下:50cc(原付扱い) |
1kW以下:51~125cc(原付二種扱い) | 1kW以下:51~125cc(原付二種扱い) |
1kW超:全て~250cc(普通自動二輪:車検無し) | 1kW~20kW:~250cc(普通自動二輪:車検無し) |
新:20kW超(大型自動二輪) |
20kW超の項目が追加されており、この出力帯になると大型二輪免許が必要になるという事です。
今後出力が大きな高性能電動バイクが登場を控えている中で、先を見越しての免許区分見直しを図ったと推測されます。
高性能バイクに乗る為のハードルが低すぎては、ライダーもその他の人達も危険があるので当然と言えば当然の見直しかと思います。
【ハーレー:ライブワイヤー】
ライブワイヤーの性能は0~100km/hまでの速度がわずか約3秒で出す事が出来て、今後登場を控えている高性能電動バイクの代表格です。
【キムコ:スーパーNEX】
キムコのスーパーNEXも登場を控える高性能電動バイクとして話題を集めており、その性能はパワーモード最強状態で0~100km/hは2.9秒、0~200km/hは7.5秒で到達するという恐ろしい高性能さです。
上記2車種とも注目度抜群の高性能電動バイクとして話題があり、ガソリンエンジン1,000ccクラスにも匹敵するその加速力はかなりの魅力です。
出力はどちらも未発表ですが、この性能なら20kWを超える可能性はかなり高いでしょう。
でもさ、気になったんだけど普通自動二輪の免許区分って250~400ccだよね?
電動バイクにその区分って無いの?
よく気づいたね。
実は筆者も気になっている所ではあるんだけど、めぼしい情報は無いんだ。
免許区分をある程度知っている人であれば気づいたでしょう、すばる君とパン先生の会話ですが、私も実は疑問に残る部分なんですよねw
ただ現状は~250ccの扱いになるので、ライダーとしては今後の電動バイクのラインナップ次第では幅広い車種から選べる人がたくさん出てくると思うので嬉しい状態なのかもしれません。
私の予想としては電動バイクの普及にともなって、更に免許区分が見直されてもっと細分化されるのでは無いかな?と思っています。
大型区分の20kW超えでも車検が無い!?
免許区分に新しい項目が追加された電動バイクですが、大型免許が必要になる出力帯があるにも関わらず『車検が不要』という話があるようです。
Young Machineの方?が国交省自動車局に取材をしたらしく、
返答として『現状では車検は検討していません』と回答があった様です。
そうなってくると今後20kW超えの電動バイクが出てきたとしても、乗る為には大型二輪免許が必要にはなりますが、維持をする上ではガソリンバイクには必要だった車検が不要になる事でランニングコストがかなり削減されるという見込みがあるという訳です。
これはライダー達にとってかなり大きな朗報でしょう!
しかし補足として「20kW超の電動バイクが広く普及した場合、検討する可能性はある」とも答えているらしく、今後の電動バイク事情によっては車検が必要になる可能性はあるようです。
まとめ(おわりに)
電動バイクは次世代の乗り物としても大きな注目を浴びており、バイク業界にとっても社会にとっても大きな変化をもたらすでしょう。
『エコでお財布にも優しい』という時点で地球にも人間にもメリットがある乗り物なので、今後どんどん普及する見込みは大きく次第には電動バイクがガソリンバイクよりも多く走る時代も予想されます。
現状では全ての電動バイクには車検が不要という事になるので、発売と同時に購入を検討している人にとっては前向きな検討材料になるでしょうし、長い目で見て考えている人にとってもちょっと背中を押してくれるような内容ですね!
そのうち国産メーカーも乗り気で大型出力クラスを開発・発表していくのでしょうか。楽しみですね!
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