登場当初からかなりの人気を誇るネオクラシックバイク「Z900RS」ですが、人気があるのはライダーばかりではありません。
カスタムパーツメーカーにも大人気であり、こぞってZ900RSのカスタムパーツを躍起になって開発しています。
それもそのはず、『Z伝説の復活』と言われているくらい待ち焦がれていたこのスタイルのバイクは登場以前から人気が出る事は約束されたようなものでした。
ライダー、カスタムメーカー共に期待していたのは間違いありません。
その為カスタムメーカーもかなりの気合を入れています。
メーカーカスタムとして色々なメーカーがそれぞれコンセプトを決めて出しています。その中でも今回は『ドレミコレクション』のカスタムを紹介します。
ドレミコレクション
ドレミコレクションはカスタムパーツメーカーとして知名度も高く、人気もあるパーツメーカーです。
良くあるパーツメーカーのように、たくさんの汎用パーツを出している様なカスタムメーカーと言うよりは『個々の車種専用のパーツ』を出しているパーツメーカーです。
その為、自分の乗っているバイクの車種のカスタムパーツが出ている場合であれば多くの箇所をカスタムする事が可能となります。
ドレミカスタムという様にドレミコレクションのパーツを使用し、フルカスタムするだけでもかなりまとまったカスタムバイクにする事も可能です。
Z900RSを「Z1」仕様に出来るカスタム
引用:Webオートバイ
上記画像は「東京モーターサイクルショー2019」のパーツブースにより展開されたZ900RSです。
このカスタムされたZ900RSはドレミコレクションが発表したカスタムバイクであり、Z1を知っている人が見れば「おっ、Z1じゃん!」と近寄りたくなる仕様になっています。
Z1を知らない人の為に本物のZ1と比べてみましょう。
引用:Webオートバイ
上記画像が本物のZ1ですが、先程見てもらったドレミカスタムと瓜2つではないでしょうか?
フォークやシート、各部の質感などがちょくちょく違ってもかなりZ1に近づいたカスタムとなっています。
カワサキ党であるファンはZ900RSを持っているのであれば是非チャレンジしたいカスタムだと思います。
でも、このカスタムは憧れだけで終わらせる必要は無いんです。
ちゃんとあなたもZ1カスタムを実現する事が可能なんです。
では、このドレミの「Z1カスタム」を詳しく見ていきましょう。
ドレミコレクション「Z1カスタム」の詳細研究&紹介
ではでは、このドレミカスタム「Z1」仕様について詳しく見ていきましょう。
Z900RSに乗っている中にも絶対にZ1に憧れを持って乗っている人はいるはず。
という事はこのカスタムを是非やってみたいと思っているかと思います、そんな方の力に慣れれば…
更には「何このカスタムかっこいいじゃん!」と思ってくれる人も出てきたらいいなと思います。
まずはフロントから
フロント部の大きなパーツである、フロントフォークは恐らく変更が加えられていません。
フロント部での変更が入っている部分は…
- フロントフェンダー
- ウィンカー
- フォークの間にロゴマウント(見えにくいですが)
この辺りでしょうか。
フォークの間のロゴマウントは見えにくいですが、ノーマルの場合だとホーンが見える位置ですね。
【フロントフェンダー】
引用:ドレミコレクション
フロントフェンダーはZ1と同じ様にメッキの物を使用してクラシカル感をアップしています。
最近では樹脂フェンダーが主流となっていますが昔はメッキのフェンダーを使っていたので、フェンダーをメッキにするだけで一気にレトロチックになりますね。
引用:ドレミコレクション
Z900RSの純正ウィンカーは細長いLEDウィンカーを使用しています。
しかし、Z1などの旧車は丸形ウィンカーを使用していました。
このクラシカル感を再現するにはやはり丸形ウィンカーは必須ですね。
※ドレミコレクション上では、ウィンカーを付けるには別でステーが必要との事であり、リレーの交換も推奨しています。
ドレミコレクション上ではZ2タイプが出ており、これを使用している模様。
【ドレミコレクション】Z2タイプ LEDウインカー(オレンジ) 価格:5,940円 |
【ウィンカーステー】
価格:1,404円 |
【リレー】
価格:2,700円 |
▲KAWASAKIロゴ 引用:ドレミコレクション
フロントフォークの間にロゴエンブレムを付ける事ができます。
紹介したドレミカスタムではメッキの方を使用しており、クラシック感を出すのをしっかりと忘れていません。
旧車と言えばメッキというくらいメッキパーツが使用されており、定番中の定番と言えるでしょう。
▲DOHCロゴ 引用:ドレミコレクション
人気なのはKAWASAKIロゴなので、装着している人は恐らくKAWASAKIばかりでしょう。
人と被りたくない人はDOHCもありでしょう、かなり渋く決まりますよ。
【ドレミコレクション】Z900RSフォークカバーエンブレム 大文字メッキ ステー付き 価格:3,672円 |
【DOHCロゴ】
【あす楽対応】ドレミコレクション 35084 Z900RS フォークカバーエンブレム クローム DOHC ステー付き DOREMI COLLECTION 価格:3,132円 |
次はサイド部分
サイドやバイク下にも色々なこだわりが見えます。
しっかりと部位を選び、よりZ1感やクラシック感を出せるようなパーツ開発を行っている様です。
流石ドレミコレクションと言ったところでしょう。
カスタム部分は…
- マフラー
- エンジンカバー
- サイドカバー
見えて分かる範囲はこれくらいでしょうか、マフラーやエンジンカバーを変える事でかなり雰囲気が変わり、サイドカバーにはZ1に対するかなりのこだわりが見えます。
【マフラー】
▲4本だしストリートマフラー 引用:ドレミコレクション
Z1と同じ様に左右2本ずつの4本だしマフラーは欠かすことが出来ないでしょう。
マフラーはバイクの雰囲気をかなり変えてくれるアイテムであり、4本出しはZ1らしさがかなり出るのでこだわる人は是非カスタムしたい部分ですね。
引用:ドレミコレクション
ブラックカラーの中にポイントでメッキパーツを入れるだけでもそこの注目度は抜群であり、Z1ファンには一目で近づけたカスタムだと伝わるでしょう。
【サイドカバー】
引用:ドレミコレクション
ロゴやステッカーなどが何もないサイドカバーに『Z1風のステッカー』を張り付ける事でサイドカバー部分の雰囲気がほぼ同じになります。
この900のロゴは小さい様で以外に目立つので、細部にまでのこだわりを感じますね。
引用:ドレミコレクション
サイドカバーとセットで付けたいのがこの『サイドカバーフロントセクション』というパーツであり、サイドカバーをカスタム品に交換すると少し前に隙間が空きます。
ここを埋める様につけるのがこのパーツなのですが、バイクのボディラインがかなり綺麗になります。
【ドレミコレクション】Z900RS用Z1タイプサイドカバー 右ブラック 価格:16,200円 |
【ドレミコレクション】Z900RS用Z1タイプサイドカバー 左ブラック 価格:16,200円 |
【サイドカバーフロントセクション】
【ドレミコレクション】Z900RS用Z1タイプサイドカバー フロントセクション 右 価格:8,640円 |
【ドレミコレクション】Z900RS用Z1タイプサイドカバー フロントセクション 左 価格:8,640円 |
【サイドカバーエンブレムステッカー】
【ドレミコレクション】900サイドカバーエンブレム 両面テープ 価格:2,700円 |
最後にリア周り
Z1やゼファーにはリア周りにも結構特徴的な部分があり、再現するとなるとカスタムする必要があります。
カスタム箇所としては…
- ウィンカー
- リアフェンダー
- テールランプ
- シートカウル
- グラブバー
でしょう。
Z900RSのノーマル状態では今風の構造になっているので、比較的リア周りはスタイリッシュでスポーティになっています。
その状態ではクラシック感漂うZ1風にはちょっと遠いので、これをカスタムする必要がありますね。
【ウィンカー】
ウィンカーはフロント周りで紹介した時と同じ様に丸形ウィンカーにカスタムし、クラシック感を出しましょう。
【リアフェンダー、テールランプ】
引用:ドレミコレクション
フロントフェンダーがメッキであれば、もちろんリアフェンダーもメッキですね。
前後メッキフェンダーになる事でクラシック感がかなりアップし、雰囲気も別物と感じるでしょう。
そして、こちらのリアフェンダーはテールランプとセットになっているので一気にリア周りをカスタムする事が可能です。
DOREMI COLLECTION ドレミコレクション スタンダードメッキリアフェンダー赤ランプセット テールランプカラー:レッド Z900RS Z900RS CAFE 価格:39,313円 |
【シートカウル】
引用:ドレミコレクション
リアフェンダーと一緒に変えたいのが、シートカウルです。
Z1仕様のシートカウルはノーマルの物と比べて少し長いです。
少し長めのシートカウルを使用する事により、レトロで大きなテールカウルとのバランスが上手にとれます。
【ドレミコレクション】Z900RS用Z1タイプテールカウル火の玉・ラインステッカー仕様 価格:37,800円 |
【グラブバー】
引用:ドレミコレクション
グラブバーは見た目を変更するのと、タンデムをし易くするという2つのメリットが存在します。
グラブバーもメッキ仕様の物は最近では見る事が無いので、ここでもクラシック感を演出する事が出来ます。
Z900RS「Z1スタイル」カスタムまとめ
今回紹介したドレミコレクションのカスタムパーツだけを全て使用するだけでもかなりZ1に近づくでしょう。
市販かされていない部分や、画像だけでは分かりにくい部分のパーツもありますが満足いくレベルのカスタムが出来ます。
しかし、1回で全てを行うのは金額的にかなりダメージを負ってしまうので、Z1スタイルのカスタムを目指すのであれば『要所要所を少しずつ揃える』という進め方が良いでしょう。
例えば「前後のフェンダーをまずセットでそろえる」「前後ウィンカーをまず変える」など、部位毎にグループを作ってそのグループ毎にカスタムしていくとまとまった状態で進める事が出来るので、途中の状態がダサいなんてことにはならないでしょう。
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