引用:ダンロップ公式サイト
シーズンに入るとまずチェックしたいのが『タイヤの状態』です。
タイヤは事故に遭うか遭わないかに直結するといっても良い程重要なパーツであり、常に状態を把握しておきたい部位です。
特に「スーパースポーツ」に乗っている人は気に掛ける事が多いタイヤですが、どちらかと言えば気に掛けられない事の方が多いパーツになります。
「溝があれば大丈夫」「パンクしていなければ大丈夫」としっかりと状況把握が出来ていないにも関わらずその基準を絶対として安心している場合があります。
もちろん溝があるかどうか、パンクしていないかどうかも大切な事ですがそれ以外にもチェックしておきたい項目はあります。
- スリップサインのチェック(溝があるかどうか)
- パンクの有無
- 亀裂の有無、大きさなど
- 段減りの有無、状態
- 空気圧の数値
- などなど
上記のようにタイヤは結構重要なパーツであり、日々状態を把握したい事もそうですがもう一つ『カスタムパーツ』としての特性もあります。
今回のタイヤ紹介はどちらかと言えばこのカスタムに寄る話になりますが、一口にタイヤと言っても色々あるのをご存知ですか?
タイヤについて、あなたはどのタイプ?
タイヤってそんなに違いは無いと思ってた!
色々あるのを知っているし、乗り味やグリップ性など色々変わるから様々なタイヤを試しているよ。
色々あるのは知ってるけど、どれが自分に合ってるかとか、良いタイヤなのかとかわかんないから…
とタイヤについて知っている人は上記の3人の様に様々だと思います。
一番もったいないのは『タイヤに違いが無いと思ってた』という人であり、このような人は長くバイクを乗っていてもただタイヤを浪費し、適当なものを見繕ってもらうというもったいないタイヤサイクルを送っています。
次に『知っているけどよくわかんない』から交換タイミングが来ても同じタイヤにしてしまうという人。
この人はきっかけさえあれば色々とチャレンジ出来そうな雰囲気はあるので、良い友人や店員、ネットの情報に巡り合えれば一皮剥けれる状態。
最後に『知っているから色々試している』という人は一番タイヤカスタムを楽しんでいる人。
このくらいになってくるとバイクライフをより楽しむ事が出来て、自分から色々とチャレンジ出来るのでそのまま楽しんでいきましょうという感じです。
タイヤの種類に目を向ける事のメリット
タイヤの種類に目を向けると良い事がいくつかあります。
まずはそこを知っておきましょう。
- 自分のやりたいライディングが出来る可能性が上がる
- ランニングコストを抑える事が出来る可能性が上がる
- 乗り味が変わる
- 操作性が変わる
- 疲労度が変わる
- などなど
ぱっと思いつくだけでもこれだけ出てきます。
自分の理想のライディングや、バイクで行うメイン走行はどれか?という事に合わせてタイヤ選びをする事が出来、ライディングの質の向上やランニングコストを抑える事が出来ます。
全てを解説出来るわけではありませんが、下記ページが参考になるかもしれません。
→【初心者必見】バイクのタイヤ種類!各種人気ツーリングタイヤの特徴とこんな人におすすめ - はじめてバイク
→【初心者必見】バイクのタイヤ種類!各種人気ハイグリップタイヤの特徴とこんな人におすすめ - はじめてバイク
→【初心者必見】走行距離や残溝だけに頼ると危険!バイクのタイヤの寿命(ライフ)について - はじめてバイク
→バイク初心者がタイヤの”皮”について知っておくこと!知っておくべきこと! - はじめてバイク
→バイク初心者がタイヤの空気圧の知っておくこと!知っておくべきこと! - はじめてバイク
と、タイヤについての前起きが長くなってしまいましたがこのページでメインのタイヤを紹介していきます。
ダンロップのハイグリップタイヤ「SPORT MAX Q4」の紹介
2019年3月から日本での販売を開始している「SPORT MAX Q4」ですが、このタイヤは完全新作のタイヤです。
構造自体は日本で販売されているスポーツタイヤと同様だが、アメリカ生まれの審議技術が導入されているという事。
カテゴリとしては『ハイパースポーツラジアルタイヤ』とされており、グリップ力はかなりの物。
公道走行可能なサーキット・パフォーマンス・タイヤと言われればそのグリップ力に信頼がおけるでしょう。
公道向けに出されたハイグリップタイヤは「乗り心地」をないがしろにする事が出来ない為、比較的柔らかく作られていますがこちらのQ4はそこまでの柔らかさがありません。
その為、ハイグリップタイヤの中でも結構丈夫な方とされ結構な速度でのコーナリングを行っても破綻する気配が無いという。
SPORT MAX Q4の特徴
Q4の特徴をいくつか挙げて説明していきます。
【その1:暖まりの早さ】
Q4は走り始めて数分で、そろそろ行けるだろうという気分にさせてくれます。
もちろん乗り始めの意識したタイヤのウォームアップは必要ですが、ハイグリップの中でも結構早い温まりを見せてくれます。
【その2:タイヤのクセが薄い】
タイヤのつくりや特性によっては「こう乗れ」とタイヤがハンドリングを要求してくるハイグリップタイヤも存在します。
Q4はそれが薄く、どんな走り、どんなコーナリングをしても要求してくることは感じられません。
その為、気持ち良く自分の思うコーナリングを実現し易いタイヤと言えるでしょう。
【その3:かなり無理が効く】
ハイグリップの中でも柔らかすぎないQ4は結構な負荷をかけても破綻する心配がありません。
その為、コーナーを攻めていく内に「まだまだ行ける」「まだ攻めれる」という気持ちにさせてくれます。
タイヤがライダーのライディングに合わせて反応し、対応してくれるかの様なタイヤとなっています。
【その4:ある程度のチャレンジ欲がある初級者に向いている】
カーブをがっつり攻める上級者はもちろんの事、チャレンジ意欲のある初級者にも向いているタイヤと感じます。
ある程度のライダーのわがままに合わせて見せる挙動は懐の深い反応にすら感じます。
その為、初級者のおぼつかないコーナリングでもその深い懐で反応を見せより良い形へと導いてくれるでしょう。
初級者にも上級者にもおすすめ
自分の走りを極めつつある上級者にとって時たま煩わしく感じる『タイヤの主張』もほとんどないので、上級者は自分の走りを磨きつつ楽しむ際には良きサポーターとなってくれるでしょう。
そして、初級者にとってのQ4はおぼつかないコーナリングやライダーの急な挙動に対して寛容に反応し、対応してくれるこの懐の深さはサポーターでもあり縁の下の力持ちとなってくれてライディング上達への手厚いフォローをしてくれるでしょう。
SPORT MAX Q4のサイズ展開表
サイズ | フロント or リア | タイプ |
120/70ZR17(58W) | フロント | TL |
180/55ZR17(73W) | リア | TL |
180/60ZR17(75W) | リア | TL |
190/50ZR17(73W) | リア | TL |
190/55ZR17(75W) | リア | TL |
200/55ZR17(78W) | リア | TL |
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おわりに(まとめ)
タイヤを良いもの、自分のスタイルに合う物に交換する事は良い事ばかりです。
自分の走行を改善したり、極める為には絶対におさえておきたいパーツという事に間違いは無いですし、タイヤについてたくさんの事を知っているだけでも他のライダーとの差が生まれます。
それほどまでにタイヤがバイクにたいしての影響度が高く、レースやサーキット走行を行うライダーに注目されています。
そこまで上級者を目指してないし…と思っている方でも「乗り味」や「ハンドリングのし易さ」「コーナリングのし易さ」がかなり変わるのを体感するだけでもかなりライディングが楽しくなります。
少しでも興味を持っている人がいるのであれば、是非気になるタイヤをチャレンジしてみて欲しいです。
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