バイクキャンプでは多くのバイク乗りが一番重要視しているのがやはり「積載性」ですね。バイクのほとんどが積載性が皆無なので、いかに小さくまとめてキャンプ用品を運ぶかが重要視されています。
しかし、そこばかりに目がいってしまうと快適なキャンプを楽しめなくなる場合もあります。最近ではキャンプ地でもベテランっぽいミニマムなキャンプを楽しむ人が増えてきていますが、そんな人ほどキャンプ地での快適さはしっかりと確保しています。
キャンプ地での快適さを得るには色々ありますが…ここでは睡眠について注目します。
バイク乗りは車で行くキャンプの何倍も体力を使います、なのでキャンプ地でも出来る限り睡眠の質を良くすべきでありキャンプ寝具にはこだわるべきだと言えますね!
ただでさえ車で行くキャンプでも結構疲れるのに、走行風にあおられて全身でバイクを操作しているバイクで行くキャンプはもっと疲れます。
「帰るまでがツーリング」なので、疲れた体で帰り道を走行するなんてとっても危ない!キャンプ地でしっかり疲れをとって帰りの走行にも臨みたいですね。
という感じでツーリングもといキャンプには行きもあれば帰りもあります。帰りに疲れのせいで事故をしたら思い出も悲しいものに…
キャンプ地でなるべく疲れを残さずに帰路走行まで出来るといっぱしのバイクキャンパーなのです!
という事で睡眠の質を左右する代表格である「コットとマット」について紹介していきます。
バイクキャンプのコット&マットおすすめ14選!収納と快適の両取りしたい
キャンプでは寝る場所に”コット”か”マット”かを設置する事になります。いくら荷物を減らして積載しやすくしたいからと言ってこのどちらも持って行かないというのはありません!季節によっては余裕で逝けちゃいます…
持って行かないなんて人はまずいないでしょうから、コットとマットのどっちを選ぶか?という感じになります。
僕は断然マット派だね!だってコットって意外と硬そうだもん…
僕はコット派かな!キャンプ感でるし、あの絶妙な張りが良いんだよね…
と、キャンパーの中でも結構マット派とコット派が分かれたりするくらいそれぞれに寝心地があります。
とりあえず寝心地は人によりけりなので、一般的なそれぞれのメリットデメリットを見ながら、バイクキャンプ用に選ぶ時のポイントもおさえていきましょう!
コットのメリットとデメリット
【コットのメリット】
- 脚があるので地面に横たわらない
- 夏は風通しよく涼しく、冬は地面からの冷気を感じにくい
- 脚有りかつ高い位置なので虫と接触しにくい
などなど…
コットには上記のような脚があるという特有のメリットが目立ちます。地面から離れるとどんな良い事があるのか?という点が注目されますね!
【コットのデメリット】
- 重たい
- かさばりやすい
- 設置に手間がかかる
などなど…
デメリットも脚があるなどの構造上から来るものが目立ちます。コットに付いている足やフレームにはアルミなどが使用されているので、マットに比べると重くなる傾向がありますし、何より組立が必要なので手間もかかります。
組立が必要という事は、収納時にはパーツはバラバラにされているのでそれらがかさばりやすくなるという点も出てきますね。
【バイクキャンプで使用するならここを見よう】
- 収納時のサイズ
- 組立やすさ、片付けやすさ
収納時サイズは言うまでも無くバイクに積載するときに大きすぎると積むのに大変だからで、組立やすさや片付けやすさに関しては出来る限り走行以外で体力を消耗しないように考えた方が良いですね。
コットのバリエーションとしては基本的に「脚の長さ」「幅の広さ」程度しか無く、使用したことが無いと寝心地も分からないのでバイク用なら収納時のコンパクトさで選んでも良いかと(レビューは見ておきたいですが)
マットのメリットとデメリット
【キャンプマットのメリット】
- 軽くかさばりにくい
- 設置、片付けが楽
- 種類が豊富(寝心地、収納性、温かさ重視など)
などなど…
マットはコットよりも種類が多く、価格もピンキリと幅広く設定されているので無数にある中から選ぶ事が可能!(バイク用となると限られてはきますが…)
設置も片付けも直観的に簡単にすることが出来るので、誰でもお手軽に使用出来ます。
【キャンプマットのデメリット】
- 寒い季節は冷気を感じやすい
- 地面と近いので虫と接触する可能性が高い
- 人によってはマットの片づけが大変と思う場合もある
などなど…
マットは地面との距離が近い事がデメリットになる傾向にありますね、冷気とか虫とか。
そしてマットに入れた空気を抜きながら丸めるのが大変…と空気の圧に力負けしてしまう人はそう思うかもしれませんね。
【バイクキャンプで使用するならここを見よう!】
- 収納時のサイズ
- 頑丈さ
- 寝心地
収納時のサイズはもちろんの事、頑丈さや寝心地も見ておいた方が良いですね。
頑丈さは表地の素材は何を遣われているか?と言うのをみたいところですが、寝心地と一緒にレビューを参照して生の使用者の声を確認するでもOKです!
頑丈さはウレタンマットならあまり関係ありませんが、空気を入れるタイプならキャンプ地で穴が空いたら疲れがとれない状態での就寝状況になってしまうのでちょっと手荒に使っても大丈夫なものが安心。
寝心地に関してはやはりしっかりと疲れを取る為に見ておきたい!「厚さと収納サイズ」の良い塩梅で寝心地が良いのであればバイクキャンプには最適解と言えるでしょう!
マットの種類は「エアーマット(空気のみ)」「ウレタンマット(ウレタンのみ)」「インフレーターマット(ウレタンと空気)」などの中身の違いでバリエーションがあります。
マットとコットの特徴って大体わかったし、バイク用としての目の付け所も何となくわかったよ!
そうだね!それならおすすめのコットとマットを見ていこう!
バイクキャンプにおすすめなコット6選
バイクキャンプに使用するコット選びの目の付け所は「収納時のサイズ」と「組立て、片付けやすさ」でしたね?
基本的に”ローコット”と言うものを選んでおけば収納コンパクトなものが多く、組立やすさは製品ページを見ながら自分にも出来そう!とすんなり思えるものを選ぶと良いです。
とりあえずおすすめを挙げていくので参考にしてみて下さい。
DOD:バッグインベッド(一押し)
大人気のキャンプ用品ブランドDODのバッグインベッドは名前の通り、バッグに入ってしまうくらいの収納サイズ感のコットというわけです!とはいってもめちゃくちゃ小さくなるわけでは無く、他のコットに比べて小さくなるくらいのレベル。
ですが、数あるバイク用に使えるコットの中では筆者としては一番おすすめ出来るコットとなっています。
- 他のコットと比べてもかなりコンパクト収納できる
- 組立と片付けが楽だが作りはしっかりで快適
- 収納時は縦に細長い形状なので積載方法がいくつか選べる
という感じのコットになっているので、車キャンパーなら別のを推しますがバイクキャンパーならこれを買っておけば困る事はまずないでしょう!
金額は\10,000-ちょっととマットなどと比べると安くはありませんが、コットの中では良心的な方でしょう。
組立時サイズの長さは180cm以上あるので背の高い人にも対応できるサイズ感となっており、それでいて収納時はとてもコンパクトになります。
よくある20Lのバックパック程度ではバッグインできませんが、登山用などの縦に長いものであればバッグインすることも出来る収納サイズ感だ!
バックパックに括りつけても丁度良いサイズ感、バイクに積載した場合は横幅が邪魔にならないサイズ感なのでどんな積載方法をしても困る事は無いでしょう!
バッグインベッドには「タン・ベージュ・ブラック・カーキ」のカラバリがあるよ!
DOD:ワイドキャンピングベッド(筆者使用)
同じくDODのワイドキャンピングベッドもバイクキャンプ時におすすめ出来るコットになっています。見た目はバッグインベッドと同じように見えますが、ちょっと違います。
全体的に練る場所のサイズが大きくなっています。逆に収納性及び積載性がバッグインベッドに比べて劣りますが、それでもバイクに積載する事が出来るコットです。
何故かネットショップでバッグインベッドよりも価格が安い点もおすすめポイントの1つですね!
【筆者がコレを選んだ理由】
- 組立時サイズがバッグインベッドより大きい
- 組立時サイズが大きく、収納時サイズも大きいがバイクに積める
- バッグインベッドよりも安い
これらがあったので、圧倒的にバッグインベッドのほうが積載性は高いですがコチラのコットを選ぶ事になりました。
ワイドキャンピングベッドは上記のサイズ感となっています。バッグインベッドと比べて広い寝台となっていますが、それでも横幅+5cmと縦長+7cmとそこまでめちゃくちゃ違うわけではありません。
しかしながら収納サイズ長さは+32cmととても長くなっているので収納性は抜群とは言えません…ですが、筆者は少しでも広い寝台に惹かれたという感じ。
バイクのリア部に横置きで積載しすればそこまで大変では無いので、積載については対して困っていませんが逆に寝台は広くクッション性も良いのでとても気に入っていますよ!
とそれぞれの体型や条件の違う人達が使ったとしても全てのパターンで十分広々と満足に寝転がる事が出来るのです。
流石にコットなので寝返りを自由自在にできる広さではありませんが、ちょっとしたわがままなら余裕で包み込んでくれるレベルの大きさなので寝心地はとても良いですよ!
ワイドキャンピングベッドには「ベージュ・ブラック・カーキ」のカラバリがあるよ!
サーマレスト:ウルトラライトコット
サーマレストのウルトラライトコットは本当にウルトラにライトなコットになっているので、お金はある程度出すからとにかく収納時に小さくなるものが欲しい!という人はこれを選んでおきましょう。
コットの中ではトップレベル…いや最高峰の収納性をもっているのでバイクキャンプにこれほど心強いコットはなかなかありませんね!ただし金額は高めだ。
しかしながらその価値は十分にあるので、最初に買った1つで満足して他のコットに目移りしないレベルのものが欲しいという人は是非これを選んでおきましょう。コレだけあれば完璧だからです。
- 収納サイズφ13×41cmの超コンパクトさ
- 重量1.2kgの超軽具合
- 背面に冷気を防ぐラミネート加工有り
となっているので、これ1つあればオールシーズンでバイクキャンプが楽しめますし、バイクキャンプが余裕でなのであれば車キャンプでもおおいに活躍できるのは言うまでもありませんよね?
とくに背面の冷気を防ぐラミネート加工はありがたく、積載性の高いバイクキャンプ用のコットとなるとローコット(脚の低いもの)になるのでハイコット(脚の高いもの)よりも冷気は感じやすい。
ですが、ウルトラライトコットならローコットながらに背面に冷気遮断の加工がされているので真冬でも心強い相棒になるというわけだ!
ウルトラライトコットは画像のようにかなり小さく収納できるのでバイクキャンプでの積載時はもちろん、家に収納しておく時もかなり助かるサイズ感になっています。
組立時は他のコットと比べるとパーツ点数は多いが、そんなに手間もかかりません。何より三日月形の変わった形の脚が良いテンションの塩梅となっており、テンションポールを付ける時もそこまで力が要らないのだとか…
普通のよくあるコットの脚の取付は女性などの力に自信の無い人は大変だったりしますが、ウルトラライトコットの場合はその心配のありませんね!
軽くて小さくなって、組み立ても片付けも楽とうのがこのウルトラライトコットというわけです。
バイク用にと探しているなら1度は見ておいた方が良いコットであることは間違い無い!
ヘリノックス:コットワンコンバーチブル
キャンプチェアーがかなり好評なヘリノックスにはコットも用意があります。代表的なヘリノックスの「チェアワン」同様に完璧なコットが欲しいと思う人はこれを選びましょう!
チェアワンを使用した事がある人はわかっているかと思いますが、値段は他と比べて高いですがその金額を出す価値があるコットとは言うまでもない品質。死角なしって感じ…
なのでバイク用にと欲しい”コンパクトな収納性”はもちろん備わっており、コットとして欲しい”寝心地/組立性”などももちろん揃っているコットなのです。
- 寝心地一級品
- 収納性優秀
- 長く使える丈夫さ一級品
- 拡張性優秀
- 価格はキツイ
上記は特徴としてポジティブとネガティブの両方を載せましたが、ネックなのはやはり金額のみ…
キャンプ用品にはお金は惜しまない。その分に価値があるならね!というならこれ以外に考えられるものはないと言っても過言ではないのですから。
ノーマル状態では画像上のローコットタイプとなっていますが、オプションでコットレッグを取付することでハイコットに変身することも可能になっています。
ハイコットにすれば秋や冬などの冷気が寝台下から感じるシーンでも冷気が伝わりにくくなるのでこのコットは暑い季節から寒い季節のオールシーズンで使用する事ができる万能コット。
収納性は高く、専用収納袋に入れると円柱形となっており長さもそんなに長く無くバイクへの積載へもかなり楽に行えるものとなっている。コットとしてもバイク用としてもとても優秀に仕上がっているのだ!
Naturehike(ネイチャーハイク):アルミコット
ネイチャーハイクは中国の山岳系ブランドですが、日本でも比較的リーズナブルなその値段からAmazonなどでも結構な売れ筋製品となっています。
ハイコットタイプながらもコンパクトに収納が出来るものとなっており、その見た目からヘリノックスのハイコットに似ているな…と思った人もいるかと思いますが、脚の構造はほぼ一緒です。
恐らくヘリノックス製をリスペクトして作ったものかと思われます。
その為、組立時や片付け時の簡単さはヘリノックス同等の恩恵を受ける事が出来ますね!しかしながら金額に関してはヘリノックス1/3以下なのでリーズナブルだ!
- ハイコットながら収納時はφ19×55cmのコンパクトさ
- ヘリノックスと同じ様な脚で組立片付けが楽だがリーズナブルに手が届く
- ハイコットタイプで、夏は風が通り涼しく、冬は冷気があがってきにくく温かい
- ハイコットでもローコットでも使用出来る
こんなコットとなっており、ハイコットをバイクキャンプにも持って行けるというのは結構嬉しいコンパクト具合ですね!それでいてハイコットにもローコットにも出来るので使い勝手も良いです。
日本人にとって中国製のものはちょっと不安…と思うかもしれませんが、評価も上々でリーズナブルに手に入れる事が出来るコスパの良いコットになっているので、その辺は問題ないと思ってOK。
ハイコットは脚が長いのでキャンプチェアとしても十分に活躍出来ます!そんなハイコットが安く手に入るという事は、これを揃えてしまえば下手すればキャンプチェアは不要に出来たりもしますね。
フィールドア:エアーコンパクトコット
フィールドアのエアーコンパクトコットは、他のコットと比べると変わり種なコットとなっています。その理由はエアーマットとコットが合体した製品だから!
コットなので脚がついており、直接地面に寝転がる形では無くベッドに横たわるような感じで寝る事が出来ます。
しかしコットの面は基本的にシートが張っているだけなので程よい張り感はありますが、フカフカ感はないはず…なのですがこのコットはエアーマットと合体しているのでフカフカ感まであるというわけだ!
- コットの脚ありメリットと、マットとのフカフカメリットの両立
- 折り畳みはコットの中では珍しい形になるがコンパクト
- 空気入れも組立も楽々
という感じのコットになっています。
空気入れポンプは本体に付いているので比較的簡単に行う事が出来るのと、組み立ては力技では無くレバーでテコの原理を使用しながらの組み立てになるので女性でも簡単に行う事が出来ますね!
収納時は他のコットなどのように柱形にはなりませんが、その分長くなく全体的にコンパクトに収納できるのでバッグ類に入れての積載が楽に出来る収納形になります。
持ち運びも画像のように取っ手がついていますし、長くないので片手にぶら下げて持ち運ぶ事が可能。
しかも「コット+エアーマット」という進化したような組み合わせなのにも関わらず\10,000-を切る金額で購入できるのだからこれまた嬉しい!
という感じで6選のバイクキャンプにおすすめ出来るコットを紹介しましたがいかがだったでしょうか?どれか1つでも良いと思えたものがきっとありますよね!
筆者的におすすめはやっぱり自分が使っているDOD製が品質も良くコスパが良いし、何よりワラビーのロゴが可愛いのでおすすめなのですが、他の製品もやはりどれも魅力的ですよね…
とりあえず紹介した中から選んでおけばバイクキャンプの使用に困る事はあまり無いと思いますよ!
バイクキャンプにおすすめなマット5選
コットを紹介したので次はマットを紹介していきます。
マットは文頭に説明しましたが、いくつかの種類があります。
【キャンプマットの種類】
- エアーマット
- ウレタンマット
- インフレーターマット(エアー+ウレタン)
という感じです。
DOD:ソトネノキワミエアー(S)
やはり筆者はDOD製が好きだしおすすめです!特にこのソトネノキワミエアーなんかは設置時の厚みが10cmになるのに収納もコンパクトなので色々諦めたくないバイクキャンパーにおすすめだ。
多くのエアーマットを見てみると分かると思いますが、厚みが7cmほどあれば地面の凹凸を感じない上にフカフカ感も良く評価されているのですが、これは10cmあるので寝心地には死角がありません。
更に収納時サイズが円柱形では無いですが「25×18×18≒(φ18×25)」とコンパクトになるんですよね。
- 厚さ10cmの極厚フカフカ寝心地
- 収納コンパクトでバイクキャンプにも車キャンプにもありがたい
- 丸洗いできるシーツ付き
という感じの仕様となっていますが、シーツ付きでさきほど説明した収納サイズになるのだから贅沢です!
収納サイズ自体は片手で持てるほどのコンパクトさになっており、収納袋を閉じる構造上どこかにひっかけやすいので収納の幅も広いです。
ソトネノキワミエアーシリーズはS以外にもサイズが用意されていますが、ちょっとずつ収納サイズが大きくなるので一番はやはりSサイズでしょうか。
ソトネノキワミエアーS(ソロ) | 25×18×18cm |
ソトネノキワミエアーM(余裕有ソロ) | 35×18×18cm |
ソトネノキワミエアーL(2人用) | 38×18×18cm |
という感じの収納サイズ違いになるのですが、Lサイズでも十分に小さくなるので積載量と相談して大きめサイズで快適性を上げても良いかもしれませんね!
ちなみにソトネノキワミエアーのネガティブ面は空気入れが自動膨張方式では無く手動で空気注入をしないといけない点ですが、収納袋がエアポンプになるので手間はかかりますが大変では無いですね。
キャプテンスタッグ:インフレーティングマットUB-3005/UB-3006
皆様ご存じコスパの良い製品展開をしているキャプテンスタッグです。このマットは良くも悪くも無難なマットとなっています。成績評価の「優・良・可」で表現すると全体的に良という感じのもの。
なので、何も分かんないからとりあえずマットどれ買えば良いの?早く教えて!という感じであればこれを選んでおけば安いし普通に使えるので問題はないというマットです。
- 価格
- 断熱性
- 寝心地
- 手間
上記の4つ全て良判定な感じのマットと言えば良くも悪くも無難と言っている意味が何となくわかってもえらるでしょうか?
つまり別に不満は無いけど、特別自慢できるところもない製品という事!なのでとりあえず買って問題なしなのです。
気になる点として1つを挙げるのであれば「収納サイズがやや大きめ」という事くらいでしょうか。
収納時は画像のような感じで柱形状になるのですが、これがちょっと長く59cmあるので収納時長さだけで言えばコットと同じくらいになるんですよね…ちなみに径はφ12cmです。
マットの厚さが2.5cmなのでそこそこのクッション性があり、寝心地は普通に確保されているのでその点の心配はありませんが、収納性がやや低いといった感じですね。
マットタイプはインフレーターマットだね!
HIKENTURE:エアーマット
このマットはAmazonでとても多く売れており、更に評価も上々になっている物なのでAmazonでマットを探した事がある人なら見た事があるんじゃないでしょうか?
厚さ7cmのラグジュアリーなフカフカ感を持っているので寝心地は良い!更にエアーマットという事で中身はエアーのみとなるので収納時も十分にコンパクトになります。
ただエアーだけなのでやはり断熱性はちょっと…という具合なので温かい季節のキャンプで快適な寝心地の中で睡眠をとりたいという人におすすめだ!
- 厚さ7cmのフカフカ厚手
- φ8×27cmのコンパクト収納&570gの超軽量
- 簡単設置、簡単収納
マットは大体設置と収納は直感的に出来るので簡単なのは当たり前なのですが、超コンパクトに収納できる点は評価としては高くなりますね!
それでいて設置時は7cmの厚手で寝心地も上々なのですから…それもエアーマットという中身が空気だけという構造が成せるというわけなのでしょう。
比較的丈夫な感じがするので耐久性も悪くなくある程度の付き合いをしてくれるエアーマットになっているので、寝心地は譲れないという人はとりあえずこれを選んでおけばOKだ!
▲Amazonには同じような評価の上々なあまり聞いたことが無いブランドのコンパクトになるエアーマットがあるので、色々と探してみると良いでしょう!(コスパはグッドです)
サーマレスト:ネオエアーXサーモ
冬のキャンプも本気で視野に入れているバイクキャンパーを目指しているなら、マットを選ぶなら断然これにしておきましょう!というレベルの断熱性を持っているマットです。
断熱性能を表すR値がなんと5.7となっている驚きのハイスペックエアーマットですからね!ちなみにR値5.5を越えると-20℃あたりでの使用でも万全と言われているレベルなので雪国以外での使用なら無敵のマットだ。
しかもエアーマットなので収納も超コンパクトに仕上がるのでバイクキャンプにとっては鬼に金棒なマットというわけ。
- 4層エアの熱反射構造によって実現できたエアーマットなのにR値5.5超え
- エアーマットなので断熱性に超優れていても収納は超コンパクト
- トレッカーチェアというオプションを追加すれば座椅子にもなる
- ネックは値段
という感じの仕様です。
コットでも紹介しましたがやはりサーマレスト製のキャンプ用寝具はとてもクオリティが高い!なのでその分ネガティブ面は金額…ということになってしまいますね。
金額は\30,000~40,000-程度で購入出来るのですが、マットなら尚のことコットと比較しても高価な部類に入ってしまうのでやはりお高いはお高い…
なのでバイクキャンプはもちろんだけど、冬には車を使用してガッツリ何度でもキャンプをするんだ!という年中ガチキャンパーという人なら買っても絶対に後悔は無いレベルと言えるでしょう。
収納時はφ10×23cmと超コンパクトになるのでバイクキャンプには言うまでも無くありがたい積載性だ!
ちなみに上の画像がトレッカーチェア20というオプション品を装備した状態となっており、これを合わせて使う事によって足をしっかりと伸ばせる状態の座椅子が完成する。
なのでトレッカーチェア20を追加するならキャンプチェアは不要になりますね。
デイトナ:インフレータブルマット18943
バイク用品ブランドのデイトナからもバイク用に優秀なマットが出ていますね!
厚さ3.5cmのウレタンフォームを使用したクッション材は自動で膨張するのでキャンプ地での手間も不要。エアーマットでは無くインフレーターマットなのでウレタンのほどよいガッチリ感とエアーのフワフワ感の両方があるので極厚でなくてもクッション性があります。
それでいて収納時サイズはφ17×30cmとコンパクトになるのもバイク乗りに嬉しい点。
- 携帯性とクッション性の両立が優秀
- デイトナネームの安心感と信頼性
- 空気を調整する事で自分のベストな柔らかさを追求できる
バイク乗りにとってデイトナブランドの名前はそれだけで結構信頼できるので大きいですよね?
更にインフレーターマットなのでウレタン+エアー構造であり、エアーを調節すると寝た時の地面への底着きが無い上に完璧な柔らかさへの微調整が出来ます。
収納時のφ17cmは意外に大きめだなぁ…と思う所がないとは言えませんが、収納サイズはコンパクトではありますね。
マットやコットなどの収納時長物は基本的にバッグのトップに括りつけるのがメインになりやすいですが、収納時サイズが長さ的に非常にコンパクトになるので、画像のようにカラビナを使用してバッグサイドに付ける事が可能となっています。
なので長くなるとちょっと…というバイク乗りこそふさわしいマットと言えますね!
バイクキャンプにおすすめなウレタンマット
最後にウレタンマットを紹介しますが、正直言ってあんまりウレタンマットはおすすめ出来ません…その理由は収納性があんまりよくないからです。
▲基本的にこのようにたたむか、くるくると丸めるかの収納方法になっており大体のものが長尺ものになってしまうので積載性は高く無く、それならコットを選んだ方が良いと言えます。
正直言ってちょっとお金をかけてコットを選んだ方が寝心地の確保が出来ますからね。
しかしながらウレタンマットの良いところは安さと断熱性にあり、熱さや寒さを遮断してくれる能力が高いので積載量に余裕があるならコットやマットの追加で持っていくことがおすすめです!
そんな感じなので簡単に安くておすすめなウレタンマットをいくつかピックアップしておきますので、参考にしてください。
▲とにかく安いもので済ませたい人におすすめで、サイズがM/L/LLとあるので金額を気にせず自分に合うサイズが選べます。
▲安くて十分な品質をもつコスパウレタンマット。収納は折り畳み。
▲高品質だがウレタンマットの中では高価なマット。ですが、サーマレスト製なので断熱性能は抜群に良い。
まとめ:コットやマットをメインに!ウレタンは余裕がある時に追加がおすすめ
キャンプ用簡易ベッドであるコットやマットを紹介してきましたがこのページだけでも結構あるなぁ…と思いませんでしたか?
そうなんです!キャンプ用品って意外にたくさんあって、それをバイクキャンプ用に使えるって絞り込んでも十分にたくさんあるんです。なので迷って悩んで結局何が良いのか…って思っちゃいますよね。
そんな人ほどこのページを参考にしてもらいたくて、このページで紹介したものをとりあえず見繕っておけばよっぽど大丈夫と言えますよ。
ですが、バイク用と考えるならバイク走行での疲れがしっかりと取れる寝心地の良いものがおすすめで、そうなるとコットやウレタンマット以外のマットを選んでおくのが吉。
ウレタンマットは寝心地で言うとコットや厚みのあるエアーマットやインフレーターマットに比べると劣るので、季節的に心配で積載に余裕がある時にプラスαでウレタンマットを持って行くのが良いですね!
それでは快適なキャンプ寝具と共に良いバイクキャンプを楽しんでくださいね。
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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