バイクツーリング時のナビとして”スマートフォン(スマホ)”を使用しているバイク乗りはとても多いでしょう!ツーリング時には絶対に持って行くものですし、暇つぶしにも最適ですし、カメラも優秀なのでツーリング先で綺麗な写真を撮ることも出来る。
現代の携帯電話…つまりスマホはそれだけ色々出来るのでバイク乗りのナビとしても重宝されているんですよね。しかしながら少し前からバイクナビとしてスマホを使用しているとカメラが壊れるという事象が頻発していましたよね?
バイクの振動でカメラのAF(オートフォーカス)機能が壊れてしまい、まともにカメラを使う事が出来なくなるという壊れ方です。最新機種のスマホなんて10万円を普通に超えてくるので、その中のカメラの機能が壊れてしまうとなると多くの人がかなりショックな事でしょう…
そんな事もあってバイク用スマホマウントには振動軽減装置を組み込まれたものや、追加するものなど一気に続々と登場しましたが、もうスマホナビにこだわる必要もなくなってきているのをご存じでしょうか?そうです「バイク用ディスプレイオーディオ」が登場しているから。
バイク用ディスプレイオーディオを使うとこんな心配がなくなる!
- スマホのカメラが壊れる心配がなくなる
- ツーリング中にスマホを落とす心配がなくなる
- 猛暑時などにナビとして使えなくなるという心配がなくなる
スマホは小さく便利なものだが、それだけに高価でもあります。そんな高価なものが壊れる・無くすという心配がなくなるのは不安ストレスがグッと下がると言えるでしょう。
バイク用ディスプレイオーディオは意外にそこまで大きすぎない!バイクによっては結構アリだと思えるはず
バイク用ディスプレイオーディオと言うものを知らない人もいるでしょうが、物が大きくて邪魔になりそうで今までスマホで使っていたような雰囲気で使えないかもしれないと思っている人もいるでしょう。
しかしバイク用ディスプレイオーディオは”バイク用”というだけでその大きさもしっかりと小さく設定されているように思えます。逆に今のスマホが結構大きくなっている物が多いので、それらと比べると更に意外に大きくないかも?と思えやすいかもしれませんね!
ちなみにこちらの「PDA-05B」というバイク用ディスプレイオーディオは5インチという画面サイズとなっており、全体サイズが150×99×20mmというサイズとなっており、現時点(2023年6月)iPhone最新最大であるiPhone14ProMaxであれば160.8×78.1×7.65mmとなっているので平面サイズはさほど変わらないと言っても差し支えなく、割と違うのが厚さくらいだと分かりますよね?
最小のiPhone14の場合は146.7×71.5×7.65mmなので最小サイズと比べてみてもやや大きくなるかな?程度で済む話かと…つまりそこまで大きすぎはしないというわけなんですよ!
▲バイクに装着したイメージも上の画像の通りで、そこまで大きすぎるとは感じないでしょう。
こんな感じのバイク用ディスプレイオーディオがちょくちょく登場しており、現段階でも十分に使えるものが揃っているのでスマホの代わりにバイクに装着して使えますし、これからより便利になってくる期待度も高い。
登場しているバイク用ディスプレイオーディオPDA-05Bと今後期待のモトスマートモニター紹介!
現在登場しているバイク用ディスプレイオーディオでも十分に使えるし、スマホを壊したくないと思っているなら今売っている物を使ってみるのも良いでしょう!スマホを買い替えるより安かったりしますし。
PDA-05B
「PDA-05B」は5インチ画面の防塵防水性能を持っているバイク用ディスプレイオーディオとなっています。
冒頭で紹介したのがこのディスプレイオーディオであり、大きさもiPhone14より少し大きい程度になっているのでそこまで大きく見え方や雰囲気に違和感が起こりにくいサイズ感となっていますね。
防塵防水性能はIP67で、防塵性能が6であり「完全な防塵構造:粉塵の侵入が完全に保護されている」レベルとなっており、防水性能は7であり「規定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない:水面下15cm~1mを30分間」という性能でバイク用として使うには十分な性能だと言えます。
防塵性能が現在規定されているものの中で最高値であり、防水性能は8が最高なので1つ下の性能だと言えますが、防水性能の最高基準は水面下での使用が可能となるので、事実上地上で使用するには最高レベルだと言えますね!
iPhoneとアンドロイド両方に対応出来るものとなっており、アップルカープレイとアンドロイドオートに対応しているのでそれぞれ手持ちのスマホと接続すれば装備している「PDA-05B」上でナビなどの操作が出来るようになっています。
スマホをナビとして使う時と同じようにスマホのデータ通信が必要になりますが、スマホを壊す・落とすなどの不安からは確実に開放されます。
ディスプレイオーディオなので音楽アプリを使用して音楽を楽しむ事も出来るようになっており、対応しているアプリは上の画像の通りとなっています。
- microSDやUSBフラッシュメモリ使用可能(音楽・動画再生、写真閲覧など可能)
- 音質設定イコライザー搭載
- 音声アシスタント機能搭載
- 電話帳同期、ダイヤル発信、通話履歴発進、ボイスメール送信
などなど出来ることも結構多くありますね!Bluetoothでインカムと接続できるので音楽はちゃんとヘルメット内で聴けます。
製品内容は充実しており、充電ケーブル系は「加工できるケーブル」と「USB電源ケーブル」の2つがあるので他のケーブルに割り込みも出来ますし、既に電源取りをしているならUSB端子を挿し込むだけで済む。
マウントパーツも揃っているのでバイクに装着してすぐに使用出来る充実のセット内容だと言っても過言ではないでしょう。
「PDA-05B」の製品情報
- 本体サイズ/150×99×20mm
- 本体重量/205g
- 防塵防水規格/IP67
- 電源/DC12V(USB電源ポート使用可能)
- 消費電力/5-15W
- 作動温度範囲/-10~55℃
- 液晶画面/5インチIPS液晶静電容量式タッチパネル
- 液晶解像度/800×480
- スピーカー/1.5W×1
▼「PDA-05B」と恐らく同系列なディスプレイオーディオのレビュー動画参考
デイトナ:モトスマートモニター
デイトナのモトスマートモニターはそのスタイリッシュな見た目と機能性でかなり期待のモデルディスプレイオーディオとなっており、ここで紹介する情報は2023年モーターサイクルショーに登場している時点のものになります。
先に紹介した「PDA-05B」の2倍くらいの金額にはなってしまいますが、ツーリングの利便性向上を考えればその価値があるとも思える部分は確かにある!
一番の注目部分は後方の視界をモトスマートモニターで確保できるという事だ。どういうことなのかというと…
画像ではモトスマートモニターの真下についていますが、赤丸のカメラをバイク後方などに装着することによってバイク後方の様子をモトスマートモニターで確認する事が出来るというものだ!スマートヘルメットのX(クロス)ヘルメットでこんな感じなのが話題に挙がりましたが、コチラは順当に車に採用されているバックモニターをバイクにも持ってきた感じですね!
7インチ画面という割と大きめなモニターとなっているのでマルチウィンドウにしても文字が普通に読めるくらいなのでもしかしたら、後方の様子を確認出来る状態でナビも確認できる使用方法も可能なのではないだろうか?
後方の様子をモニターで確認できるようになるなら車線変更時に必要な情報量を増やすことが出来るので、流石に目視ノールックは無理でしょうが、安全性が上がる可能性は十分にありますね!
モトスマートモニターももちろんアップルカープレイやアンドロイドオートに対応するものとなっているので、スマホと接続して色々な事が出来るようになっていますので現代のバイク用ハイエンドディスプレイオーディオとしてそのうち登場するはずだ。(予定は2023年夏ごろ)
- スタイリッシュな見た目と解像度が高く鮮明な画面
- マルチウィンドウ対応
- リアカメラで後方をモニターで確認可能
ディスプレイオーディオで出来る事は一通りできると加味して、それにプラスして上記の内容がかなり魅力的なモトスマートモニターですね!期待度はかなり高い。
バイク用ディスプレイオーディオはもっと便利にたくさんになるはずだ!
現在すでに登場しているバイク用ディスプレイオーディオでもアップルカープレイやアンドロイドオートに対応している事をはじめ、音声アシスタントなど現代の便利機能が普通に使える状態のものが登場しています。
それに加えてデイトナで控えているモトスマートモニターにはカメラと連動して後方確認ができるなど、すでに利便性の進化の兆しが見えている!そして高価ながらにモトスマートモニターに注目をしているバイク乗りは結構多くいる…
ディスプレイオーディオはスマホを保護するという観点はもちろん、ツーリングを便利に快適にしてくれるという面ももちろん持っているので、ディスプレイオーディオが成功したあかつきには更に便利機能を盛り込んだ製品が出てきたり、ディスプレイオーディオを開発するメーカーも増えることは予想出来るし期待が出来るというわけです!
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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