2019年では『ヤマハ:XSR700/900』『カワサキ:Z900RS』によってネオクラシックブームが加速。
その人気はかなりのものであり、今やバイク業界に”ネオクラシック(ネオレトロ)”というジャンルが確立されています。
ネオクラシックを簡単に言うなれば、古臭い見た目に、最新の搭載機能を搭載しているバイクという事で、全く新しい物でも無いんですよね。
ただ、ここまで人気が出ているという事は”古臭い見た目”と言うのは現代のライダーも大好きだという事でしょう。
2019年時点でのネオクラ事情は「大型ラインナップ」が大半という状況でしたが、2020年は中型にも期待を持つことが出来ます!
2019年現在で既に日本国外で登場しているモデルもあれば、動画などがあがっており国内販売を期待できるモデルもあるからです。
2020年もまだまだネオクラシックバイク熱は冷める事は無いでしょう!
まだまだ熱いぜネオクラシックバイク!
▼おすすめネオクラシックバイクまとめ
2020年もネオクラシックバイクはおすすめ!中型も増え、まだまだ流行る
”ネオクラシックバイク”というジャンルは突如現れたというイメージがあると思います。
「なんか気づいたらあった」「友達が言ってて調べたらあった」などの印象の人もきっといるでしょうね!
バイクの新ジャンル(タイプ)というのは結構どっかから湧き出てきて、人気が出たら定着…というケースがあって、ネオクラシックもそれにあたるでしょう。
という事で、まずは”ネオクラシックバイク”というタイプについてちょっとおさらいをしていきます。
ネオクラシックバイクってどんなバイクの事?
ネオクラシックバイクというタイプは簡単に言うと『新しいと古いの融合』です。
昔のバイクの見た目だが、エンジンを始め様々な搭載パーツや機能が新しいバイクの事を”ネオクラシックバイク”と言います。
例題として分かりやすい車種がZ900RSです。
Z900RSは過去に生産されていた車種をインスパイアし、現代に蘇ったバイクです。
Z900RSはカワサキの名車中の名車…
▲”Z1”やそのZ伝説を引き継いだ
▲”ゼファー”をインスパイアしたモデルです。
旧車や昔のバイクの見た目をベースに今の技術を詰めたものが”ネオクラシックバイク”の基準の1つとなっています。
その他にも、昔のバイクの特徴「丸目ヘッドライト」や「丸形ミラー」やシルエットで新しく登場したモデルも”ネオクラシックバイク”と呼ばれています。
んー…なんか”ネオクラシックバイク”って呼ぶ基準って結構曖昧なんだね?
そう!その通り。ネオクラシックバイクって呼ばれる基準はかなり曖昧です。その為、人によってはネオクラシックだ!いやそうじゃないでしょ!と意見が分かれる事も多々あります。
最近呼ばれ始めた新ジャンル(タイプ)だからこそ、定着しつつありますがまだまだこれからという印象ですね。
ただ、これだけの人気の上昇を見ていると早い段階でたくさんの人が”ネオクラ”呼称を使い、定着するのは時間の問題かな?と思いますよ!
間違えやすい、分かりづらい「ネオクラ」と「クラシック」
ネオクラシックバイクは前述したとおり、基準がとても曖昧です。
その為「これってネオクラ?」、「え?これ違うの!?」という時があります。
まずは【分かりづらい場合】から説明しましょう。
復活を強く望まれていた”スズキ カタナ1100”ですが、このバイクは2000年を最後に1度生産が終了されています。
しかし、2019年に”新型 KATANA”として復活しました。
カワサキ「Z1やゼファー」からインスパイアされ、復活したZ900RSはその見た目を引き継ぎ”ネオクラシック”らしく仕上がっています。
しかし、スズキの”KATANA”はどう新登場したでしょうか…?
かなり先進的にリメイクされて登場しました!以前の「名車カタナ」としての面影は一応残っていますが、どうなんでしょう…?
かつての名車・旧車をベースに現代に蘇らせたら”ネオクラシックバイク”という基準にのせるとネオクラと呼べるでしょう。
しかし、見た目の進化が過ぎているこのモデルを自信を持ってネオクラだ!と言い張れるかどうかはちょっと難しいかもしれませんね!
ただ、無理やり当てはめるならば”ネオクラシックスポーツ”かと思いますが、古い見た目では無いのでネオクラとは呼べないと言って良いかと。
この様に一応存在する基準にのせて考えてみても難しいバイクがあります。
次に【間違えやすい】ことについて説明しましょう。
間違えやすい例として挙げるのであれば”ヤマハ SR400”でしょう。
SR400は1978年に初登場した、かなり古くから存在するバイクとして多くのライダーに愛され、認知されてきました。そして2021年のまで生産されていた超ロングセラーバイクとなっています。
2008年モデルから次に出る2010年モデルにかけてキャブからインジェクションへと、SR400の搭載機能も新しくなって登場しましたが、このバイクは”クラシックバイク”です。
昔から存在し、そのモデルがコンスタントに生産・販売されている場合は『昔からずっとある・いる』という意味で”クラシックバイク”と言うのが相応しいと言えるでしょう。
昔に存在し、長い時を経て復活の場合であれば”ネオクラシック”と呼ばれる傾向だと思えば分かりやすいかもしれません。
ずっとあるモデルは”クラシック”となります。そしてほどほど前に生産終了しているモデルも”クラシック”となります。そしてそれ以上古いバイクは”旧車”となりますかね。
という事で「結局曖昧なのかよ!」と言うのが現状ですが、ざっくりとでもネオクラシックバイクとは何か?が分かったと思います。
次にこのタイプに該当するモデルを見ていきましょう!
中型モデルのネオクラシックバイク
中型モデルのネオクラシックバイクは、結構少ないですが”全く無い”わけではありません。
大型クラスと比べて車種自体は少ないですが、ちゃんと出ていますし、これから出る期待も持てますよ!
それでは1つずつ見ていきましょう。
ホンダ:CB250R
CB250Rはそこまで古めかしいデザインをしているわけでは無いですが、要所要所にクラシカルな要素が盛り込まれています。
「丸目一灯のヘッドライト」やバーハンドルに比較的すっきりとしたスタイルは昔のバイクに通ずる所があります。しかし、どちらかと言えば未来的なビジュアルです。
タイプ付けをすれば”ネオクラシックストリートファイター”でしょう。
ネオクラシックタイプではありますが、比較的未来的なビジュアルなので「流行りに乗りたいが、未来的なビジュアルが好き」というライダーにはおすすめです!
【CB250Rの簡易スペック】
シート高(mm) | 795 |
---|---|
車両重量(kg) | 144 |
最高出力(PS) | 27 / 9,000rpm |
最大トルク(N・m) | 23 / 8,000rpm |
燃料タンク容量(L) | 10 |
街にもマッチする見た目、更にツーリングにも使えるスペックを備えており「安心のホンダネーム」を持っており、初心者にもとてもおすすめなバイクです!
ファンティック:キャバレロ スクランブラー250
ファンティックは日本においてそこまで有名ではありませんが、エンデューロ界などで名を馳せていたので実力は十分にあります。
昔ながらの「丸目一灯」や「楕円形のタンク、そこから伸びるフラットなシート」などのクラシカルな部分をもっておりまさに”ネオクラシック”。
そして、オフロードにも対応出来るスペックを持っている”ネオクラシックスクランブラー”として、ライダーを楽しませてくれるでしょう!
詳しくは下記リンクへどうぞ!
【キャブレロスクランブラー250の簡易スペック】
シート高(mm) | 820 |
---|---|
車両重量(kg) | 140 |
最高出力(PS) | 25 / 8,500rpm |
最大トルク(N・m) | 22 / 6,500rpm |
燃料タンク容量(L) | 12 |
オフロードにも気合が入っており、フルに楽しめるバイクとなっておりシート高も日本人に辛すぎない820mmなので「オフも楽しみたい」というライダーにおすすめ!
ヤマハ:XSR155
ヤマハの人気ネオクラバイクである「XSR700/900」の弟分にあたる”XSR155”が登場しています。
残念ながらコチラのバイクは日本国内発売をしておらず、予定も無いそうです。しかし、諦めるのはまだ早い!と言った状態だと思っています。
理由は3つ…
- XSR155の反響の多さをヤマハが認識している事
- デザインの評判が良い事
- ヤマハのこの辺のクラス層の薄さを上層部が理解している事
です。
正直言ってXSR155はネオクラシックバイクとしてはかなり良いデザインをしており、評判も上々なのは納得。
そして、最近では国内でも125ccなどの小排気量帯にも人気が出ており出せば売れる可能性は十分に高いです。
その為、XSR155が日本国内展開してもおかしくは無い!
ただ1つ言えるのは日本で排気量155ccはかなり微妙と言う事も否定できません。その為125ccにチューニングをして出す可能性の方が期待出来ますね。
「YZF-R125」や「MT-125」などが日本国内ではありませんが、控えているのでどれかを皮切りに125ccクラスのラインナップの充実化を図ってもおかしくないと思います。
ちなみにSOXさんが”XSR155”を輸入販売してるから、購入は出来ますよ!
【XSR155の簡易スペック】
シート高(mm) | 810 |
---|---|
車両重量(kg) | 134 |
最高出力(PS) | 19.3 / 10,000rpm |
最大トルク(N・m) | 不明 |
燃料タンク容量(L) | 10 |
ホンダ:CBF190TR
中国ホンダがネオクラシックなスクランブラー”CBF190TR”を発表しました。
アジア圏での人気もネオクラシックというタイプは人気を獲得しており、その人気に更なる勢いをかけるかの如く発表されたモデルですね!
スタイルから要所要所にクラシック感を漂わせながらも、今風に仕上げているとてもバランスの取れた見た目となっています。
半タックロールシートなどや、5V2A電源が純正装備となっていたりと各所へのこだわりやライダーの為の工夫が込められているのがグッド!
恐らく日本国内販売は無いかと思いますが、SOXさんが”CB190X”の様に輸入販売を行う可能性は高いです。(ツイッターでも輸入したら買う?)って聞いてるし…
▲同ツイッターアカウント内で11月26日のツイートで取り扱い決定と言っています。
【CBF190TRの簡易スペック】
シート高(mm) | 769 |
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車両重量(kg) | 142 |
最高出力(PS) | 16.86/ 8,000rpm |
最大トルク(N・m) | 16.3 / 7,000rpm |
燃料タンク容量(L) | 10.5 |
ハスクバーナ:ヴィットピレン250/スヴァルトピレン250
ハスクバーナのピレンファミリーの末っ子が発表されています!
ピレンファミリーはネオクラシックな見た目&スペックは本気という本格派ネオクラバイクとなっています。
兄貴であるVP&SP701は「今後こんなビッグシングルは二度と出ない」と言われている程評価の高い2台。
そして弟分であるVP&SP401、中でもVP401に関しては「701よりもスパルタンなポジションで乗り手を選ぶ」と言われているツワモノです。
中型クラスでも”みんなに乗りやすいよ!”では無く、”覚悟のあるやつだけ乗れ!”なスタンスなのは挑戦的ですねw
そんなピレンファミリーに末っ子が登場します!ピレンファミリーのどの排気量も国内販売されているので250ccも確実と思って良いでしょう。
【VP250/SP250の簡易スペック】
シート高(mm) | 835【835】 |
---|---|
車両重量(kg) | 153【154】 |
最高出力(PS) | 31/ ?rpm【?】 |
最大トルク(N・m) |
? / ?rpm【?】 |
燃料タンク容量(L) | 9.5【9.5】 |
※【】はSP250です。
MONDIAL(モンディアル):スポーツクラシック/HPS
モンディアルのバイクもEICMA2019にてお披露目されています。
まずは”スポーツクラシック300/125”は「リアサスのツインショック」や「スポークホイール」と言ったクラシック感漂うカフェレーサースタイルのバイクとなっています。
スポーツバイクですが、マフラーはダートトラッカーの様なサイドアップな所も面白いですね!
次に”HPS300/125”ですが、カウル類の無いネイキッドタイプとなっています。
「メッキフロントフェンダー」や「スポークホイール」「タンクからシートへのシルエット」などなどクラシカル感が十分に織り込まれており、かなりクラシック寄りのネオクラシックネイキッドに仕上がっていますね!
HPSもスポーツクラシックと同じくサイドアップマフラーであり、ネイキッドながらもダートトラッカーの様な雰囲気をちょっと感じますね!
【スポーツクラシック/HPSの簡易スペック】
車種 | スポーツクラシック300 | スポーツクラシック125 | HPS300 | HPS125 |
シート高(mm) | 775 | 775 | 785 | 785 |
車両重量(kg) | 135 | 130 | 135 | 130 |
最高出力(PS) | 25.2/9,000rpm | 15/9,750rpm | 25.2/9,000 | 15/9,750 |
最大トルク (N・m) | 22/7,000 | 12.7/7,500 | 22/7,000 | 12.7/7,500 |
燃料タンク容量(L) | 9.0 | 9.0 | 9.0 | 9.0 |
現状購入できるものもあれば、今後の情報を待て!と言った車種まであります。
しかし今後中型クラスでネオクラシックバイクというタイプが充実してくるのは間違いないと思って良い気がします。
日本でもアジア圏でも人気が高く、需要があるのでメーカーも出して損は無くバイク界を再び盛り上げる一手にもなりそうですしね!
ネオクラは大型ばっかりなのか…と残念がっていた人も2020年では期待出来ますよ♪
大型モデルのネオクラシック
大型ネオクラシックバイクはまだまだ”外国メーカー”の方が頑張っている気がします。
国内でも浸透し始め、その魅力が伝染しているイメージがありますがちょっと人気が偏っているイメージ。
ネオクラでは無く、クラシックバイクも人気があるので新モデルを輩出するのは難しいかもしれませんが、斬新なネオクラシックバイクの新登場を期待したいですね!
しかし、国内メーカーが頑張っていないというわけではありません。
カワサキ:Z900RS
▲2020モデルでは”カワサキファン””Z伝説ファン”の所有欲を煽るかの如く名車『Z2』カラーであるイエロータイガーを登場させています。
正直言ってイエロータイガーカラーはカワサキやZのファンでなくてもかっこいいと感じる魅力的なカラー。
今後のZ900RSの人気も上々なのは鉄板かと思います。
これほどまでに幅広い年齢層の心を鷲掴みにするモデルってそうそう出てきませんよねw
【Z900RSの簡易スペック】
シート高(mm) | 800 |
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車両重量(kg) | 215 |
最高出力(PS) | 111 / 8,500rpm |
最大トルク(N・m) | 98 / 6,500rpm |
燃料タンク容量(L) | 17 |
シート高800mmと日本人には嬉しく優しい高さであり、エンジンスペックも十分であり見た目もかっこいい!これは売れますよね。
ホンダ:CB650R/CB1000R
▲画像はCB650R
CB650Rは現代寄りのネオクラシックであり、高級感があります。
▲画像はCB1000R
CB1000RはCB650R程高級感はありませんが、その分パワフルなスポーティさが光るネオクラシックストリートファイターです。
どちらも人気が高く、スペックも高い優秀なバイクとなっています。ホンダネームの信頼度も厚く乗って間違いの無いモデルなのは確かです。
カスタムビルダー達もこぞってカスタム欲を掻き立てられ、たくさんのフルカスタムを展開しています。
【CB650R/CB1000Rの簡易スペック】
シート高(mm) | 810【830】 |
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車両重量(kg) | 202【212】 |
最高出力(PS) | 95 / 12,000rpm【145 / 10,500rpm】 |
最大トルク(N・m) | 64 / 8,500rpm【104 / 8,250rpm】 |
燃料タンク容量(L) | 15【16】 |
▲【】はCB1000R
ヤマハ:XSR700/900
XSR700や900はヤマハの代表的なネオクラシックバイクです。700も900も日本国内外で人気が高く、たくさんのカスタム車両が出てきます。
その為、カスタム意欲が高いライダーにとてもおすすめのバイクとなっています。
フルノーマル状態でもネオクラシックな見た目はとてもかっこよく『ノーマル・カスタム』共にどちらでもライダーを満足させてくれるでしょう!
XSR700/900の簡易スペック
シート高(mm) | 835【815】 |
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車両重量(kg) | 186【195】 |
最高出力(PS) | 73 / 9,000rpm【116 / 10,000rpm】 |
最大トルク(N・m) | 68 / 6,500rpm【87 / 8,500rpm】 |
燃料タンク容量(L) | 13【14】 |
▲【】はXSR900です。
高い排気量であるXSR900の方がシート高が低く、大型に不慣れな人でも楽に跨る事が出来るでしょう。
スタイルはどちらも似ているので、見た目で選ぶのであれば好きな方!
▼本気でカスタムをしたいのであれば、画像検索すればたくさん出てくるからおすすめですよ!
▲全てXSR900がベースです。ステキですよね!
ドゥカティ:スクランブラーシリーズ
ドゥカティのスクランブラーシリーズは登場からかなり人気の勢いがありました!
爆発的な超人気車種であるスクランブラーは、その人気から9種類ものラインナップが生まれました。
排気量も「400cc」「800cc」「1100cc」と3クラス存在しており、スクランブラーの見た目が気に入った人は乗れる排気量から選ぶ事が出来ます。
排気量やモデルタイプにバリエーションがある事から、たくさん様々なライダーを視野に入れており全ての人におすすめの”オクラシックスクランブラー”なのは間違い無いでしょう!
クラシカルな見た目と、そこに垣間見える先進的&可愛らしさは男性から女性までをも魅了するとともに、ユニセックスなバイクデザインとなっています。
乗りやすく不変に衰える事が無いデザインを選ぶならとてもおすすめです!
【スクランブラーアイコン(803cc)の簡易スペック】
シート高(mm) | 798 |
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車両重量(kg) | 173 |
最高出力(PS) | 73 / 8,250rpm |
最大トルク(N・m) | 67 / 5,750rpm |
燃料タンク容量(L) | 13.5 |
▲スペック値は”女性や初心者”にもおすすめの大型:スクランブラーアイコンのもの
トライアンフ:スピードツイン
現代に蘇った”ネオクラシックスポーツバイク”です。
1938年に登場したトライアンフ伝統のスピードツインの名を引き継いだこのモデルは「専用新型シャシー」とサスペンションセッティングでクラス最高峰のハンドリングをライダーに提供。
見た目もクラシックよりであり、全ての時代において通用するスタイルとなっています。
シルエットからヘッドライト、メーターに至るまでクラシックさが際立っておりクラシックな見た目が大好きなライダーにおすすめ!
【スピードツインの簡易スペック】
シート高(mm) | 807 |
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車両重量(kg) | 196 |
最高出力(PS) | 97 / 6,750rpm |
最大トルク(N・m) | 112 / 4,950rpm |
燃料タンク容量(L) | 12 |
トライアンフ:ストリートツイン
トライアンフの中でもかなり渋く仕上がっているネオクラバイクが”ストリートツイン”です。
トライアンフの渋い代表と言えば”ボンネビル”ですが、ボンネビルはクラシックタイプ。ストリートツインはネオクラシックの渋さ代表と言えるでしょう。
排気量自体は900ccとリッタークラスまではいかない程度ですが、重量感と高級感があり扱いやすさを確保しています。
パワーやトルク並びにエンジンスペックがは申し分無い!そのうえ一番の驚きが約105万円というコスパの高さです。
「見た目」も「スペック」もかなり高い渋さMAXのコスパ優秀ネオクラバイクです。
【ストリートツインの簡易スペック】
シート高(mm) | 760 |
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車両重量(kg) | 198 |
最高出力(PS) | 65 / 7,500rpm |
最大トルク(N・m) | 80 / 3,200rpm |
燃料タンク容量(L) | 12 |
ハスクバーナ:ヴィットピレン701
ハスクバーナのヴィットピレン701は特定のファンを狙ったようなバイクです。
斬新でエッジの効いたネオクラシックバイクの代表であるヴィットピレンは賛否が分かれやすい見た目ではありますが、人気は高いです。
”シンプルイズベスト”がマッチするこのバイクはシンプルにして美しく、極限まで無駄を削った車体は中型クラス並みの重量を誇ります。
これ以上のビッグシングルは二度と出ないと言われている程、評価が高く根強いファンが増えていくのは時間の問題でしょう。
【ヴィットピレン701の簡易スペック】
シート高(mm) | 830 |
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車両重量(kg) | 157 |
最高出力(PS) | 75 / 8,500rpm |
最大トルク(N・m) | 72 / 6,750rpm |
燃料タンク容量(L) | 12 |
Benelli(ベネリ):Leoncino 800Trail
EICMA2019でお披露目された、ベネリの”レオンチーノ800トレイル”は754ccの水冷2気筒4ストロークエンジンを搭載したネオクラシックスクランブラー。
マルゾッキ製フルアジャスタブル倒立フォークや、ブレンボのブレーキシステムを備えていたり
ヘッドライトはLED、モダンなTFTメーターを備えていたりと装備スペックもかなり良いです。
加えてそんな中に垣間見えるクラシカルな部分「シルエット」や「丸目単眼ヘッドライト」などなどが上手に調和をとっており、かなりエッジの効いたネオクラシックスクランブラーとなっています。
【トレンチーノ800トレイルの簡易スペック】
シート高(mm) | 818 |
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車両重量(kg) | ? |
最高出力(PS) | 81.6 |
最大トルク(N・m) | 67 |
燃料タンク容量(L) | ? |
モトモリーニ:ミラノ
モトモリーニのミラノもまたEICMA2019にてお披露目されたネオクラシックバイクであり、コチラはかなりハイパワーなエンジンを搭載しています。
1187ccもあるVツインエンジンは最高出力139PSを発揮するかなりのパワーです。
見た目は、クラシカルな武骨でシンプルなシルエットになっていますが太くパワフルに見えますね!純然たるハイパワーネオクラシックバイクです。
【ミラノの簡易スペック】
シート高(mm) | 820 |
---|---|
車両重量(kg) | 200 |
最高出力(PS) | 116 |
最大トルク(N・m) | 108 |
燃料タンク容量(L) | ? |
パワフルなVツインエンジンは、パワーも十分だがトルクフルな走行も魅力的です!
▼もっとネオクラシックバイクが見たいという人へリンクを置いておきますね!
おわりに(まとめ)
これからどんどんと盛り上がっていくであろう”ネオクラシックバイク”です!
まだまだ中型ラインナップは充実しているとまでは言えないですが、どんどんと増えていく可能性や期待度はかなり高いです。
ネオクラシックバイクが気になるライダーは”乗る”と決めるタイミングを掴むのは難しいです。
比較的新しく、そして盛り上がりつつあるジャンルなので「もう少し待てば…」と思ってしまう事もあります。
はっきり言える事は乗りたいと思うモデルが出た時に乗れ!という事。
今後もたくさんのモデルが発表されると思います、その都度追記していきますよー!
ではでは…最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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