出来るなら真似したいメーカーカスタムやビルダーカスタムってたくさんありますよね!
でもそのほとんどがコンセプトモデルという事で、色々なイベントに出展しお披露目はされるけど真似する事が出来るカスタムパーツを出してくれるわけでもありません…
私から言わせてもらえれば「なんてケチなんでしょう…」という感じですね!
ただ、この手のカスタムモデルはカスタムの手本としては見て得るものは多く、自分のバイクをかっこよくする為の勉強にはなります。
カスタムしてかっこよくはしたいんだけど…色々あって迷うよね
何かカスタムしたいとは思ってるけど、イメージが沸かないや…
という人は「メーカーやビルダーの洗練されカスタム」である”コンセプトモデル”をお手本にするのが良いですね!
個人カスタムでももちろんコンセプトを決めてカスタムしているライダーばかりでしょうが、メーカーやビルダーはしっかりと”走行の背景”まで考えられてるカスタムが多いので、とても参考になりますよ!
という事で今ページでは「ヤマハ:XSR700」のコンセプトモデルがEICMA2019にて登場していたので、これを紹介していきます。
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ネオクラシックバイクXSR700のレトロ可愛いラリーカスタム!
大手バイク情報サイトである「ヤングマシン」さんでもコチラのコンセプトモデルが紹介されているので、ヤングマシンさんから参考画像を引用させてもらっています。
上の参考画像って”XSR700”なんですよ?分かりますか?
私がこれを見た瞬間の印象は「レトロ可愛い!」でした。なんかとても柔らかいイメージを持ちます。
XSR700はオンロードモデルという事で、ネイキッドスタイルをベースにクラシックな感じに仕上げられたモデルとなっておりヤマハのネオクラシックバイクの代表的な存在となっています。
オンロードモデルであるXSR700がここまでラリースタイルに仕上がっているのはまさにプロの業と言わざるを得ませんね!
XSR700コンセプトラリースタイルはこぢんまりして可愛い!
▲こちらがフルノーマルの「XSR700」です。
▲そしてコチラが「XSR700ラリースタイル」です。
比べて見てみてどうですか?「小さくまとまってて可愛くみえませんか?」
この車両をカスタムしたのはローマのビルダーである”Garage221”がカスタムしています。
画像を比べてみると…一見小さくなった?様に見えますが、恐らくなっていません。
何かサイズが変わったとしていても、少し程度でしょう。
- カスタムされたカウル類
- キャスター角を小さくした&倒立フォークの採用
- シートレール、シートの短さ
- マフラーの取り回し
が小さく見せている要因なのかな?という感じです。
カスタムされたカウル類(フロント周り)
▲覆い隠す様に付いている”ビキニカウル”がフロント周りのボリューム感をアップ。
それに伴い、ラリーコンセプトで取り付け位置が上に上がっている”フロントフェンダー”がフロント周りのボリュームアップ&まとまった感じを作っています。
XSR700のノーマル状態では比較的すっきりしていたフロント周りがこれらによってスタイリッシュな感じからボリュームアップしているのがこぢんまりしている要因の1つでしょう。
キャスター角度の少なくした?&倒立フォークの採用
これについては確信は持てませんが、若干フロントフォークの立ちが強くなっている気がします。
ラリーコンセプトにするにあたって、フォークのショック性をフルに活かすのであればキャスター角を立てるのは納得の行くカスタムなので、行っていても不思議はないです。
ただ、画像のみの見解だと”?”は無くす事が出来ませんw
それに加え”フロントフォーク”を正立から倒立へ変更しています。
下側がアウターチューブの正立と上側がアウターチューブの倒立を比べてみても、どちらかと言えば「正立フォーク」の方がスッキリして見えるものです。
フォークの上半分が太くなった事もフロント周りのボリュームアップしたイメージの要因の1つでしょう。
カスタムされたカウル類(リア周り)
リア周りにももちろんこぢんまり要因はあるでしょう。
まず上の参考画像のカスタムされたシートカウルです。
ラリースタイルという事でゼッケンナンバーがついていますね!
これはこれでかっこいいですね!このゼッケンナンバーが付いている部分がノーマル状態にはありません。
この部分が追加されている事によってリア周りがボリュームアップしていて、スタイリッシュさが無くなっています。
シートレール&シートの短さ
シートレールをカットして短くしているかは分かりませんが、リア周りはちょっと短くなっている気がします。
ノーマル状態ではリアフェンダー自体がリアタイヤの先まで届いているくらいなのに対し、ラリースタイルではナンバープレートにあたる部分がリアタイヤの先に来ています。
これと同時にノーマルのシートは”リアシート部分”があるのに対し、ラリースタイルは1人しか乗れない程のシート長さです。
この様に各パーツ毎に小さくなっている部分も、こぢんまりイメージの1つの要因でしょう。
マフラーの取り回し
最後に注目したいのが、マフラーの取り回しです。
もちろんノーマルマフラーから交換されている事でマフラーの取り回しも変わっているのは当たり前なのですが、このマフラーがかなり良い味を出しています。
ノーマルの状態では、マフラーは赤い囲み無いで終了しています。
しかし、ラリースタイルの場合ノーマルの終わり地点を通り過ぎ上に上がって、カスタムシートカウルの中に納まる取り回しをされています。
これによってエンジン周り後方の隙間が埋まり、中心部が集中しているイメージが強くなっています。
タンクが大きく見えるのが可愛く見える要因にも?
なんだかノーマルに比べるとタンクが大きくなっている様にも見えなくもないですよね?
でも恐らくタンクを大きくしてはいないでしょう。
シートを短くしたことによりタンクが大きく見えているんだと思います!
タンク以外で各パーツで小さくしたものもあり、全体的に中心に凝縮されたようなイメージだからこそ”こじんまりして可愛い”イメージになるんでしょうね!
レトロさも大きい
最近のバイク事情的に全体的に「キリっと、シュッと」しているバイクがたくさん出ている中で、カウル類やタンク・ヘッドライトが丸っこいバイクはレトロ感が出ます。
その丸みを帯びた各パーツも柔らかい印象でどちらかと言えば可愛いという雰囲気を出すのでしょう。
まぁ…「こぢんまり・丸っこい」に足した水色が一番あざといけどね!
確かにねw
黄色とかのポップな色でも可愛くなるよね!
エンジン周りだけを見ているとメカメカしく油臭く、とても渋かっこいいイメージになるんですが、色付き部を見ると一気に可愛くなりますよねw
まとめ:見た目は可愛く、走りは鋭くもアリかもね?
今ページは「XSR700ラリースタイルコンセプトモデル」を紹介しましたがいかがでしたか?
私自身、男性ながら小さくて可愛い物とかに結構惹かれてしまうので今回のコンセプトモデルは可愛く見える部分を考察しちゃいましたw
ただ、こんなカスタムスタイルもありなのかな?とこのページを書いている中で思いました。
こんなカスタムスタイルというは…見た目は可愛く、走りは鋭くという感じのカスタムです。
正直言ってXSR700のフルノーマル状態で「可愛い」という感想は出てきませんが、性能的にみると乗って楽しめるバイクという事や、攻めるバイクとして選ばれてもおかしくは無いモデルです。
そんなバイクをベースにカスタムをしていくライダーは多いですが、恐らく大多数はかっこよくを目指してカスタムしています。
しかし、そうでは無くポップな可愛い感じを目指してもいいのか…とこのコンセプトモデルを見ながらどこか納得してしまいました。
男なら確かにかっこいいのは惹かれるものがありますが「可愛いバイクが鋭い攻め」などを見せて颯爽と道路を走っていく姿もまた面白いなんて思います!
かっこいいバイクが鋭い攻めをし、ライダー達の目の前を通り過ぎるよりも
可愛いバイクが鋭い攻めをし、ライダー達の目の前を通り過ぎる方が注目度がヤバそうですし、私が見ている側だったら「何あの可愛いバイク!?」って余計気になっちゃいそうですねw
という事でそんなカスタムスタイルを目指してもいいのかも?という話でした!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
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