2020年以降の中国はとても期待度が高いです!
電動バイクを始め、様々なバイクジャンルで日本人にも惹かれるようなデザインのバイクが続々登場してくる兆しがあります。
中国のバイクと言えば今では”キムコ”が「スーパーネックス、レボネックス」でかなり日本のライダー達に浸透しているかと思いますが、それ以外にも期待のメーカーがあるんですよね!
今ページで紹介するのは”CEMOTO”というATVやバイクを製造している中国のブランドメーカーのバイクですが、メカメカしいネオクラシックバイクをEICMA2019で発表した事で注目が高まっています!
日本ではやはり日本製(国産)の信頼が厚い為、あまり浸透していない中国のバイクには抵抗があるライダー達も多いでしょう。
ただ、このページで紹介するバイクのかっこよさにはビビッとくる人も多いという私の予想があります!
では詳しく紹介していきます。
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中国メーカーのネオクラシックバイクがメカメカしくてかっこいい!
ネオクラシックバイクと言えば「古臭い見た目と最新技術の融合スタイル」なバイクですが、今回紹介するCEMOTOのネオクラシックバイクはかなり近未来的な見た目をしています。
スタイルこそネオクラシックですが…”ネオ”感がかなり強く
古き良きって感じのクラシカル感抜群の見た目が好き!
という人よりも
スタイルはネオクラシックが良いけど、近未来感がある方が好みだね!
という人の方がハマるバイクかな?というイメージです。
国産で言うと「ホンダ:CB1000R」と印象が近いかもしれません。
とてもメカメカしいので、クラシカル感が強い方が好きという人でも”メカ”が好きな方は惚れてしまう可能性はありますよ!
その名も”700CL-X”、スタイルも3種類あって注目度は抜群です。
CEMOTOの700CL-Xシリーズは日本で販売しても人気が出そう
700CL-Xは同じモデル名(車名)でも3種類のスタイルが用意されている為、シリーズとなります。
どのタイプも頭に「700CL-X○○」という感じで名前につくので、1モデル3スタイルのシリーズバイクとなっています。
- ヘリテイジ
- スポーツ
- アドベンチャー
どれをとってもかっこいいですよ!
700CL-Xヘリテイジ
引用元:c-magazine.com
ヘリテイジとは「遺産・伝統・受け継いでいく」という意味の英語であり、700CL-Xシリーズで言えば”ベースとなるバイク”や”ベーシックなタイプ”という意味です。
CL-Xヘリテイジがこのシリーズでのベーシックスタイルという事になります。
引用元:RideApart
ベーシックなスタイルがスクランブラースタイルであり、アップハンドルや適度な大きさでとても乗りやすそうな”ネオクラシックスクランブラー”となっています。
シルバーかグレーかそんな感じの暗めで落ち着いた色を全体的に使用しており、その中でもシートはブラウンレザーを使用しており、クラシックと近未来のギャップでかなりインパクトがあります。
700CL-Xスポーツ
引用元:c-magazine.com
続いてのスタイルは”カフェレーサースタイル”となっています。
私の中ではCL-Xシリーズの中で一番かっこいいスタイルだと思っており、めちゃくちゃ欲しいですw
引用元:bennetts.co.uk
白と黒のモノクロカラーを使用したカラーデザインは遊び心と落ち着きの両方を満たしており、差し色として黄色をアクセントにしている所とか完全にドンピシャです!
かなり仕上がっている”ネオクラシックカフェ”であり、「ネオクラ、バーエンドミラー、マッドガードなどなど…」最近の流行りをほぼ完全に取り組んでいる状態で、ネオクラ好きにはたまらないバイクなのでは無いでしょうか!?
700CL-Xアドベンチャー
引用元:c-magazine.com
最後の紹介スタイルは”アドベンチャースタイル”です。
細かく見ていくと「スクリーンやサイドバッグ」を外せばヘリテイジに近い見た目をしていますが、シートがクラシックな物からスポーティな質へと変わっています。
引用元:gaadi.com
ホイールもヘリテイジでは細いキャストだったのが、スポークとなっておりオフ走行への備えもしっかりとされていますね!
あまり車格が大きくないイメージがありますので、国産アドベンチャー達に比べると私のような低身長ライダーにも乗りやすそうな感じです。
700CL-Xシリーズ共通の搭載・機能
CL-Xシリーズは同プラットフォーム内で開発されており、搭載機器などが共通のものが多く見られます。
フルLEDの【ヘッドライト】と【テールランプ】
引用元:c-magazine.com
この700CL-Xシリーズの3スタイル全てに共通している代表例がヘッドライトであり、かなり個性的ですよね!
ヘッドライトからレーザー光線なんか出てきそうな雰囲気があって、丸眼ヘッドライトでクラシカルなはずなのに近未来感まで備わっています。
ヘッドライトの「X」デザインはCL-X←これを表しているデザインであり、シリーズにとって無くてはならない存在のデザインです!
ダサければ無くてはならないとか知らんよ!ってなりますが、普通にかっこいいですよね!
引用元:c-magazine.com
テールランプは「H」デザインを採用しています。
Hなんてこのモデルのどっかで使ってたっけ?って感じなのですが、モデルの認識を強化する為とかなんとか…つまりバイクのお尻を見ただけでCL-Xシリーズだと”認識”出来る様なデザインにしている様です。
ヘッドライトの「X」もテールの「H」もバイクデザインの差別化にはかなり良いね!
何て言ったって十分にかっこいいし!
【丸形メーター】
引用元:c-magazine.com
メーターは丸型が採用されています。
クラシカルなメーターと言えば”丸形”だと思いますが、コチラはちょっと変わった形をしています。
設計上決めたデザインなのでしょうが、かなり個性的ですね!「c-magazine.com」のモデル説明上では”燃料消費量や着信”を表示する事が出来るとか…Bluetoothでつなぐのかな?
【エンジン】
引用元:c-magazine.com
エンジンは「692ccの並列2気筒水冷エンジン」となっており、このエンジンは30年以上の改良を体現しているとのこと。
電子スロットルとスリッパークラッチが搭載されている様です。
【その他の機能】
- USB接続プラグ装備
- 始動安全装置
- リンプホームモード(エンジン異常時セーフティモード的な?)
- ロールオーバーセンサー(転倒時セーフティモード的な?)
- クルーズコントロール機能搭載
- 良メンテナンス性
上記の中で単語だけでは分かりづらいものを説明します。
始動安全装置…エンジンスタート時の安全装置の事で、「ニュートラル状態」又は「ギアが入っている時はクラッチレバーを握る」や「サイドスタンドをはらった状態」じゃないとエンジンがかからないようになっているという安全機能です。
エンジンを入れた瞬間に飛び出したり、転んだりする危険のある状態ではエンジンをかけない様にしてあるって事だね。
リンプホームモード…エンジンコントロールユニット異常時に有効になり、ライダーは道路に立ち尽くす事なく、限定的な速度でなら運転を続行できますという機能?です。
これってめちゃくちゃすごいよね!完全にエンストする事無く、修理工場までゆっくりだけど自分で行けるって事だもんね?多分?
ロールオーバーセンサー…バイク転倒時など、異常にエンジンが傾くと自動的にエンジンを停止するという機能です。
転倒時などのバイクが横倒しになったときにエンジンが自動で止まるよ。
クルーズコントロール…クルコンボタンを押す事によって、一定の速度を維持する機能です。
大型ツアラーモデルとかでも無いのに、クルコンがあるのは豪華だね…贅沢w
良メンテナンス性…適切な外装取り外しだけでエアフィルターやオイル交換を簡単に自宅で行う事が出来るという事です。
そんな事はやってみないと分かんないよ!と思うけど、説明で言う程簡単なのかもしれないねw
700CL-Xシリーズのスペック(恐らく3スタイル共通)
外国サイトのバイク説明を見ていると、700CL-Xシリーズの3スタイル全てが同スペックの可能性が高いです。
となってくるとシート高が800mmであり、アドベンチャーモデルを選んだとしても比較的多くのライダーが楽しむ事が出来る可能性が高いですよ!
排気量(cc) | 692.2 |
最大出力(PS) | 74 |
最大トルク(N・m) | 66 |
トランスミッション | 6速 |
シート高(mm) | 800 |
タンク容量(L) | 13.5 |
タイヤサイズ | Fr:110/80-18 Rr:180/55-17 |
車両重量(kg) | 183 |
大型クラスと言えど重量も軽めであり、シート高も日本人には嬉しいやさしめ設定である事から日本に入ってきても”乗る事”に抵抗がある人は少ないかと思います。
デザイン性も高く、人気のネオクラシックスタイルなのである程度の人気は確実と言っても良いくらいのバイクでしょう。
日本に入ってきたら私は”700CL-Xスポーツ”が断然欲しいです!
CEMOTO 700CL-Xシリーズのまとめ
イタリアで設計された事もあり、700CL-Xシリーズはどれをとってもデザイン性がとても高いネオクラシックバイクとなっています。
ところどころに個性的な面がありますが、変わっているだけでダサくはない。
その為、日本に入ってきても十分に国産と戦う実力があるバイクだと思います。
ライダー人口は昔に比べて減ってはいますが”外車への抵抗”が格段に下がっている状態なのでかっこいいバイクが出れば私の様に飛びつくライダーも少なくないはず!
日本での販売は全然情報はありませんが、日本での展開も期待したい1モデルなのは確かですね。
KTMとハスクバーナのスタイリングを担当するオーストリアのKishaと長い関係を築いてきたんだって!
それならハスクバーナのヴィットピレン701溺愛の筆者が飛びつくデザインなのも納得だねw
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
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