バイクの靴ってどんなんが良いの?
いつも履いている靴でバイクに乗ってたらすぐにダメになった…
こんな経験ありませんか?
このページではバイク初心者によくある”バイク用の靴ってあるの?どんなのが良いの?”という疑問にこたえていきます。
結論から言うとバイク用の靴はあります。そして、バイクに乗るときはバイク用を履いた方が良いです。
何故バイク用の靴を履いた方が良いのか?と言うのを詳しく説明しながらおすすめも紹介していきます。
初心者から知っておこうバイクブーツ・シューズの選び方!
バイクに乗るときの靴選びで意識した方が良い事は下記になります。
- 安全性
- 快適性
- 見た目
の3ポイントです。
車と同じくバイクは危険な乗りものであり、その危険は他人に対してもですが”あなた”に対してもです。
バイクはタイヤが2つの不安定な乗り物なので、事故をするとライダーの身体は少なからず必ずダメージを受けます。
私自身単独ではありますが、バイクで転んだ事があり幸いにも軽傷で済みましたが「肩と腰」を擦りむいたことがあります。
夏場と言うのと私のバイク時の好みが「カジュアル&ラフ」と言う事もあり、上着は軽装と言う事で肩と腰へのダメージは防げなかったというわけです。
しかし、手と下半身・足に関しては”皮製品&デニム素材”という服装だったので装備箇所は見事に服装が傷つくだけで身体へのダメージはありませんでした!
以上の事もあり、安全面は第一に考える必要のあるポイントであると言えます。
バイク用に作られた製品では安全性はもちろん、バイクに乗るときの快適性も考えられているのでバイク用製品を選んでおけば基本的に”安全と快適”に関しては十分です。
その中でもあなたの気に入る見た目の物を選ぶ事が出来ればバイクの時に履く靴を上手に選ぶことが出来るでしょう。
バイク用にするメリット
さっきも言いましたがバイク用の製品を選ぶだけで”安全性と快適性”は十分に揃っているのでバイク用ってよくわかんないやぁ。
と言う人はバイク用を選んでおけば間違い無いでしょう!
これだけで終わってしまっても良いのかもしれませんが、バイク用の何が良いのか…と言うのはいまいち分かりませんよねwなのでちょっと詳しく説明していきます。
【バイク用にするメリット】
- 安全性が高い(靴の形&素材)
- バイクに乗るときの操作性や快適性が高い
上記があります。
まずは”安全性”の話、何度も言う様ですがバイクにはもしもの時の危険があるので安全性を確保するのは大切です。
バイク用製品では「ハイカット・プロテクター・シフトパット」があなたの足を守ってくれます。
▲このようなシルエットの靴をハイカットと言います。
ハイカットはくるぶしを覆い隠すタイプの靴なので転倒時でも足首上くらいまでを保護してくれます。
更にサポーターとしての役割も若干果たしてくれるので、不意に足を付いた時でも足首を痛めにくいメリットがあります。
そのハイカット部分には「プロテクター」を搭載されている製品が多く、靴の生地で擦れから守り、プロテクターによってぶつかる衝撃からも保護するようになっています。
ぱっと見じゃそんな風に見えないのにね!
ちょっとの工夫で大きな保護性能を持たせているんだね!
次は”快適性や利便性”の話。
▲製品によっては後ろの壁がざっくりえぐられている形をしています。
これは足首の動きを邪魔しない為の工夫です。
バイクに乗るときの足首の動きとしては足首を左右に動かす事はほぼ無く”ギアチェンジ・後輪ブレーキ”を行う時に縦に動かす動作が多いです。
足首後ろの壁をえぐる事で縦の動作がしやすくなり、余計な負荷をかけない構造となっています。
▲赤丸無いの部分「シフトパット」もライダーの為の工夫です。
いわゆる”当て布”なのですが、この部分が丈夫になっている事によって「靴への保護」と「足への保護」がされています。
普通のスニーカーなどでギアチェンジを行うと足が痛かったという経験ありませんか?
シフトパットはその痛みを解消するとともに、長く愛用したい靴の寿命を長く保つ事が出来る工夫となっています。
主に上記の様なメリットがバイク用の靴を選ぶ”だけ”で手に入ると言っても過言ではありません!
それだけ「ライダーの事を考えて」作られているんです。
中には違う工夫をしていたりするのでメーカーなどによって異なる部分はあります。が、それは全てライダーの”欲しい”を解消する為の工夫なのでメリットがあるというのは間違い無いです。
もしかしたら、あなたの思う”欲しい”も叶えてくれる製品もあるかもしれませんね!
ここまで読んでもらって「バイク用探してみようかな?」と思ったあなた。次の項目からはバイクブーツ・シューズの選び方の参考になる事を説明しますよ!
ブーツとシューズの選択肢がある
バイクで履く靴には「ブーツかシューズ」の選択肢があります。
この選択はあなたの”好み”に依存する場合が多く、どちらを選んでもバイク用であればバイクに乗るときにメリットがあるのは同じです。
ただ1つ違う点をあえて挙げるのであれば”ブーツ(革)”ならバイク用で無くても割と大丈夫だと言えます。
理由は3つ
- ブーツは基本的にハイカット
- 革製品は丈夫
- シフトパットが無くても痛くない
だからです。
皮ブーツのほとんどはハイカットであり、擦れ傷に対してはとても強い特徴があります。
バイクシューズのようにプロテクターを搭載していたり足首後ろのえぐりは無いですが、保護性能は高く履いているうちに柔らかくなるので十分にバイクに適しています。
そして革は靴の素材としては硬い部類に入り、ギアチェンジの時も足が痛く無いのでシフトパットが無くても大丈夫なんですよね!
使用しているうちにシフトペダルが当たる部分の色が当たらない部分と違う色になってきますが気にしない人は「履物として売られている革ブーツ」使用でも十分です。
▼ちなみに筆者はドクターマーチンのショートエンジニアブーツと
▼レッドウィングのベックマンを使っているよ!
本革製品は手入れをしてあげると本当に長い期間使用出来るから普段履きにもおすすめです。
「革靴ってなんだか苦手だなぁ…」という人はシューズという選択になるでしょう。
シューズの場合は普段履きのスニーカーなどはおすすめ出来ません!
ギアチェンジの時に足が痛いのと、普通に履くだけよりも早くダメになってしまいます。
シューズ派ならバイクシューズを購入した方が良いですよ!今ある靴の他に追加で揃えないといけなくても結果的にその方が安上がりになります。
次の項目で説明しますが、バイクに乗るときと普段履きを両立させてもコスパが良いです。
バイク専用、普段靴、両立?
バイクに乗るときの靴を選ぶ・決める時には「専用or普段靴を使用or両立」という選択肢があります。
1.バイクに乗るときだけの靴(バイク専用)を揃える
文字通りバイクに乗るときにしか履かない靴を揃えるという選択。
完全に普段履きとバイク用とを分けたい人は1足買い足す形で「バイク専用」を作ると良いでしょう。
バイクに乗るときにしか履かないのであれば長い事1つの靴をバイク用で使用する事が出来ます。
バイク用の靴を持っていないから、どうせ買い足す必要があるならバイク専用としてわけてもいいかなぁ…
という人はこの選択もアリですね!
バイク用製品をどれにするかもこの選択につながる場合があります。
▲elfの人気バイクシューズです。
上のエルフのバイクシューズの様に「バイク乗り感が強い(ガチ目)」靴が気に入った場合はバイク専用にするしか無いですね!
これを普段履きするにはかなりの勇気が必要だからね。
2.普段履きしている靴を使用する
今普段履き用に使用している革ブーツをバイクに乗るときも使用するというのと、あまりおすすめしませんが普段履きしているスニーカーをバイクに乗るときにも使用するという選択もあります。
前述した様に革靴であれば十分なので「それでもいいね!」で終わりますが、スニーカーを使用する場合は最低限以下のものを揃える様にしましょう。
【シフトガード・シフトカバー】
▲コチラはシフトペダルにかぶせるシフトガードです。
下の画像の様にかぶせる事でシフトペダルによる足と靴へのダメージを軽減してくれるアイテムです。
これはラバー製品であり、別に繊維系の製品も存在しています。
ラバー系でも繊維系でも足と靴を保護する機能は同じであり、あとは見た目の好みだけです。
長く楽しく快適にライディングを楽しむためには体の傷みや不便な部分はなるべく無い方が良いので、スニーカーを選択する場合はシフトカバーの使用をおすすめします。
3.両立
「普段履き」と「バイクに乗る時」で両立できる靴を揃えるという選択肢です。
選択肢②の普段履き革ブーツをバイク用に使用すると似ていますがちょっと違います。両立できるバイクシューズを購入するという事です。
バイクシューズなので「革靴はちょっと苦手…」と言う人でも選択出来ます。
バイクシューズには普段履きしても全然違和感の無いシューズもあるんですよ!
▲最初に見せた上のような製品や
▲こんな製品もあります。
一見普通のスニーカーの様に見えるカジュアルルックなバイク用シューズも多数出ているので、こんな製品を揃えてバイクでも普段でも使用できるようにしておくというのも1つの選択肢になります。
私は比較的「ラフ&カジュアル」な服装でバイクに楽に乗りたいので、この手のバイクシューズも革ブーツの他に持っています!
▼筆者が持っているのは参考画像でも紹介していた靴だよ!
その他は好みだったりする
基本的に”バイク用・バイク製品”として販売されているものを選べばよっぽど大丈夫です。
バイクに乗る為に作られている製品なのでライダーの「安全性・快適性・利便性」は考えられており、基本的には不自由しません。
バイクに乗る時の靴選びについて…
- 安全性の大切さ
- バイク用製品はどんな所が快適、便利か
- 「専用、普段履き流用、両立」どの選択肢にする?
を理解して考える事が出来れば、あとはあなたの好みによります!
靴に関してはぶっ飛んだハイテク機能を盛り込むのは難しいですし、履き心地のレビューなんか見ても履いてみないと分からないのが当たり前。
レビューはサイズ感「普段より小さいサイズを選ぶと良い」などを参考にするだけとして、あとは見た目の好みで選ぶのが無難です。
履き心地なんかはインナーソールなどで改善出来るので、バイクに乗る時に必要な項目だけをチェックして見た目で選んで良し!って感じです。
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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