このページではネオクラシックバイクの中でも”日本国内において人とかぶることがない”レアなモデルを紹介していきます。
ネオクラシックバイクの人気はかなりのもので、ネオクラ乗りにとっては自分が乗っているジャンルが盛り上がるのはとても嬉しいことですよね?
でも同時にネオクラシックバイクというジャンルはまだ登場したばかりであり、販売されているモデルもそこまで多くはない…
そうなってくるとおのずと自分と同じモデルに乗る人と出くわす事も少なくないんですよ
でも、バイク乗りって結構こだわり派が多くてその中でも「人とかぶりたくない欲」を持っている人も多いわけで、そんな人にとって自分の乗っているジャンルは嬉しいけど人とかぶりやすいのはなぁ…なんて思ってしまうわけなのです。
なんともわがままな感情かと思うと同時に、その気持ちわかるわぁ…って共感しませんか?w
- ネオクラシックバイクに乗りたいと思っている
- 人とかぶらないネオクラシックバイクに乗りたい
- 人があまり目をつけていないレアモデルなら知りたい
- かっこいいバイクに乗りたい
こんな人におすすめのページです。
バイク乗りの多くはやはりこだわり派が多く、そのこだわりの中では「めずらしい・注目を集める」バイクに乗りたいなんて欲もあります!
そんな人とは違ったもの好きのこだわり派には是非読んで欲しいページなのです。
人とかぶらないネオクラシックバイクなら「ヘラルドモーター」に決まり!
現状ネオクラシックバイクで人とかぶらないモデルを選びたいのであれば、あまり”認知度はないけれどバイクとしては優秀”というモデルを選ぶのが一番手っ取り早いし、注目度も高い。
当たり前ですが、人とかぶらないが為にバイクとして楽しむことが出来ないモデルなんて誰も選びたいとは思いませんよねw
まぁそんなことは置いておいて、いまだ日本人ライダーの多くが認識していないメーカーがたくさんあるのも確かであり、それは主に海外メーカーです!
認知度が低い上に海外メーカーなんて大丈夫なの!?って思うかも知れませんが、日本での認知度がないだけでしっかりと実績を持っているメーカーも多いんですよ?
ということで今回はそんな海外メーカーの1つが取り扱っているネオクラシックバイクを紹介していきますね!
「ヘラルドモーター」は原付Ⅱ種から大型までのネオクラシックの宝庫
ヘラルドモーターは原付Ⅱ種クラスの125cc〜大型ミドルクラスの500ccまでのラインナップを持っています。
中でも125cc〜400ccまでの中型免許で乗れるモデルのネオクラシック度合いが高く、たくさんのライダーがネオクラシックバイクを楽しむことが出来るメーカーとなっています。
小中排気量クラスはネオクラシック度合いも高めでとてもおすすめなバイクなので、ネオクラ好きはチェックしておくのがおすすめ!
ヘラルドモーター125ccラインナップ
ヘラルドモーターの125ccクラスのラインナップは様々なタイプのネオクラシックモデルがあり、選ぶ楽しさが一番ある排気量です。
原付Ⅱ種クラスという小排気量帯に気合いが入っている印象がこのラインナップから伝わってくるくらいですね!
【BRAT(ブラット)125】
ブラット125は「ネオクラシックトラッカー」なスタイルをしているモデルです。
スタイリッシュなボディにフラットなハンドル周りとリア周り、それに加えてのスポークホイールとちょっとしたブロックタイヤがトラッカー感をかなり出していて良いですね!
トラッカースタイルなので、比較的高さのあるハンドルは乗りやすく扱いやすく、流行りのバーエンドミラーは渋さとかっこよさを引き立てますね。
ヘッドライトやテールなどのライト部分単体で見るとメカニカルな印象を持ちますが、全体的にクラシック感が漂っていてまさに「ネオクラシック」です!
【スペック】
乾燥重量(kg) | 147 |
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シート高(mm) | 820 |
排気量(cc) | 124 |
燃料タンク(L) | 10 |
カラーバリエーション | マットカーキ、マットブラック、マットオレンジ |
【フォトギャラリー】
【CLASSIC(クラシック)125】
クラシック125はまさにクラシックといった具合でなかなかの渋いルックスをしていますね!
スタイル的には”マッドモーターサイクルズ”に似ており、ストリート系トラッカーでしょうか。
フロントからテールまでのクラシック度合いがかなり強く出ており、渋いバイクが好きな人はハマるでしょうね。
「ヘッドライト・テールライト・メーター」にかなりクラシックなこだわりを持っているように感じられて、ネオクラ好きでなくてもクラシックバイク好きなら魅力を感じずにはいられないでしょう!
タンク周りは”ホンダ:クラブマン”などに似ており、色々なバイクの雰囲気を感じることが出来ます。
【スペック】
乾燥重量(kg) | 126 |
---|---|
シート高(mm) | 740 |
排気量(cc) | 124 |
燃料タンク(L) | 12 |
カラーバリエーション | ブラック、ガンメタ |
【フォトギャラリー】
【CAFE(カフェ)125】
カフェ125は先程紹介したクラシック125をセパハンにしたイメージのモデルです。
基本的にはマッドモーターサイクルズやクラブマンの雰囲気を持ちながら「カフェスタイル」に浸りすぎない丁度良いという線を目指しているようなモデルです。
ガッツリカフェスタイルよりも、ネイキッドをセパハンカスタムしてカフェの雰囲気を取り込んだくらいのスタイルが好き!という人にハマりそうなモデルですね。
クラシック125のようにフロントからテールまでのクラシック感が強く、とても渋めのスタイリングとなっており、カフェを主張するところはちゃんと主張してあるので「ネオクラシックカフェ」が欲しいという人には丁度良い塩梅かもしれません。
【スペック】
乾燥重量(kg) | 126 |
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シート高(mm) | - |
排気量(cc) | 125 |
燃料タンク(L) | 12 |
カラーバリエーション | レッド |
【フォトギャラリー】
【SCRAMBLER(スクランブラー)125】
スクランブラー125は、トラッカースタイルのモデルです。
スタイリングの印象としては「シティ寄りのネオクラシックトラッカー」な感じもしますが、タイヤの雰囲気ではかなりトラッカー感が強く砂の上などを軽快に走行する様子が目に浮かびますね!
クラシック感のある単眼一灯のヘッドライトの上や、サイドカバーには競技用車両を思わせるようなゼッケンナンバーが描かれており、トラッカースタイル好きは惹かれるポイントの1つとなっています。
小柄なタンクとフラットなシートがクラシック感をより上げており、更にヘッドライトとテールライトがそれに追い討ちをかける…そんなクラシック感満載な「ネオクラシックトラッカー」なのです。
【スペック】
乾燥重量(kg) | 126 |
---|---|
シート高(mm) | - |
排気量(cc) | 124 |
燃料タンク(L) | 12 |
カラーバリエーション | グリーン、シルバー |
【フォトギャラリー】
【RAMBLER(ランブラー)125】
ランブラー125は「スクランブラー125」以上にシティ派な見た目をしている「ネオクラシックトラッカー」です。
ゼッケンナンバーが付いておらず、メッキとパーツとブラウンシートでクラシック感を出しているタイプのオシャレでシティ派のトラッカー!
スタイリッシュなハンドル周りとスリムなウィンカーがすでにカスタムされているような見た目をしており、オールドルックな軽快な街乗りトラッカーとしてはかなり渋い。
普通ならカスタムとして取り付けるようなパーツ「ブーツカバーやヘッドライトグリル」などがついており、その辺のカスタムが好きな人にはかなり嬉しいですね。
トラッカーではありますが、トラック場よりもシティが似合うモデルです!
【スペック】
乾燥重量(kg) | 126 |
---|---|
シート高(mm) | - |
排気量(cc) | 124 |
燃料タンク(L) | 12 |
カラーバリエーション | グリーン、シルバー |
【フォトギャラリー】
【MAVERICK(マーベリック)125】
マーベリック125はヘラルドモーター125ccラインナップの中でも筆者が一番かっこいいと思っていて一番おすすめしたいモデルです。
他のモデルもなかなかの完成度を持っているが、マーベリックは別格にカスタム感が強いのです!
ヘラルドモーター内では「大義の反逆者」なんてかっこいいコンセプトを掲げられており、全てにおいてかっこいいモデルなのは間違いありません。
スタイリング的にはトラッカーですが、装備をよく見ると”オフロード”なんですよね。
ストロークに余裕を持たせてある、前後サスペンションと大きめのブロックタイヤとスポークホイールとどこからどう見てもオフロードであり、控えめに言ってもアドベンチャー!
オフロードバイクの中ではこのようなクラシックな見た目なのはかなりレアであり、シティ映えもしそうですね。
全体的にカスタムチックに整っており、乗り始めてから手を加えるところが見つからないくらいの完成度となっています!
欠点としてはオフロードを本気でやろうと思うとタンクに沿って登っていくようなフラットなシートが欲しくなってくる所かな…と。
オフロード走行時にはロケーションによって、シート上で座る位置を変えたりすることがあるので、前後に長いフラットシートが欲しいところなのだ!
【スペック】
乾燥重量(kg) | 121 |
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シート高(mm) | 885mm |
排気量(cc) | 125 |
燃料タンク(L) | 12 |
カラーバリエーション | マットブラック、ガンメタ、イエロー、ブラック、ブルー、グリーン |
シート高885mmはトップクラスの高さをもっており、日本人のほとんどがキツいと感じてしまう高さ…ですが、乗れるのであれば是非乗りこなしたいマーベリック!
【フォトギャラリー】
以上の6モデルがヘラルドモーター主力の125ccクラスのモデルです。
どれもしっかりと個性を持っており、1つのモデルとして日本国内ではかぶる要素がありません!
どのモデルもしっかりとした走行スペックを持っており、走っても楽しいしかっこいいから眺めて楽しむこともできますね!
全部がフルカスタムされているようなモデルなので、かっこいいバイクが欲しいという人にはかなりおすすめですが、逆にカスタム欲がかなり強い人には向かないかもしれません…
ヘラルドモーター唯一の250ccはブラット125の兄貴分
ヘラルドモーターでは250ccモデルが1つしかない。
なので、車検の無い排気量帯に乗りたいというライダーはヘラルドモーター内では唯一の250ccに乗るか主力の125ccクラスから選ぶかの2択になります。
だが、125ccでも紹介しましたがブラットもかっこいいモデルなのでかなりおすすめです!
【BRAT(ブラット)250】
ブラット125の兄貴分に当たるブラット250はかっこいい見た目はそのままに、メカニカル&シティ映えするトラッカーです。
シート高の高さからくるワインディング時の安定性や操作性と、割と高めのハンドルがかなり乗りやすさを上げています。
シート高が820mmと人によってはキツイと感じることもあるかもしれませんが単気筒エンジンで車体をスリム&スタイリッシュに作れているので割と大丈夫だったりするし、燃費も良い!
見た目もカスタムされた感じであり、操作性も快適なので250ccながらも所有欲を満たすとともに乗って出掛けたくなる楽しさも持ち合わせています。
【スペック】
乾燥重量(kg) | 147 |
---|---|
シート高(mm) | 820 |
排気量(cc) | 223 |
燃料タンク(L) | 10 |
カラーバリエーション | 不明 |
クラシック感の強い400ccラインナップ
ヘラルドモーターでは400ccクラスは2つとなっており、どちらのモデルもかなりクラシック感が強く渋さが出ている見た目をしています。
125ccや250ccが軽快なトラッカースタイルだとすれば400ccクラスはどっしりとクラシックな見た目で構えた渋いスタイルと言えます。
【CLASSIC(クラシック)400】
クラシック400は”ザ・クラシック”と呼ぶにふさわしい見た目をしているモデルです。
スタイリングとしてはネイキッドモデルと言えますが、特徴的なタンクとフラットなシートがかなりクラシック感を上げています。
それに加えて、ビンテージ感の溢れるエンジンとマフラーがかなり渋い!
丸型の針で動くタイプのメーターもスピードとタコの2つが横に並んでいるのもクラシックなポイントの1つでしょう。
リアショックはモノショックでは無く、あえてのツインショックを採用しているところもクラシック感に上手に寄与していますね!
クラシック感を前面に出し、渋さでどっしりと構えているようなモデルですが重量は165kgとかなり軽量になっているので操作も自分の体の動きにレスポンス良く答えてくれるでしょう。
【スペック】
乾燥重量(kg) | 165 |
---|---|
シート高(mm) | 790 |
排気量(cc) | 400 |
燃料タンク(L) | 12 |
カラーバリエーション | ブラック、グリーン、シルバーグレー |
【フォトギャラリー】
【CAFE(カフェ)400】
カフェ400は名前の通りカフェレーサースタイルとなっており「ネオクラシックカフェ」ですね!
カフェ125の兄気分的立ち位置にあり、同じようにガッツリとカフェスタイルにまとめてあると言うよりはネイキッドをカフェスタイルにカスタムしたようなイメージです。
ただ、カフェ125よりもカフェスタイルに寄っている部分があり「シート」にタックロールがかかっており、こちらもガッツリではありませんがカフェシート風のシルエットをしています。
60年代のレーサーを彷彿させるような見た目は、高齢層はもちろんクラシックな見た目が好きな若年層をも魅了します。
特に「ツインショック&ツインマフラー」という組み合わせはかなりグッとくるところでしょう!
最近流行りのマッドガードを装備していたりと、ところどころに効いているエッジもなかなか面白いですね!
カフェ風っぽいスタイリングではありますが、サイドや前後から見た姿…つまりどこから見ても渋くさまになっておりとてもかっこいいモデルですよ!
【スペック】
乾燥重量(kg) | 165 |
---|---|
シート高(mm) | 790 |
排気量(cc) | 397 |
燃料タンク(L) | 12 |
カラーバリエーション | ブラック、レッド、ホワイト |
【フォトギャラリー】
ヘラルドモーター唯一の大型はスポーティ&スタイリッシュ
ヘラルドモーターでは大型クラスも250ccクラスと同じく1モデルのみとなっています。
見た目的にはどのモデルと比べてもクラシック感は若干弱くなりますが、その分見た目に先進的な部分もある「ネオクラシックバイク」となっています。
【BRUTE(ブルート)500】
ブルート500はヘラルドモーター唯一の大型バイクであるとともに、唯一の先進的な部分も持ち合わせたネオクラシックバイクとなっています。
ぱっと見はモタードチックなスタイリングに見えますが、シート高は835mmとオフモタ並み程高いものでもなく普通にスポーツネイキッドです。
ブルート500という名前をしていますが、実は排気量が450cc程となっており中型に毛が生えた程度と言って良いでしょう。
しかし、見た目的に足回りはモタード、そうではない部分はネイキッドという組み合わせな珍しいルックスを持っています。
ヘラルドモーターという知られざるメーカーというだけでもレアですが、それに加えて上手に合体させたようなかっこいい見た目!
50cc分だけ頭を出したが為に大型クラスとなってしまっているが、この見た目を良いと思う人であればその価値は十分にあるでしょう!
【スペック】
乾燥重量(kg) | - |
---|---|
シート高(mm) | 835 |
排気量(cc) | 449 |
燃料タンク(L) | 13.5 |
カラーバリエーション | グレー |
ヘラルドモーターのネオクラシックバイクまとめ
ヘラルドモーターはイギリスはイングランド東部にあるケンブリッジシャーという地域に拠点を置くバイクブランドです。
見た目のクラシック感が強く、渋さのある雰囲気からは想像はつきづらいですが各所LEDを使用していたりなど、しっかりと”ネオ”クラシックバイクしています!
ヘラルドモーターのバイクの特徴としては…
- 見た目のクラシック感が強い、ネオクラシックバイク
- 全てのモデルが単気筒エンジンを積んでおり、重量が軽い
- 125ccラインナップが充実している
- 唯一の大型は450cc
- 全てカスタムバイクのような見た目をしていてかっこいい
まとめると、こんな感じのバイクですね!
個性のあるネオクラシックバイクが揃っており、どれも軽量で扱いやすくかなりおすすめです!
ヘラルドモーターの欠点を唯一あげるとすれば「購入ルートがわからない…」という点。
正直言って日本で2020年6月時点現在販売されているという情報は出てこなく、そのうち輸入販売に力をいれている「SOXさん」などから販売されるのを期待するしかないかもしれません。
ヘラルドモーターを気に入ったのであれば、待つか鬼調査するしかありませんねw
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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