バイク乗り達のあいさつとして「ヤエー!」ってあるじゃないですか?
あれって結構バイクに乗り始めた初心者にはハードル高いですよね…それ以外にも割と大人しい性格の人や、人見知りな人などにもハードルが高いと思います。
そんな「ヤエー!」って自分からしなければ良いと思っていても、相手からされる事もあります。そんな時ってどうしたらいいのかな?返さないと失礼なのかな?なんて思っちゃいますよね。
そんな「ヤエー!」について解説していきますよ!
この記事を読んで欲しい人
- ヤエー!ってした方が良いの?
- ヤエー!をされたら返さないと失礼なの?
- ヤエー!をしたくても勇気がなくてできない
- 誰にでもしていいものなの?
このページを読むと上記の事が解決されます。
上記の疑問などの答えとしては。
- 問:した方が良いの? 答:した方が良いです!
- 問:返さないと失礼なの? 答:そんな事はありませんよ!
- 問:勇気が無くてできない 答:慣れとテンションが重要ですね!
- 問:誰にでもしてよいの? 答:良いですが、相手を想ったヤエーが良いです。
こんな感じですね!
これらについて詳しく深堀りしていきますが、これ以外にも色々解説していきますのでヤエー!に対する不安や疑問がある人はきっと解決出来ますよ!
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「ヤエー!」って何?した方が良いの?注意点を知って楽しく乗ろう!
「ヤエー!」と言うのはバイク乗りの多くが知っている挨拶であり、ツーリングに行くとその姿を見かける事がありますね!
バイクに乗らない人にとっては聞かない言葉なので、バイク初心者なら知らない場合もありますよね?なのでまずは軽くヤエーについての説明をしておきましょう。
「ヤエー!」とは何か?バイク乗り達の挨拶みたいなものである
「ヤエー!」と言うのは、バイク乗り達がすれ違い時に行う挨拶見ないなものであり、基本的に挙げれる方の手を上げる形で対向車線を走っているライダーへ向けて”挨拶(合図)”を送ります。
その手のポーズは何でも良く…
- 手を上げる(パーの状態)
- ピースサインを作る
- グーサインを作る
- 手を振る
- 両手で\(^o^)/をする(手を振るのもセット)
などの方法があります、お分かりの通り「決まった形」と言うのは無いですが、共通して言える事は対向車線のライダーに見て気づいてもらう事が言えますね!
走行中の騒音で「声が届かない」ヘルメットを被っていて「表情が見えない」状態で、バイク乗り同士が挨拶をする唯一の手段とでも言えるボディランゲージなのである。
要約するとバイク乗り同士の唯一の挨拶(コミュニケーション)ってわけだね!
一説によると「YEAH!(イェー!)」だったのが、スペルミスによる「YAEH!(ヤエー!)」になった事からヤエーと言われるようになったようです。
概要が分かった所で「ヤエー!」についてのよくある疑問を答えていきましょう。
知らない人にもするの? 答:します。
「ヤエー!」と言うのは対向車線を走行しているライダーに対しての挨拶であり、基本的に相手の顔を見る事が出来ません。
そしてツーリング中にすれ違ったライダーに対して行う挨拶なので基本的にヤエーする相手は他人です。
知り合いにヤエーするならハードルは高く感じないかもしれませんが「特徴のあるバイク」「特徴のあるヘルメット」でない限り相手が誰かなんて判断できるものでも無く、基本的にヤエー相手は他人なので知らない人”にも”では無く、知らない人にする。という感覚になりますね!
誰にでもしていいの? 答:して良いが「状況など」は考えよう
ヤエーは誰にでもしてよいです。他人同士の挨拶となるヤエーはしたい人にすれば良いのです。
そして返したいと思った人が返してくれ、返したくない気づかないという人は返してくれないという事になるので相手を選んで行うような挨拶でもありませんね。
誰にでもして良い挨拶であるヤエーですがもちろん注意も必要で「相手の状況などを気遣って行う」と言うのが大切です。
- カーブ(コーナリング)時
- クラッチの操作中
- ブレーキ操作中
- 悪天候、悪路面ロケーション
- 高速走行中
- など
この場合はヤエーを控えると相手に迷惑になりません。
ヤエーをする相手が上記の状態の場合だと「操作に忙しい」「集中している」「余計な気を回したくない」という心理状態の場合が多いので、急にヤエーされてしまうと返さなきゃという焦りで運転ミスにつながってしまう可能性があり危険なのです。
あなただったらどんな時にヤエーされて困るか?と言うのを考えると分かりやすいかもしれませんね!
ヤエーをするのは基本的に「ライダー(バイク乗り)」だけにしましょう。車の人などにしてもヤエーを知らないので困らせる、不快にさせてしまう可能性が高い。
ただ、相手が手を振ってきて返すなどは是非してあげると良いですね!
たまに歩行者や小さなお子さんが手を振ってくれる時もあるよね!
そんな場合は返せる余裕があれば是非返してあげると良いですね!
ヤエーされたら返さないといけない?失礼? 答:返さなくても大丈夫です
ヤエーと言うのは自分からするのもされたのを返すのも自由です!
なので自分がバイク操作で忙しい時や心に余裕が無い時はもちろん、気分的になんか返したくない…という時は返す必要はありません。
そして、返さなかったからしてくれたライダーに怒られる事や何かをされるという事は無いので安心してください。
しょんぼりしちゃう場合はあるけどねw
ヤエーをくれたライダー自身も絶対に返してくれると思ってヤエーを行っている人はほぼいないので返す事にプレッシャーを感じる事は全く無いんですね!
不意にされたら返すのが苦手、大きくアクションするのが苦手だけど返したいという人は「軽く会釈」するのでも良いですね!
ヤエーした側は返してくれるかな?とちょっと注目するので軽い会釈でもちゃんと伝わりますからね!
ヤエーしたいんだけど勇気が無くてできない 答:経験を積みましょう
すれ違うという一瞬のタイミング時に交わされるヤエーですが、これをハードルと感じてしまう人もいますよね?
「ちょっと自分には無理だな…」というならそのまま走行だけに集中して楽しんだらOK!でも「返したいんだけど勇気が出なくて…」と言うなら少しずつ慣れていきましょう。
何事も慣れてしまえば普通に出来るようになりますが、慣れるまでが大変と言うのも同じ事なので、ヤエーも慣れるまで頑張れば出来るようになりますね!
おすすめの練習方法としては…
- 複数ツーリングに行った時にみんなで行う
- バイク乗りと見たら全てにヤエーを行う気構えで吹っ切る
この2つがおすすめ!
みんなでやれば怖くないと言いますが、ヤエーの練習にもこれが言えます。
ソロツーリングの時には無理でも、みんながやっているのを真似してみるというのはかなりハードルが下がってやりやすくなるので、そんな時に練習するのはとても良いですよ!
もう一つは完全に吹っ切って全部やる!という方法で、いわゆる「縛りプレイ」みたいなものです。
バイク乗りとすれ違う時は絶対にヤエーを行うと決めると案外吹っ切れてヤエー出来るようになりますし、最初はビクビクと不安だったとしても回数やればノッてきますw
ヤエーはやった事ない内は要らない不安ばかりでなかなか踏み出せませんが、やってみるとなんて事は無いと思える様になります。
経験するのが早いか遅いかだけなので、やりたいならとりあえずやってみるのがおすすめ!
よくあるヤエー疑問についてはこんな所かと思います。ここまではヤエーをしたことが無い、不安に思っている人の為のレベルになりますね!
次からはヤエーをしたことがある人もタメになる事を説明します。
ヤエーのコツや知っておいてほしい事
ここからはヤエー初心者以外にも知っておいてほしい事や、コツについて説明していきます。
ヤエーって実は奥が深いんだぜ?なんて言う気はありませんが「あ、そーなんだ」「気を付けよう」と思ってもらえる内容ですよ!
ヤエーって返してもらえて無くても印象は好印象らしい!
バイク用品店「ナップス」が調べた所によるとバイク走行中にヤエーされた事があるライダーは全体の84%とかなりの割合でヤエーをされた経験があると答えたそうです。
そして同じくナップスが調べた所によると約8割の人がヤエーされた事に好印象であるとも回答されているのだとか!
逆に悪い印象と答えた人は全体の4%程度となっており、かなりの割合でヤエーをされて良い気分や好印象になっているようですね!
こんなアンケート結果を知ってしまったらヤエーをしている人はもっとしたくなるでしょうし、ヤエー初心者のハードルも下がりますよね!
ナップス仕事してるね~!
人気な用品店なだけあって、有力な情報をくれるね!
ヤエーを返してもらいやすいライダーの特徴
ヤエーをどうせするなら返してもらえた方が嬉しい!と言うのはとても気持ちが分かります。
筆者は返してもらえないとちょっとしょんぼりしちゃうタイプですしね…w
ヤエーをしていると返してくれるライダーと返してくれないライダーの特徴が分かってきたりもしますよ?
- 複数ツーリングを行っているライダー達
- SSやネイキッドなどのスポーツタイプ
- 見晴らしが良く、真っすぐな道路を走行中のライダー
上記のライダーは結構返してくれる確率が高いです。
複数でツーリングを行っているライダー達はテンションが上がっている事と仲間につられて行うという感じで返してもらえやすいです。
スポーツタイプに乗っているライダーはヤエー慣れしている感じがあって、体感的にも多くが返してくれると思いますね!
見晴らしがよく、真っすぐな道路を走行中のライダーは単純にヤエーを返しやすい状況であるからヤエーをした事がある人であれば普通に返してくれるのでしょう。
- アメリカン、旧車、スクーター
逆に上記の車種のヤエー返答率は低いと感じます。
アメリカンやハーレーなどのクルーザーや、旧車は恐らく「ヤエーされ慣れていない可能性」があります。
この手のバイクに乗っている人を怖いって思う割合ってそこそこにいますので、怖い相手と思ってヤエーを遠慮されるが為に、ヤエーされ慣れていないんじゃないのかな?って思っています。
そしてスクーターやビジネスバイクも返されない率が高いと思います。これは結構分かりやすいのですが趣味では無く生活の足として利用しているライダーだからかと思います。
楽しんで乗っているわけでは無いので「ヤエーを知らない」「必要が無い」「テンションが高く無い」という事が要因では無いでしょうか。
中年や年配の方が多くヘルメットのシールドが透明な場合が多いので、見分けが付きやすいのでヤエーしてみると納得してもらえるかと思いますよ!
危険だと思われてしまうヤエーは控えた方が良いです
8割程度のライダーがヤエーをされて好印象と感じても危険と思ってしまうヤエーをすると悪印象になってしまいます。
- 長時間ハンドルから両手を離す
- バランスの悪いポーズをする
- 手では無く足を横に出す
危険なヤエーと言うのは下手をすればヤエーをした対向車ライダーにも危険が迫る場合があるので本当にやめましょう!
特に足をヤエーする相手側に出すなんて行為は信じられない話ですが、実際に行われた事があるヤエーでありとても危険です。
テンションが上がって楽しいというのは分かりますが、他人に迷惑がかかってしまうようならヤエーを行うべきではありません。
まとめ:「ヤエー!」は楽しくてやってしまうし、やれば更に楽しい!
ヤエーは簡単に言えば挨拶ですが、楽しい気持ちを表しているものでもあります。
そして楽しい時にヤエーを行い、返してもらえた時なんて更にテンションが上がってツーリングがかなり楽しい物になりますよ!
なので「やりたいと思ってるけど…」というライダーは是非一歩踏み出す事をおすすめします。
ただ、自分が楽しいからと言って他人に迷惑をかけて良いという話では無いのでマナーや安全を確保した上で行っていきたい挨拶ではあります。ヤエー自体は自由ですが、相手を気遣ったヤエーが出来れば良いですね。
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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