レッドバロンと言えばレッドバロンユーザー「いわゆるレッドバロンでバイクを購入した人」をひいきにサービスを展開している大手バイク取り扱い店ですよね?
これについては賛否両論ありますが、心情的には自分のお店で買っていないバイクを困った時だけ持ってこられるというのが不満に思うというのも確かにわかりますね。
とりあえずその辺の賛否両論や心情的なことはおいておきますが、レッドバロンはレッドバロンユーザーを第一に大切にしているという事は確かですね!
そんなレッドバロンでは2021年から新たなサービスを展開するという事になっているようです。
- レッドバロンでバイク購入を考えている
- レッドバロンってどんなサービスをしているの?
- レッドバロンの新サービスってなんだ!?
このページを読めば2021年で新しく追加されるサービスが分かります。が、それ以外のサービスを知りたいという人はリンクページを置いておきますのでそちらをご覧あれ。
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レッドバロンで保険契約ユーザーにドラレコ提供!?CS向上を狙ってか
タイトルにも書いた通り、レッドバロンは新規サービスとしてドライブレコーダーの提供を始めるようです。
ここで大切なのが、販売や貸出ではなく”提供”と言う事!曖昧ですよねぇ…「無償提供?有償提供?提供という名の貸出?」わかりません。
そのドラレコ提供をしてもらえる条件と言うのが「レッドバロン会員でレッドバロンで任意保険に加入している」という事です。
レッドバロンで購入したらそのまま保険に加入する人がほとんどだよね!
そうだね、だからドラレコ提供が始まったら「バイク購入=ドラレコ付き」な感じになりそうだね!
ってな感じで2021年からはレッドバロンのバイクはドラレコ付きバイクという事になりそうなんですが、これが無償なのか有償なのかでユーザーの気持ちに結構な違いが出るんじゃないかなぁ…と思います。
レッドバロンのドラレコ提供の概要
レッドバロンでのドラレコ提供のからくりというか仕組みとしては、レッドバロンではもともと”あいおいニッセイ同和損保(任意保険)”の加入が勧められます。
これはレッドバロンがおいおいと保険取り扱い契約を結んでいるからであり、「レッドバロンで入れる任意保険=あいおい」と言う事です。
そしてレッドバロンとあいおいの2社、更にJVCケンウッドが加えられた3社で保険会社との動画連携などに対応したバイク用前後2カメラドライブレコーダーを共同開発し、レッドバロン向けに提供を開始するという方針になっているようですね
- 事故時の動画をスマホであいおいニッセイに送信が出来る
- ドラレコで撮影した動画をスマホで確認やダウンロードが出来る
レッドバロンのドラレコ提供では上記の2つの事が出来るようになります。
エマージェンシーNAVI
エマージェンシーNAVIと言うのは事故時の状況を速やかに保険会社に伝える為に開発された専用アプリとなっており、このアプリによって事故時の動画(映像)をすぐに保険会社へ送る事が出来ます。
速やかに保険会社に状況を伝える事が出来るので、事故相手との話や交渉を速やかに保険会社へと委託する事が出来ます。
事故時ってパニくっていたりで電話じゃ上手く説明出来ない事ってあるもんね…
そうなんだよね!百聞は一見に…じゃないけど説明より見てもらった方が早いし正確だしね。
ツーリングEYEs
ツーリングEYEsではドラレコとスマホを無線LAN接続する事で、簡単に映像確認ができたり、動画をダウンロードする事が可能となっています。
レッドバロンのドラレコ提供によって可能になるサービスは2つですが、メインは「エマージェンシーNAVI」の方なイメージですね!
ツーリングEYEsはドラレコを付けた際に出来るようになるという副産物的なもので、保険どうこうというよりも、ライダーのツーリングの思い出づくりなどを視野にいれているんじゃないでしょうかね?
レッドバロンのドラレコ提供のイメージ
レッドバロンがメインで行っている事業としては「中古車販売とアフターサービス」です。そして、多くのライダーが知っているレッドバロンはレッドバロンユーザーのバイクしか整備をしないという事。
上記についてのレッドバロンの狙いはレッドバロンで購入したバイクをしっかりと整備し、大切にしながら綺麗な状態を保ち、再度レッドバロンに売ってもらうため。と言う狙いがあります。
バイク乗りは長く乗り続ける人も多いですが、数年おきに乗り換えるという人も多いです。
レッドバロンで購入したバイクは、売る時もレッドバロンを利用してサイクルさせてね!ってことか。
サイクルする事で長い目で見てバイクの在庫を減らす事も、お客さんも減らす事も無くなるっていう狙いだね!
レッドバロン内でサイクルすれば、売ったバイクも返ってくるのでバイク在庫も減らなければ、乗り換えのお客さんも抱える事でレッドバロンのお客さん数も減らないという事になりますね!
つまりレッドバロンが抱えているお客さんが減る時は、その人がバイクを降りる時と言う事になるんですね。
この狙っている事が上手く回るという前提で、ドラレコについて考えると以下のことも言える。
予想1:ドラレコはバイク帰属の装備になる
レッドバロンで購入されたバイクは、レッドバロンに返ってくるという事はドラレコが付いたバイクはそのドラレコと共にレッドバロンに返ってくるという事になります。
- レッドバロンでバイクを買う→保険に入りドラレコが付けられる
- 乗り換えのために、そのバイクをレッドバロンに売る
- ドラレコはそのままついたままレッドバロンに売られる事になる
- 次に購入するバイクはドラレコが付いていないが、保険も一緒に入る為、そのバイクにもドラレコが付けられる
- ①に戻る
こんなサイクルが実現されるという予想が付きますね!(まだサービスが始まっていないのであくまで予想ですが)
なので一応提供というワードが使われていますが、結局の所貸出のような契約になるんじゃないでしょうか。と言う事になるとドラレコはレッドバロンの所有物といえ、あいおいニッセイから別の保険会社に移った場合は回収される可能性もありますね…
- ドラレコは保険契約ありきで与えられる装備
- あいおいニッセイから別の保険会社に移る時はドラレコを回収
- バイクをレッドバロン以外に売る時はドラレコを外し、返却が必要になる
契約にはこれらの事も約束する必要があるかもしれませんね!(契約書上で)
どんどんとサイクルが進めばレッドバロンの在庫車両全てがドラレコ搭載状態となり、レッドバロンの整備士は全ての車両に対してドラレコ装着を行う手間が省ける状態となりますね。
しかし、これはあくまでレッドバロンの事業の思想と理想に沿ってたてた予想なのでまだわかりません。最悪の場合は以下のようなユーザーにとってちょっとマイナスに思える事も考えられます。
予想2:ドラレコは買取式でドラレコ代と取付工賃が車体価格に乗る
ユーザーからの不満が出そうなのはこの予想2です。バイク購入者の中には…
- 既にドラレコを持っている
- ドラレコを使う予定は無かった、不要だと考えている
- ドラレコを付けたくない
こんな状況の人も少なからずいるでしょう。
しかし、専用アプリを使うためにすでに持っている人でもドラレコをわざわざもう1つ購入する必要が出てきたり、使う予定もなく不要だと思っている人も、付けたくないと思っている人も購入を強制され車体価格に上乗せされる可能性もありますね…
これだと不満としてSNSや何かしらで話が盛り上がってしまいそう。
もう1パターン予想出来る事がありますが、以下だと柔軟に対応できるのでユーザーからも不満が出る事は無いかと思います。
予想3:保険加入者は任意でドラレコを車体購入時に装着出来る
一番ゆうずうが利いているパターンがこれでしょう!任意保険は乗り出し時には必要なものになるので基本的に車体購入と同時に契約を行いますよね?その時点でドラレコを装着するかどうかが選べるというもの。
これであれば…
- ドラレコ本体代も取り付け工賃もユーザー持ち
- ドラレコは提供品であり、本体代も取り付け工賃も不要
- サイクルされたドラレコ付き中古バイクであり、保険契約のみすればそのまま使用可
どの場合だったとしてもユーザーが選ぶことが出来るので余計な不満をユーザーに与える事が無く、お店側もトラブルが少なくて済むかなぁ?と。
ドラレコ提供の形の違い、ユーザーの気持ちの違いそれぞれに柔軟に対応出来るのでこれが一番気持ちよく車体購入契約がスムーズに行えるでしょうね!
ただ逆に、ユーザーの気持ち「ドラレコを付けたい/外した状態を購入したい」気持ちと購入するバイクの状態がズレていれば整備士による手間は必要ですが、そこはユーザーへのお店の配慮で我慢することは必要でしょうけどね!
ドラレコはどんな感じのもの?
一応専用アプリが開発されているくらいなので、既存するドラレコでは無く専用品というかたちのようです。
- バイクの外観を損なわない業界最小 ※①
- 前後2カメラ
- 様々なバイクの車種に合わせた取り付けアレンジが可能
現状では上記の事が分かっています。※①:2021年3月発売予定バイク用ドラレコとして(2020年12月15日ケンウッド調べによるもの)
▲現状分かっているのは冒頭にも載せた取り付けイメージ画像程度であり、ドラレコを付けた状態の細かなディティールなどは無いですね…
予想としてはミツバサンコーワのような円柱型の小さ目の物が前後に1つずつ付けれるような感じでしょう…が、車種によって取り付けアレンジできるというのは外観を損なわないという点で期待はもてそうです。
2021/01/01追記:レッドバロンの店長に聞いて分かった事
この記事を書いた後に知り合いのレッドバロンの店長さんにこのドラレコについて聞いて分かった事を追記しておきます。
結果から言えば「保険加入者がドラレコを付けるかどうかを選べる」と言う事!つまり予想3が適応されているという事です。
- 任意保険加入者は任意でドラレコを装着することが出来る
- ドラレコ本体代や取り付け工賃はユーザー持ちということ
予想3となっている事はユーザーには嬉しい事ですが、予想2ともなっているのでドラレコを付けたい人は車体価格の他にドラレコ代と取り付け工賃が必要になります。
つまりそれって、バイク買った後にドラレコ付けるのと同じって事?
唯一違いそうなのはバイク購入と同時だから、ドラレコ代も車体価格と同じローンに組み込めそうってとこかな?
って思うかもしれませんが、まぁ金額的な事は正直言って「バイクを購入し、自分でドラレコを買う」のと同じかもしれませんね…
しかし、このレッドバロンのドラレコには提携しているあいおいニッセイ同和損保とスムーズに動画のやり取りが出来る専用アプリが使えるというのが大きいんじゃないかとも思います。
なので…レッドバロンでのバイク購入を考えていて、あおり運転や事故の時の為にドラレコを付けようとも思っている人にはおすすめのサービスになるのかと思います
正直な所、貸出という形でいいから余分なお金が出ていかない方がユーザーにとっては良かったかもしれませんけどねw
まとめ:無償提供ならCS向上が見込めるが、ユーザー負担だと不要と考える人も多そう
ドラレコ提供開始予定時期が2021年の3月と、ちょっとまだ先の話でありレッドバロンの店員さんに聞いたわけでも無いのでまだまだ予想の枠から出る事ができないサービス内容です。
他にも紹介しているWebサイトなどありますが、2021年の3月からやるらしいよ?という感じのさっくりお知らせみたいな感じなので詳細はまだよくわかっていません…まぁ、ユーザーからすれば追加金額不要の「貸出や無償提供」が望ましいですよね!
追加金額が無いのであれば「レッドバロンはユーザーの事を考えてくれてるなぁ!」なんてCS向上につながる可能性は高いと思いますよね!
ただ現状は不明なので…新しい情報を見つけたり、店員さんに聞きこみしてゲット出来れば追記していきますね
追記のまとめ
レッドバロンの店長さんに聞いたところ…ドラレコ取り付けは任意であり、ドラレコ代や取り付け工賃はユーザー負担で買うという形となっているようでした!
提供と聞くと色々と想像できてしまいますが、結果的にはユーザー任意で決められるのは大きいかと思いますが、しっかりと代金を頂きますとなるとドラレコ要らないと思う人も多いかと…
ユーザー視点の都合にはなってしまいますが、やはり追加費用が掛かるのは嬉しくない…ドラレコの動画のやり取りがスムーズになるという事は保険会社側も状況把握に費やす時間コストが減らせるという事でもあると思うんですよね…
貸出などで費用がかからないサービスにした方が全員が使って「ありがたみ」を感じる事が出来るのでCS向上待ったなし!なんだけどなぁ…w
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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