バイク用の装備品はダサいから嫌!普段使用している服やパンツ、靴以外にお金を使って買うなんて嫌!バ イク乗りの中にはいますよね?
その考えは良くも悪くもなくこだわりだから仕方がありませんね。しかし、バイク用という事で販売されている物は「安全性/機能性/快適性」を考えられてつくられており、バイクに乗るという事に向いているのです。
いやそれ知ってるけどバイク用はやっぱり嫌なんじゃんか!特に靴はダサいのばっかだし…
そんなこと口酸っぱく言われてるよ…それでもなんだよ。特に靴はダサいのばっかだし…
という方、とりあえずこのページを読んでみて下さい。
バイク用の靴はイヤ!「機能性/快適性/安全性」が普段のスニーカーには足りないのは知っているけどそれでもイヤ!それは好みやこだわりの違いなので仕方がありません。
でも普通のスニーカーをバイク用に使用するなら色々な注意点があります。「靴紐/生地/痛み」などなどね!でもこれらを解消できるなら普通のスニーカーでも良いでしょう。
しかし、普通のスニーカーが良いという人でももしかしたらバイク用のスニーカーでも良いという人もいるんじゃないでしょうか?見つけられていないだけで、割とカジュアルでかっこいいものって出ているものなんですよ!
ってな感じで普通のスニーカーを履くときの注意点と、おすすめのバイク用スニーカーを紹介するページとなっています。
バイク用の靴はイヤ!普段のスニーカーが良い?対策とおすすめの紹介
正直言って絶対にバイク用である必要はありません。
- バイクの操作に不自由がない
- 使用していてすぐに靴がダメになってしまう事が無い
- ある程度の安全性は確保出来ている
これらの事が揃っているのであればわざわざバイク用にする必要はありませんからね!普段履いているスニーカーを装備するには良い事もいくつかありますし。
- 通勤通学でバイクを使用時、履き替える面倒や、持っていく手間が省ける
- 履き慣れたものなので動きやすい
- たくさんお靴から選ぶ事が出来る
特にバイク用の靴はダサいと思っている人や、追加で購入したくないという人にメリットは大きいでしょう、
ただ、普通のスニーカーを何も考えずに使用するとデメリットも出てきてしまいます。
- スニーカーがすぐにダメになってしまう
- シフトペダル側の足が痛くなる
- 安全性への不安
こんな所が普通のスニーカーを使用するデメリットとなるでしょう。なのでこれらをカバーリングできれば普通のスニーカーでもイケるという事ですね!
普通のスニーカーを使用する場合の注意点と対策
注意点と言っても「デメリットで話した事」がいわゆる注意点となりますので、これの対策を説明していきます。3つの注意点(デメ)は「安全性/耐久性/痛み」となります。
スニーカーでバイクに乗る時の対策としてはスニーカーの選び方、対策アイテムの追加です。
- ミドルカット以上の高さである事→足首保護や転倒時のくるぶし保護
- つま先アッパー部が比較的頑丈である事→足の甲が痛くなりにくい
- ソールグリップは濡れた路面などでも滑りにくい事→ステップから足を滑らせないように
- 靴紐はつま先まで行き過ぎていないもの→シフトチェンジによるヒモ切れが無いように
この辺がポイントになってきて、右側の太字が理由を表しています。
1.ミドルカット以上の高さ(くるぶしを覆うタイプ)
ミドルカット以上と言うのは、靴の壁の高さの事です。ミドルカット以上であれば足首の保護になりますし、転倒時などにくるぶしを少なからず守ってくれます。
▲こんな感じのかかと部のアッパーが高いものをミドルカットやハイカットと言います。この部分が長ければ、足をついた時に挫くのを防いでくれるのと、転倒時にくるぶしの保護をしてくれたりするのです!
でもさぁ…そのタイプの靴って足首動かしにくくない?
そうだよね。そんな状態でシフトチェンジなんてやりにくくてしょうがないよ!
と、思うでしょう。もちろん最初は動かしにくいです!でも履いているうちに靴の素材が柔らかくなり、よく動かす足首の部分は柔らかくなっていくんですよ!
筆者はハイカットのスニーカーや、エンジニアブーツなどでバイクに乗っていますが、どちらも今では柔らかくなっていてシフトチェンジに支障は全くありません。
靴と言うのは履いて歩くだけで十分に柔らかくなっていき、自分のよく動かす形に合うような柔らかい形になります。
なので新品では動かしづらいですが、慣らせば自分の動かしやすい靴になってくれるんですよ!
靴を買ったら、新品のままバイクに使用するのではなく、ある程度履きならしてから使用すれば「動かしづらそう…」と思っていても問題なく使用できるかと。
2.つま先アッパー部が比較的頑丈である事について
つま先アッパー部は頑丈なものの方が良いです。
▲つま先のアッパー部とは赤い丸部分のことで、ここが比較的頑丈であった方が良いです。スニーカーは全体的にアッパー部がかなり柔らかい事が多いですよね?シフトチェンジする時に結構痛かったりするんですよね…
痛いだけでも無く、柔らかい生地を採用しているスニーカーはシフトアップの度に負荷がかかりかなり早くダメになってしまいます。なのでつま先アッパー部が頑丈なものの方が良かったりするんですよね!
靴がダメになってしまうのを防ぐアイテムがある
靴がシフトアップで傷つくのを防ぐ、早くダメになってしまうのを防ぐアイテムがあります。
▲まずは靴側に付けるシフトガードです。靴側に付ける事で比較的広い面をカバーリングする事が出来て、結構頑丈なラバー素材となっているので靴の保護力が高く、足の痛み軽減の効果もなかなか大きかったりします。
しかし、この手のシフトガードは靴に付けるという事でいくつかの不便さがあります。
- 靴から取れることがある
- 靴に付ける為に、ゴム繊維が使用されていますが割とすぐに切れる
- 付け忘れがある
- 歩きには向いていない
ネガティブ面だとこんな感じになります。靴に付ける事になるので「取れる、歩きづらい、すぐにダメになる」なんて事があります。
でもこのタイプのシフトガードって歩く時は基本的には取るんだけどね!
でも面倒だったり、付け忘れがあるからそのまま付けて歩くって人も多いんだよね。
このシフトガードはAmazonでもよく売れている商品になります。賛否両論ありますがかなり安価なので1度試してみるなんて楽な気持ちで試用出来ます。
ライダー自身が装備するものでは無く、バイクに付けるタイプもあります。
▲こんな感じでシフトペダルに付けるタイプのクッションゴムなどもあります。クッションゴムの場合も靴を保護する事が出来ます。足の甲の痛みも和らげる事が出来ますが、そこまで大きな効果は期待しない方が良いです。
このタイプのシフトガードにももちろん不便さはあります。
- バイクに付けるのが大変
- 取り付けた当初はシフトガードが馴染むまでズレる
というネガティブ面があります。
靴に付けるタイプと違って、1度バイクに付けてしまえばずっとそのまま保護を続けることが出来ます。最初に取り付ける時はやや力仕事になりますが、その後は靴に付けるタイプと違って取り外しをする必要が基本的に無いのでコチラの方がおすすめですね!
また、同じバイクに取り付けるタイプでもやや違うタイプもあります。
▲こんな感じのものもあります。
シフトペダルの根本までかぶせるタイプとなっており、付けた所が回転してしまう事は無く回転してしまっても筒状で足の甲が当たる部分に変化はなく問題が無いカバーとなっています。
ファスナー(チャック)が付いた繊維系タイプと、ラバータイプの両方がありますが「外れにくさ、耐久性」の観点からラバータイプの方がおすすめです!
と、こんな感じで「靴の保護、足の痛み軽減」をするならシフトカバーを使うのが良いですね。ただやはり効果をより高くするなら比較的頑丈な素材のスニーカーを選ぶのとシフトカバーの併用がより良いですね!
3.ソールは滑りにくいものを選ぼう
スニーカーのソールは基本的にフラット(平ら)になっていものばかりで、革靴のようにステップ部にハマるソール形状をしていません。
▲スニーカーのソール部分はフラットなものが多く…ステップに足をかけている時に何かの衝撃でステップから端を踏み外しかねない。
▲レザーブーツのソールは画像のように段差がある。レザーブーツのように段差があればその部分をステップに引っ掛ける事が出来ます。
と言う事でフラットソールなスニーカーに求められるのは、グリップ力!そしてグリップ力が弱まる時と言うのは濡れている時ですね。なのでぬれた路面などでもグリップ力があるスニーカー選びが大切というわけ!
4.靴紐はつま先まで行き過ぎていないタイプが理想
どういう事かと言うと…
▲スニーカーにはこのように靴紐がつま先の方まで長く伸びているものがありますよね?これはよくないという事です。
▲シフトチェンジはこのようにして行うので、シフトペダルが当たる部分まで靴紐があると靴紐が摩擦によってすぐに切れてダメになってしますからです。
靴紐がつま先部まで来ているスニーカーでも「靴に付けるタイプのシフトガード」であれば守る事は出来ますが、「バイクに付けるタイプのシフトガード」だと靴紐を保護出来ません。
余計な不安を無くすために、靴紐はつま先まで行き過ぎていないスニーカーを選ぶのが良いでしょう!
以上の4点が普通のスニーカーをバイクに使用する時の注意点や対策になります。難しい事は何一つなく、追加アイテムも安価に揃える事が出来ます!安くアイテムを追加するのか、何度も早く靴を駄目にして靴を買い替えるのか?どちらが賢い選択かは分かりやすいかと思います。
バイク用のスニーカーも実は悪くない
バイク用のスニーカーも実はそんなに悪いものばかりではありません。普段履くスニーカー程ではないですが、探せば気に入るものが見つかる程度には結構イケているものが販売されていたりもします。
普段履きのスニーカーを使用するのももちろん良いですが色々と注意や対策が必要な事は間違い無く、それが必要無いというだけでも価値としてはアリと言えますね。
- 耐久性が高い
- バイクに乗るのに適した快適性
- 安全性が高い
バイク用として販売されているスニーカーには上記の良いところがあり、普通のスニーカーと比べて割高に感じますが、長いこと使用するのを考えるとそんなに高くは無かったりします。
と言う事で筆者のおすすめのバイク用スニーカーもいくつか紹介していきます!普通のスニーカー使用を考えていても参考にしてみてください
TCXのバイク用スニーカー
TCXはかなりカジュアルでストリート映えするようなバイク用スニーカーなのが特徴です。普通のスニーカーでは「VANSのハイカットスニーカー」のような見た目となっていて、この手のデザインが好きな人にはハマると思います。
- T-Dry防水
- D30インサート
- 靴紐を収納するゴムバンドシステム
- オーソライトのインソール
などの機能を持っており、バイクに使用するのはもちろん、普段履きとしても十分に使用出来るスニーカーとなっています。
RIDEZのスニーカーズ
RIDEZのスニーカーズはバイク用としては申し分ない機能面を持っています。TCXなどのお洒落なデザインに比べると見た目はやや普通になりますが、それ以上に快適性が高い。
他のバイクスニーカーでももちろん気を遣われているフラットなソールの弱点である滑りやすさは「ラバーソールの強いグリップ力」でカバーされており、ハイカットを履き慣れないライダーや、素早く正確なシフトチェンジを可能にするかかと壁部のくぼみ。
つま先部にはわざわざ保護を追加しなくて良いように保護生地が採用されており、つま先も痛く無ければ早期劣化も無い。と言うようにバイクに乗るのに適した設計がされています。
アルパインスターズのディーゼルコラボスニーカー
お洒落なバイクウェアなどに定評のあるアルパインスターズのディーゼルコラボスニーカーはかなりかっこいいですね!「キャンバス生地とヌバックレザー」という繊維と革を上手く組み合わせたスニーカーとなっており履き心地と耐久性は十分。インナープロテクターを装備しており安全性も高く、何より見た目がかっこいい。
カラーリングは2色あり
- ミリタリーグリーンフォレストはタウン&アウトドアユースに合う
- ブラックはタウン&ストリートユースに合う
というようなカラーリングになっています。
もちろんソール部はフラットになっていますが、ラバーグリップ部に工夫がされており滑りにくさも配慮されています。残念ながら数量限定かつ、用意されているサイズ幅が狭いのが難点だがこのスニーカーデザインが好きなら是非手に入れておきたいアイテムですね!
このようにバイク用スニーカーでも良い物がいくつかあります。
- デザインは悪くない
- 安全性が高い
- 快適性が高い
- バイク乗りに嬉しい機能性
- バイクユース&普段ユースの両立も可能
と言う事が言えるからですね!
普段履きスニーカーは3,000円~なんかの安価で良いものが購入出来たりしますが、バイク用はそんなに安くて良いと思えるものはなかなかない…それがバイク用のネガティブ面ですが、比較的高い金額を出す価値はバイク用スニーカーにはありますよ!
バイクに普通のスニーカーを使ってもいいけど、バイク用も結構良い物があるぞ!
普段履いているスニーカーをバイクに使うのは全然OK!ですが、靴や足を守る為には注意する点や対策が必要です。じゃないと靴を早くダメにしてしまったり足を痛めるなんて事があります。
しかし対策がとれるのであれば全然使って問題は無いですね!履き慣れた靴なら自分の形に馴染んでいるのでバイクに乗る時も、降りた時の歩行なんかでも楽ですからね。
でもバイク用には「オシャレなものが無い!」と思っていて普段のスニーカーを選ぶというのであれば今一度バイク用スニーカーを見直してみるのも良いかもしれません。オシャレなデザインのものもいくつか出ていますし、何より割と高いですが長く快適に使用するのを踏まえるとそんなに高く感じるものでも無いんですよね!
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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