バイクで使うバッグというのは色々あるが、その中でもバイク乗り自身に装着するバッグパック(リュック)だけは基本的にバイクでも使えるし、バイクに関係のない普段の生活シーンの中でも使えるという使い勝手の良いアイテムだと言えます。
シートバッグ、サイドバッグ、タンクバッグなどのバイクに装着する為に開発されたバッグは普段の生活シーンで使うにはあまりにもバイク感が出過ぎていますし、バイクが無い状態では使えなかったりしますからね!
なのでバイクに使うためにリュックを選ぶとしても普段の生活にも使えるアイテムなので、出来る限りかっこいい物を選んだ方が良い。バイクに合わせるという上でもやっぱりかっこいいものを選いたいところですし!
とはいえバイクで使うならしっかりと入れる荷物のピッタリのサイズを選びたい。バイクでリュックを背負うという事はそれだけ体に余分な物を取り付ける事になるからです。
リュックをバイクに使う時に重要なサイズ感は一般サイズかそれ以下が良い
バイクに乗る時にリュックを背負うという事は簡単に言うと人間の体に余分なものを装備してライディングという運動をする事になります。この場合どんな不都合があるのかというと以下な事が言えます。
- 腕回りの可動がしづらくなる
- 荷物の重みで左右に体を動かしたときに引っ張られる場合がある
- 背中がムレやすくなる
リュックを背負う事で普段服装のみの装備で走行している時より上記の変化があります。
リュックは背負う構造の荷物入れなので肩ひもに腕を通すので肩ひもが肩上と脇下にくることによって腕周りの可動が少なからず阻害される事になるのです。
そしてリュックは背中に密着する構造なので暑い日なんかには背中がムレやすいので快適性が落ちる場合もありますね。
最後に一番重要視したいのはリュックは荷物を持ち運ぶアイテムなので入れる荷物の重さによっては、リュックが左右に動かされると体がそれに引っ張られる事もあるので、大きなリュックに荷物を大量にいれて重量がかさむと危険も大きくなります。なので大きなリュックにたくさんの荷物を入れるのはよろしくない!
バイクにリュックはダサいという意見は考えなくて良い
バイクにリュックはダサいという意見は割と多くありますが、筆者はそれは無視して良いと思います。
画像はリュックを背負ったバイク乗りですが、普通にかっこいいと言えますしバイクにも合う見た目となっているのでバイクにリュックはダサいというのはある種のケースバイケースだと言えるでしょう。
たまたま見たバイク乗りがダサくてリュックを背負っていたからついたイメージって事?
バイクや服装に全然合っていないリュックを背負っていた可能性もあるよね!
多分ですが、画像のバイク乗りをダサいと思う人ってそうそういないと思います。つまりバイクにリュック=ダサいという話にはならないという事ですね。
バイクに使うリュックのサイズは重要であり、大きすぎない方が良い!
背中に背負うリュックに重量があると、リュックが左右に振られた時に体もそれに引っ張られる事があります。
小学生の時の教科書満載のランドセルを思い出して分かりやすいかも!
バイクのライディングでは体を左右に振ったりしてカーブを曲がる事があるので、リュックはそれによって左右に振られることもあるので重すぎるリュックを背負うとそれだけ危ないという事になります。
リュックのサイズはいわゆる一般的な製品であれば20~25Lとなっています。リュック自体の大きさは胴の幅と同じくらいであり、高さは肩甲骨あたりから腰上くらいとなっていますがリュックのサイズは様々で10Lくらいから60Lくらいまであるのでバイク走行時に持って行く荷物を考えて選ぼう。
- 財布
- 各種鍵(バイク、バイクロック、家)
- レインコート(天気が読めにくい時)
- 帽子(バイクから降りた時)
筆者が荷物を多く持って行く場合は上記の程度のものとなっており、他の人と比べてもさほど多くの荷物を持って行くわけではありません。
しかしバイクから降りた時や途中で追加される出来れば持ち運びたい荷物…脱いだグローブや購入したペットボトル飲料などを含めるとリュックにはそれらも入れたいと思うことになります。
そんな筆者の場合は12~15Lのリュックが適していると感じています。それでも一般的サイズよりは小さ目のものですね!
リュックを採用するなら一般的なサイズ容量20~25Lか、それ以下のリュックを使用し、ほどほどに荷物を入れるのが良いでしょう。
バイクに使うのにおすすめのかっこいいリュック5選!
やはりどうせ使うならかっこいい物が良いですよね!普段使用も出来るしバイクにも合うものが1つあれば使い勝手は良いですし、何よりコスパが良いと言える。そんなリュックを厳選して紹介します。
ENDURISTAN(エンデュリスタン)/ハリケーンバックパック15L、25L
エンデュリスタンの「ハリケーンバックパック」はバイク用に作られたリュックとなっており、完全防水防塵防砂となっているのでどんな環境下でラフな使い方をしても中の荷物を害する事がないようになっているかなり優秀なリュックと言えます。
サイズは15L(小さめ)と25L(一般的)なものの2種類が用意されており、どちらのサイズのモデルも耐久性に優れ、引き裂き、摩擦、破れにも強いものとなっています。
肩に通すショルダーストラップの他に腰にも巻くベルトも用意されているので、肩を中心にリュックの下部が右へ左へと傾く事がなく、バイク乗りの動きに合わせて追従するようになりますね!
バイク乗りの背中に当たる部分にはフカフカのクッション性を備えると共にムレにくくするために、背中の中心ラインに来る部分はリュックが当たらないよう窪み構造となる上にメッシュ生地も採用されています。
そんな背中の快適性を損なわないようになっているフカフカ部分の隙間にはお札を隠しておくなどが出来るような隙間も用意されており、このバッグを旅行などに持って行った際には使い方によってはリスク分散をする事も出来るぞ!
サイドに用意されている拡げて使用出来るようになっているペットボトルホルダーなどの使い勝手の良さの工夫だったり、防水性や防塵性を確立するため使用されているファスナーは止水仕様になっていたりなど様々な工夫がされたリュックとなっています。
- バイク用に設計された防水防塵のリュックを探している
- 荷物を背負って本格的なライディングを楽しみたい
- サイドバッグやパニアケースなどを使用せずに荷物を持ち運びたい
- 雨や泥などのハードな状況でも使えると良い
- バイク用にも普段使いにもイケるかっこいいリュックが欲しい
こんな人におすすめ出来るリュックとなっていますよ!ネガティブな点を挙げるとすると初期とその後定期的にファスナーをグリスアップしないと硬くなりファスナーストラップなどが破損する危険があるという事ですね。
バイクにリュックを使うと、リュックがバタついたり本格的なワインディングに向かないから敬遠していたという人にこそ使ってみて欲しいリュックだ!
POINT65/ボブルビー20L、25L
POINT65のボブルビーというリュックは背面、リュックの顔となる見られる部分にシェル素材を採用された中の荷物をしっかりと守るように開発された形の変わったリュックです。
コンピュータポケットが荷物入れに用意されているように、そんな精密電子機器も持ち運ぶのを想定しているのを鑑みるとそれだけ頑丈さに自信を持って排出されているリュックとも裏付けられる。
ボブルビーのシェル構造部分は画像のように蓋がされているのはカバンでは当然の要素と言えますが、その他には何か楔のような三角形のものが付いていたり、リュック下部にはカーブとともに縦にラインが入っていたりなど変わった部分が見られる。
楔のような三角形のものは各種オプションを取り付ける為に用意されており、リュック下部の湾曲した部分にもオプションを取り付けられる構造となっています。
リュックの下部が湾曲して形状的にはしぼんでいるボブルビーのリュックですが、それでいて尚20Lや25Lの一般的なサイズ容量を持っています。ノートPCを入れる用の収納スペースを用意されていたりなどの普段使いとしては十分な容量や工夫がされているので下部が湾曲しているのは十分な容量がある上にオプションで拡張出来るというものになっているということだ!
防水性もあり、背中部にはメッシュ生地などでムレにくい構造となっているので機能性もバイク使用には十分ですね。
- バイクのシェルケースのような高級感とかっこよさを持つリュックが欲しい
- 普通とは違った形状でバイクに似合うリュックって魅力的
- iPadやノートパソコンなどの精密電子機器をリュックで持ち運びたい
- バイク用にも普段使いにもイケるかっこいいリュックが欲しい
こんな人におすすめのリュックとなっています。
オプション品を使う事でリュック外部に荷物を少し追加できる構造なので、普段の荷物はリュックの中へ入れて、例えばレインコートなどの天候によっては持って行くというものはオプションで外部に取り付けるなどの使い方が出来たりします!
自分のライフスタイルに合わせてリュックの中にいれるものと外部オプションを使って取り付けるものなどと使い分ける事でかなり使い勝手の良いリュックに仕上がるでしょう。
ドッペルギャンガー/ターポリンデイバッグ1、2
ドッペルギャンガーのターポリンデイバッグ1と2はシンプルな見た目のリュックとなっていますが、ターポリン素材の質感を上手に使ってデザインされている見た目だと言える製品に仕上がっていますね!
ターポリン素材というのは水を通さない素材となっており、ターポリンデイバッグはそんなターポリン素材をリュックのほとんどに採用しているので防水性を持つリュックです。
ターポリン素材のマットで落ち着いている質感をしっかりと活かしつつ、同じく黒だがターポリン素材と反対のツヤのある物でデザインをしているので落ち着いたリュックの中にクールなデザインがされている形となっています。ドッペルギャンガーのテーマカラーであるオレンジも黒に映えて丁度良いアクセントになるように少数で使われている。
ターポリンデイバッグ1は丸みを帯びた形状となっており、開口部はロールアップする事で開閉が出来るものとなっています。
ターポリンデイバッグ2はちょっと丸みはあるがどちらかというと四角っぽい形状となっており、こちらも開口部はロールアップする事で開閉が出来るものとなっています。
ターポリンデイバッグ1は20Lの容量となっており、ターポリンデイバッグ2は24Lと少し大きめの容量です。どちらのリュックも形状記憶する為の硬い素材は使われていないのでリュックの中が空の状態であれば、全体的にロールアップすることでかなり小さくして収納する事が可能となっています。
こんな感じで小さくすることが出来ます。荷物を入れて蓋を閉じる時や画像のように小さく収納する場合でもエア抜きを使う事でしっかりと蓋をした状態や小さくたたんだ状態で留める事が出来るようになっている。
ターポリンデイバッグの1も2も両方ともシートバッグとしても使えるように考えられているので、シートバッグに装着する場合でも違和感が無く、リュックとしてもシートバッグとしても使えるアイテムとなっているので、バイクリュックや普段使いリュックの他にもシートバッグとしても使える使い勝手の良い収納バッグだと言えるぞ!
- 防水性のある安いリュックが欲しい
- シンプルながらに見た目も十分なリュックが欲しい
- 機能性はもしもの時に助かるが、基本的には直感的に使えるような簡単なリュックが良い
- バイク用にも普段使いにもイケるかっこいいリュックが欲しい
という人におすすめのリュックだと言えるでしょう。
何よりこのリュックの魅力的なところはリーズナブルな金額だというところだ!ターポリンデイバッグ1であれば4,000円台程度で購入でき、ターポリンデイバッグ2はそれより少し高い6,000円台程度で購入できるものとなっています。
どちらのリュックもサイズ容量20L程度の一般的サイズとなっており、防水性、シートバッグとしての使用も考えられているリュックと考えるとコスパはかなり良いリュックだと言える。
ANGRY LANE/The Rider Daypack
ANGRY LANEのThe Rider Daypackはバイク乗り向けに特化して作ったと言われるリュックであり、材質・防水性・防犯性の機能が豊富に詰まった製品となっている。
一番驚きの機能はリュック全体にステンレスワイヤーが施されており、鋭利な刃物などでも簡単に切り裂けないようなものとなっておりリュック自体が持ち運びが出来る簡易金庫のようなものとなっています!
一見それはバイク乗りには別に関係ないと思いそうな構造ではありますが、ツーリング先で荷物を置いておくケースなどがあった場合にはバイクをアースロックするように、このリュックもアースロックして少し程度ならその場を離れても問題ないというセキュリティを持っているのです。
画像のような感じで中に搭載されているワイヤーを外に出してアースロックをする事によって、少し荷物を置いてその場から離れても大丈夫なようにセキュリティがしっかりとされています。
リュックの生地には強度と耐久性に優れる840デニールのコーデュラナイロンを採用しており、YKK製止水ファスナーと内蔵式レインカバーによって頑丈さと急な悪天候にも対応出来るリュックに仕上がっているのだ!
リュックに付いているたくさんのベルトのループ(輪っか)はウェビングと呼ばれるものであり、これにカラビナを付けて小物をぶら下げたり、ツーリングネットを使用してレインウェアやその他小物を固定したりなどの使い方が出来るものだ!
引っかけるものさえあればウェビングはリュックの面のほとんどに付いているので使い勝手を良くするのか、そうでもなくするのかは自分次第で変わるぞ!
リュックの背中にあたる部分には通気性の良いメッシュ素材を採用しており、長距離ツーリングなどで長い事リュックを背負っている状況もしっかりと考えられています。
背負う部分などの構造は人間工学に基づいて作られており、肩への負担を軽減し、ツーリング時などでも疲労の軽減に寄与する。
容量は15Lと一般的なリュックサイズ20~25Lよりはやや小さいサイズ感となっていますが、たくさんのウェビングには大きな拡張性の可能性があるので、工夫次第で様々なたくさんのものを一気に運ぶ事が出来ますね!とはいえ素の容量が小さ目なのであまり荷物が多くないバイク乗り向けでしょう。
紹介画像内の小さなポーチも付属品となっているのでそれも魅力の1つだ!
- 堅牢でセキュリティ的にも高いリュックが欲しい
- 自分の好きなようにある程度カスタムできるリュックって最高じゃない?
- オシャレでカジュアルよりな見た目のリュックが好き
- バイク用にも普段使いにもイケるかっこいいリュックが欲しい
という人におすすめのリュックだと言えるでしょう。
ターポリンデイバッグのようにあからさまに生地に機能性があるというリュックはカジュアルさもあるが、やはりバイク用だったりアウトドア感のあるものに見える…しかしこのリュックならカジュアルでありながら中身は超機能的なリュックという事なので普段使いとしての見た目としても一級品だ!
Kriega/R22 バックパック
Kriega(クリーガ)ではバイク向けにたくさんのリュックを出していますが、一番普段使いとバイク用使いとの両刀を考えると22Lの一般的なサイズ感と普段使いでも違和感のない見た目となっています。
22Lのサイズ容量の内訳としては4Lのクイックアクセスフロントポケット+18Lのメイン収納部で合わせて22Lのサイズ容量となっています。
420Dコーデュラとリップストップナイロン素材の攻勢で長期的名耐久性を持ち、クリーガ独自の画期的なハーネスシステムであるクアッドロックライトを採用することで頑丈さと背負った時の安定感の抜群さを生んでいるリュックだ!
18Lのメイン収納部の開口部は大きく開くものとなっているので、立体的でやや大きめなカメラなんかも楽々出し入れする事が出来るものとなっており、幅も広いのでノートPCの収納も可能となっています。
4Lのクイックアクセスフロントポケットは、あくまでポケットなので容量は小さいですがこちらもまたそこそこ大きめな開口部となっているのでちょっと大きめの荷物もサッといれる事が出来ます。
それでいて両サイドのベルトでしっかりとホールド出来る構造となっているので、ポケットにちょっと重ためなものを入れたとしてもリュックの外側へ引っ張られて形がおかしなことになる事もありません。
リュックの外側へは同ブランドの小さなバッグを追加で装着できるものとなっているので、22Lの容量で小さいと感じた場合は画像のように拡張する事も可能となっています。
- 装備した時にはしっかりと安定したホールド感がある方が良い
- 大口開口部で様々な形や大きさのものを気にせず入れたい
- オシャレでカジュアルよりな見た目のリュックが好き
- バイク用にも普段使いにもイケるかっこいいリュックが欲しい
クリーガのリュックはバイク用にと開発されているものばかりですが、R22バックパックの場合は普段使い用のリュックのように結構なカジュアルさの見た目があるので両刀使いに適している見た目だ!
それに加えて大口の開口部で使いやすさは十分で、もし積載量が足りないと思った場合には同ブランドのものを追加するだけで拡張出来るのでその手の心配も同じく良い感じの見た目のバッグ追加で完了するというのも良いところ。
クリーガのリュックは割と尖った見た目のものがありますが、このモデルだけはかなりアリだと言えるかっこよさだ。
バイク用リュックはしっかり考えられているし、見た目も十分に良い!
バイクにリュックを使うという考えはどちらかというと否定される方が多い…しかしながら”バイク用”として考えられて開発されているリュックに関してはその否定される理由をしっかりと踏襲し、対策されているものがほとんどだ!
- 背中のムレ
- 雨などの悪天候
- ライディング中のバッグのズレ
これら心配されるものに関してはどれもしっかりと対策されているのは間違い無い、特に重要視されていると感じられる点はバッグのズレであり、しっかりとバイク乗りにホールドされる構造になっているのだ!
ここで紹介しているモデルだけでもバイクとバイク乗りとセットで見てもダサくはありませんよね?だったら見た目に関してはそこまで心配する事では無いのだ!
という事で、現場からは以上です!
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