このページでは”中古バイクの不安は不要!買うタイミングやバイク初心者が気にする事”について説明していきます。
バイクの購入はいくつかパターンがあるかと思いますが、基本的にはバイク屋さんから買う人が多いかと思います。
バイク屋さんで購入すれば、基本的には購入時点からお店との付き合いが始まり、整備などを頼める関係になると言っても過言ではありません。
バイク屋さんで購入していない人がお店に整備などを頼むのって割とハードルが高いし、断られる場合も少なくありません。なのでお店での購入が定番ですよね!
そんなお店購入でのポイントを紹介していくというわけなのです!
このページがおすすめな人
- バイクを初めて購入する予定
- 中古のバイクでも大丈夫?
- バイク購入タイミングとか選び方とかあるの?
こんな人におすすめです。基本的に中古バイクを警戒している人に対する不安を払拭出来るページ内容になっていますよ!
初めてのバイクを中古にする、お店の人と上手に話せるか…色々と不安があると思いますが、このページを読めば納得してバイクをしっかりと選べるようになるかと思いますよ!
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中古のバイクを買うタイミング、選び方など初心者さん知ってますか?
まず最初にバイク初心者からすれば中古バイクって大丈夫なの?って思うんじゃないでしょうか。
答えは大丈夫です。
新車はピカピカでかなり魅力はありますが、当然な事に人によって感じるデメリットももちろんあります。
中古は不安になる事はあるかと思いますが、中古バイクなりのメリットもあるのです!
「中古=使い古された壊れやすいバイク」という考えは不要で、むしろバイク選びの視野が狭くなるのでやめましょう。
筆者は今まで6台程バイクを乗ってきたけど、内4台が中古だよ!
この4台全てにおいてトラブルが起きた事がないみたいだよ!
中古バイクだからと言って必ずしも壊れやすいなんて事はありません。お店の中古車は買取時からしっかりと整備をされており、販売直後にも最終調整としての整備が行われます。
それでも購入から早期の不具合が起きてしまったりしたら、大体はクレーム対応と言う事でサービスでのパーツ交換などをしてもらえたりしますよ?
何なら新車でも初期不具合として何かしらの不具合を起こす事もあるくらいです。
筆者も今のバイクは新車購入だけど、初期不具合にあたったくらいだしね~w
https://www.subablobike.jp/vitpilen701_trouble
新車至上主義は気にしなくて良い
よく言われる事として「最初の1台は新車にするべきだ」なんて事を目に耳にしますが、絶対にその通りにする必要はありません。
先に書いた、中古だからと言って必ず不具合を起こすわけでも無く新車でもあり得るという事も言えますが、他にも中古でも良い理由があります。
ある程度走行されたバイクの方が良い場合もある
新車と言うのはほぼ全くエンジンやシャシ(足回りなど)が可動した事が無い状態のバイクであり、良く言えば誰にも手を付けられていない。
誰にも手を付けられていない新車という表現はわかりやすく、これをメリットと捉える人も多い。
ですが、エンジンやシャシがほぼ全く可動した事が無いという状態は逆に不具合の原因にもなり得る状態なのです。
各部が可動した事が無い状態と言うのは「可動した時には各部が削れ、馴染む」という新車ならではの儀式のような事が行われます。
この儀式のような事は新車が動くという行為で自動的に行われる事であり、意識的にする事では無く、乗るという事でこの儀式が完了します。
私が働いていたバイク屋では、このパーツが削れて馴染む事を”あたりが出る”と表現していました。
基本的にこの、あたりが出ていない状態のバイクはパーツが削れ、それぞれが馴染み始める時には「たまに隙間が生じたり、液体が滲んだり」してしまう不具合を起こします。
その他にも電装系に不具合が起きたりなど、色々な可能性を秘めているのも新車が多いですね。
間違ってもこの説明で新車が悪いと思わないでくださいね!
あくまで、中古車と比較した場合の新車に対する最初に起こる可能性のある不具合を説明しているだけだからね!頻繁には無いからね!
- リコールなどの対応がされている
- あたりが出ており、ウォーミングアップが終わっている
- 車両特有の癖をお店が理解している
先の新車の説明と比較すると、中古は上記の点がメリットだと言えますね!
リコールなどの対応がされている
【リコールとは】
リコールとは簡単に言うと、同じモデルのバイクの同じ場所に起こる頻発する不具合に対するメーカーからの対応の事であり、事例が少なければリコールを出されることはありません。
中古バイクであれば、そのほとんどがリコールの対応が終わっています。
リコールが起こり得る状況は色々ありますが、その中でも「新車が動く際に起こる、パーツ削れ&馴染み」も1つの原因でもあります。
中古であれば、その馴染みも出ている上にリコールも対応されている事が多いです。
あたりが出ており、ウォーミングアップが終わっている
リコールに対応されているバイクと言うのは基本的に「パーツ同士の馴染みが終わっている(あたりが出ている)」バイクが多く、バイクにとってのウォーミングアップが終了しています。
これの何が良いのかと言うと…
- エンジンやシャシに関する慣らし運転が不要
- お店側が車両のクセを把握している場合がある
この2点が大きいでしょう。
バイクと言うのは少なからず慣らし運転と言うものが必要であり、これが使用される場面は「タイヤを新品に変えた時」という認識が大きいですが、新車にも同じ事が言えます。
タイヤの慣らし運転は新品タイヤの外膜を剥がし、本来のグリップ力を出す為と言われますが、新車に対する慣らし運転と言うのは「パーツ同士を馴染ませる(あたりを出す)」という目的があります。
新車の各部パーツ、特にエンジン内部に関しては新品エンジンの状態から思い切り酷使をすると必要以上にエンジン内部の摩耗を起こしてしまうので、慣らし運転が必要と言われています。
新車で1,000km程度でオイル交換をして下さいって言われるのは、このエンジン内の削れた鉄粉とかを出す為だね!
中古バイクであればエンジンの慣らし運転は不要になるけど、タイヤが新品に交換されていたらタイヤの慣らし運転は必要だからね!
そして、中古バイクを扱っているお店は基本的に在庫車両の状態を把握しています。
大手であれば「お客さんへ売った車両がお店にまた売られ、また別のライダーの手へ」というサイクルが成り立っている場合があり、そんなお店は1つのバイクに対しての歴史をしっかりと把握している。
そんなお店側は色々と情報を持っているので、そのバイクのどこが弱く故障しやすいのか?どんなカスタムがされているのか?などなど色々と知っているので、整備を任せる時などに修理期間の早期化やトラブル予防の為の事前説明など期待出来ます。
このように、中古バイクなら中古バイクなりのメリットがあります。
もちろん新車にもメリットがありますが、中古バイクに対する「新車至上主義的な考え方」は特に不要ですよ!という事を説明したかっただけなので覚えておいてくださいね。
バイクを買う時って何が必要なの?
バイクを買う時って「何が必要なんだろう…?」と思う時があります。
いよいよバイクを買うぞ!お店の人に言うぞー!という時が主にその時ですね。
そのようなときに冷静にお店の人に聞くという行動が出来れば良いですが、テンションが上がりまくってそんな事忘れちゃってたなんて事もありますからねw
そんな状態でもしっかりと用意するものを揃えて落ち着いてバイク購入が出来る様にちゃんと予習をしておきましょう!
125cc以下のバイクを購入する場合(原付Ⅰ種 / 原付Ⅱ種)
印鑑(認印)
よくある質問で”住民票は必要ありませんか?”というものがありますが、これは市区町村によって異なります。
バイクを購入し、乗る為にナンバープレートが必要になります、このナンバープレートの登録の際に住民票が必要か不要かが決まります。
125cc以下のナンバープレートの登録は基本的に各区役所、市役所、町役場等で登録されますが、ここで必要と言われれば必要。何も言われないようなら不要というわけです。
大体の方はバイクをお店で購入すると思います。なので、店員の方にあらかじめ聞いておくと良いでしょうね!
126cc以上のバイクを購入する場合(軽二輪・普通二輪・大型二輪)
印鑑(認印)
住民票
126cc以上のバイクでは必ず住民票が必要になります。
ナンバープレートの登録が125cc以下のバイクと違い、各陸運局で登録される為必要となります。
所有者や使用者が免許所持者とは限りません。その為、公的身分証明書として必要になります。
よくある質問で”印鑑証明は必要ありませんか?”というものがありますがプライベートで使用するもの(個人で登録する場合)は必要ありません。
※法人名義で登録をする場合は実印と住民票の代わりに印鑑証明が必要になります
バイクの維持費ってどれくらいかかるの?
バイクの購入を考えている方、バイクに憧れを持っている方。
友人や知り合いにバイクを勧められている方。どんな場合でも気になるでしょう費用について説明していきますよ!
バイクの諸経費一覧
- 軽自動車税
- 自賠責保険
- 任意保険
- ガソリン代
- 車検代金(2年に1度)
基本的にかかってくる費用はこれらと考えれば大丈夫でしょう。
軽自動車税
【126cc~250ccの場合】
3,600円になります。※中古車購入の場合です。新車を購入した場合初年度に10,000円弱程。
【251cc~の場合】
6000円になります。
自賠責保険料
※車の場合自賠責保険は車検時毎に更新され、2年毎の契約がほとんどの為、2年契約の場合の金額を表記します。
126cc~250ccの場合であれば、10,160円
251cc~の場合であれば、9,680円となります。
自賠責保険は1回の契約期間が長くなるほど1年あたりの料金が安くなります。なので5年以上乗り続けるぞ!などと決めている場合は長い契約をするのもおすすめですね。
任意保険料
任意保険料は契約する会社や、契約するプランによって料金が変動します。
相場で表記すると月々約10,000円~約22,000円ぐらいになります。
安いプランだと1年で約30,000円程度もあり、月々約2,500円程度なんてプランもあるね!
ただ、初心者はちょっと高めでも良いかも!対物対人無制限は入れといた方が良いね!
ガソリン代
ガソリン代は、乗る距離によって変わります!まぁ、当たり前ですね。
更に言うとバイクにも”レギュラー車、ハイオク車”がありますので、これによっても変わってきますね!
ざっとこれくらいでしょうか。ほかにもメンテナンスをする際だったり色々な場面でお金がかかる場合はありますので頭の片隅にでも覚えておいてくださいませ。
しかし、それは車も同じことですのでそんなに気になるものでもないかと思います!
中古で バイクを買うタイミングはいつがおすすめ?
ずばり、冬の始めから購入に向け動くのが吉でしょう!!!
んー…え?冬なんて乗らない場合もあるのに、冬の初めから考える必要があるの?
そうですね!誰もがそう思うでしょうが、中古バイクの購入を考えているのであればそのくらいが良いのです。
何故そのタイミングが良いのか?と言うのを詳しく説明していきます。
バイクに乗る頻度が減った人、降りようと少しでも考えている人の思考
寒くなってきたなぁ…そういえば今年バイクあんまり乗っていないなぁ…
バイク売ろうと思っていたんだけどなぁ…
こんな感じに思っている人の次の思考回路と言うのは、大体は「売る」という方へ進む事が多いです。
そんな思考が冬間近に起こると、もともと乗っていなかったというのと冬という寒くあまり乗りたがらない時期と言うのが重なり、売るという意思へ移りやすくなるのです。
そうなると…ちょっと乗ってみるという事はあっても、そのまま売るという行動へ移る確率が高いです。
しかし、寒くなってくるとただでさえ降りようかなと考え始めているのに寒くなってきた時なんて乗ろうと考えることは少なくなります。
そして寒さがどんどん厳しくなってくると、今自分のバイクはいくらで売れるかなぁ…バイクを降りたらかわりに何を始めようかなと思ったりします。
それと同時に冬の際の保管について考えます。保管についてどうしよう等を考えるのがめんどくさくなったり、踏ん切りをつけたタイミングが売る為にお店に電話をするタイミングになります。もしくは、お店にバイクを持っていき査定をするのです。
そうなってくるともうあとは売るまで進むような感じになります。
そういった方が増えるのが冬の始めという季節なのです。その為、冬の始めくらいにバイクの中古車店は在庫が増え始めます!
なので、そこへ目がけて自分の気に入るバイクを吟味しにいくと在庫の数がシーズン中より豊富な為、より自分の希望にマッチするバイクを見つけることが出来る可能性もぐんっと上がるわけなんです!
でも、冬の始まりに自分の好みのバイクを見つけちゃったら買わないと取られる可能性あるよね?買ったらそのまま冬に乗り始めなきゃいけないの?
そんな事はないんだよ?お店としてもある程度の乗り始めを調整してくれるから、暖かくなってからって言うくらいのわがままは聞いてくれるはずだよ!
基本的に、バイクも車と同じ様に購入して乗り始めるまでに少しばかりのタイムラグが生じます。ナンバープレートの登録や整備をするからです。
それが終わったからといってすぐに乗れ!なんて言う店はありません。ちゃんといつから乗り始めたいのかという意見を聞いてくれますよ!
1年や2年という長期待ってもらえる店は余程信頼関係が出来ていないとまずないのでその辺は覚えておいてくださいね!
あとは、免許取得の為に教習所に通い始めた!という状態でも気に入ったバイクを売約済みという形で売れない様に確保してくれる場合も少なくありません。
在庫が揃っている状態で、尚且つ冬といえばバイク店なんてお客があんまりいなくて店員さんも暇でしょうから話を色々聞く時間も作ってくれますので、色々知りたい初心者にとってもかなり都合が良いはずです!
春などの暖かくなったときにすぐにバイクに乗れるように準備をしておくベストタイミングが冬だということ、わかっていただけたでしょうか?
バイクを購入予定の人は今のうちに自分はどのようなバイクのタイプが好きなのか。どんな見た目が好きなのかというのをネット等で調べておいて、冬に狙いのバイクを見つける為に準備しておいたらいかがでしょうか?
バイク人口がもっと増えることを願い、書かせていただきました!という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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