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バイク初心者は特に注意!エンジンオイルとフィルターを交換しないとどうなるのか?

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バイクの事で当然のようにやっているけれど、意外に何故それをしなければいけないのか?と言うのをちゃんと知っている人って結構いるのです。

エンジンオイルの交換って何故やらないといけないかというのを知っていますか?漠然と交換をしている人って結構いるんじゃありませんか?

にわとり君

○○km走行したからそろそろエンジンオイル交換しないとなぁ…

なんてこんな風に思ってバイク屋に持って行ったり、自分で交換していたりしませんか?自分で交換している人でも何故それをしなければならないのかと言うのを知らない人っています。

何故エンジンオイルを交換しなければならないのかという簡単な結論…

エンジンオイルを定期的に交換しないと、簡単に言えばバイクのエンジンが壊れてしまうからです。

そして何故エンジオイルを交換しないとエンジンが壊れてしまうのかと言うと、ずっと同じエンジンオイルを使用しているとエンジンオイル本来の仕事が出来なくなってしまい、エンジンに悪影響を与えてしまうからです。

エンジンオイル交換はあまり意識していないと忘れてしまいがち…特にバイク初心者はこのページを読んで、何故交換しなければならないかを理解しておけば大切さが理解でき、交換を忘れることも無いでしょう!

エンジンオイルを交換しないと何故エンジンが壊れてしまうのか?というのをエンジンオイルの働きと共に解説していきます。

目次

エンジンオイルの仕事は「潤滑・冷却・密閉・洗浄・防錆」の5つ!4つが守る働き

エンジンオイルの画像

エンジンオイル…これはエンジンを駆動方式としている現代の車両に必要な潤滑油です!これが無くてもエンジンは始動し、動く事も出来ますがそのまま動かし続けるとすぐに止まり(壊れ)ます。

上記の説明を聞いただけでもエンジンとエンジンオイルは切っても切れない関係だというのがなんとなく分かりますよね?

では何故エンジンにはエンジンオイルが必要なのか…と言うのはエンジンオイルの働きが必要になるからです。

  • 潤滑
  • 密閉
  • 冷却
  • 洗浄
  • 防錆

エンジンオイルは上記の働きをしている油で、エンジンオイルがこれらの働きをしっかりとしてエンジンを守っています。そして主にエンジンを守る役割としては「潤滑・冷却・洗浄・防錆」の4つ。

エンジンオイルがエンジンを守る働きは「潤滑・冷却・洗浄・防錆」の4つ!

エンジンオイルはエンジンの為の潤滑油、人間で言うと血液だと例えられることもあります。

エンジンオイルを気にすることなくどんどんと距離を伸ばせば伸ばす程、バイクの心臓とも言えるエンジンにダメージを与える事となってしまうという事だ!

パンダ先生

人間も血液が汚いと心臓の負担になるもんね!

そして、最悪の場合エンジンが壊れてしまい走行不能という状態になります。

エンジンオイルの「潤滑・冷却・洗浄・防錆」ってどう働くのか?

エンジンにはピストンと呼ばれるシリンダーという筒内を上下するパーツが存在します。このピストンが上下することにより、エンジン内の空気が圧縮され、プラグによる点火によって爆発します。

上記がエンジン内部の超簡単な説明です。上下しているいびつな形の四角いものがピストンであり、時折中心に出てくる黄色の光がプラグの点火…そしてピストンが上下している縦長の空間がシリンダーです!

ピストンが上下するときは、とんでもない速さで上下し、その時にシリンダー内部の壁に擦れます。つまり鉄と鉄が擦れて摩擦が起きる事となります。

この動き(エンジン始動状態)をオイル無しで行うと…

  1. 鉄と鉄での摩擦で鉄が超高音になり鉄が溶ける
  2. 溶けたピストンとシリンダーはくっつく
  3. くっついた2つの鉄部品は冷えてガッチガチになる
  4. 本来くっつくべきではない2つがくっついて固まり、エンジンが動かなくなる

    という事になり、これをエンジンの焼き付きといいます。

    これがエンジンが壊れたという1つの状態であり、これを防ぐためにもエンジンオイルは必要なのだ!

    エンジンオイルを使用し、エンジンを動かすと以下の働きを得られます。

    • ピストンとシリンダーの摩擦を軽減する効果(潤滑効果)
    • 摩擦はゼロでは無く発生するので摩擦熱が出来る、鉄が溶けないように冷やす効果(冷却効果)
    • エンジン内部での爆発から発生するエンジンの熱を冷やす効果(冷却効果)
    • エンジン稼働の摩擦で出る鉄粉、エアクリーナーが吸う空気に混じったゴミなどを流しオイルパンに運ぶ効果(洗浄効果)
    • オイルによるコーティングでエンジン内で発生する結露などの水気から鉄部品であるエンジン内を守る効果(防錆効果)

    こんな感じでエンジンオイル1つから得られる4つ(潤滑・冷却・洗浄・防錆)の働きでエンジンを守っているのでエンジンの焼き付きや傷などが起こらないようになっているのです。

    にわとり君

    でもエンジンオイルの働きって5つ無かった?「密閉」は?

    密閉の働きはエンジンの爆発のための空気圧縮をしっかりと行うのに働く効果です。

    エンジンオイルの「密閉」の働きはエンジンの働きを生むための効果

    エンジンのピストンとシリンダーには本当に本当に小さな隙間があります。エンジンがちゃんと動力を生み出す仕事をするには空気を圧縮してプラグの電気を使用して爆発を起こさなければなりませんが、エンジンオイル無しでもある程度の圧縮は行われますが不十分。

    そこで役に立つのがエンジンオイルです。エンジンオイルがその本当に小さな穴を埋める事によってしっかりとした圧縮が出来るようになるのです!

    ガソリンエンジンの構造の画像

    より詳しい構造についての説明は省きますが、ピストンが上にあがった時に空気が圧縮されますがピストンとシリンダーには隙間(赤い四角の部分)があります。

    ここにエンジンオイルが馴染みピストンが上にあがる時にその隙間から空気が漏れる事を防ぐ働きをしてくれます。

    「密閉」という働きはピストンが上下する空間を密閉して圧縮をしっかりと行えるように補助する役割を持っているという事なんですね!

    ここまでの説明で分かってもらえた通り「密閉」はエンジンの仕事を助ける働きなので、エンジンオイルのエンジンを守る働きは「潤滑・冷却・洗浄・防錆」の4つとなります。

    エンジンオイル交換時期は3000km走行毎が無難!それを超えなくても半年に1度は交換をしよう!

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    オイルはバイクの走行距離が伸びれば伸びる程汚れていきます。上の画像のように新品のオイルはキレイなべっこう色で汚くなったオイルはどんどんと黒色へと変化していきます。

    エンジンオイルの酸化やエンジン内のダスト(鉄粉や外部からのゴミ)が混ざっているからです。この汚れてしまったエンジンオイルはオイルとしての必要な働く機能が著しく低下している状態なので、この状態でエンジンを稼働させているとエンジンによくありません。

    著しく汚れているオイルを使用している場合は、下手をするとオイル無しの状態とほとんど変わらずにエンジンが壊れてしまうでしょう。

    そしてバイクのオイルの交換タイミングは大体3000km走行毎と言われています。この3,000km毎という基準は簡単に言うとどんな乗り方の人でも、どんな車種でも無難なタイミングなので多くの人がこのタイミングを伝えられていて認識しているでしょう。

    3,000kmを走行していない状態でも前回交換時から半年経ったら交換するようにしましょう。エンジンオイルは酸化したり結露によって水と混ざると劣化するので走行が3,000kmに届いていなくても半年経過で交換しましょう!

    エンジンオイルの交換タイミングについて詳しく知りたい人は下記ページを読んでみて下さい。

    エンジンオイルは3,000km走行毎の交換が無難であり、オイルフィルター交換のタイミングはオイル交換の2回に1回は交換するようにしましょう!

    オイルフィルター交換タイミングはオイル交換の2回に1回

    オイルフィルターカートリッジタイプの画像
    カートリッジタイプ
    オイルフィルターエレメントタイプの画像
    エレメントタイプ

    オイルフィルターには画像のように2つのタイプがあります。「カートリッジタイプ」と「エレメントタイプ」と覚えておくと良いでしょう。しかしながら2つを総称してオイルフィルターやオイルエレメントと使われています。

    どちらも役割は同じなので両方を同じ呼び方をしても特に困る事は無いからですね!ですが、自分のバイクに付いているのがどちらかというのはカートリッジかエレメントかは覚えておきましょう。人に伝える時に便利ですからね!

    これらは両方とも同じ働きをしており、簡単い言うとエンジンオイルの洗浄効果でエンジン内部で発生した鉄粉ゴミや外部から侵入してきたゴミを洗い流したのをこれらのフィルターでキャッチして再びエンジンで動いている部分に戻るのを防いでいます。

    エンジンオイルはエンジン内で循環している…

    エンジンオイルはエンジン内で循環しているので、ゴミをオイルパンへ運んだオイルはまたピストン可動部などに働きに戻ります。

    なのでオイルフィルターがゴミをキャッチして留めてくれなければ、再びピストン可動部などにゴミも一緒に戻ってしまう事になります。

    エンジン内のゴミは何故除去しなけばならないかと言うと、エンジン内部を傷つける恐れがあるからです。エンジン内部…特にピストンやシリンダーはその小さな隙間などがかなりしっかりと計算されて製作されているのでこれに傷などが入ると隙間が広がったりしてエンジン本来の働きが出来なくなったりするのです。

    なのでゴミを野放しにしておくわけにはいかないというわけですね!

    オイルフィルターをそのまま使い続けていると目詰まりを起こしてしまい、新しく運ばれてきたゴミをキャッチできずに再びゴミを運んできた場所へ戻してしまう事になります!なのでオイルフィルター交換も重要というわけなんですよね。

    新車を乗り始めたならまずは1,000km走行程度走行したらオイル交換をしよう!

    前述したバイクのオイル交換タイミングは大体3000km走行毎というのは、普段バイクに乗っている時のメンテナンスの目安であり、新車を購入した人は別に注意しなければならないタイミングがあります。

    1. 新車を購入
    2. 1,000km走行!おめでとう!←ここでまずオイルとフィルターを交換しよう。
    3. 累計距離4,000km走行←前回交換から3,000km走ったのでオイルを交換しよう
    4. 累計距離7,000km走行←前回交換から3,000km走ったのでオイルを交換、前回フィルターをやっていないのでフィルターも交換しよう

      新車から乗る場合は上記の流れでオイル交換をしましょう!

      新車はエンジンがほぼ動いていない状態からのスタートなので、エンジン稼働による鉄粉ゴミの発生が多いとされています。なので最初は1,000kmと割と短い距離でのオイル交換が推奨されており、ゴミが多く発生するので一緒にフィルターも新しくすることがおすすめなのです!

      にわとり君

      なんで新車のエンジンは最初のほうにゴミがたくさん出るの?

      パンダ先生

      エンジンが馴染んでいなくて、バリとかがあるからだね!

      鉄などの硬い製品の新品のものは角が鋭くとがっていたり、バリが出ていたりします。エンジン稼働によってそれらが丁度良く削れて馴染むので、その過程でゴミが多く発生するといういわゆる儀式みたいなものですね!

      中古バイクはその儀式を別の人が終わらせているので必要ないという事です。

      まとめ:エンジンオイルやフィルターを交換しないとエンジンが壊れ、余計に費用がかかってしまう

      ここまで読んでみるといかにエンジンオイルやフィルターが大切なものであり、交換が必要と言うのが理解できたでしょう!

      エンジンオイルやフィルターは主にエンジンを守るための働きをしており、それを交換しないという事はエンジンに悪影響を与えているという事になり、最悪の場合はエンジンが壊れてしまうという自体を招きます…エンジンが完全に壊れなかったとしても寿命を大きく削ります。

      エンジンオイルやフィルターの交換と言うのは缶ジュースを買うなどの安さでは無く、まぁまぁな出費になってしまう事には変わりありませんが、それを怠ってエンジンを壊してしまうとそれの何十倍もの出費になってしまうので、やらない方がコストがかかるのですよ!

      にわとり君

      面倒だからもう少し距離が伸びてからでも…

      パンダ先生

      今は余裕がないからもう少しお金貯めてから…その間も乗るけど。

      こんなことをやっていると逆に自分の首を絞めることになるので、定期的にオイルやフィルターを交換しましょうね!

      という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!

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