バイク洗車ってバイクに乗っていたら絶対にやらなければならない事ですよね?だってバイクって乗っているだけで汚れますよね…これって車と同じです。
走行しているだけで汚れるバイクの特徴は車と同じなので、これまた車と同じように”洗車”をしてあげなければなりませんよね?でも車の洗車よりバイクの洗車って困る事多くありませんか?
車なら手間を取りたくないのであればガソリンスタンドに置いてある洗車機に突っ込めばよかったりしますが、バイクはそうはいきませんね!
バイクの洗車が難しい!ハードルが高いと感じる人の心理
- 水をかけたらダメな所がわからない
- どこをどのように保護したらよいか分からない
- シャンプーやコーティング剤はどんな物を使えばよいか分からない
こんな風に色々と分からないことがいくつかあるからでしょう。
しかし、バイクを汚したままだというのは嫌だし、そんな愛車を見るのも見てみぬふりするのも気が気ではありませんよね?それならしっかりと覚えてちゃんと洗車できるようにしませんか?
覚えてしまえば簡単なのでこのページで覚えていってくださいね!
バイクの洗車は意外に簡単!?やり方とおすすめの道具を紹介
まず、洗車はれっきとしたメンテナンスだという事をしっかりと意識しましょう。バイクはパーツの集合体であり洗車は各パーツを綺麗にし、劣化を予防するのにも効果的な1つの作業工程です。
- 鉄部品が錆びる
- ガソリンが腐る
- タイヤが硬くなりひび割れる
- サスペンションからオイルが漏れる
- 小さなゴム部品が傷み、空気や油が漏れる
- 塗装が剥がれる
などなど…
上記の変化は全てパーツの劣化であり、洗車で劣化を遅らせる事が出来る事もあります。逆に汚れをそのままにしておいてしまうとパーツの劣化を早めてしまう事につながってしまいます…
汚れを放置しておくと爆速進行するパーツの劣化は、交換頻度を高めるのでライダーのお財布へダメージを与えるので結果的に洗車にちょっとお金をかけても後悔は無いと言い切れますね。
ね?何もしない事によるデメリットって結構あると思いましたよね!お金が絡んでくると分かりやすくて腑に落ちやすいですよね?
全てがそうだとは言いませんが、洗車によって不具合を抑える事が出来るものも存在するし、いつでも綺麗な愛車は見ているだけでも楽しいし、そんなバイクでツーリングに出かけると考えるとワクワクしますよね!
バイクの洗車は簡単!出来る限りものを揃えるとより楽に早く出来るぞ
冒頭でも書いたようにバイクの洗車をするという事において難しい、ハードルが高いと思う要因として分からない事が多いという点にあるでしょう。
でも、バイクの洗車ってそこまで深く考える必要も無く、覚える事もそんなに多く無いのでバイク初心者で洗車の方法を知らない人でも挑戦できるメンテナンスなんですよね!
なのでしっかりとここで勉強して自分で洗車が出来るようになればOK!恐らく自分で洗車を行う人が不安に思っている事と言うのは以下の4点程度かと思います。
- どこに水をかけてはいけないのか分からない
- どのように水をかければ良いか分からない
- どこをどう保護すれば良いのか分からない
- 何を使用すれば良いのか分からない
こんな不安が多いでしょう。1つずつ説明していくのでこのページを読み終わったらもう自分で洗車が出来ますね!
水が入ってはダメな所(防水対策が必要な場所)
バイク屋さんなどでは大きなエアコンプレッサーがあるので、洗車後にエアブロー(風で飛ばす作業)して水気を飛ばす事が出来ます。
なので必要以上の防水対策はせずに最終的に水が溜まったままではダメな所にエアブローをしますが、一般家庭にエアコンプレッサーはまず無いでしょう。ということで愛車を自分で洗車する際にはしっかりと防水対策をする必要があります。
エアブローとはエアコンプレッサー(空気圧縮機)で高圧縮させた空気をガン(銃)状のエアガンを使用してピンポイントでエア(空気)を吹き付ける作業の事を言います。
水が染み込まない鉄や樹脂に向かってエアブローをする事によって瞬時に乾かす事が出来ますし、細かい部分に侵入し溜まった水を吹き飛ばす事が出来ます。
エアブローが出来ない一般家庭では、しっかりと防水措置をする必要があり…
【防水措置が必要な箇所】
- キーシリンダー(鍵を挿す所)
- スイッチボックス(エンジン始動やウィンカー作動で触る箱の部分)
- マフラー出口(これはわかりますね!)
- エアクリーナーの吸気口(バイクが空気を取り込む部分)
- シート裏(多少の収納スペースがあり、何かを入れている場合)
上記の項目がその防水措置をすべき所になります。
キーシリンダーやスイッチボックス、エアクリ吸気口、シート裏等はサランラップで防水してあげるとよいですね。家庭にあるので追加で何かを用意する必要が無くお手軽に出来ます!
ある程度自由が効くサランラップなら使い慣れているというのもあり、上手に防水しやすいというメリットもあります。
マフラーの出口ですが、同じくサランラップでも良いのですが少しでも走行した後のバイクはマフラー温度でサランラップが溶けてしまうので身近なものでおすすめなのが軍手です。
手にかぶせるのと同じようにマフラーの口にかぶせてあげればOK。
バイクのマフラーには排水穴がマフラーの一番下に来る場所に設けられているので、滴る程度の水なら溜まってしまう前にそこから排水できるので、軍手で十分ですし水のかけ方を考えれば不要だったりもします。
エアクリーナーの吸気口は外からは見えづらい部分にあったり、分からないという人もいるかと思います。でも心配不要です。
水のかけ方を気を付ければ防水対策をしなくても心配は不要です。
水のかけ方
水のかけ方は蛇口にホースをつないでもかけてもOKだし、バケツに水を溜めて必要な個所にかけていくという方法でもOK!
バケツに水を溜めて少しずつかけるというのであれば問題ないですが、ホースなどで水を勢いよくかける場合には注意が必要です。
バイクに対して「前方から後方へ向けて」「上から下へ向けて」というかけ方をしてください。
バイクに水をかける時は画像のような方向で水をかけるようにしましょう。基本的にこの矢印方向に水をかけるようにすれば入ってはいけないところに水が入りにくいです。
後方から前方へかけるのはマフラーの出口は後ろを向いていて、そこへ直接水をぶちまける事になってしまうから良くありませんね。前方から狙えない部分は狙える斜め前方から斜め後方へ向けてといった方法が良いでしょう。
それでも狙えない、局所的に狙いたい場合は水の勢いを落としてピンポイントにかけるのが良いです。
水をかける方向を意識するのは勢いがある水をかける場合、ホース出口から真下に落ちるくらいの勢いの場合は気にしなくてもOKです。だって上から下に落ちるような勢いの水はバイク上からしかかけることが出来ないですからね!
基本的にボディー全体に水をかけるときは、ホースの口を絞って行う程度の流速なら大丈夫ですが、水圧がめちゃくちゃ強くなるような道具を使うのは控えた方が良いです。
そのくらい強い流速になるとラジエータなどの細くて薄い金属で構成されているものが歪んでしまったり、水が反射して意図しない場所に水が入る危険があります。
セルフ洗車のコイン洗車場などの洗車機はとても強いのでパーツを傷める可能性が十分にあります、利用する場合はしっかりと注意をして行いましょう。
ここまでの説明で勢いのある水は危険、ちょとちょろ程度が無難…って思いましたよね?でもある程度流速や水圧はある方が良いのです!
理由としては、水によってボディーに付着しているゴミ、塵、砂、埃を飛ばしながら洗い流してくれるからです。
スポンジで擦る際にそれらを巻き込んでいるとボディーに傷がつく恐れがあります。水をかける勢いはほどほどに、時間は長めにとってしっかりと水洗いを行うのが良いですね!
洗車には何を使用したらよいのか?(用意する道具)
用意する道具は車の洗車などと差ははありません。
- 水源(ホースだったり、水タンクだったり、洗車場)
- ふわっふわのスポンジ
- ブラシ類
- 防水対策アイテム
- 洗剤類
- 拭き上げの布
- コート剤
これらを揃えておけばOK!特別なものは不要ですね。初心者が気を付けるべき事はまずは水を入れたくない所と水のかけ方を学ぶのが先です!
ただ、洗車道具選びもテキトーで良いわけでは無いので説明します。
水源(水をためるものや、水をかけるもの)
洗車には基本的に水が必要なので水が出る場所に行くか、水を溜められるものが必要になります。(水無し洗車の場合は別)
持ち家なら蛇口からホースをつないで…が一番簡単に準備できそうだと思いますが、賃貸などの水源の確保が難しい状況の人は「洗車場に行くか、水タンクを購入する、水タンク付きのポンプを購入する」のがおすすめです。
タンクであればAmazonなどのオンラインショップで安く売られているものを用意するのが良いですね。あまりたくさん水が入るわけでは無いので水を確保しやすい公園付近に持っていき、洗車をすれば良いかと思います!
▲このようなものであれば、勢いは強くないですが電源不要のポンプ式であり、まんべんなく車体に水をかける事が出来るし安い!お手軽に揃える事が出来ます。
▲水と洗剤を混ぜてもこもこ泡を作ってそのまま吹きかけられるものもあります。これのように泡を出せるポンプじゃない場合はバケツなど泡を作ったりするものを用意しましょう!
ふわっふわのスポンジ
車体を擦るスポンジはめちゃくちゃふわっふわのものにしましょう!食器洗いなどに使用されているある程度ザラザラ面があるような物はNG。
前面がふわっふわのスポンジでバイクのタンクなどに傷が付かないものが良いですね!あくまでスポンジで洗うのではなく、作った泡で洗う意識なのでスポンジはふわっふわの物が良いです。ふわっふわのスポンジなら泡を作ることも出来ます。
▲簡単に言うとバイクに傷が付かないものであればOKと言う事ですね!
ブラシ類
ブラシ類は足回り「ホイール、タイヤ、フロントフォークのアウターチューブ」やエンジンを擦るのに使用します。
足回りは特に汚れが激しく、タンクなどの外装に使用するスポンジと同じものを使用するとスポンジで拾った異物がタンクを傷つけるなどあるので使い分けましょう!
更に、足回りなどではザラザラ系の材質を使用した箇所もあるのでふわふわスポンジがすぐにダメになります。足回りなどはブラシで綺麗にしましょうね!
- ブラシのヘッド部分の横幅が大きすぎない
- ブラシのヘッド部分が長すぎない
- ブラシ(毛)以外の部分(持ち手や毛が生えているヘッド)が木製か樹脂製
上記のものを選びましょう。
ブラシのヘッドが大きすぎると、ホイールやバイクの隙間を綺麗にするのが大変になります。丁度良い大きさや長さの物にするのがおすすめ!
ブラシ以外の部分が木製か樹脂製と言うのはバイクを傷つけない為です。あまり見ませんが持ち手などが鉄製やかなり硬いものだとバイクを傷つけてしまうので避けましょう。
洗剤類
洗剤類は車に使用するのと同じもので良いです。基本的に汚れの質は車の汚れと変わらないので同じものでもしっかりと綺麗になりますよ!
鉄粉除去剤と言うものがありますが、これはブレーキから出る鉄粉汚れを綺麗に落とす為の物です。
とても強い薬剤なので、足回り以外には使用しない様にするのと鉄粉除去剤を使用して擦った後はすぐに水で流す用にしましょう!薬剤跡が残る場合があります。
鉄粉除去剤を使用しなくても綺麗にする事は出来ます。強い薬剤は不安と言う人は買う必要はありませんね!
拭き上げの布
拭き上げの布も傷が付かないものを選びたいですね。
- 目がかなり細かく絹のように優しい表面の物
- 表面が柔らかいもの
イメージとしては上記なのですが、模範解答は「マイクロファイバークロス」です。
マイクロファイバークロスは拭き上げ時に細かい毛が付いてしまう事が残念な点ですが、車体の表面を傷つけない布の代表格なので、迷ったらマイクロファイバークロスを用意しておけば良いですね!
コート(コーティング)剤
コート剤は艶のあるタンクやフェンダーの艶を出す役割と守る役割を持っているので、使用するのがおすすめです!
車で使用されているもので良いですが、これらのコート剤を使用するのはタンクやフェンダーなどの塗装がされているパーツなどです。
エンジンなどに使用しても効果が感じられず、変なシミが付いてしまう可能性があるので全体への使用は控えましょうね。
代表的なのはポリマーコート剤であり、タンクなどについた目に見えない小さな傷に入り込みながらツヤを出し、本体を守ってくれますよ!
あった方がもっと洗車が楽になるアイテム!
ここまでで説明したアイテムは基本的な洗車アイテムの紹介でした!ここからは基本的な洗車アイテムの他に用意しておくともっと洗車が楽になりますし、バイク用の洗車アイテムなのでバイク好きにとっては気分も上がるアイテムだと言えますよ!
マフラープラグ(サイレンサーキャップ)
マフラープラグはマフラーのサイレンサーの穴に挿し込む事で洗車水の侵入を防ぐ事が出来るキャップとなっています!サイレンサー穴を塞ぐのは家にありそうなもので代用できるとは言え軍手だとちょっと味気ないし、なんとなく心配だったりする事もありますよね?
このマフラープラグはシリコン製なので簡単に挿し込む事ができますし、引き抜きやすい形をしているので使い勝手も良いですね!
円錐状の形をしているのである程度小さなサイレンサーの穴径から大きめの穴径まで幅広く対応しているので大体の車種のマフラーをカバー出来るので1つ持っておけば洗車に困る事はない。具体的にはφ10~φ34の穴径に対応。
簡単な用途と、小さなアイテムなので価格もかなりリーズナブルなので誰でも気軽に揃える事が出来るメリットもあります。
ブランドとしても信頼の厚いデイトナが取り扱っている製品なので品質には不安は無くサクッと何かのついでに購入するレベルで買えるものなのでDIY洗車を考えているなら見つけたらとりあえず買っておいて損はないですよ!
バッテリー式ブロワー(アストロは高コスパ)
ブロワーと言うのは簡単に言うとエアブローが出来る電動工具の事です。
冒頭に話しましたが、バイク屋などはエアコンプレッサーとエアガンを使用しエアブローする事で洗車の水気を飛ばす事が出来るが一般家庭にエアコンプレッサーは置いていないので難しい…
ですが、このバッテリー式ブロワーがあれば洗車水を飛ばす事が出来るようになります!
ブロワーがあれば洗車以外にも使える事!
- チリやゴミを吹き飛ばして掃除が出来る
- パソコンのキーボードを綺麗にするエアダスターの代わりになる
- 掃除機の代わりになる
ブロワーは洗車水を吹き飛ばす以外に上記のことが出来ます。
ブロワーは強い風を局所的に出す事ができる用品なので風を出す系の他のことが出来るようになるという事!なので水以外にもゴミなども別の場所に飛ばすも出来ればキーボードの隙間のゴミの清掃にも使えるという事。
それ以外にもブロワーのモデルにもよりますが風を吹き出すのと逆に吸い込む事もできるモデルがあるのでそれなら掃除機代わりにもなるのだ!
コスパで考えるならアストロプロダクツ製がおすすめ!
アストロプロダクツは良品質で比較的リーズナブルな電動工具が揃っており、なおかつ1つのバッテリーを他の電動工具(インパクト、ドリルドライバー、ポリッシャーなど)に使いまわす事が出来るのでコスパが最強でおすすめですね。※ただしバッテリーは別売り
エアブローをしても少なからず水気は残ってしまいますが、圧倒的にクロスでの水気取りよりは効率が良く、クロスを使う回数が極端に少なくなるのでバイクに小傷が付きづらくなるのはかなり嬉しいはずだ!
洗車の手順
洗車の手順に難しい事はありません。水を入れてはいけない所や水のかけ方さえ気を付けていれば基本的には見様見真似だったり、イメージで行っても大きな問題は起こらないでしょう。
- 水をたっぷりとかける(表面に付いているゴミを飛ばすイメージ)
- 泡洗車を行う
- 水をたっぷりとかける(泡で浮かせた汚れなどを水流で飛ばす)
- 拭き上げる(エアブローをするなら拭き上げる前にする)
- コーティング剤を塗る
- 完全に水気を無くす(乾燥させる)
たいしたこと無い手順ですよね?手順に関しての不安を持っている人はそうそういないでしょう。
ただ、水源を確保する方法として紹介したタンクなどを使用して水をかける場合は水をかけれる量が多くないのでまんべんなくかけている間にどこかが乾いてしまう可能性があります。
そんな場合は下記の①から順に優先的に洗車をして行きましょう!
- ハンドル周り、タンクやシートを洗う
- エンジン周りから同じ高さの後方へ向けて洗う
- 足回りを洗う
というように上から下へ汚れを順番に落としていくイメージでパーツ毎にやっていく方法もあります。
蛇口+ホースのコンビだと十分な量を十分な勢いでかけることが出来るので、一部が乾いてしまうなんて事が起こりにくいですが、持ち運びポンプなどを使用している場合は上記のような順番洗車が良いですね!
一番最初にただの水をたっぷりぶっかける!(最初は水のみ洗車)
まず洗車の第一歩として水をたくさんたくさんバイクにぶっかけてあげましょう!何故たくさんぶっかけるのかというと水流でバイクに付いている汚れを含むゴミ(砂やゴミ、虫など)を飛ばしてあげるため。
水の力で大きな汚れを洗い流す事でバイクに傷をつけることなく、大きな汚れを飛ばす事が出来るのです。
この工程を省いて泡洗車を始める人ももちろんいるかと思いますが、この工程は絶対に省かない方が良いです!水の力だけで落ちるごみを落としておかないと泡洗車に使うスポンジが汚れやすくすぐにダメになってしまうのと、スポンジで洗うときにスポンジの動きと共にバイクに傷をつけてしまうからです。
最初の水洗車の時につかう水はどれだけ使っても良く、多ければ多いほど傷の原因になる汚れを落とす事が出来るので後の工程が楽になるとともにバイクに傷をつけずに洗車を終える事が出来ますよ!
たっぷりのもこもこ泡で水洗車で残った汚れを浮かせて落とす
泡を作って洗う事によって汚れを浮かせて落としやすくする事が出来ます!水のみ洗車でも十分に綺麗になる場合もありますが、虫アタックで出来た体液汚れなどは水のみでは落ちにくかったり、他にも薄い泥汚れなんかは頑固だったりします。一番苦戦するのが油脂(オイルや各所のグリス)汚れの取れづらさでしょう。
洗剤を使う泡洗車であればしっかりと汚れを落とす事が比較的楽になるので、水で大きな汚れを落とした後は残った落ちづらい汚れを泡で浮かせながら落としていきましょう!
泡洗車をする時の注意
泡洗車をする時の注意として、泡をたっぷりと作って泡を動かす事で汚れを落とすのを意識しましょう!決してスポンジで擦り落とすなんて考えはしてはいけません。
握れば握るほど濃密な泡が出来るようなふわっふわなスポンジを使用する事でたくさんの濃密な泡をつくれるスポンジを使用しましょう!
泡洗車の基本は泡を動かして泡で汚れを浮かせて運び落とすという事です!
なのでスポンジは擦る為の物ではなく、泡を作り保持して泡を動かす為の道具として使用する心がけをしましょう。泥汚れなどには水洗車で落としきれなかったものには砂利などの小さな硬いものが含まれている場合があるので、スポンジで擦るというのはダメです。力を入れるなんてもってのほかというわけだ。
またまたたっぷりと水をかける(洗剤をしっかりと落とす)
泡洗車をした後も洗車の最初と同じようにたっぷりの水をかけてあげましょう!
泡になった洗剤はたくさんの所に潜んでおり、その残った泡はバイクに害しかありません!泡という名の洗剤が残っているとエンジン部ならシミが出来てしまうし、塗装部についたら塗装が剝げてしまったりします。
なので作った泡は本当にたっくさんの水をたっぷりかけて落としてあげましょう。
エアブローやクロスの拭き上げである程度の水を取る
ブロワーなどを揃えてエアブローが出来るならまずエアブローをして大雑把な水気取りをしましょう。
- スイッチボックス
- エンジンがおさまっている奥まった部分
- エンジンのフィンなどの細かな部分に入った水気
エアブローではタンクなどの大きな部分の他に上記の細かな部分の水気もエアブローで飛ばしましょう。
エアブローが出来なければ最初からクロスでの拭き上げで問題ありません。クロスである程度水気を拭いてあげましょう!その時に汚れの落とし残しがあったらそのままクロスで拭かずに水などで落とし直してからクロスで拭き上げましょうね!
コーティング剤を使用し、バイクをピッカピカにする!
コーティング剤はそれぞれ使い勝手や仕上がりの関係で色々と好みが分かれるでしょうが、ポリマーコート剤を使用するなら水気をやや残しておくのがおすすめですね!
その理由は基本的にポリマーコート剤は粘度が高く広がりにくいのでポツポツと水気を残しておくと、ポリマー材が広がりやすくバイクをピカピカにしやすいですね。
ポリマーコート剤はそれだけでも小傷を見えにくくし、バイクにツヤを出してくれるコート剤になっているのでそれだけで仕上げとしては十分だといえますが、それ以外にもプラスしてコート剤を使用して更にツヤや魅力をグッと上げる事が出来ます!
おすすめの1つとしてレオコートというコート剤を紹介しておきますね。
レオコートのプロ仕様セットならポリマーコートやガラスコート剤がセットになっているので1つで色々なコーティングを賄えます。仕上がりも高レベルなので十分だと言えますね!
▲レオコートの評判については企業案件ながらもしっかりと細かく評価をしているのでフォアグラさんの動画がわかりやすく事前チェックとしてはかなりおすすめですね!
洗車後の乾燥やメンテナンス
洗車をするのはとても簡単で大切ですが、洗車後の乾燥やメンテナンスも同じく大切な事です!洗車と同じく難しくはないので覚えておきましょう。
乾燥のしかたはそれぞれの家庭によって出来る出来ないの方法がありますがメンテナンスは全てのバイクで同様に同じように行う事が出来るのでしっかりと覚えて大切にメンテナンスしてあげましょう!
色々ある乾燥の仕方
洗車をし、拭き上げても水気は必ず残ります。なので乾燥をしっかりとする必要があるのですが、細かな部分などはコンプレッサーが無いと飛ばしきるのは非常に難しいです。
その為一番楽な方法が”自然乾燥”となります。ただ湿気のある曇りの日などに洗車をするとなかなか乾燥してくれません。
洗車をする時は良いお天気の時にしましょう!
軽く走行してあげるのも良い
洗車後に程よいスピードで走行してあげるのも良いでしょう。スピードを出しすぎると濡れたタイヤが砂や埃を蹴り上げて洗車したのにすぐに汚れる事になります…
なので、そこそこなスピード「出しても60km」の走行を大体10分~15分程度してあげると良いでしょう。
注意点として…マフラーなどの走行時熱が加わる部分の洗剤の洗い流しが雑だと、そのまま”洗剤シミ”が出来ます。
始動時や走行時に熱が加わるマフラーやエンジン部の洗剤を流しきるのと、拭き上げはしっかりと行っておきましょう。
洗車後すぐの保管はNG
バイクカバー、バイクガレージ、車庫など色々ありますが洗車が終わってすぐにバイクをしまってしまうのはNGです。
細部に水気がたくさん残っている状態で保管するなんて最悪です。錆びてしまう原因になります。ある程度時間をかけて乾燥してあげましょう!
洗車後のチェーンメンテナンスを忘れずに
洗車時にチェーンの清掃をしてあげる方も結構いるそうですね!とても良い事です。
ただ、チェーンの清掃はよっぽどひどくない時でない限りあまりする必要はないです。
私が言いたい洗車後のチェーンメンテナンスは、洗車によってたくさん水がかかっているはずのチェーンの注油状態は大丈夫か?の確認。
大丈夫じゃなければ注油してあげてくださいね?という事です!
チェーンの清掃や注油作業は上記のようなチェーンクリーナーやルブを用意しましょう!筆者も使っていますがチェーンブランドのDIDの物は使いやすくおすすめですね。
水無し洗車もおすすめ!だけどズボラさんにはおすすめしない!
マンションや賃貸の方、水の手配が出来ない、周りでバシャバシャできないといった環境の方いると思います。
そういった方へ水無し洗車というのもおすすめです!
上の画像のフクピカなどでもバイクをキレイにすることはできますので「ウチでは洗車できないからやらない」では無く、水無しの方法でやってあげましょう。
ただ、水無し洗車ってめんどくさがりのズボラさんには向きません。
ズボラには向かない水無し洗車
水無し洗車は水を使う洗車に比べて、バイクに傷をつけてしまうリスクが高いです。理由は水による砂や埃を飛ばす作業をやらない為です。
なので、こまめに出来る人だけにおすすめします!こまめに行っている人であれば、砂や埃がそこまで付いてしまう前に綺麗にリセットしてしまうのでそこまでのリスクはありません。
逆にズボラでたまにしかやらない人はたくさんのゴミが付いた状態+汚れがこびり付いた状態での拭き上げとなりますので、傷がつくリスクしかないです…
水無し洗車の強力なお供紹介
水無し洗車だからフクピカだけでいいや!では無く、強力なお供と一緒に出来るだけ傷をつけずに出来るだけキレイに仕上げてあげましょう。
毛ばたき
フクピカなどで拭き上げる前にこの毛ばたきをサササーっとしてあげる事で、砂や埃を払い落としてくれるので、傷のリスクがぐーんと下がりますよ!
プレクサス
フクピカの代わりにプレクサスはいかが?コチラはスプレータイプで、ボデーにシューと吹きかけてマイクロファイバークロスなどで拭き上げればOK!
そこそこ値が張りますが、お値段相応の仕上がりにしてくれます。ちょっとの汚れならすぐに落ちますしね!
水有り洗車派の方でも1本持っておくだけでめっちゃ助かるので、どちらの方にもとてもおすすめ!
インペリアルハンドグレース
コチラを知っている人はあまりいないですが、これめちゃくちゃいいです!
布に付けて磨くだけのコーティングができます。完全に乾いた状態で拭き上げる事で極上の仕上がりが手に入りますよ!
水無し洗車の方も水有り洗車の方にもとてもおすすめ!
インペリアル…?なにそれ
使ってみ?楽だし、綺麗になるからきっと気に入るよ!
とおすすめしたくなる一品!
値は結構張りますが、量も結構入っているのでかなり長持ちしますw
終わりに(まとめ)
洗車はとっても大切なメンテナンスです。洗車をするという事は自分の愛車の色々な所を見る事になります!
「ここは汚れていないかなー?」と普段でも見る事のないところを覗いたりします。そんな色々と隅々まで見ていく行為もまた、メンテナンスなんです。
その時に愛車の異変に気付いてあげれたり、消耗品の消耗具合の確認も出来ます!
これはとても大切なことです。人間の病気と同じで早期発見が大きなトラブルを未然に防ぐことが出来るのですから。
出来るライダーは自分のバイクの状態を把握しているものですから!バイクライフを重ねると共に自分も成長していきましょうね!
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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