原付と言えばバイクの中でもハードルが低くて幅広い年代に人気のバイクとなっています。
原付のイメージとしては『スクーター』と『カブ』が大きいかと思いますが、それだけではありません。
もちろんスクーターもカブもおすすめのバイクではあります、ただ色々な原付があるのにも知らないで自分のバイクを決めてしまうともったいないです。
どんな使い方をするにしても、自分の愛車になるバイクとなるとちゃんと悩んで決めたい所。
ちゃんと気に入ったものを購入した方が、バイクに跨る度に気分が上がり愛着も湧いて大切に出来るでしょう。
という事で今回は『原付』をおすすめしていきます。
原付って小さくてお手軽な感じがするよね!
車体も維持費も低コストだから気軽に乗れる気がする!
そうだね。そこが人気の要素でもあるね。
ただ、原付には1種と2種があるからちゃんと違いを知っておかなきゃね。
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原付には1種と2種がある。免許も違うから覚えておこう!
一言で原付と言っても1種と2種があり、免許も違ってきます。
原付1種の場合、排気量50cc以下の原付バイクを乗る事が出来ます。
50cc以下の原付バイクというと普通自動車免許でも乗る事が出来ますね。
原付2種の場合、排気量125ccまでの原付バイクを乗る事が出来ます。
つまり原付2種免許を持っている場合は、50~125ccまでの原付に乗れるという事になります。
今回は50cc以下の原付1種の原付バイクをおすすめします。
原付の魅力
原付の魅力と言えばズバリ『車体と維持費の安さ』にあります。
50cc以下であれば自動車免許を持っている人は既に運転が許可されており、免許を持っていない人でも16歳以上であれば半日の試験で取得する事が可能です。
原付にかかるコストに関しては…
車体代、ガソリン代、メンテナンス代、自賠責保険、任意保険、税金が主なコストになります。
ここで挙げた全てが他の排気量のバイクに比べて安価です。
なので『安くてお手軽』という事が大きなメリットとなっています。
原付購入後は税金や自賠責、任意保険を全て合わせてもおおよそ1万円程であり、あとはガソリン代とメンテナンス代という事でこれらはその場その場でかかる費用という事で一概に金額を出すのは難しいですが、大体年間で3万円くらいあれば満足に乗れると思います。
1年での費用がこれくらいなら原付のハードルはとても低いね!
ランニングコストが安いから、大学生や社会人の足として人気が高いのも納得だね。
更に原付バイクに入り易い要素としては「小さい」という事が挙げられます。
原付を購入する場合に多くの方が求めているのは利便性であり、便利であればある程良いでしょう。
車体が小さく軽量となると、駐車スペースに困る事が少なく思い立ったらすぐに乗れるというお手軽さがあり、気軽に所有する事が出来ます。
という事で原付はとても手軽に乗ろうと思う事が出来、費用も安いとても優秀な乗り物なのですが、たくさんある中からたくさん悩んで自分の1台を選んだ方が良いと思います。
今回紹介していくのは50cc以下の原付なんですが、50cc以下だけでもたくさんあるので色々見て悩んで決めていきましょう。
【ホンダ】人気のおすすめ原付バイク
カブで有名なホンダの原付を紹介します。
カブってたくさんの人が知っているよね!
ホンダの中でも超有名だからね。
今回もおすすめバイクとして紹介するよ。
スーパーカブ50 / スーパーカブ50スト リート
引用:ホンダ公式サイト
カブは「サラダ油でも走る」と言われているくらいエンジンのタフさが評判です。ホンダの代表的な原付バイクという事で知名度も信頼度もかなりのものであり、たくさんの人が乗っており警察や郵便局でも利用されています。
もちろんサラダ油では乗れないからねw
燃費は69.4km/Lと1Lで70km近くの走行距離は通勤スペシャルと呼ぶにふさわしい燃費性能を誇っています。
リアキャリアを装備しており、荷物を積むのにもボックスを装備するのも可能です。
遠心クラッチという構造をしており『踏みこむ』のみのギアチェンジを行う事が出来て、ビジネスシューズなどを汚す事無くギア操作が出来るので大切な靴を汚したくない人にもおすすめ。
ホンダのカブは『エンジンの丈夫さ』『積載性』『燃費』と色々な事に活躍する優秀な原付です。
タクト
引用:ホンダ公式サイト
タクトはアイドリングストップが付いている原付スクーターです。
燃費は58.4km/Lと1Lで60km近く走行可能です。アイドリングストップ搭載という事で、地球や地域に優しいです。
シート下には容量20Lを収容できるスペースを確保しており、ヘルメットはもちろんA4サイズのファイルなどの小物も楽々収納可能です。
座席フロント部には500mlペットボトルが余裕で収まるポケットを装備しており、荷物フックも付いているので買い物や通勤にも便利。
これだけ積載量があれば普段使いや通勤でも便利だね。
原付スクーター特有の後ろの小さなリアキャリアは、そこまでの積載性はありませんが走行時に盗難防止用ロックを付けておいたり、スタンドをかける際に役立つあったら良いなをカバー。
鍵穴にはイタズラや盗難防止としてシャッターが設けられています。
ジョルノ
引用:ホンダ公式サイト
見た目もオシャレであり、便利な原付スクータージョルノの紹介。
燃費はタクトと同じ58.4km/Lと1Lで約60kmの走行が可能で十分な燃費性能をもっています。
ジョルノの売りとしては可愛いやシックな見た目もあるカラーバリエーションです。
女性から男性まで抵抗無く乗る事が出来るオシャレな街にマッチするオシャかっこ可愛い原付スクーターがジョルノなんです。
街にマッチするとか…
寒いわw
積載性も申し分なく、シート下には容量20Lの収容スペースを確保しており、フロント側には500mlのペットボトルが入るスペースと、グローブボックスを備えており、もちろん荷物フックも装備している。
グローブボックス内にはスマホなどの充電が出来るアクセサリーソケットが付いており、鍵穴にはイタズラや盗難防止としてシャッターが設けられています。
ダンク
引用:ホンダ公式サイト
ダンクはホンダの原付スクーターの中でもかっこいい見た目の原付になります。
恐らく若い男性をターゲットにデザインされている原付であり、デザインにも装備にも細やかな心遣いが見えます。
燃費は58.4km/Lと1Lで60km近く走行可能です。アイドリングストップ搭載という事で、地球や地域に優しいです。
原付のカラーデザインが男心をくすぐるような配色をしており、ヘッドライトの形もイカツめであり、テールランプはメカメカしくかっこいいです。
ホンダの原付スクーターの中でもシート下23Lの容量を確保しており、フロント側は500mlペットボトルが入るスペースとグローブボックス、荷物フックとアクセサリーソケットが付いている。
アクティブな男性にピッタリの原付スクーターに仕上がっています。
【ヤマハ】人気のおすすめ原付バイク
ヤマハは昔からデザインがオシャレという評判を受けているメーカーであり、原付と言えど侮る事は出来ません。
ヤマハは色々なものを作ってるよね!
色々なものを作っているからこそのデザインなのかもしれないね。
ビーノ
引用:ヤマハ公式サイト
ビーノはヤマハの代表的な可愛い原付スクーターです。
フロントにかけての全体的なシルエットは丸っこくて柔らかくポップであり、女性にピッタリの原付スクーターです。
燃費は58.4km/Lと1Lで60kmを走行可能としており、50cc原付スクーターでもそこそこのパワーを持っています。
アイドリングストップ、シート下には20Lの容量、フロント側に500mlペットボトルが入るスペース、グローブボックス、アクセサリーソケット、荷物フック、鍵穴にシャッターを装備しているのは最近の原付スクーターの主流ですね。
ここまで装備が充実しているとかなり便利ですね。
ここまで装備が充実していると色々なロケーションに合わせる事が出来るね。
上記の十分すぎるぐらいの装備に加え、ビーノにはデザインとしてちょっとしたアクセントが付いています。
これがまた可愛らしく、女性におすすめの原付スクーターです。
ジョグ
引用:ヤマハ公式サイト
ジョグは昔からあるヤマハの人気の原付スクーターです。
シンプルなデザインであり、色々な人が抵抗を持たない原付デザインとなっています。
あまりにシンプルなので、逆に抵抗を持つ人もいるかもしれませんが人気のバイクである事は変わりありません。
僕もシンプルすぎるよりはちょっとデザインされているといいな!
シンプルなデザインだからみんなにウケが良いとは限らないんだね。
燃費は58.4km/Lと1Lで60km近くの走行が可能であり、19Lの容量が確保されているシート下、フロント部には500mlペットボトルが入るスペース、荷物フックを搭載しています。
アクセサリーソケットは装備していませんが、前後のブレーキをバランス良くかける事が出来るコンビブレーキシステムが採用されています。
このブレーキシステムは後輪ブレーキを操作すると、前輪にもほどよくブレーキ力を配分し、サポートしてくれるという機能です。
50ccの原付と言えど、そこそこのスピードが出る乗り物である為ブレーキに優秀なシステムが搭載されているとライダーとしては安心ですね。
【スズキ】人気のおすすめ原付バイク
知らない内にスズキの原付に乗っている人もいるかもしれません。
スズキには唯一無二の人気の原付が存在しており、その原付に乗っている人も結構多いです。
アドレスV50
引用:スズキ公式サイト
スズキのアドレスは原付の中でもなかなかの人気を誇るスクーターです。
今回紹介する50ccも人気ですが、125ccタイプがかなりの評価を受けています。
シンプルであり、スマート・スポーティに仕上げてあるアドレスですが。
ヤマハのジョグと同じ様にかなりシンプルでサラッとしたデザインです。
デザインに惹かれて乗る人よりも、その評判を聞いて乗りたくなる人の方が多いかもしれません。
アドレスは速い事で有名だね!
そう。アドレスは速い通勤スペシャルで有名だね。
燃費は53.4km/Lと他と比べるとそこそこ劣りますが、それでも十分な燃費性能を持っています。
フロントの小物入れは、他の原付と違い左右に分けられておらず大きな開口となっています。
500mlペットボトルが2本入るスペースを持っており、荷物フックも完備。
フロント側が他と比べて入る代わりに、シート下は10Lの容量と少しこころもと無いのが欠点。
ただ車両自体も軽量であり、とてもおすすめの原付となっています。
レッツ バスケット
引用:スズキ公式サイト
レッツバスケットは見て分かる通り、普段使い最強の原付スクーターです。
座席フロントのポケットには2リットルペットボトルが丸ごと入るサイズが確保されており、他の原付以上の利便性を確保しています。
一番注目したいのはフロントの大きなバスケットで、こちらのバスケットの容量なんと25Lとかなりの量の荷物を積む事が可能です。
この25Lという大きさはスーパーにある買い物カゴとほぼ同じサイズをしており、主婦や独り暮らしの方にとても役立つ積載性です。
バスケットにはロール式シャッターでフタをする事も、しない事も可能。
買い物カゴと同じサイズなら買える量も分かり易いね!
バイクは車と違って積載量が少なめだけど、ここまであるとかなり助かるね。
フロントバスケットがかなり大きい為、シート下が10Lとやや小ぶりでも何の問題もありません。
もちろん荷物フックも搭載しており、超買い物スペシャルな原付スクーターとなっています。
燃費も53.4km/Lと優秀でこんな買い物スペシャルスクーターなら遠い所でも苦労無く行ってしまいますね。
覚えておこうバイクの燃費の見方
バイクの燃費表示には『定地燃費値』と『WMTCモード値』とあります。
この2つの燃費表示は結構な違いがあり、定地は燃費が良く、WMTCは定地に比べ燃費は悪いのが一般的です。
今回の紹介でお伝えしていた燃費は後者のWMTCモード値です。
メーカー公式サイト上では1つのバイクに両方の燃費を表示していますが、WMTCモードを見た方が良いです。
なんでWMTCモード値を見た方がいいの?
それはWMTCモード値の方が実際の走行に近いからなんだ。
定地燃費とWMTCモード値の違い
【定地燃費値】
定地燃費値とは、平坦な直線の舗装路を時速60km(50cc以下は時速30km)で走行し、計測する燃費の事。
【WMTCモード値】
WMTCモード値とは、国連自動車基準調和世界フォーラムで作成された世界統一基準に基づいており、発進・加速・停止などのパターンを含んでおり、より実際の走行に近い方法で計測されている燃費の事。
実際の走行では同じ速度で止まらずに走り続けるなんて無理だからね。
だから、停止から発進・加速まで想定して測っているWMTCモードの方が実際の走行に近いって言えるんだね!
おわりに(まとめ)
今回紹介した原付バイクは新車で購入する事が出来るおすすめのバイクという事であり、原付には中古もあり125ccもありという事で他にもたくさんあります。
覚えておいて欲しいのは「新車で買える50ccのおすすめの原付」を今回は紹介したという事。
原付バイクは他にもあるので、それはまたの機会違うページで紹介していきます。
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