原付バイクと言うのは『車体購入コスト』も『ランニングコスト』も安いというメリットがあり、それも人気の要素という事を前回お話しました。
幅広い年齢層から人気があり、たくさんの人が乗っています。
前回は50ccの原付バイクをおすすめしたね!
そうそう。前回は50ccだったね。
それで今回は125ccの原付バイクをおすすめするよ。
【▼前回の記事はコチラ】
→新車で買える原付バイクのおすすめ8選!原付は通勤や通学用にも人気でかなり便利! - はじめてバイク
50ccのバイクを原付と言いがちですが、125ccのバイクも原付バイクとなります。
免許的に『50ccは原付1種』『51cc~125ccは原付2種』となり、50cc~125ccは原付バイクです。
上記の通り、免許区分が違うので今回紹介する125ccは原付2種免許の取得が必要になります。
普通自動二輪以上の免許を持っている方であれば原付2種免許を取得せずとも乗る事が出来ます。
50ccは車の免許があれば乗れるけど
125ccは車の免許じゃダメなんだね…
そうなんだよ。
原付2種以上の免許を持っていないと乗れないんだ。
でもその分125ccには50ccには無いメリットを持っているから免許取得を頑張る価値はあると思うよ。
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125ccの原付バイクのメリット
125ccははっきり言って50ccより楽しいバイクです。
車体と排気量が大きくなり、燃費は50ccより劣るバイクはありますがそれを補って余りあるパワーが魅力。
比較的パワーが心もとない50cc以上に出来る事ややりたい事が増えて、気軽に楽しい排気量帯です。
最近では原付というお手軽ながら125ccというそこそこのパワーを持っているという事で人気がかなり伸びており、それに伴いメーカーも頑張ってラインナップを増やしつつあります。
ホンダのグロムの影響でかなり人気が出てるらしいね!
そうだね。グロムの登場で125ccクラスの市場がかなり活性化されて、続々と125ccのラインナップが増えているよ。
メリットをまとめると、原付での「お手軽さ、便利さ、低コスト」は据え置きでパワーがぐーんと上がっているという所です。
パワーが上がるという事だけで、様々なメリットに繋がっています。
パワーが上がると色々と楽
50ccの実に2倍以上である125ccは数値だけ見てもかなりパワーアップされています。
パワーが上がると…
- ツーリングが楽になる
- 時速30km規制が無くなる
- 二段階右折が無くなる
- 荷物を積んでも力負けしない
- 2人乗りが可能
と、同じ原付でもかなりの違いがあります。
50ccと同じく高速道路に乗る事は出来ませんが、公道を走行する上での十分なスピードを悠々と出してくれるのでパワー不足を感じる事は無いと思います。
仮にパワー不足を感じるとしても、過積載の時などくらいでしょう。
2人乗りが可能なパワーなので十分だと思います。
という事で今回は50ccよりも楽しく走行出来る125ccの原付バイクを紹介していきます。
【ホンダ】人気のおすすめ原付バイク6選
カブやモンキーで知名度や人気を誇るホンダ。
50ccラインナップにある原付が125ccにグレードアップしたラインナップも多く存在しています。
グロム
引用:ホンダ公式サイト
ホンダの125cc原付バイクを語るのに、このバイクを外す事は許されません。
125ccブームの火付け役として有名なバイクであり、様々な面で優秀な原付となっています。
燃費が67.1km/Lと50ccの原付に負けない燃費性能を誇り、小さいながらもバイクらしい見た目の為、バイクに対しての所有欲も満たしてくれる事でしょう。
パワーも9.8PSと十分です。
ヘッドライトもテールランプもLEDと今時の装備を贅沢に使用しており、倒立フォークを採用している所がスポーツ走行への意欲を感じさせます。
スポーツ走行も十分に楽しむ事が出来るので、原付に留めておくにはもったいないくらいのバイクに仕上がっています。
燃費が良く、カスタムによってはトップボックスも積載する事も出来るので、通勤通学にはもちろん、色々な楽しみ方が出来る幅広いロケーションに対応した原付となっています。
原付でも色々楽しめるなら1台で満足出来るね!
排気量が大きければ良いってものでも無いからね。
自分に合った排気量で色々な事が出来るなら満足だよね。
PCX
引用:ホンダ公式サイト
PCXは通勤スペシャルとして名高い評価を受けている原付スクーターです。
通勤時間には1台は必ず見る程の人気ぶりであり、その人気が便利さを物語っています。
燃費は50.7km/Lと良く、スクーターという事で積載スペースもしっかりと確保されています。
シート下には28Lの容量を確保出来ており、ヘルメットや荷物がたくさん入ります。
スマートキーシステムを採用、フロントインナーボックスには500mlペットボトルがピッタリ入り、アクセサリーソケットでスマホの充電も出来ます。
シート下に荷物がたくさん入っている時に助かる『ヘルメットホルダー』も付いているので、普段使いから通勤通学やツーリングまでもサポートしてくれます。
PCXにはハイブリットも存在していますが、こちらはおすすめしません。
理由は「車体価格が上がるだけで旨味が無い」からです。
燃費もガソリンのみ車とほぼ変わらず、シート下の容量も23Lと少なくなってしまうのでもろもろを考えるとデメリットしか見当たりません。
ハイブリットって名前だけで良いって判断するのもいけないんだね!
ハイブリットになってもおいしい部分が無ければ、お金が高いだけだからね。
モンキー125
引用:ホンダ公式サイト
モンキー50で絶大な人気を誇っていた『モンキー』が125ccになって帰ってきた。可愛い見た目はそのままに、車格と排気量が大きくなった。
名前自体は知らないけれど「なんか小っちゃいバイクに乗っている」という印象を抱きながら見た事があるという人も多いはず。
そんな言わずと知れたモンキーがパワーアップして登場しています。
燃費は67.1km/Lと良く、今時装備のLED灯火類はもちろん完備しています。
モンキーらしさとして可愛らしいモンキーのロゴも健在で、小さなモンキーをそのままサイズアップした感じです。
パワーも9.4PSありスポーツ走行ももちろん可能。
モンキー50の時は見た目の可愛さから所有をしている人が多かったが、パワー不足はたくさんの人が感じており『ボアアップキット』と言われる排気量をアップ出来るカスタムパーツが販売され、たくさんの人がボアアップカスタムをやっていました。
そのパワー不足をノーマルの状態で解消出来ているモデルという訳です。
色々大きくなってもモンキーのままだ!
車体が大きくなっているモンキーに抵抗がない人はおすすめのバイクだよ。
スーパーカブC125
こちらのスーパーカブC125はデザインがとてもオシャレなカブです。
現行モデルのカブでは125ccはこのモデルしかない上に、かなりオシャレなので都会などにもマッチしたデザインです。
燃費は66.1km/Lと良く、キャリア装備、遠心クラッチは50ccと同じです。
125ccという事でパワーも9.7PSあり力強い走行をしてくれます。
メーター機器も丸くてポップでオシャレに仕上げており、細やかな部分にホンダのこだわりを感じます。
スマートキーシステムを採用しており、乗り降りをスマートにこなす事が出来ます。
カブは「警察」や「郵便局」でも使用されており、シンプルで地味なビジネスバイクという印象が強いですが、コチラのカブはそんなのは該当しません。
女性にも男性にもおすすめ出来るユニセックスカラーデザインで、街をオシャレに走る事が出来ます。
爽やか系のデザインで港とか海沿いが似合いそうだね!
ここまでオシャレなカブは今まで見た事ないね。
カブシリーズの110cc
「スーパーカブ110 / ストリート」「クロスカブ110」と50ccにも存在するカブは110ccでも存在します。
燃費は大体66km/L前後であり、カブ=燃費が良いというのは言わなくても知られている事実ですね。
通勤や通学にとても便利なカブは50ccではパワー不足と思っている人は110ccのカブをおすすめします。
CB125R
これでも原付です。
バイクらしい見た目をしており、かなりスポーティな原付ですが利便性を求めるより走行性を求めたいモデルとなっています。
パットに250ccクラスに見えてしまうデザインをしており、所有欲を満たしてくれる事間違いないでしょう。
他の原付と比べると車体価格は張りますが、燃費は47.2km/Lと良く、パワーも13PSとホンダの原付の中ではダントツです。
125ccクラスまでしか乗れないけど、ツーリングやスポーツ走行を存分に楽しみたいという人は利便性を求めるより、走行性能に特化したこのモデルをおすすめします。
スクーターなどと比べ、積載量などの利便性は欠けてしまいますがそんな事はお構いなし。走行が楽しければ何の問題も無い。
こんなかっこいい125ccがあるんだね!
利便性を求める人には向きませんが、125ccでも存分に走行を楽しみたい人にはとてもおすすめのバイクだね。
【ヤマハ】人気のおすすめ原付バイク2選
ヤマハは125ccクラスでは『トリシティ』という珍しいスタイルのスクーターを出しています。
大型では『NAIKEN』という3輪バイクを出しており、ヤマハは3輪バイクという変わったスタイルのバイクを出していますね。
ただ今回は3輪タイプを紹介しません。
何故ならおすすめするほどのメリットがないからです。
物珍しさはありますが、仕様やスペックがずば抜けている訳では無く珍しいだけという印象だからです。
3輪だからと言って倒れないわけでも無いですしね。
NMAX
引用:ヤマハ公式サイト
NMAXはヤマハの125cc原付スクーターの中でも走行スペックが高いモデルです。パワーが12PSあり、これは125ccクラスのスポーツタイプと同等のパワーを持っています。
燃費は43.6km/Lと良く、シート下容量は24Lあり、フロントポケットにはもちろん500mlペットボトルを収納可能。
盗難やイタズラ防止の為の鍵穴シャッターも付いているので安心です。
利便性のスクーターに高い走行スペックが付いた走りも楽しめる便利な原付だね!
そうだね。ここまでのパワーがあるとツーリングも楽だね。
アクシスZ
引用:ヤマハ公式サイト
アクシスZはかなり便利な原付スクーターです。
燃費は54.6km/Lとヤマハの125ccスクーターの中ではトップの燃費性能を持っており、シート下容量は驚異の37.5Lをも確保されています。
その為、2つのヘルメットを収納する事が出来てタンデムツーリングなどでも重宝します。
フロントポケットには良くある500mlペットボトルが入るスペースはありませんが、少々のスペースがあり荷物フックも完備。
パワーは8.2PSと他と比べ弱めですが、それをカバーするかの様に積載量が半端ないです。
シート下容量が他のスクーターの追随を許さないくらいあるね!
ここまでの容量があると買い物とか荷物運びがかなり捗るよね。
【スズキ】人気のおすすめ原付バイク2選
スズキには代表的な『通勤スペシャル』があるのと、125ccブームに乗ってスポーツ走行向けのバイクを125ccでも出している、バイクらしい見た目と250cc並みの車格はバイクを所有するという欲を満たしてくれます。
アドレス125
引用:スズキ公式サイト
スズキのアドレス125はバイク乗りならほとんどの人が知っている『通勤スペシャル』です。
昔から早いスクーターと評判で「通勤用ならアドレスだよね」という言葉が出るくらい通勤に最適だと言われている原付スクーターなんです。
燃費は51.0km/Lと良く、パワーも9.4PSと十分あるので通勤快速としての性能を十分に持っています。
シート下はヘルメット1つ分とほどほどの容量しかありませんが、通勤をメインと考えると十分でしょう。
フロントポケットには左右に600mlペットボトルが入るスペースを確保しており、開口部も広いので取り出し易く入れやすい構造になっています。
もちろん荷物フックやリアキャリアも完備なので、ボックス以外の積載も可能です。
ヘルメットホルダーが2個付いているのでタンデムをした時でも、シート下に荷物を入れたままヘルメットをロックしておくことも出来ます。
このシンプルさが通勤スペシャルって感じがするね!
スーツやカッチリとした服装には、シンプルでスタイリッシュなデザインがあっているね。
GSX-R125
引用:スズキ公式サイト
スズキのスーパースポーツの代表「GSX-R」の名を受け継いで登場したこのモデルは、スポーツ走行向けに出された125ccです。
走る・曲がる・停まるという基本性能を高めるために、レースで培ったノウハウを惜しみなく注ぎ込まれており、走る楽しみを十分に味わう事が出来るでしょう。
燃費が44.7km/Lと良いのにも関わらず、パワーは15PSと125ccクラスの中でも高い位置にあるこのバイクは長い距離を走り抜けたくなること間違い無いでしょう。
原付と言えどスーパースポーツであり、楽しい走りが出来るのでシート高の方が気になると思いますがシート高は785mmとそこまで高くないので気軽に乗る事が出来ます。
このクラスまでしか乗れない人でも、スーパースポーツが乗れるってことだね!
125ccクラスは今特に熱いからスーパースポーツだけでは無く色々なタイプが充実してくるかもね。
【カワサキ】人気のおすすめ原付バイク1選
カワサキの生産ラインナップで公道用で走れる125ccクラスは現在1モデルしか存在しませんが、そのモデルが良いスペックを持っているのでカワサキにとっては1モデルで十分なのかもしれません。
Z125 PRO
引用:カワサキ公式サイト
カワサキで人気のストリートファイタータイプの『Z』ファミリーの末っ子として登場したこのモデル。
末っ子だからと言って侮ってはいけません、小さいながらもしっかりと作りこまれていて軽快な走行をする事が出来ます。
燃費は54.2km/Lと良く、パワーは9.7PSと小さいながらも力強い走行をしてくれます。小さいながらもストリートファイターとしてのデザインを強く受け継いでおりしっかりと『戦闘的』な顔をしています。
おそらく「ホンダグロム」のライバルとして出されたモデルでしょうが、後発ながらこれからグングン人気が伸びていく事でしょう。
ストリートファイターは戦闘的でかっこいいデザインってイメージだけど、125ccだと背伸びして戦闘的な顔をしてる感じが可愛いねw
頑張って背伸びした結果、このクラスでもスポーツ走行が十分に楽しむ事が出来るモデルになったのなら十分だね。
おわりに(まとめ)
原付バイクは50cc~125ccと意外にも幅広く定義されており、免許区分も2つに分けられています。
普通自動二輪以上を持っている方であればすぐにでも購入を検討出来ますが、普通自動車免許を持っている人でも125ccの原付の購入を考えた場合は『原付2種』免許を取得しなければなりません。
▼詳しい免許区分が気になる方は下記のページで解説しています。
それぞれの排気量帯にはそれぞれのメリットやデメリットが存在します。
これは当たり前であり、デメリットが全く無い排気量帯は現在では存在しない為、自分が望む使い方に合った排気量帯を選ぶのが一番良いでしょう。
ちなみに原付バイクのメリットは燃費がかなり良いところです。
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