バイクシーズンと言えば「春、夏、秋」であり、当たり前だが雨の日に走りたいと思うライダーはかなり少ないでしょう。
そうなってくると乗りたいと思うのは晴れた日であり、オフシーズンが開けて「よし!そろそろバイク乗るか!」となるのは暖かくなってきた頃。
ただ日本の季節、特に最近では「暖かくなってきたなぁ!」から「暑くなってきたね…汗」までの間が短くなってきています。
そうなってくるとライダーには装備品を付けた状態での暑さが特に嫌になってきますね。
一番安全なタイプなんだけど、暑い時ってフルフェイス被りたく無くなる…
そうだね。安全性を挙げる為に頭部全体を覆ったつくりをしているから、そればっかりは我慢するしかないんだよね。
ただ最近になってヘルメットメーカーが『暑さ対策』という観点でヘルメットに技術を駆使している様です。
今回はそんな暑さ対策をしているヘルメットを紹介していきます。
今回紹介するのは『フルフェイスだけど比較的安い』という事に定評のある【OGK カブト】というメーカーのフルフェイスタイプのヘルメットを紹介していきます。
OGKカブト
▲こんな感じのロゴを見た事が無いでしょうか?
このロゴが「OGK カブト」のものになるのですが、誰もが知っているという程までの知名度は無く、多くの人が知っているというくらいの知名度のメーカーになるんじゃないかと思います。
特徴としては…
- かなりシンプルなデザインが多い
- どのヘルメットタイプも比較的安価
- 安価だけどしっかりとしている
【デザインがかなりシンプル】
OGKカブトのヘルメットはデザインがかなりシンプルなものが多く、若者やオシャレライダー受けが良いヘルメットばかりではありません。
「SHOEI」や「Arai」と比べるとデザインのオシャレ面では劣るヘルメットが多い為、そこまでの知名度が無いのかもしれません。
もちろん中にはデザイン性が高いオシャレなものもあります。
【どのヘルメットタイプも比較的安価】
今回紹介するのはフルフェイスタイプになるのですが、フルフェイスに限らず他のヘルメットメーカーに比べると安価です。
【安価だけどしっかりとしている】
昔はOGKカブトのヘルメットは粗雑なつくりだと評価が低かったのですが、仕上がりがかなり丁寧になってきています。
その為、現在では支持層も増え『しっかりしてるのに安価』という様なイメージも定着しています。
【OGKカブトは国内メーカー】
OGKカブトは国内メーカーであり「全ては、安全という基本性能の為に」というコンセプトの基、ヘルメット製造をしているので安全面の信頼に不安を持つ必要は無いでしょう。ちなみに本社は大阪。
OGKカブトの紹介をチラッとした事ですし、メインの紹介へ参りましょう。
OGKカブト「KAMUI-3 KNACK(カムイ・3 ナック)」
こちらのモデルは2019年の6月発売のモデルになります。
カブトらしいシンプルなデザインの中に、主張しすぎないデザインを施しており、様々なカラーのバイクと合わせやすいカラーバランスとなっています。
カブトのヘルメットは真っ白とかが多いけど、デザイン性があるヘルメットもあるし、ちゃんとカッコイイよね!
主張しすぎない大人かっこいいデザインが得意だね。
UVとIRをしっかりカット
UV(紫外線)とIR(赤外線)をしっかりとカットしてくれるシールドが売りで紫外線による体へのデメリットをカットしてくれるのと同時に、赤外線によるデメリットをカットしてくれます。
前面のシールドがこの役割を担っており…
赤外線による「ヘルメット内の温度上昇」「体感温度の上昇」を抑えられる。
サングラス代わりのサンシェードも付いている
ヘルメットの画像を見てもらうと、前面のシールドの後ろに「黒いシールド」みたいなものが控えているのが見えると思います。
これはサンシェードであり、クリアなシールドでは抑えきれない日光の眩しさをサンシェードによって遮る事ができます。
鼻先まで綺麗なカーブを描いたサンシェードが覆ってくれる為、前方からの日光はもちろん、下からの反射する光もしっかりとカバーしてくれます。
スモークシールドにしちゃうと、日中はいいけど夜は逆に見え辛くなっちゃうから使い分け出来るのはいいね!
そうなんだよ。暗めのシールドを付けてしまうと暗くなった時見え辛くても外すくらいしか方法が無いからね。
使い分けが出来るシステムがあるととても便利だね。
「カムイ3ナック」の一番推していきたい売りは恐らくこの遮断性能だと思いますが、他にもたくさんこだわっている部分があり見ていくととても良い製品だと感じます。
↓動画紹介もチェック!
Kabuto KAMUI-III(カブト カムイ・3) バイク用品/ヘルメット・レビュー (Kamui3 With HONDA VFR800F)
ここまでのこだわりが詰め込まれたフルフェイスタイプのヘルメットですが、「SHOEI」や「Arai」で考えると5万円はするクオリティです。
しかし、OGKカブトはそこが一味違うんです。
これらの性能が詰まったフルフェイスが定価32.000円だから驚きです。
ちなみに「KNACK」と付くのはグラフィックモデルだからであり、シンプルなソリッドモデルの場合は定価29.000円とコスパ最強です。
グラフィックモデル「KAMUI-3 KNACK」のカラー紹介
▼ホワイトブラック
引用:Kabuto公式サイト
▼ホワイトブラック の後ろ
引用:Kabuto公式サイト
▼フラットブラックグレー
引用:Kabuto公式サイト
ソリッドタイプ「KAMUI-3」のカラー紹介
上:パールホワイト
左から:クールガンメタ、フラットブラック
ブラックメタリック、シャイニーレッド
おわりに(まとめ)
暖かくなってきた・暑くなってきた・天気が良い時に乗りたくなるのがバイクですが、暑苦しくない方が良いに越した事無いのは誰でも同じですよね。
そんな中でヘルメット内の温度上昇を防いでくれるヘルメットが出てきているのはまだまだバイクに乗る時の快適性を求めていけるという事であり、もっともっとバイクに乗るのが楽しく好きになるきっかけにもなります。
安全面はもちろん大切ですが、快適性も欲しい。
そんなのが両立できるヘルメットがこれからどんどん出てきてヘルメット選びもどんどんと迷う様になり大変ですねw
でも、絶対に安全性だけは自分の基準から欠けないように選びましょう。
これからもどんどんと新技術が盛り込まれた新作ヘルメットが出てくるのが楽しみですね。
【▼その他のヘルメットのページ】
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