フェンダーレス化はマフラーと同じくらいバイクの定番のカスタムですよね?
何故定番と言われるまでに多くのライダーがフェンダーレスカスタムを行っているのか…それは基本的にフェンダーレスカスタムにはデメリットが無いから!
リア周りをスッキリさせ、かっこよく出来るのに車検適応だしウィンカーも見えにくくならない。と言うわけだ!
しかもカスタムパーツの中では比較的安価にカスタム出来るのでお財布的にも優しい。
選ぶフェンダーレスキットによっては泥除け効果が無くなってしまい…バイクやライダーのリア周りが汚れる事があるので、選択したフェンダーレスキットによってはこれがデメリットになる可能性はあります。
という感じで基本的にはカスタムすればスッキリスタイリッシュにリア周りをかっこよく出来るフェンダーレスキットなので多くのバイク乗りが取り入れているカスタムという事なんですね!
定番のカスタムというだけあってGB350/Sにももちろんフェンダーレスキットがいくつか出ています。
それらを特徴とともに紹介していきます。
GB350/Sのフェンダーレスキットは短くかスタイリッシュかの2択だ!
GB350/S用のフェンダーレスキットはいくつか出ていますが、基本的には2種類の中からどのようにしたいのか?と言うのをイメージすると定まってきます。
- リア周りを短くして、よりカフェレーサーに近づけたいか
- リア周りをスッキリとさせてスタイリングはあまり変えずにフェンダーレス化をしたいか
の2択になるようなイメージの製品になっていますよ!
カスタムの完成形をイメージして選ぶといいかもしれないね!
今後も色々なカスタムパーツが出てきそうだから、色々なスタイリングも出来そうだしね!
- 完成形をカフェレーサーのようなスタイリングにするなら「短くするフェンダーレスキット」
- 完成形をトラッカー系や今のスタイリングのままでかっこよくするなら「スッキリ系フェンダーレスキット」
では紹介していきますね!
Wirus Win(ウィルズウィン):GB350用フェンダーレスキット(短くする)
ウィルズウィンのフェンダーレスキットはリア周りの邪魔なものは全て取っ払い、このキットのみで構成される見た目になるのでかなり短くなるフェンダーレスキットです。
画像の通り、グラブバーを装着した状態でもフェンダーレスカスタムを行うことができ、もちろんグラブバー無しの状態でもカスタム出来ます。
【この製品の特徴】
- 税込\13,200-
- 新保安基準に対応
- 純正反射板(リフレクター)及びウィンカーの取付が可能
- LEDキャッツアイテールランプ採用
- 配線は純正カプラーを使用するので簡単に取付可能
- ナンバープレートの角度調整可能
- GB350にもGB350Sにもカスタム可能
という感じになっています。
装着した雰囲気や点灯時のイメージは画像の通りとなっています。ぱっと見ではウィンカーはグラブバーに取り付けられているのでは?と感じますがグラブバー無しでもウィンカー取付が可能となっています。
その理由はグラブバーが装着されているシート下のフレームに付属のウィンカーステーを取付するのでグラブバーが無くてもフレームさえあればウィンカーの取付は可能ということ。
▲詳しくはこの動画がとても参考になるのでおすすめ!
とても短く出来るフェンダーレスキットになっているので、不要と思うものを取っ払ってカフェレーサースタイルにしたかったリするGB350乗りにはかなりおすすめだと言えるでしょう!
配線を繋ぐのもノーマルのカプラーをはめるだけなのでDIYカスタムを行いたいバイク乗りに対してもありがたいフェンダーレスキットですね。
デイトナ:GB350 LEDフェンダーレスキット前後ウィンカー付属(短くする)
デイトナからももちろんフェンダーレスキットは登場しており、テールランプが無いタイプなので普通のものよりもパーツ点数が少ないですね!
それならテールランプは別で買わないといけないのか?と言うとそうでは無く、付属のウィンカーはハーレーダビッドソンでも採用されているような「ウィンカーとテールランプ一体型」のものとなっています。
なので車検には対応ですし、しっかりと自分のブレーキを後続車へにも伝える事が出来ますね!
【この製品の特徴】
- 税込\57,000-程度
- フェンダーレスキットとLEDウィンカー4つセット(前2つ、後2つ)
- リア用ウィンカーはテールランプ一体型
- LEDライセンスランプ(ナンバー灯)とスリムリフレクター付属
- 新保安基準に対応
こんな感じの仕様となっています。
金額が高いのはナンバープレート周りがこのフェンダーレスキット1つでまかなえてしまうという点からでしょう!
▲流石にこれだけのパーツ点数があり、フェンダーレス化と一緒にウィンカーやテールランプまでカスタム出来るとなれば他のフェンダーレスキットに比べて高価になるのは仕方のないこと。
リアウィンカーはテールランプ一体型なのでオレンジにも赤色にも光るものとなっており、フロントウィンカーはフロントフォークにクランプして装着するかたちになっています。
付属のLEDウインカーやライセンスランプはフェンダーレスキットと同じくもちろんデイトナ製なので質感も良く、確かな製品となっているので安心感はかなりのものでしょう。
HAJIME(ハジメ):GB350/S フェンダーレスキット
HAJIME(ハジメ)というブランドからもフェンダーレスキットが出ています。
あまり聞き慣れないブランドかと思いますが、ウィルズウィンと同じようにかなりスタイリッシュにフェンダーレスカスタムが出来るカスタムパーツとなっています。
まぁハッキリ言って装着されているナンバープレートが違うだけに見えるので正直言って同じもの…と思って良いレベルですね。
【この製品の特徴】
- 税込\15,000-程度
- ボルトオン装着で簡単DIY
- 純正反射板(リフレクター)及びウィンカーの取付が可能
- LEDキャッツアイテールランプ採用
- GB350にもGB350Sにもカスタム可能
という感じになっています。
基本的にウィルズウィンのフェンダーレスキットと同じだと思っていれば良いかと思いますが、ウィルズウィンの方が聞いたことあるブランドだし…という感じならウィルズウィンでも良いですね。
リア周りを短くしてスッキリさせるフェンダーレスキットは現状はこの3選となっています!
【GB350/Sの短くするタイプのフェンダーレスキットの選び基準】
- ウィルズウィン/HAJIME → 安く短くスタイリッシュにしたい
- デイトナ → フェンダーも短く、ウィンカーもカスタムしたい
こんな感じの選び基準という感じでしょうね!
デイトナ製は正直言って安くはありませんが、ウィンカーなどなどがフェンダーレスキットに合わせてセットになっているので見た目のまとまりが上々!
更に、フェンダーレスカスタムを行う時についでにウィンカーもカスタム出来るという手間の軽減というメリットもありますね!
どちらもコンパクトにスタイリッシュにまとまるのでどっちもかなりおすすめです。
デイトナ:GB350S LEDフェンダーレスキット(スッキリさせる)
こちらのデイトナ製フェンダーレスキットはGB350S専用となっています。
ぱっと見ではノーマルリアフェンダーと何か変わったっけ…?という感じになってしまいますが、ちゃんと変わっていますよ!
ノーマル状態で既にスタイリッシュだったリアフェンダーは残しつつ、野暮ったいナンバープレートホルダー(ステー)に関して取り除いたフェンダーレスキットとなっています。
▲画像がノーマルとカスタム後の比較になりますが、元々付いているリアフェンダーはそのままですよね?でもナンバープレートの位置やウィンカーなどの位置も変わっていますね!
リアフェンダーが残っているので”フェンダーレス”と言うのは違うと感じるかもしれませんが、黒い泥除け兼ナンバープレートホルダーもフェンダーにあたる物なので、一応フェンダーレスなんです。
しかしながらGB350Sのリアフェンダーはもともとスタイリッシュでとてもかっこいいものとなっているので、このフェンダーは残しつつ、ナンバープレート周りをスッキリとさせるカスタムと言うのは理にかなっていると言えるでしょう!
GB350Sのリア周り好きなんだけど、ナンバープレート周りがなぁ…
という人にはピッタリのフェンダーレスキットと言えるでしょう!
【この製品の特徴】
- 税込\15,000-程度
- 新保安基準に対応
- スタイリッシュなリフレクター付属
- LEDライセンスランプ付属
- ウィンカー移設ステー付属
という感じの仕様です。
基本的にリア周りをスッキリとさせる為のフェンダーレスキットになっているので、ウィンカーも移設して車体に近づけるという上手なスッキリのさせ方をしていますね!
モリワキ:GB350S ショートフェンダーキット(スッキリさせる)
マフラーで有名なモリワキからもリアフェンダーのカスタムパーツが出ていますが、こちらの製品名はショートフェンダーキットとなっており、フェンダーレスという名前はついていません。
つまりモリワキとしてはフェンダーを活かしつつGB350Sのかっこよさを追求していくという道を選んだという事でしょう!
先に紹介したデイトナ製と同じように、樹脂パーツのフェンダー兼ナンバープレートホルダーはなくせる上にノーマルフェンダーからモリワキカスタムフェンダーへの変更になるのでかなり味もある。
デイトナ製の物と比べるとナンバープレート込みで結構なショート化が出来ており、完全なるフェンダーレスでなくてもかなりのコンパクト化が出来ていますね!
デイトナ製は樹脂製のものが無くなってはいますが、フェンダー自体はノーマルなのでノーマルとの比較と言っても過言ではないかと。
【この製品の特徴】
- 税込\28,000-程度
- 新保安基準に対応
- モリワキロゴ入りショートフェンダー
- 完全ボルトオン・カプラーオン設計
- LEDライセンスランプ(ナンバー灯)とリフレクター付属
- 純正ウィンカー対応
という仕様となっています。
一番の売りはやはりモリワキロゴが入っているフェンダー部分でしょう!パーツ毎に肉抜き配置がされており、軽量化と剛性の両立をしっかりと出来ています。
アルミニウム合金製であり、ブラックアルマイト処理をしているので腐食性を向上させていてカスタムパーツながらしっかりと長く使える前提にされているのもまたグッドポイントだと言えるでしょう!
何より見た目がかなりかっこいいですよね。
ACTIVE(アクティブ):GB350S フェンダーレスキット(スッキリさせる)
アクティブのフェンダーレスキットも完全なフェンダーレスでは無く、樹脂製のフェンダーをレスする感じのものとなっていますね!
しかしながらこのアクティブのフェンダーレスキットはカスタムフェンダー自体がかなり短くなっているので、ノーマルとの長さの違いがかなり顕著に出るレベルとなっています。
ギュッと短くなった雰囲気のフェンダーレスに見えてややゴツめの頑丈そうなフェンダーにも見えますが、ちゃんと薄くスタイリッシュなものなのでその心配は必要ない!
樹脂フェンダーが付いている状態のノーマルフェンダーと比べると、その短さは歴然であり、後ろに伸びているフェンダーというより、横から見てみるとフレームの余韻で伸びているような感じでまとまりはかなりのもの。
車体のフレームからの曲線をしっかりと意識して開発されたせいか、自然体な感じで元々こんなスタイリングだったかもしれないと錯覚を覚えるレベルの馴染み具合に感じます。
【この製品の特徴】
- 税込\30,000-程度
- 新保安基準に対応
- 純正ウィンカー対応
- LEDライセンスランプ(ナンバー灯)付属
- リフレクター別売り
という仕様になっています。
見た目の馴染み具合や、完全フェンダーレスにも負けず劣らずのスタイリッシュさですが価格はやや高めであり、リフレクター別売りという点がややネガティブ。
しかしながらリフレクターが別売りというのには理由があり、アクティブとしては3つの中から好みのものを選んで欲しいという事なのだ!
左から…「TYPE-1(スクエア)、TYPE-2(トラぺゾイド)、TYPE-3(スリム)」の3つから選ぶ事ができ、フェンダーレスキットと合わせて好みを追求すると良い。
筆者的にはTYPE-2か、TYPE-3がおすすめですね!T字のステーが白色でもナンバーの後ろに隠れてしまうのでさほど気にならないでしょう。
以上の3選がスッキリさせる系のフェンダーレスキットになります。
これら3選はフェンダーレスとは言っていますが、ハーフフェンダーレス的な見た目でしょうか…樹脂製のフェンダー兼ナンバープレートホルダーを無くして、スタイリッシュにする方向性という感じ。
その中でも一番のおすすめなのがアクティブ製のフェンダーレスキットですね!おすすめな理由は、何と言ってもバイクとの一体感が抜群な点!
ただ基本的にスッキリさせる系のフェンダーレスキットはGB350Sのみの対応車種となっているので、そこは気を付けて欲しい。
おまけ:デイトナGB350 ステンレスショートフェンダー
フェンダーレスキットではありませんが、GB350のおすすめのカスタムフェンダーがデイトナから登場しています。
ステンレス製のものとなっており、ノーマルでクラシック感の強かったGB350をこのフェンダーにカスタムする事で更にクラシックな雰囲気にする事が出来るフェンダーです。
フロント・リア共にとてもフラットなフェンダーになっているので、スタイリッシュさと共にクラシックさも見た目に追加されるカスタムパーツだと言えるでしょう!
リア周りも樹脂製のフェンダーを無くす半フェンダーレス化が出来ますし、ウィンカー移設もするのでリア周りがスッキリします!
しかしながらステンレスフェンダー自体はそんなに極端に短いものでもないので、しっかりとフェンダールックスを残す事が出来るものであり、フレームから伸びる様子も自然体になっています。
ちなみにリアフェンダーはテールランプ付属だ。
まとめ:GB350/Sフェンダーレスキットは全体的にスッキリする!
GB350やGB350S用に登場しているフェンダーレスキットはどれも優秀で、どれもしっかりとリア周りをスッキリとさせてくれるものばかり!
ですが、おすすめのカスタム志向としてはこんな感じかと…
GB350やGB350Sはそれぞれこんな風にフェンダーレスカスタムを選ぶとおすすめ!
- GB350は野暮ったいノーマルフェンダーを無くす、完全フェンダーレスがおすすめ!
- GB350Sはリア周りがもともとスタイリッシュにかっこいいので、生かせるスッキリ系フェンダーレスがおすすめ!
筆者の意見ですが、それぞれはこんな風に選べばよいと思います。
まぁ、どのみちGB350用のスッキリ系は出てないけどね!
なので選べるのは実質的にGB350Sだけだと言えるでしょう。とはいえおまけで載せたステンレスショートフェンダーはGB350用で、リア周りは一応スッキリさせる事が出来るので、フェンダーを残したいというGB350乗りはこれを選ぶと良いでしょう!
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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