バイクに乗っている人は大きく分けて2つのタイプがいるかと思います。「ソロで走るのが最高」「友達と走るのが最高」の2タイプです。
あくまで大きく分けての話なので両方好きな人もいれば、ケースバイケースなんて言う人もいます。ただ、このページはバイク友達がいる人に向けたものなのでバイク友達がいない人は面白くないかもしれませんよ?
一緒にツーリングに行く人がいるのは良い事であり、その人が仲良しであれば尚良く、尚楽しいかと思います。でもなんの気なしに言ってしまった言葉がその友達の危険へとつながる事がある…というのを覚えておいて欲しいのです。
心当たりのある人はいないと思いますが、一緒に走る人がいて「その人と仲が良い、友達でいたい」と思えるのであればこのページを読む価値があるかと思いますよ?
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大切なバイク友達ほど言ってはいけないワード「アマリング」などの煽り文句には注意して!
人によっては気にならない場合もありますが、その逆に気にしてしまう場合もあるのが何も考えずに出た言葉です。バイクに限った事では無く経験がありますよね?
日常の不意に口走るワードについては知りませんが、バイク乗りへの禁句ワードを説明していきます。
- アマリングありすぎじゃね?、タイヤの端全然使えて無いじゃん
- 200km/h、300km/h出すと世界が変わるよ!
- 下手だよね、扱いきれてない
分かるかと思いますが「煽り言葉」です。この言葉はとても危険なんですよね…
でも、煽り言葉なんて仲良しならなおさら言わないんじゃないの?
そうとも言えないんだよね、心置きなく話せるような仲良しって冗談でキツめの言葉とか言っちゃうでしょ?あんな感じ。
仲が良いなら言うはずないでしょ?では無く、仲が良いから喧嘩などにはならないだけであって、気にする人は気にします。
特によくツーリングに行ったり、峠が好きだという人は自覚が無くても「プライドやそれなりに走れる」という自信が芽生えており、そのような人は上記の煽り言葉に反応してしまうのです。
煽り言葉を言われた相手の心情
いわゆる煽り言葉を言われた相手がどんな反応をするのか?基本的に仲良しの場合であればその場は何事もなく、普通に楽しい時を過ごして終わるでしょう。
逆に仲良く無ければ言われた方は「ムッ」としたり、気分が悪くなったりして、最悪言い合いになったりもします。これで終わる方がよほど安全な終わり方なんですね実は…
たちが悪いのは、仲良しだからその場は普通に終わって言われた方は不意にそれを思い出したりして、言われた煽り文句に対抗した行動をしようとする事です。(悔しいんです)
例として挙げると…
- アマリングを言われた→アマリングを消そうとする
- 速度記録を言われた→その速度と同等、又はそれ以上を出そうとする
- 下手など言われた→一緒に走行している時に上手に見せようとする
煽り言葉に反応した人は上記の行動(煽りに対抗する行動)を起こそうとします。
その行動は全て危険につながる
煽り言葉を言われた人が次に起こす行動「煽り言葉に対抗する行動」は、全て危険へとつながります。
ここまで読んで分かっている人が多いと思いますが、普段の自分以上の事をやろうとするからですよね?
普段その人が「安全、楽しむ、快適」に出来ていた走行とは別に、煽り言葉に対抗する為の走行をし始めると、最悪の場合実力以上に挑戦するという事へ繋がります。煽られて熱くなっている気持ちのまま、それを行う事はとても危険な事はわかりますよね?
バイクでの失敗は基本的に「事故」
本来であればバイクの走行の練習…「より寝かせる走行」などは走り慣れた道路などで少しずつ寝かせれる角度や見合った速度の感覚を掴んでいくものです。
感覚を掴む、細かな操作方法を出来る様にするという練習の中にも失敗という危険があり、「バイクでの失敗=転倒などの事故」となる可能性が高いので失敗と言えども小さくありません。なので要領や感覚が掴めないのであれば本当に少しずつ少しずつ行うべきなのです。
しかし煽り言葉に反応してしまった人はそんな事は関係無しに言われた事を覆そうと躍起になってしまうので、段階をすっ飛ばす事になるんですよね。これがどれほど危険な事かを理解して欲しいです。
自分(言われた人)以外への危険もある
先程話した練習については「寝かせる走行」がメインになるので、下手だとかアマリングについて言われた人に適用されるものですが、それ以外でも危険は潜んでいます。
速度マウント気味なことを言われたら、スピードを出して自分もそのレベルに並ぼうとする。又はそれ以上をやろうとします。これは自分以外への危険がありますよね?
バイクはもちろん自動車などはスピードが出れば出るほど、操作が難しくなる上に事故を起こした時の被害も大きくなります。
200km/hや300km/hなどのとても速い速度を出し、バイクの操作がしっかりと出来なければ必ず事故になります。その速度を出した当人もですが、巻き込まれた他のドライバーやライダーもただでは済みませんよね…
煽り言葉を言った側に悪気が無くても、その心理に導く事が良くない
人と話す以上、好きなものが同じ同士で話す以上、不意に出てしまう言葉や無意識に相手の癪に障るなんて事はあるので仕方がありません。
でも、まだ相手を危険に導く言葉が出ていない。相手が躍起になる程まだ気にしていないだけという事を覚えておいて欲しいです。
バイク乗り界隈では”○○マウント”などという言葉をよく耳にしますが、それだけマウントという形で相手を煽っている人がいるという事でもあります。比較的多いのがおじさん層なので、今は「またマウントおじさんか…w」なんて思っていられるかと思います。
が、いつ自分が無意識のうちにマウント言葉、煽り言葉を言ってしまうかわかりませんよね?言ってはいけない言葉というのを再認識しておきませんか?
まとめ:大切な仲間、友達がいるなら、なおさら気を付けたい無意識の煽り
無意識というのはそれだけでたちが悪いと覚えておきましょう。
仲良しの友達に無意識に「アマリング多くね?」って言ってしまってが、自分は悪気は無く行った事も覚えていない。
その友達が数日後に大きな事故を起こした…原因はカーブを曲がり切れずに激突。
違う友達によると「いついつに自分がアマリング多くね?と言った事を気にして寝かせる走行ばかりしていた」らしい。
こんなことになったら悪気は無くても、覚えていなくても申し訳ない気持ちになったり、怖くなったりしますよね?
こうならない為に、普段から言ってはいけない言葉というのを意識しておいた方が良いのです。逆にこれらの煽り文句に反応しない様にする事は自分を守る為に重要とも覚えておいた方が良いですね。
ツイッター内でも「自分が、友達が、家族が事故りました」というツイートをよく目にしますが、バイクの事故は多く、バイクでの事故は生死に大きく関わります。
自分が煽ったのが原因にならないようにしたいですよね…
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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