身長があまり高くない、脚が短いと自分で思っている人にとってバイクに乗る時に切っても切れないものというのが”足つきの良し悪し”ですよね?そんな事を言う筆者も身長が160cm程度の男性なので一般的目線で言うと結構小さい男性というわけです!
筆者も足つき改善についての色々と四苦八苦していたので足つきが悪いという悩みは嫌というほどわかってしまうんですよね…私のバイクは、車種・ブランド共に日本では知名度が低かったので当然ローダウンのためのパーツなんて最初の方はありませんでしたので足つき改善出来るブーツにお世話になっていました。(今はローダウンしています)
その時に感じたのは足つき改善で大切なのは”つま先”だと…つま先に目を向けずかかとばかりに目を向けている製品は「絶対に足つき悪い人の状態知らないでしょ」って思うほどつま先が大切なんだと気づいたんですよね!
足つきが悪い人はよほどの場合だと画像くらいにつま先状態だったりします。これにかかとをどれだけ足せばかかとが接地するんでしょうね…もうヒールになっちゃいますよ!しかしつま先に厚みを少し加えてあげるだけでコレが結構楽になるんですよね!
- かかとに数cm厚みを持たせる➡結局かかと接地しないから意味なし
- つま先に数cm厚みを持たせる➡接地出来る部分が増え、足の裏と指の付け根などでしっかりと安定できるようになる
というくらい足つきに悩む人の足下の不安定さというのはつま先の改善が先決というわけです!
筆者がお世話になった足つき改善ブーツ「ワイルドウィング 厚底スワロー」
「ワイルドウィング 厚底スワロー」はかかとはもちろんの事、つま先もしっかりと厚底になっているので筆者のような低身長で足つきが悪いというのを楽に比較的安く改善してくれました!
かなり気になっていたバイクを購入(シート高830cm)、自分の身長160cm(もう成長ストップ…)という状況で片足バレリーナ状態の足つきで、バイクの正規オプション的なローダウンパーツが14万円ほど。
もう少し安く足つき改善をしたいと悩んでいた…
そんな状況で探していた時に見つけたのが厚底スワローですね!厚底ではないモデルもありましたが、あからさまに足つき改善のために作られたレベルのものであり本革ブーツながらに安かったので試したのが良かった!
つま先は2.5cmほど、かかとは4.5cm程の厚底具合になっているのでかなり改善されます。残念ながら片足でも普通に足を下に降ろすのでは気持ちよくかかとべったりとはいきませんでしたが、つま先(具体的には指を反って足の裏の先)の踏ん張れるところまでガッチリと接地出来るようになったので赤信号での停車時やスタート&ストップ時の不安は解消されました!
歩き心地も良くバイクから降りた後でも普通の靴として歩行も楽という点もあわせてかなりおすすめできます。
厚底スワローと同じように足つき改善に効果があるバイクブーツ4選!
筆者が使用してかなり満足出来た厚底スワローなので、やはりこのブーツがイチオシだと言えますがデザインの好みとか色々と人それぞれなので厚底スワローと同じようにつま先にも厚みがあって足つき改善効果の見込める他のバイクに使えるブーツモデルを消化していきますね!
ワイルドウィング 厚底ファルコン
「ワイルドウィング 厚底ファルコン」は同じく厚底仕様となっている別モデルの8ホールタイプの本革ブーツです。筆者が所有している厚底スワローの形が違うバージョンだと思えばOK!
厚底ファルコンは8ホールの足を包む部分が高いタイプのブーツとなっていますが、厚底スワロー同様にサイドファスナーを採用しているモデルなので丈が高くてもサッと着脱が出来るのでその辺は気にする必要はありません。しかしながら調整用ベルトとそれに伴う金属のベルトバックルが追加されているのでちょっと男性には履きづらいデザイン性になっているのは否定できません。
しかしながらそんな印象はツヤが目立つカラーバリエーションモデルの話なので、ちょっと可愛い印象が出ていると思う人はツヤが少ないカラーや無いカラーを選ぶと男性でも履きやすいです。
これらカラーリングは「左:クレイジーブラウン、右:ダークブラウン」というカラーバリエーションとなっています。これらのカラーであれば”色ツヤ、ベルトと金具の装飾、厚底”が組み合わさっても男性でもそこまでのハードルは無くなるでしょう。
素材 | 牛革 |
サイズ | 22.5~26.5cm |
カラーバリエーション | 7色 |
つま先厚さ | 約2.5cm(25mm) |
ヒール厚さ | 約5.0cm(50mm) |
参考価格 | 17,600円~ |
靴紐の他にもベルトによって足回りの締め付け具合の調整が出来るという点は厚底スワローよりも機能面は優れていると言えるでしょう!そして8ホールのちょっと長めの丈のブーツタイプになっている所意外は基本的に厚底スワローと同じだ。
厚底ファルコンのカラーバリエーションは先に紹介した2色を除いて「ブラック、ワインレッド、ブラック×ブルー、ブラック×グリーン、ブラック×レッド」の合計7色展開となっています。
その内3バリエーションがメインカラーがブラックでステッチなどに色味を持たせているタイプであり、これらは価格がやや高めですね。
ワイルドウィング 厚底イーグル
「ワイルドウィング 厚底イーグル」はエンジニアブーツタイプの厚底仕様のモデルとなっています。もともとエンジニアブーツは足を入れる間口が広く全体的に大きく見えるブーツタイプなので厚底が一番目立ちにくいと言えるかもしれません。しかしながらもともと大きなイメージのブーツが更に大きく見えるといった印象も否定はできませんが…
厚底ファルコンのようにベルトによる締め付け調整が出来る仕様とはなっていますが、ベルトの巻き方が違いコチラはそこまで可愛らしいという印象になりにくいのでツヤのあるブラックカラーでもそこまで男性はハードルに感じにくいでしょう。
エンジニアブーツは靴紐がない特性上ベルトを調整して脱げにくくするものなのでしっかりと自分の足に合わせると着脱がしにくいものになります。しかしながらこの厚底イーグルもサイドファスナーを採用しているのでそんな心配は不要で着脱しやすいものになっていますね。
素材 | 牛革 |
サイズ | 22.5~26.5cm |
カラーバリエーション | 4色(3カラー+1素材バリエーション) |
つま先厚さ | 約2.5cm(25mm) |
ヒール厚さ | 約5.0cm(50mm) |
参考価格 | 17,490円~ |
エンジニアブーツタイプで靴紐が無いのが特徴ですが、厚底の高さなどは他の厚底モデルと同じなので足つきが悪くエンジニアブーツを探しているライダー用という印象だ。
先に紹介したブラック意外はバリエーションは「クレイジーブラウン、ワインレッド、パンチングレザーのブラック」というバリエーションが用意されています。
デグナー BOM-1A
デグナーのサイドゴアブーツの「BOM-1A」はインナー素材に備長炭繊維を採用しているので、年間を通して快適な状態を保ってくれるという特徴があります。
アウトロールにはイタリアのソール専門メーカーであるビブラム社製ソールを採用しており、滑りにくく耐久性に優れていて軽量という機能性の高いものだ!
もちろんワイルドウィングの厚底モデルも機能性にこだわられて作られているのは確かですが、更に品質などを追求するならコチラのBOM-1Aも外せないバイクブーツだと言えますね。
画像をご覧のようにソール部(イン、アウト共)にはかなりこだわっている様でかなり機能的な足下に仕上がっているぞ!
素材 | 牛革 |
サイズ | 24.0~27.5cm |
カラーバリエーション | 1色 |
つま先厚さ | 約2.5cm(25mm) |
ヒール厚さ | 約5.5cm(55mm) |
参考価格 | 39,600円~ |
標準の厚底ソールはつま先2.5cmとヒール5.5cmと結構厚めの設定をしているので足つき改善効果はワイルドウィングと同じようにかなりあるブーツである事は間違いない上に、更にこのブーツだけで足つきを良くする事もオーダーで可能だ。
つま先は最大4.0cm(40mm)、ヒールは最大7.0cm(70mm)までの厚さを出す事が出来るので、追加で費用は必要になりますが、かなりの所まで厚底化ができて足つき改善に貢献してくれるはずだ!
他にもカラーオーダーや各パーツのサイズオーダーが追加で費用を支払う事にはなりますが可能なので自分にピッタリの色やサイズで足つき改善が出来るので最高に快適な足元の相棒を作り上げる事が出来るぞ!
ちなみにBOM-1Aはメンズ用なのでレディース用またはレディースサイズをお探しの場合はBOW-1Aという品番になります。BOW-A1の場合はサイズが22.5cm~24.0cmとメンズサイズよりも小さいサイズをコチラでカバーしているという感じです!
カドヤ BLACK ANKLE(ブラックアンクル)厚底仕様
カドヤのブラックアンクルというモデルの厚底仕様です。バイクブーツ定番のサイドファスナーを採用せず、ベルトによるフィット感調整を採用しているタイプであり、くるぶしのベルトはマジックテープタイプなのでより細やかなフィット感を出せます。
くるぶしにもベルトが付いており、それがマジックテープ式で細かく調整できるメリットとしてはフィット感を自分の一番好きな部分に調整できるのと、きつくなり過ぎる事が無いので脚の疲れがたまりにくいように出来るという事が言えます。
デメリットとしてはくるぶし部にもベルトがあるのでそのあたりのボリュームが他のブーツに比べて出てしまうという事が言えますが、これに関しては好みなので一概にデメリットと言い切れないかもしれませんね!
カドヤが使用するレザーは頑丈で長持ちな反面購入当時は固くて柔らかくしなければという印象の強いものですが、足首の甲部とアキレス腱部に蛇腹形状を採用する事によって足首の負担にならずにシフトチェンジなどの動きが出来る工夫がされています。
アウトソールはバイク用厚底ブーツによく採用されている土踏まず部分が谷になっているものではなく比較的フラットに作られているので、フットペダルに土踏まずがハマってしまうようなアウトソールが苦手な人はブラックアンクルがおすすめだと言えるでしょう!
素材 | 牛革 |
サイズ | 22.5~28.0cm |
カラーバリエーション | 1色 |
つま先厚さ | 約1.25cm(12.5mm) |
ヒール厚さ | 約2.5cm(25mm) |
参考価格 | 32,450円~ |
参照:https://tocchan-lab.com/bike-platform-boots/
つま先が通常仕様のブラックアンクルと比べ1.25cm、ヒールが2.5cm厚く作られている厚底仕様となっています。ワイルドウィングやデグナーに比べると厚みはやや劣るながらにつま先にもしっかりと厚みがあるので足つき改善効果があるブーツだと言えますね!
ちなみにカドヤのブラックアンクルはメンズとウィメンズで製品が分かれており、ウィメンズは22.5cm~24.0cmのサイズ展開、メンズは24.5cm~28.0cmまでなので自分の足のサイズに合わせてどっちを選ぶかは気を付けないと自分のサイズ無い?ってなってしまいます。(ネットショップだとごちゃ混ぜだけどね!)
バイク用足つき改善厚底ブーツ比較
デル | 厚底スワロー | 厚底ファルコン | 厚底イーグル | BOM-1A | ブラックアンクル |
素材 | 牛革 | 牛革 | 牛革 | 牛革 | 牛革 |
サイズ(cm) | 22.5~26.5 | 22.5~26.5 | 22.5~26.5 | 22.5~27.5 | 22.5~28.0 |
カラー | 3色+1バリエーション | 7色 | 3色+1バリエーション | 1色 | 1色 |
つま先 | 2.5cm(25mm) | 2.5cm(25mm) | 2.5cm(25mm) | 2.5cm(25mm) | 1.25cm(12.5mm) |
ヒール | 5.0cm(50mm) | 5.0cm(50mm) | 5.0cm(50mm) | 5.5cm(55mm) | 2.5cm(25mm) |
参考価格 | 16,390円~ | 17,600円~ | 17,490円~ | 39,600円~ | 32,450円~ |
コスパならワイルドウィング、機能性ならデグナー、あと少しならカドヤ
ワイルドウィングは「改善効果があり、安く、バリエーションも豊富」なので迷ったらワイルドウィングを覗いてみるのが良いでしょう!無難に改善ができるので間違いのないブーツだ。
デグナーは価格が高いが、そのぶん「改善効果があり、インナーとアウトソールの機能性が充実」しているのでずっと長く愛用していくので品質の高い物が良いという人はちょっと高くてもデグナーがおすすめだ!
カドヤは数値的な厚みは他のブランドには劣るが「改善効果があり、ベルト調整でのフィット感」は恐らく他のブランドよりも良い物に仕上がっているし、アウトソールがフラットよりなのが好きな人にはおすすめという感じでしょうか。
足つき改善のためのバイクブーツを選ぶ場合にはかかとの厚みももちろん欲しいがつま先の厚みもあるのか?というのが大切なのでこのページで紹介したブーツを選べば確かな改善が期待出来ます。
もちろんバイク用品ブランド意外でも改善出来そうな厚底のブーツがあればそちらを採用しても良いが、注意してほしいのがグリップ力やシフトチェンジ時のやりやすさなど、普段の生活ではやらないがバイクシーンになると必要な動きに支障はないか?痛みはないか?という点をしっかりと吟味して欲しいですね!
という事で、現場からは以上です!
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