このページではバイクの免許でも”大型二輪免許の費用”について説明していきます。
大型バイクはバイク乗り達でも一度は憧れて、いずれは取得したいと思うのが大型二輪免許ですよね!
大型二輪免許はバイク界でもスペシャルな免許です。何故か?「すべての排気量のバイクに乗れる」からなのです!
つまり、販売されているバイクなら全ての中から自分の好きなバイクを選んで乗る事が出来てしまうんですよね。
そんな大型二輪免許ですが、そんなスペシャルな免許は取得する為にいくら必要なのか?って気になりますよね。
このページでは、その”費用”について説明していきます。人によって変わってくるので取得を検討している人は参考にどうぞ!
- 大型二輪免許取得を考えている人
- 出来るだけ費用を抑えた免許取得をしたい人
- 大型二輪免許取得の方法はどんなものがあるのか知りたい人
こんな人におすすめのページとなっています。
基本的に大型二輪免許取得には方法が3つあり…
- 自動車学校へ通いながら免許取得を頑張る
- 合宿を利用し、免許取得を頑張る
- 1発試験のぶっつけ本番で免許取得を目指す
このうちの1つを選んで免許取得を頑張る事になります。
自分の免許取得状況にもよると思いますが、多くの方が選択するのは①の通いか②の合宿ですよね!
3つの免許取得の特徴と費用について詳しく説明していきます。
大型二輪免許の費用ってどれくらい?予想通り、自動車学校通いと合宿で違うよ!
大型二輪の免許取得を控えている人にとってそれにかかる費用は結構重要ですよね!
だって、大型二輪の免許をゲットしたら大型バイクが欲しくなってそれを購入する為の資金って1円でも多く残しておきたいじゃないですか!
免許なんてものは乗る為に必要だから取得するのであって、要らないのであればそのお金を大型バイク購入資金に充てたいと思いますよね…
運転技術や道路交通ルールはお金を出せば頭に流れ込んでくるものでも無く、自分の努力次第。
つまり、免許取得の費用を多く出しても少なく出しても基本的に得るものは同じなんですよ?だったら大型二輪免許費用は少なく抑えて大型バイク購入資金やカスタム資金へと回せたら良いですよね!
基本的に大型二輪免許などの免許は、普通二輪免許みたいな下位グレードの免許が存在する場合、あなたの免許所持状況で金額が変わってきます。
自分の取得免許状況と並べてどれくらい費用がかかるのか?を確認していきましょうね!
自動車学校へ通いながらの場合
自動車学校へ通いながらの大型二輪免許取得は一番スタンダードな方法だといえますし、多くのライダーが通って来た道でしょう。
自動車学校に通う方法は比較的自由度があるので「学生でも社会人でも融通が利く」というメリットがあります。
土日だけに自動車学校に行き免許取得を目指す方法であれば、平日に朝から晩まで働いている社会人でもハードルはそこまで高くありませんね!
学生の場合であれば学校が遅くても学校が終わるのは夕方ごろなので、平日にも通えますし土日も使う事が出来ますね!
この場合の費用を見てみましょう。
大型二輪免許:自動車学校通い普通二輪免許MT所持の場合
- 料金相場80,000~120,000円程度
- 規定時限数:技能教習12時間、学科免除
- 所要日数:6~10日間
料金相場は比較的幅を取って書いていますが”大体10万円”と思っておきましょう。自動車学校によって10万円から前後しますが10万円を目安に探すと良いです。
規定の時限数は決められた時間である為、これはどこも変わりません。
所要日数も自動車学校によるところがあります。が、法令によって定められているのは1段階は1日2時限まで、2段階は1日3時限までが最高となっています。
自動車学校の予約の混み具合だったり、生徒数が多い自動車学校は1日に目一杯講習を受けれない場合などがあるので混み合っている時期や人気の自動車学校に通う場合は、比較的余裕を持った計画が必要になりますね!
大型二輪免許:自動車学校通い普通自動車免許所持の場合
- 料金相場140,000~180,000円程度
- 規定時限数:技能教習31時間、学科1時限(第2段階時)
- 所要日数:16~30日間
普通自動車免許所持の場合でも、普通二輪免許を持っていない場合は比較的費用は高いです。相場は大体16万円前後となっており、これを基準に探すと良いですね!
車とは違う特性を持つ二輪車となる為、車の運転経験があっても技能教習は目一杯行う必要があり31時限分を行います。
道路交通ルールは普通自動車免許取得の際に習っているので基本的に免除ですが、二輪関係のものが1時限分だけ必要になります。
所要日数は大体2週間~1か月程度となり、普通二輪免許を一切持っていない人はバイクの乗り方の基礎部分からの講習となるのでその分多くの時間が必要となるわけです。
1日あたりの最高受講時限数が定められているので、最速で行ったとしても半月は余裕を持って免許取得に充てる日数を確保しなければなりません。
大型二輪免許:自動車学校通い免許非所持の場合
- 料金相場200,000~240,000円程度
- 規定時限数:技能教習36時間、学科26時限
- 所要日数:18~40日間
普通自動車免許や普通二輪免許を持っていない人の場合は、金額も時間もかなり必要となります。
上記の免許等が全くない状態だと運転技能はもちろんの事、道路交通ルールも勉強する必要があるので学科もたっぷりと受ける必要があります。
料金相場は大体20万円前後を目安に探すと良いでしょう!
バイクと言う乗り物を運転する為の技術である技能はもちろんたくさん勉強する必要がありますが、学科で机に向かって講師の話を聞きながら学習する時間もたっぷりとあるので
学生は「また勉強か…」と気が滅入ってしまうかもしれませんが、社会人だと「この感じ懐かしい…」と思えるかもしれませんね。
かかる日数は最速でも半月以上、長いと1か月以上を必要とするのでかなり余裕を持った計画を立てる必要がありますね。
土日祝にしか通えないような社会人の場合では長いと2か月以上かかってしまう場合もあるので、そのへんを考慮して検討する必要があります。
少しずつでも確実に免許取得に近づけるならそれで良い人におすすめ
自動車学校に通う場合は「お金と時間がかかる」という取得方法です。
1番費用がかかってしまいますが、その分確実に免許取得までの道を歩む事ができて大型バイクに乗り出す日を計画しやすいのも大きな特徴です。
そしてずっと免許取得に時間を費やすスタイルでも無く、仕事などの用事がある時はそちらに集中し、空いた予定へ教習を入れるという事が出来るので少しずつでも進める事が出来ます。
自動車学校選びのコツとしては「相場と照らし合わせた金額確認をする事」「家から通いやすい場所を選ぶ」の2点です。
金額が相場から外れて高い場合はそれだけで気持ちが沈みますし、家から遠くて通いにくい場所を選んでしまうと通うのが面倒になってしまうのでおすすめ出来ません!
合宿を利用しての免許取得
合宿を利用しての免許取得は、宿舎がある自動車学校で泊まり込みで講習を受けるという事になります。
スポーツや部活などの合宿のイメージが付く人であればあんな感じだと思ってれば良いですね!
着替えなどは自分で持っていき、食住は合宿施設内の設備はサービスを利用するという具合で、基本的にそれらの費用は免許取得講習料金に含まれます。
”大型二輪免許を取得する”という目的の為だけに行う合宿の為、1日はそれをメインに過ごす事になるので所要日数も少ないですし、費用が比較的安く設定されている所がほとんどです。
ただ合宿というのはまとまった時間拘束というものであり、社会人などのまとまった休みを取りにくい人の場合は難しいかもしれません。
大型二輪免許:合宿で取得、普通二輪免許MT所持の場合
- 料金相場80,000~100,000円程度
- 規定時限数:技能教習12時間、学科免除
- 所要日数:最短で5泊6日
普通二輪免許を持っている状態での合宿利用の取得は、講習を受ける免許の取り方では一番スピーディであり一番費用がかかりません。
料金相場は大体の所が10万円を切る価格設定をしており安い。10万円を超える所は「単純に高いだけ」か「それ相応の特典」がある2パターンに分かれます。
ですが、基本的に自動車学校に通うよりも安い所が大半を占めます、
規定時限数は定められた必要時限数なので他と変わる事はありません!
でも”大型二輪免許取得を目的とした合宿”の為、1日にやらせてもらえる講習時間は上限いっぱいというのがほとんどで、最短での免許取得を可能とします。
合宿免許は費用も安く、最短での免許交付が望めるのでメリットはとても大きいのです!
ただちょっと女性であれば気を付けなければならない事もあります…
合宿というのは、定められた施設内で男女共に生活する事でもあります。
その為、女性とお近づきになりたい男性がアプローチをかける例も多く嫌な思いをする場合も少なくないのだとか…
安さを求めて時間がある学生などが多い合宿なので、若い男性も多く仲間と一緒にハメを外す人もいるので女性単身での合宿参加や、少人数ではちょっと危ないかもしれません。
気持ちの良い話ではありませんが…こんな書き込みもあります←
大型二輪免許:合宿で取得、普通自動車免許所持の場合
- 料金相場180,000~200,000円程度
- 規定時限数:技能教習31時間、学科1時限(第2段階時)
- 所要日数:最短13泊14日
合宿利用の免許取得が安い!という話は普通二輪免許を持っている人が受ける恩恵だという事を多くの人は知りません…
比べてみてもらって分かると思いますが、普通自動車免許を持っている場合ではどちらかと言えば自動車学校に通う方が安くなる可能性が高いです。
相場で言えば18万円~だと思っておいた方が良く、普通に高いです。
理由は”需要の問題”であり、まず普通二輪を飛ばして大型を取得しようという人が少ないし、更にそれを合宿を使って一気に済ませようという人は更に少ないのです。
その為、普通自動車免許所持向けのプランを用意していない合宿も多くなり料金は割高…となってしまうのでしょう。
規定時限数は自動車学校通いと同じで、合宿なので最短日数で免許取得までダッシュする事も可能ですがやはり2週間は予定の確保が必要になります。
お金を取るか、日数を取るかで決める事になると思います。
大型二輪免許:合宿で取得、免許非所持の場合
- 料金相場250,000円~280,000円程度
- 規定時限数:技能教習36時間、学科26時限
- 所要日数:最短15泊16日
免許非所持の場合は合宿による費用の恩恵は無いと思って良いです。
普通自動車免許を所持している場合と同じく、需要が無い事に理由があると思いますが高額なんですよね…
大体25万円以上は覚悟しておくべき相場であり、安さを求めて合宿を考えていた場合はやめた方が良い場合がほとんどかと。
恩恵があると言えるのは”所要日数”であり、自動車学校通いに比べるとかなり短縮して取得を目指す事が出来ます。
ただ、やはりずっと合宿所に拘束される形であり尚且つ割高料金なのでお得感はそこまでありません。
免許非所持から大型二輪免許取得を目指す場合は、費用も相場並みで時間や日取りの自由が利きやすい自動車学校通いがおすすめかと。
免許取得を目指しながらお店に出向いて大型バイクをどれにするか選んだりの時間もきっと欲しいでしょうしね!
合宿利用は普通二輪から大型二輪のステップアップを考えている人におすすめ
普通二輪免許を持っている人の場合しか大きな恩恵を受ける事が出来ないのが合宿利用の多くの場合です。
少しの恩恵を受ける事も出来ますが、その恩恵の代わりに費用が大きくなったりするのであまりおすすめ出来ません…
あとは基本的には知らない人達の集まりで行われるのが合宿なので、そのような場所が苦手だったり不安を抱くようであれば1日1日家に帰る事が出来る自動車学校通いの方が安心出来ます。
特に女性は嫌な思いをする場合があるらしいので合宿を考えている人はその点をしっかりと踏まえた検討をした方が良いですね。
一発試験での免許取得
一発試験というのは運転免許試験場で技能試験をダイレクトに受験する方法です。
一発試験というのは技能の試験の事を指す場合の人が多く、普通二輪免許からのステップアップで利用されるパターンが多い。
ですが、学科も一緒に受ける事が出来るので免許非所持の方も一発試験による大型二輪免許を目指す事が出来るんですよ?
試験を受けに行くだけなので日数も少なく費用もかなり安く抑えられるというメリットがあります。
一発試験は難易度が高いと言われていますが、時間と金額コストを見て挑戦しようとする人は一定数いますね!
大型二輪免許:一発試験での場合
- 料金相場:20,000~30,000円
- 規定時限数:無し(大型二輪免許取得時講習が別に有る)
- 所要日数:最短1日
一発試験の場合は、金額も時間も破格です。
基本的に費用は必要経費のみで済むので2,3万円程度で済んでしまいます。
必要な内訳としては「免許証交付料、大型二輪免許取得時講習料、応急救護処置講習」などがあり、試験場によっては”試験車両貸出料”などもあります。
必要経費だからと言って全ての地域で一律というわけでは無く、若干の誤差がありますし試験場によってはちょいちょい何かしらの料金がかかる場合もあります。
が、それらを含めた所で自動車学校通いや合宿に比べると格安である事は間違い無いですね!
試験を受けるだけなので、講習の時限数は無いですが合格後に講習があります。
そして1回で合格出来れば1日で終わりますが、不合格で再挑戦をする場合はその数だけ所要日数が増えますので最短1日と…
▼一発試験を検討している人にちょっとした参考として…合格率など
2015年時の受験者8,809人 / 合格者1,869人で合格率21.2%となっています。
若干古いデータに見えますが、昔よりも合格率が上がっているのだとか…
2回目、3回目で合格したという話も珍しく無くそこまでビビる必要も無いかと思いますよ!
インターネットの普及で、詳細な受験対策情報を簡単に得ることが出来る今…受験者は十分な対策をして一発試験に挑む事が可能となったので合格率が上がっているのでしょう!
しっかりと対策をしていけば勝機は十分にあるという事ですね!
更に費用が2~3万だということであれば「2万円なら5回で10万円」、「3万円なら3回で9万円」とこの辺が合宿費用とのラインになるので1発と言ってもチャンスは複数回あると思って大丈夫なんですよね!
結局スタートから安いので、何度か挑戦したところで安いんですよね。
自分の努力次第で費用や時間がかなり抑えられるのが1発試験の最大のメリットでしょう。
大型二輪免許の費用まとめ
基本的な費用の安い順はこんな感じ…
- 一発試験
- 合宿
- 自動車学校通い
ですが、免許所持の状況によっては合宿と学校通いが逆転する場合がありますので注意が必要ですよ?
基本的に上記の順番は「普通二輪免許から大型二輪免許へのステップアップの場合のみ」に適用されるものです。
費用を気にしているのであればしっかりと自分の免許状況を見て選ぶ必要がありますよ?
合宿は基本的に安いんだと単純に思っていると学校通いの方が安い場合もあるので…しっかりと自分が行こうとしている合宿所や自動車学校が相場の料金からかけ離れていないか?の確認をしておきましょう!
しっかりと費用を抑えて、愛車購入やカスタム・用品への資金を確保したいところですね!
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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