最近ではバイクタイプの垣根を越えて色々な装備品がそれぞれのタイプに合うようになってきています。
ヘルメットも大体の似合う似合わないは相変わらずありますが、それでも色々なヘルメットが色々なバイクタイプに合うようになってきましたね!
特にオフロードバイクに似合うようなヘルメットは大分ソフトになって色々なバイクにも似合うくらいの見た目になってきました。
「ネオクラシック」「ネオレトロ」なバイクの登場と共に、クラシックルックスなヘルメットにも注目が集まり、そのヘルメットでのバイザーやゴーグルスタイルが採用されてきたからだと思います。
THEオフロードヘルメットというスタイルでは無く、少し柔らかくなったスタイルなので色々なバイクタイプに似合います!
特徴としては…
- シールドが付いている
- ゴーグルスタイルも出来る
- 丸みのあるオフヘルシルエット
となっているので、色々なタイプにも似合いやすくなっているという事ですね!
最近のオフロードヘルメットは色々なバイクタイプに使える!7選紹介
最近の新しいオフロードヘルメットは、シールドが付いているタイプが多く出ているのでゴーグルが無くてもそのまま快適に使えます。
密閉性や防風性、見やすさが欲しい時は「シールドスタイル」にして雰囲気を変えたい、風を効率よく取り込みたいなんて時には「ゴーグルスタイル」なんて使い方も出来ますね!
SHOEI:HORNET (ホーネット)ADV
SHOEIのホーネットADVはグラフィックも形もスポーティなのでオフロードだけでなく、オンロードのスポーツバイクにも是非合わせたいヘルメットとなっています。
SHOEI公式の説明でも…
クロスカントリーでの走行を可能とする力強さや機能性、オンロードを警戒に走る美しさや快適性を融合し、「シーンを選ばないスポーティな走り」を可能としたHORNET ADVが誕生。
引用:SHOEI公式
と説明されています。
- PINLOCKEVO Lens標準装備
- 空力性能と機能性を持つバイザー
- ゴーグルはシールドを外さなくても装備可能
- メガネ着用も考えられている
大きな嬉しい特性は上記!
PINLOREVO Lensとはいわゆるピンロックシールドの事であり、広い視界の確保と共に温度差による曇りを防いでくれるシールドとなっており、常に見やすい視界を提供してくれます。
風にあおられると心配されるバイザーは、空力特性をしっかりと考えられており各所に風を通す穴が設けられているので、高速でも煽られないと評判だとか…
▲日差し避け、泥除けの効果があるバイザーはどうしても風に煽られるイメージが付いていたが、これなら問題はない!
ゴーグルスタイルにしたい時でも面倒なシールド外し作業が必要無く、シールドを全開にすればそのままゴーグルを付けられるのでとっても楽です!
▲もちろんシールドを外す事も可能です。(左シールド無し、右シールド有り)なので、常にゴーグルスタイルならシールドを外すのもOK。
メガネのフレームが入る所はチークパッドの素材を変えられており、内装によってこめかみ部を圧迫する心配も無い。
▲メガネ対応ヘルメットは多く出されているが、内装素材まで気を遣われているのはどれだけあるのでしょうね!
その他の安全性能や、快適性なんかはご存じのSHOEIなので説明は省きます!バイザーの不安の払拭やピンロックシールド標準搭載はかなり嬉しいですね。
ホーネットADVの中でかっこいいと思うグラフィックモデル
ホーネットADVはソリッドカラーも入れると実に15種類以上のカラーバリエーションがありますので、その中からかっこいいものを抜粋しておきますね!
【ナビゲート】
▲ナビゲートの「白ベースに赤と青」が使われているグラフィックがかっこいい!
【シーカー】
▲シーカーというグラフィックモデルもかっこいいが、廃番となっているので見つけるのは難しいかも。
Arai:TOUR-CROSS 3(ツアークロス3)
Araiのツアークロス3は「フィット感」や「かぶり心地」、「安定性」を重視した事を売りにしている様です!
Arai公式のフラッシュムービーを見てみると、内装の下あご両サイドの部分にこだわりを持ち、フィット感や安定性をつくりあげたという感じ。
ヘルメットを支えているのは頭部だけでは無く、頬やあごに当たる内装部分という事はライダーなら何となく理解できるかと思います。
フィット感や安定性を上げるために「頬の圧迫を強くすると、頬内側を噛んだり不快感が出る。下あごなら心地よいフィット感と共に安定性を得れる」と考えたAraiは内装をそのように工夫し、ツアークロス3を作り上げたという事のようですね!
頬よりも「下アゴ」で支える!とはそういう事です。
- 小さな帽体や軽さを維持しながら安全性能は高い
- 丸みの強いオフヘル
- 優秀なベンチレーション
- バイザーは風に煽られない空力特性
下アゴで支えるというコンセプトのフィット感もかなり素晴らしいですが、それ以外にも上記のような嬉しポイントがあります。
Araiヘルメットの特徴として「小さく軽い」という良さがありますが、それを崩さずにしっかりと最高水準のSNELL規格のヘルメットを作り上げています。
そしてAraiらしい丸みの強さを持っているので、オフロードバイク以外にも合いやすく違和感なく、何なら逆にかっこよくバイクに合わせる事が出来ます。
ベンチレーションが優秀なので一番風が行きにくい頭頂部付近にも風が通り、夏や蒸れやすい季節でもヘルメット内環境は快適にしておく事が可能!
更にSHOEIと同じく、バイザーは空力特性が高く風に煽られる事が無い
ツアークロス3でかっこいいと思うグラフィックモデル
ツアークロス3もカラーバリエーションが割と多く10種類ほど用意されていますね!
【デツアー】
▲デツアーは2パターンのグラフィックですが、どちらもかっこいい!
【デパーチャー】
▲デパーチャーは3パターンありますが、ブルーはスポーティであり、それ以外のレッド・グレーはクールさが強いですね!
YS’ GEAR(ワイズギア):YX-6 ZENITH(ゼニス)
ワイズギアのヘルメットはシンプルなデザインでクールでかっこいいというイメージが筆者には強いですが、あなたはどうでしょう?
見た目のイメージはさておき、信頼できる国内メーカーの中でも結構安価に購入出来るのは間違いないメーカーとなっていますよね!
そしてこの「YX-6ゼニス」の売りとしては5パターンの変形というか使い方が出来るという点がかなり大きなポイントになります。
画像ですぐに分かると思いますが、5パターンの変形が可能!トランスフォームですよ!
- シールドスタイルで「アドベンチャー」
- ゴーグルスタイルで「エンデューロ」
- バイザーを取って「フルフェイス」
- バイザーを取ってゴーグルスタイルで「スクランブラー」
- バイザーもシールドも取って「ボバー」
というように取ったり換える事で色々なスタイリングにする事ができる、オールラウンダーなタイプというわけです。
他にも…
- 大型ベンチレーションシステム
- 吸汗速乾性に優れ、殺菌効果も持つSUPERCOOL内装
- メガネスリット
- ワンタッチ式チンストラップ
- スピーカー収納スペース
- UVカットシールド
と言った標準であると嬉しい機能は盛りだくさん。ソリッドカラータイプは3万円を切る価格設定となっており、トランスフォーム出来て快適機能も揃っていてと考えるとかなり安いですね
YX-6ゼニスでかっこいと思うグラフィックモデル
YX-6ゼニスのカラーバリエーションはソリッドを含め7色程ありますが、残念ながらグラフィックモデルは少なく3パターンくらいしかありません。
【グラフィック】
▲YX-6ゼニスのグラフィックモデルはこの「グラフィックシリーズ」のみで3パターンですが、筆者はブルー以外はなかなかかっこいいかと思っていますよ!
ICON(アイコン):VARIANT PRO(バリアントプロ)
iconのヘルメットは日本ではそこまで知名度が高いわけではありませんが、筆者個人的に推していきたい海外メーカーです。
派手なグラフィックモデルから、クールなデザインモデル、ソリッドモデルなど色々揃っていますが何よりスタイリングがかっこいいヘルメットが多く出ているアメリカのメーカー!
日本では知名度が無いのが残念ですが、世界的には結構人気だったりします。
その中でもシールド付きオフロードヘルメットは「バリアントプロ」がかなり光りますね!プロが付いていない「バリアント」が前の型でしたが、グレードアップしたモデル。
- 軽量化
- 首を動かしやすくなったシルエット
- スピーカーを付けやすくなった
というグレードアップ報告が確認できています。
DOT規格が取られており安全性も申し分無く、かっこよさはそのままにグレードアップされたバリアントプロは見逃せないでしょう。
正直言って日本人にとってはヘルメットも日本国内メーカーに絶対の信頼を置いている人は多いと思いますが。「かっこいい」「見た目のインパクト」「人と違った」を求めている人にとってiconは外せないヘルメットとして知っておきたい所。
バリアントプロでかっこいいと思うグラフィックモデル
【TOTEM】
TOTEMはトーテムポールみたいな民族で描かれている様なデザインのグラフィックモデルとなっています。絵自体は柔らかい雰囲気を出していますが、白黒カラーからはクールな印象も受けますね!
BELL(ベル):MX-9
BELLヘルメットは「ブリット」や「moto-3」と言ったクラシックな雰囲気が前面に出ているヘルメットが有名ですが、シールド付きオフロードヘルメットもかっこいいものですね
オフロードヘルメットの場合はクラシックというよりも先進的要素の方が強く、ライダーに高い快適性や機能性を提供してくれます。
このMX-9でも…
- MIPSマルチ方向衝撃吸収システム
- ポリカーボネート複合シェル、軽量構造
- 優秀なエアベンチレーション(ベロシティフロー換気)
- 曇り止め、傷防止、UVカットシールド
などと先進的ヘルメット技術が盛り込まれており余念がありません。
そして、BELLヘルメットの売りとも言えるオシャレでセンスのあるグラフィックデザインも健在!そんな感じでとても良いヘルメットなのに物によっては3万円を切る価格で購入できてしまうというコスパ具合なんですよね!
グラフィック・カラーバリエーションは筆者が探した中でもたくさんあり、全部紹介するのはとても大変なので省略させてもらいますね…。
MX-9でかっこいいと思うグラフィックモデル
▲このグラフィックモデルでは4パターンのカラーバリエーションがありますが、その内の2パターンのカモ柄が特にかっこいいと思います。
▲このグラフィックモデルは暗いベースの色の中にさりげなくカモ柄が入っていてオシャレ&クールなヘルメットとなっています。派手過ぎは苦手だけどグラフィックは欲しいという人におすすめ!
▲派手さが欲しい人は’20-21年モデルの新しいグラフィックがぴったり!ストリート系印象の強い色使いがあなたに注目を集めますね
SCHUBERTH(シューベルト):E1
まず最初に言っておきますがこのヘルメットは高いです…今まで紹介したオフヘルの数倍の値段で購入する事が出来るレベルというのを覚えておきましょう。
ただ、かなり優秀で利便性の高いオフヘルルックなヘルメットが欲しい人には覚えておいて欲しい一品というのも間違いありません。
今まで紹介してきたオフヘルは「オフヘルをロードメインモデルに寄せた」感じでしたが、E1は逆で「ロードメインモデルをオフヘルに寄せた」感じというのは分かってもらえるでしょう。
その秘密はシステムオフヘルメットだからというのも1つの理由かと思います。
このヘルメットはオフヘルには珍しくチンガードがオープンになるシステムヘルメットになっているんですよね!システムヘルメットを使った事がある人はご存じの通り、これが出来る事による利便性や開放感はなかなかのものですよね?
- 優秀な空力性能
- 優秀な静音性
- 曇り防止、傷防止のシールド
- インナーサンバイザー
などとシステムヘルメットのチンガードフリップアップ以外にも上記の嬉しい機能面が揃っており、かなり優秀なヘルメットになっています。
安全性能もECE 22.05規格を取っており万全です!ただ…高い。
高いが、オフヘルにもフリップアップするシステムヘルメットがあれば良いのに…と思っていた人には朗報なのは間違いありませんね!
E1でかっこいいと思うグラフィックモデル
▲黒ベースにネオンイエローが使われているモデルはかっこいいかと思います。他のモデルはパステル系が使用されていたりしますが、このスタイリングには暗い印象の方が合うしかっこいいかと思いますね!
明るめでスポーティさが欲しい人にはTUAREGのレッドがおすすめ。全体的に明るい色を使って印象がぼやけてしまいそうですが、バイザー部などの黒でしっかりとまとめてあります。
FLY RACING(フライレーシング):TREKKER(トレッカー)
フライレーシングは日本じゃあまり聞かないヘルメットメーカーかと思いますが、本格オフヘルメットと言われるくらいのメーカーです。
そして筆者的にシールド付きオフヘルの中でも1、2を争うレベルでかっこいいと思うスタイリングをしています!(グラフィックもかっこいいものが多い)
- 正面口元、バイザー下に2か所
- 後部に6か所、上部2か所
とエアベンチレーションがかなり多く、40km/h程度で走行風が流入してくるのが体感できるというベンチレーションの多さと効果を持っています。(もちろん開閉自由)
- 曇り防止、傷防止、UVカットのシールド
- 丈夫で軽量なポリマーシェル
- ECE、DOT規格適用の安全性能
とベンチレーション以外にも機能面は充実しています。
が、1つだけ残念な点があり「シールド全開時、おさまりが悪く視界にちらつき気になる」という点。
シールド全開時でも画像のような半端な位置までしか動かないので、ちょっとわずらわしさを感じるのが唯一残念かと。
トレッカーでかっこいいと思うグラフィックモデル
▲このグラフィックモデルのカラバリは3パターン用意されており、どれもかっこいいのでバイクに合わせたり、好みで選ぶと良いかと思います!
▼バイザーやゴーグルスタイルが好きな人はこっちのページも参考になります。(一部載っています)
まとめ:この7選は文句なしで使えるくらい優秀でかっこいい!
他にもオフロードタイプ以外のバイクタイプに合わせても全然マッチしやすいというシールドオフヘルはありますが、その中でも「性能、見た目」両方ともが満足いくレベルの7選を紹介しました。
多くがフルフェイスなどと比べると安く感じるくらいの価格で購入出来るので手が届きやすいという点が1つ大きいかと思います。
が、それ以前にスタイリングやグラフィックがかっこよく見た目的にも十分に満足いくレベルのモデルが多いですよね?オフヘルの形が好きな人はシールド付きモデルを自分のバイクに合わせて見ると結構合ったりしますので是非トライしてみてはいかがかな?
偏見を捨ててレッツトライ!という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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