バイクのインカムは高い!そんな風に思って有名ブランドのインカムに手を出せないバイク乗りも多くいる事でしょう…
- B+COM
- SENA
- Cardo
などなど…
インカムブランドの定番であり、使い勝手の良いハイエンドインカムを出しているブランドはエントリーモデルだとしても高く、多くのバイク乗りが使っている定番モデルは安くても3万円程度は覚悟しなければならない。
そしてインカムを選ぶ際の注意点としては「よく一緒に走る友達」と同じブランドで合わせるのがベストな選択だとも言えます。
もちろん色々な人と合わせられるように…と多くに対応出来るものをと考えるならB+COMを使っておけば間違いはありません!ですが、自分が3万円くらいのインカムつかってるからと言って友達にもそれを買ってもらうのはあまりにも忍びない…ともなります。
帝都産業の「デュアルチップインカムT2」はそれら有名ブランド並みに多機能ですが、比較的安く買えるインカムとなっているので誰かと合わせて買うというのに向いています。
帝都デュアルチップインカムT2はタンデムや仲良しと合わせるのに丁度良い
インカム選びで一番困るのは「ツーリング時には会話をしながら走行をしたい」と思っている場合の選択です。
誰のインカムと合わせるのか?と言うのが重要となってくるのですが、違うブランドの物を使っているとユニバーサルインターコムという機能を使用しなければならなく、しっかりと操作を覚えておかないとペアリングにかなり時間がかかります。
筆者はB+COMを使用していますが、たまに違うインカムブランドの人と走行するケースがあるのですが、30分以上インカムと格闘してもペアリングできず、結果的にLINE通話を併用しつつ会話をする事になる場合も少なくありません。
もちろんLINE通話を併用しても通話は可能ですが、やはりインカムのペアリングよりは精度が悪くかなり聞き取りづらいという事もよくあります。
なので合わせられるのであればブランドを合わせられる方が良いですね!
【デュアルチップインカムT2はこんな人におすすめ】
- タンデム用に2つインカムを探している
- 仲良しなバイク友達と一緒にインカムを探している
- 皆でインカムを合わせようと探しているが価格は安い方が良い
という感じ特定の相手と一緒にインカムを揃えようと思っている人におすすめです。
何度も言いますが、特定の人とでは無く使用人口が多くたくさんの人と対応出来るインカムなのであればB+COMが一番無難だと言えますからね!紹介するインカムはあくまで「特定の相手と合わせる+比較的安いのが良い」という場合になります。
ちなみにこのインカムは約\15,000-程度で比較的手ごろな価格!
デュアルチップインカムT2は多機能なのに安い
インカムの機能の多さは実はブルートゥースチップの数に違いがあったりします。ブルートゥースチップは現在だと1つか2つに分類されますが、このインカムは2つ内蔵しています。
ブルートゥースチップの数 | 1つ | 2つ |
スマホとの接続 | 〇 | 〇 |
他インカムとの接続 | 〇 | 〇 |
スマオと他インカムとの同時接続 | × | 〇 |
という感じで違ってきます。
「ブルートゥースチップの数=同時に接続できる他機器の数」という形になります。単純な数の違いになりますが、出来る幅が拡がるのでチップは2つの方が多機能です。
【ブルートゥースチップが1つでも出来る事】
- スマホのナビ音声や音楽を聴く
- 他のインカムとペアリングして会話する
【ブルートゥースチップが2つじゃないと出来ない事】
- スマホの音声を聴きながら、他のインカムとペアリングして会話
【ブルートゥースチップが2つだと助かる事】
- マスツーの先頭で行き先をナビしながら、会話もする人
ざっくりとチップの数で違う部分はこうなりますね。
ブルートゥースチップが2つ必要な場合というのは主にマスツーで先頭を走行する場合ですね!筆者は誰かと走行する時にはB+COM ONEを使用しており、チップが1つなのでマスツーの先頭は担当出来ません。
なので時よりいつも先頭を走ってくれている友達に悪いなぁ…と思ったりもしますね。
となるので必要じゃないと思っていても無いよりは2つあった方が良いというのは言うまでもありませんね!
デュアルチップインカムT2はブルートゥースチップの数だけでは無く便利
デュアルチップインカムT2の売りはブルートゥースチップが2つというだけでは無く、本当に多機能です!
- スマホとインカムの同時接続が可能(これは説明済)
- FMラジオ搭載
- ユニバーサルインターコム搭載
- 3つのイコライザープリセット搭載
- IP65の高い防水防塵性能
- 音楽シェア可能
- DSP-CVCノイズキャンセリング搭載
という感じの多機能具合を持っています。
3つのイコライザープリセットと言うのは、「ハイレンジ/ミドルレンジ/ローレンジ」というどの音域を聴きやすくするか?という聞きやすさ調整機能だと思っておけばOKです。
インカムを繋いでおいてデュアルチップインカムT2で聴いている音楽を一緒にツーリングをしている仲間にシェアすることも可能になっていますよ!
機械スペックはハイエンドには劣るが安さゆえに目を瞑るしかないかも
インカムという機械としてのスペックは安さゆえにか流石にハイエンドモデルには負けている…
- 電池容量:1,000mAh(650mAh)
- 最大通信距離:500m(1.4km)
- 同時通話可能人数:4人(6人)
- 連続待機時間:約15日(-)
- 連続通話時間:約8時間(約12時間)
- 連続音楽再生時間:約10時間(約14時間)
機械的なスペックは上記の通りとなっています。()内はB+COM ONEのスペック値。
B+COM ONEは筆者もかなり気に入っていますが、B+COMの中ではハイエンドでは無くスタンダードモデルに位置しているにも関わらず3万円ほどします…というわけで結構スペック的には高いですね。
それらと比べてしまうとやはり見劣りしてしまう部分はあります。
1番の不安要素は最大通信距離が500mという点でしょう…インカムは表記通信距離の半分が快適に通話できる最大距離だと思った方が良いとされているので実質使える距離は約250mという感じかと。
普通にマスツーリングをしている分にはおおよそ問題はなさそうですが、信号で分断されると一気に通信が途切れてしまうでしょうね。
とはいえ連続通話時間が8時間と割と長めだったり4人までの通話が可能だったりと最低限のスペックはおさえられているので安く多機能で十分なインカムだと言えますね!
他のインカムではオプション品で追加購入が必要なカラー変更パネルは付属
他のインカムでは色違いの着せ替えパネルはオプション品となっており、数千円を出して追加購入しなければなりませんが、このインカムは画像のお6カラーのパネルが付属となっているので追加購入の必要は無し!
自分のヘルメットの色に合わせたり、自分の好みの色や気分に合わせて選んで付け替える事が出来る仕様になっています。
まとめ:機械的スペックは低めだが、多機能で色も自在!
他と比べて価格が抑えられている分、インカム本体のスペック(使用時間/通信距離)はハイエンドや有名ブランドに比べてやや低め。
ですが、ブルートゥースチップが2つ搭載されているのでやれる事は多めになっており安い割に多機能インカムとなっているので満足度はかなり高めになるでしょう。
ボタン数も多くなく操作性も悪くなさそうなので高いインカムはちょっとハードルが高いと思うバイク乗りには丁度良いインカムでしょう。
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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