このページではトライアンフの新型モデル「TRIDENT(トライデント)」のプロトタイプが発表されたので紹介します。
トライアンフはイギリスのバイクメーカーであり、最近では日本での人気が前以上に上がっておりその勢いはなかなかです。
もともとトライアンフはとてもかっこいいバイクが多く、日本人が好むようなデザインもあるし個性のあるモデルもある!人気が出るのも頷けますね。
筆者も昔「DAYTONA675」ってトライアンフのバイク乗ってたもんね!
そんなトライアンフから新モデルであるTRIDENT(トライデント)というバイクのプロトタイプが発表されました!
この記事がおすすめな人
- トライアンフが好き
- 新モデルってどんなのが出るの?
- トライアンフの新型ネオクラシックバイクってマジ?
こんな人におすすめです。
主観ですが、ネオクラシック調であり、どれかと言えば”ストリートファイタースタイル”というのがしっくりくるプロトタイプとなっています。
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トライアンフの新ネオクラシックバイク「TRIDENT」のプロトタイプ発表!
丸目一灯であり、スタイリングもバイクらしいネイキッドな感じになっていますが「倒立フォーク」や「ギュッと凝縮された様なボディ」からはネオクラシックストリートファイターがしっくりきますよね!
スタイリングを手掛けたのは”トドルフォ・フラスコーリ氏”であり、このデザイナーは何度かトライアンフのバイクをデザインしており「スピードトリプル」や「タイガー1050」、2020年モデルの「タイガー900」などもデザインしています。
まだまだ色も付いていないプロトタイプの発表ですが、エンジンが3気筒でありトライアンフらしい部分は十分に感じられます!
しかし、現段階の詳細な好評はエンジンが3気筒という事だけであり他は不明…
チーフプロダクトオフィサーの”スティーブ・サージェント氏”は「ライバルはホンダCB650R、カワサキZ650、ヤマハMT-07などを想定している」と明言している事から、ミドルクラススペックのモデルになる事が予想されますね!
トライデントは復刻?
トライアンフには「TRIDENT(トラインデント)」の名前は既に使われているのです。
トライデント900というモデルが既に1991年に登場しています。
発表されたトライデントはこのトライデント900の復刻モデルとしての登場なのでしょうか…しかし、スタイリングを見てみるとかなり異なるので新型モデルに「トライデント」の名を冠するようにも感じます。
トライデントはギリシャ神話の海の神である”ポセイドン”が持つとされる伝説の3本槍ですが、トライアンフの売りである3気筒にふさわしい名前ですよね!
その名前からもトライアンフの代表的なモデルになる事が期待されているかのように感じます。
プロトタイプでもモダンで魅力的な要所
発表された「TRIDENT(トライデント)」は色が付いておらず、真っ白な見た目をしていますが細かく見てみるとかなり魅力的なバイクとなるのが期待出来ます。
真っ白な見た目でも魅力的な部分は十分に伝わりますね!バイク乗りの中でも後ろから見た構図が好きだという人も多いくらいですが、トライデントを後ろから見た感じもかなりかっこいい!
スポーティデザインがフルに生かされておりかなり魅力的な後ろ姿…
フレームなどはそこまで個性は感じられませんし、色も付いていないのでそこまで魅力は感じられません。いわゆる普通な感じ…
ですが、エンジン部をわざわざ白色にするわけでもないですし恐らく「販売時モデルと同じ」でしょう。
トライアンフのロゴがさりげないながらもしっかりと主張しており、短いマフラーはバンク角を考えられており、スポーティさを助ける見た目をしています!
反りあがったテール部には、そのラインに沿うようにテールランプが装備されていて、小さなトライアンフロゴが存在。
こんな細かな所にもオシャレやデザインに対しての気の遣い方が海外モデルの魅力だったりもしますよね!
ちなみにトライアンフのロゴはイギリスの国旗である”ユニオンジャック”が書いてあるんだよ!
丸目一灯のネオクラシックバイクの代表的なルックスであるヘッドライトにもトライアンフロゴが付いており、武骨なクラシックデザインでもしっかりとこだわられていてかっこいい。
メーターも丸くてモダンなデザインとなっていて、クラシック感を持っていながら高級感も感じられます。
色が付いた時の印象がどうなるかは想像つきませんが、黒であれば高級感が増すでしょうし、現状のプロトタイプでも白色との相性がかなり良い!
下手にバイクにカラーリングが付くよりも黒や白の単色の方が高級感があって良いかもしれませんね。
こんな感じのPR画像もありますが、若干ですが色が付いたトライデントを想像する事が出来ます。
赤と白しましまはユニオンジャックを意識しての事だと思いますが、トライアンフのバイクではレッドカラーの印象がほとんど無いですが、赤色カラーデザインでも全然イケそうです!
印象が強い赤色でここまでの期待が持てるので、他のカラーリングでもかなり良い具合に仕上がるんじゃないかというイメージを持てますね!期待度は高い。
トライアンフの他のネオクラシックバイクと比べてみると…
トライアンフのネオクラシックバイクというのは特に珍しいものでも無く、割と定着していたりします。
既に存在しているネオクラシックバイクと比べて「トライデント」はどんな立ち位置になるのでしょうか、見てみましょう。
【ボンネビルボバー】
トライアンフの中でも人気度が高い「ネオクラシッククルーザー」であるボンネビルボバーですが、リア周りからシートに関しては昔の軍隊で使用されていたバイクの様です。
その他ヘッドライトや、ミラーが丸型でありクラシックですが「バーエンドミラー」や「ファットタイヤ」という最近のトレンドを採用する事などで、その人気を確立しているモデルです。
このバイクと比べるのはジャンル違いだけど、トライデントは比較的クラシック要素が少ない気もしないでもないね…
【スラクストン】
スラクストンは日本ではあまり人気の無い印象の「ネオクラシックカフェ」バイクですが、クラシック要素はかなり高いかっこいいモデル。
全体的なスタイリングから、定番のネオクラパーツである丸目一灯ヘッドライトからヘッドライトステーに至るまでかなりクラシカル!
このモデルを選ぶ人はかなり渋くこだわりのあるトライアンフ好きバイク乗りだと感じる1台です。
同じくスポーツモデルのバイクだね。このモデルと比べるとスポーティさはトラインデントの方が高いけど、クラシック感は現状は低い印象だね。
【ボンネビルT120】
ボンネビルはトライアンフの代表的なクラシカルモデルですが、T120は2016年に新登場したボンネビルの名を受け継いだネオクラシックバイクです。
クラシックスタイルをフルに受け継いでおり、そのエンジン周りからマフラーエンドまでの古めかしい魅力はかなり大きいですし、楕円形タンクやフラットシート、スポークホイールの組み合わせ…
ぱっと見はキャブ車を積んでいそうなクラシックルックスであり、クラシックな見た目が好きなライダーにはとことんハマるモデルなのは間違いない。
クラシックルックスがヤバイモデルだからスポーティデザインを入れている時点でトライデントにクラシックさでの勝ち目はないよねぇ…w
以上のトライアンフラインナップに名を連ねる代表ネオクラシックバイク達と比べると、トライデントのクラシックさはやや弱い印象があります。
しかし、プロトタイプからも分かるようにそれは「スポーティさ(走行スペック)」が高いという期待が逆に持てます。
やはりバイク単体で見ると単純に速く走行出来るのはクラシックルックスよりも、先進的に速さを求めたルックスやスタイルである事は間違い無く、トライデントもクラシックさを入れてはいるが走行も妥協しないという印象があります。
なので走行スペックは十分にあるが、クラシックルックスにもかなりステータスを振っているモデルに比べるとクラシックさでは弱い印象はありますが、走行スペックは高そうという印象が持てますね!
プロトタイプ「トライデント」のまとめ
発表されたプロトタイプを見ても、現状販売されているネオクラシックなモデルと比べてみても「トライデント」は比較的スポーツ走行を視野に入れているモデルじゃないかと思います。
足回り装備の…
- 倒立フォークの採用
- フロントダブルディスク
- 曲がったスイングアーム
などしっかりした性能を追求している印象や…「短く真ん中に持ってきたサイレンサー」でマスの集中化を図っている。
スタイリッシュでリアタイヤから離れる様に反りあがったリア周りなどなど、やはりストリートファイターを思わせるような風貌をしているので走行にも妥協を持たないイメージなんですよね!
クラシックルックス満載のモデルは既にトライアンフでは結構ラインナップされている上に人気を確立しているモデルって結構あります。
そして、走行スペックの高いモデルも十分に用意されており”コスパの良いモデル”も存在していたりで評価もされている。
逆に、走行スペックがイケイケでクラシックルックスの見た目のバイクってそんなに無くない?という印象だったので、一石を投じる形で「クラシックルックスなストリートファイター」を出す!みたいな感じなのでしょうか。
デイトナは復活しましたが、カウルレスなスポーツモデルって個性的で賛否が分かれる”スピードトリプル、ストリートトリプル”シリーズがスポーティモデルで残っているだけなので
流行っていて、多くの人を魅了するのが期待できるクラシックルックスなスポーティモデルを出そうという事でなのかな~って思います。
いずれにしても早く色の付いたモデルが見てみたいですね!あと詳細なスペック情報とかも!
という事で、現場からは以上です!
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