ツーリングに出かける時のバイクの積載を考えると色々あるかと思います。
- バックパック(リュックサック)
- ウェストバッグ
- ヒップバッグ
- ショルダーバッグ
- サイドバッグ
- タンクバッグ
- シートバッグ
- etc
こんな感じで色々ありますよね?積載空間が無いといっても過言ではないバイクにとってはバッグ類は必要不可欠なのは間違い無いでしょう。
バイクに使用するバッグ類には「○○はライダーの動きを~…」「○○は見た目が~…」なんて言われる事もありますが、これらは確かにその通りと言えることはありますが、あくまで一個人の意見なので本人が使用してみないと分かりません。
動きを阻害されるなんて言われるバッグを着用していても、峠などを「上手に安全に速く」走行出来る人もいれば、デメリットが少ないと言われるバッグを使用していても下手な人もいますよね?つまりそういう事。
まぁ前置きはここまでにしておいて…このページではシートバッグを紹介しますよ!
- 定番のタイプじゃないものが良い
- 防水タイプのオシャレなシートバッグが欲しい
- ガンメタや暗い色に合うシートバッグを探している
- オフロードやアウトドア系のバイクに合うシートバッグが欲しい
こんな人におすすめです。
紹介するシートバッグは「積載量そこそこ、防水性でカジュアルな見た目」のシートバッグになっています。では紹介しましょう
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https://www.subablobike.jp/ttpl_motorcycles-waterploof-smallbags
オシャレなツーリングバッグ「TTPL:touring7」レビュー!1dayにピッタリなサイズ感
まずはよく紹介されているシートバッグとはどんなバッグなのか?という説明をしていきましょう。
【シートバッグの良いところ】
- ちょっとした積載を確保出来る
- ライダーの肩や腰の負担が無い
- ライダーのバイク上での動きを阻害しない
【シートバッグの良くないところ】
- タンデム(2人乗り)が出来なくなる
- たくさんの積載をする事は出来ない
よく認知されているシートバッグと言うのはこんな感じです。
ただ1つ覚えておく必要があるのは、上記はよく認知されている事なだけであり「ライダーへの負担や阻害」に関しては人によるところが大きいです。
他のバッグを使っても負担も阻害も無い場合もあるので参考程度にシートバッグのスタンダードなイメージという風に考えておけばOKですよ!
TTPLのtouring7とはどんなバッグ?
touring7(ツーリングセブン)はちょっとした小物(例えば貴重品や必需品)を入れてツーリングに行くときに丁度良い積載量をしています。
つまり、日帰り(1day)ツーリングに丁度良い積載量って事だね!
日帰りツーリングでは寝泊まりをする必要が無いので、ちょっと出かけるだけの用意で十分ですよね?
- 貴重品(財布や鍵など)
- 雨がっぱ(レインウェア)
- 積載工具
などでしょう。天気が良かったり不要と言うのであれば雨がっぱは不要ですし、積載工具も不要なら貴重品くらいじゃないですか?
つまり日帰りツーリングではそんなに大きなバッグは必要無いという事になりますね!大きなバッグに少ない物となると余っている部分が邪魔と感じたり、バッグの中で物が踊って傷が付いたりする可能性もあります。
持っていく荷物に合う適度な積載量は結構大切だったりしますよね?
touring7は具体的にどれくらい入るのか?
TTPLのtouringシリーズの名前につく数字は容量(リットル)を表しています。つまり、touring7では7L分の物を入れることが出来るというわけですね!
7Lと聞くと「2Lボトル3本と500mlボトル1本」なんかを予想しますよね?結構多いですよね!でも残念ながらtouring7は7Lも入らないと思った方が良いですね。
▲touring7の後ろの方はU字になっていて、これは形状を整えているからです。
防水仕様のバッグ類はターポリンなど曲がりやすい柔らかい素材を採用されていて、荷物を入れていなければ形が崩れた状態になります。
しかし、touring7は形状を整えているので中が空でもバッグの形状はしっかりと立体です。この形状を整えているのが7Lを満足に入れるのを大変にしています。
▲中を見てみると黒いU字型インナーウォールが入っています。
▲上部から見ると赤ラインのようにインナーウォールが入っています。でも考えてみると荷物として持って行くものって角ばっているものばかりですよね?つまりU時のように曲がったバッグには合わないんです。
7Lを満足に使うのは難しいけど、十分に入る
7Lも入れば十分じゃん!てか見た目の割に結構入るよね?
と思った人にはちょっと残念ですが、4L以上入るのは確認出来ています。
▲身近な飲料であれば分かりやすいと思い入れてみましたが、上の画像の飲料3本が横に1列で入れる事が出来ました。(1L牛乳×2と2Lの水×1)
これらの飲料を横に並べてもまだ上に空間が空いているので少なくとも液体で1Lは入るでしょう!つまり体感で5L程度ははいるということになりますね。
他にはどんなものが入る?
他にはどんなものが入るかなぁ…と思うでしょうが、その前にまず日帰りツーリングで自分は何を持っていくか?と言うのを思い出してみましょう。
- 財布
- 家の鍵(バイクの鍵とは別で持って行く)
- 積載工具(バイク購入時についてきた割としっかりした物)
- 飲み物(500mlかミニボトルコーヒー)
- スマホ
筆者は上記の物を持っていきますね!スマホはスマホホルダーに付けるからバッグにはいれませんけどね。
これでもまだ半分余っています。高さが14cmあるのでドローンも入ればカメラなども普通に入るでしょう。
つまり貴重品(財布や鍵)+他に必要な物をそこそこ入れる事が出来るという事です
上部のゴムバンドが地味に嬉しい
touring7の上面には長さ(キツさ)調整可能なゴムバンドが設置されていますが、これが地味に嬉しいです。
バイクから降りた時は必ずグローブを外すかと思いますが、シートやタンクに乗せておくと気づいたら地面に落ちていた…経験ありませんか?
▲ゴムバンドにグローブを挟んでおけば風や滑り落ちる事が無いのでこれが地味に嬉しいですね!長さ(キツさ)調整も出来るのでここに何かを挟んで走行しても落とす心配も無いでしょう。(はみ出して風に煽られると不安ですけどね)
- たたんだ服1着(かさばらないタイプ)
- 圧縮収納してあるレインウェア
- 帽子
- etc
こんなものを挟んで走行出来そうな感じがしますね
他にも嬉しい機能がいくつか…
多くもなく、少なくもない丁度良い積載と上部のゴムバンド以外にもまだまだ嬉しい機能がいくつかありますよ!
ブロックロゴのリフレクター(他車からの視認性アップ)
ライダーの安全へ配慮したのがブロックロゴのリフレクターで、touring7の後方のU字部分(カーブ部)にはリフレクター素材が採用されています。
▲暗い時間帯に走行していても後続車のライトが当たれば、そこそこ大きめに用意されているブロックのロゴがリフレクターとして視認性をアップさせます。
テールランプが切れちゃっててもこれがあれば視認してもらえるね!
ランプ切れはライダー責任だけどね…でもやっぱりこういう気遣いは嬉しいかもね!
防水仕様で急な雨に降られても中身は安心!
touring7は見た目や手触りの印象とは違って防水仕様となっています。実物を見たり触ったりすれば分かるかと思いますが、防水仕様とは思えません!でも防水仕様なんです
▲防水の秘密は特殊な熱溶着マシンによる接合技術を使い、縫製の無い完全防水を実現しているからだそうですよ!
余分なベルトは畳んで小さく出来る
シートバッグの装着方法は基本的に「シートに付けるベルト&シートバッグについているベルト」の構成ですよね?touring7も同じです。
▲シート側に付けるベルトは汎用品のバッグを色々なバイクに装着出来るようにと長く作ってあります。でもこのままではタイヤに干渉したりして危険です。
▲たたむ為のマジックテープがベルト自体に付いており、タイヤなどに干渉しないようにたたむことが出来ます。
画像は丁寧にたたんだ状態では無いのでちょっと不細工ですが、丁寧にたためば余りのベルトを目立たなくすることも出来ますよ!
丁寧にたたむことでここまで小さく目立ちにくくすることが出来るよ!
せっかく洒落たバッグなのに余ったベルトで台無しにしたくないもんね!
touring7をバイクに装着した感じ
touring7はよく見るようなシートバッグとはちょっと違ったカジュアル感のあるものだという事をここまで乗せた画像で思えたかと思います。
筆者が使用しているものはカラータイプがブラックで、見た感じの色は「グレーのデニム質感」です。
▲筆者のvitpilen701はガンメタとブラックのカラーリングをしていますが、見事にマッチしていると思っています
遠目でグローブなどの影があるので分かりにくいですが、ブラックカラーと表記されている製品ですが「グレーでしょ!」って印象の出るカラーリングなのでガンメタ系や、暗い色(ブラック、ブラウン、ワインレッド)などのバイクに合うかと思います!
オリーブカラーはアウトドア系に合いそう
touring7にはグレーに見れるブラックカラーの他にオリーブカラーも用意されていて、そっちはアウトドア系「オフロードやアドベンチャー」などに似合いそうです。
正式なカラー名称はコヨーテブラウンだけどね!
▲こちらがオリーブカラーですが、砂みたいな色をしているのでアウトドア感がありますね!
TTPLの公式サイトでも同じ色の「CT125/ハンターカブ」に装着されており、ピッタリなマッチングをしています。
▲同じような色のバイクであれば似合いやすいのは当たり前ですが、もともとアウトドア感のあるハンターカブと言う事もあってかなり合っていますよね!
まとめ:自分のバイクカラーに合うならtouring7はかなりおすすめ!
touring7は「ブラックとオリーブ(正式名称はヴィンテージブラックとコヨーテブラウン)」の2色が用意されていますが、シートバッグとしてはあまり無いカラーリングです。
なので大前提として自分のバイクにこの色が似合うか?と言うのは大切です。
バイクと合わせて違和感があったり、ダサくなったりしたら嫌でしょ?
自分のバイクと合うと思うのであれば…
- 日帰りツーリングに丁度良い積載量
- 地味に嬉しいゴムバンド
- 防水
- リフレクター付き
- ベルトもたためる
という嬉しい機能が揃っているツーリングバッグである事は間違い無いでしょう!
ただ、U字部分はデッドスペースになりやすく7Lも入らないという点があったりしてギッチギチに詰め込もうと思うと使いにくいです。
なので日帰りツーリング時の積載物は筆者と同じような必要最低限かなぁ…という人に特におすすめだと思いますよ
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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